
私は新卒で東証一部上場企業に入社し、20代半ばで海外赴任を経験。その後20社以上の転職エージェント・転職サイトを使って転職活動を行い、世界時価総額ランキングトップ10に入る外資系大手ITや、日系大手企業など、複数の企業の内定を得ることができました。
実際に転職活動してわかったのですが、転職者にとって問題なのは、転職サイト・転職エージェントの数が多すぎること。転職サイト・転職エージェントは、大手・中小含めると20,000を超える会社・事業所が存在しているので、どれを選んだらいいかわからない人は多いです。
そこでこの記事では、私が実際に使ってよかった、かつ評判の良い転職エージェント・転職サイトを、11つご紹介します。
私は現在転職支援の仕事もしており、良い転職を実現しやすい転職エージェント・転職サイトを、あまり知られていない「転職業界内での評判」も含めて理解しています。業界で評判の良くないエージェントは今回すべて除外しています。
本記事を読めば、あなたの希望の働き方を実現できる転職エージェント・転職サイトが見つかるでしょう。
IT技術職の方/IT技術職志望の方向けサービスは、
目次
転職エージェントと転職サイトの違い

項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
気軽さ | ◯ コンサルタントと面談しながら進める | ◎ 自分一人で進める |
求人の数 | ◯ 転職サイトより求人の数は少なめ | ◎ 圧倒的に求人数は多め |
求人の質 | ◎ Confidentialな良質求人が多い | ◯ 転職エージェントと比較するとハイクラス求人は少なめ |
サポート力 | ◎ 経歴書添削・面接対策まで全て代行してくれる | ◯ 全部自分で対応する必要あり |
転職決定力 | ◎ 経営陣や人事部長に、コンサルタントが後押ししてくれる | ◯ 自分一人で交渉する必要あり |
費用 | ◎ 無料 | ◎ 無料 |
利用がおすすめな人 | 時間をかけても良い転職がしたい人 | 情報収集・自分一人で転職活動を進めたい人 |
転職エージェントと転職サイトの違いを一覧にすると、上記の通りです。
一番大きな違いはコンサルタントの介在の有無
転職エージェントと転職サイトの一番大きな違いは「コンサルタントの介在有無」です。
転職エージェントはコンサルタントが間に入る
転職エージェントの場合、企業とあなたの間にコンサルタントが入ります。
コンサルタントを通じて求人紹介を受けたり、企業とやりとりをしていくのが、転職エージェントの仕組みです。
転職サイトは企業と直接やり取りする
一方転職サイトの場合、コンサルタントの介在はありません。自分で転職サイトから求人をチェックし、自分で経歴書を作成し、自分で応募をします。
このように、企業と直接やり取りするのが転職サイトの仕組みです。
転職エージェントと転職サイトのおすすめの活用方法

「転職エージェント」をメインで使うことがおすすめです。なぜなら、転職エージェント経由の方が、選考や転職を有利に進めやすからです。
転職エージェントなら推薦状付きで応募ができる
上記の通りで、転職エージェント経由で転職活動をする場合は、「転職エージェントの推薦状付き」で企業に応募することができます。
推薦状付きで応募すると、本来転職サイト経由では通らないような企業でも、選考に通ることがあります。
例えば僕の場合は、世界時価総額トップ10に入る大手外資IT企業に応募をしました。かなり要件が高い企業だったので、僕の経歴では厳しいかなと感じていました。ですが転職エージェントの推薦もあり、無事に書類選考を通過することができたんですよね。
他にも、別の日系大手企業では、特別に書類選考を免除し、面接に進むこともできました。
転職サイトは求人数が多いので、情報収集としてはぴったりです。ですが、選考になるとエージェントより利点が減るので、あくまで情報収集の一環で利用すると良いですね。
交渉も転職エージェントに任せられる
転職サイト経由で苦労するのは「交渉」です。
転職サイトでは自分でいろんな条件面を交渉する必要がありますが、転職エージェント経由であれば「交渉」を転職エージェントに間に入ってしてもらえることがあります。
これは本当に失敗する人が多いので伝えたいですが、転職の場合、いまの職場でどれだけ優秀な方であっても、転職した先で活躍していけるかはわかりません。
ですから、転職エージェントを通じて交渉し、年収維持、または年収UPで転職することを強くおすすめします。
これから転職エージェントを利用すると、「入社するときは確かに年収が下がります。ですが、活躍すれば1年でも年収は上がるので心配ないですよ!」というアドバイスを受けることも出てくるはずです。
ですが、活躍できる保証なんてどこにもないですし、実際に2年も3年も年収が上がらない人を、僕はたくさん見てきました。特に大手からベンチャーに転職し、年収が一向に上がらない方が多いです。
年収を下げることは簡単ですが、上げることは多大な労力が要ります。だからこそ、年収に少しでもこだわりがあるなら、転職時に年収を下げることは簡単に受け入れてはいけません。
もちろん、仕事に重視することが年収以外であれば、年収を下げても良いと思いますよ。本当にやりたかった仕事とか、先を見据えてスキルや経験を積みにいくとか、そういう目的がはっきりしているなら、年収を下げて転職はもちろん良い選択です。
ですが、目的がないまま年収を下げて転職すると、後悔している人が実際かなり多いので、本当に注意して欲しいです。
その点、転職サイトを使って、自分一人で企業と交渉すると、企業に丸め込まれるケースも多いので、交渉に自信がないなら、転職エージェント経由できっちり希望を伝えてもらうことが必要です。
まとめると、転職サイトは求人の情報収集として利用し、転職エージェント経由で応募する、これが最もおすすめの方法です。
【比較表】おすすめ転職エージェント・おすすめ転職サイト11社の比較【費用・特徴など】
転職エージェント | 形態 | 特徴 | おすすめな人 |
転職エージェント | 日本最大級の転職エージェント 未経験に強い | 全ての人(第二新卒〜) | |
転職エージェント(転職サイト機能もあり) | リクルートに次いで大手エージェント 未経験に強い | 全ての人(第二新卒〜) | |
転職エージェント | ハイクラス・グローバル求人に強い | 20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス | |
転職サイト/転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス | |
転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 25歳以上、かつ年収600万円以上のハイクラス | |
転職サービス | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス | |
ロバート・ウォルターズ | 転職エージェント | 英語・グローバル求人に強い | 英語が堪能な方・グローバル志向 |
クライス&カンパニー | 転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス |
リクナビNEXT![]() | 転職サイト | 日本最大級の転職サイト | 全ての人(第二新卒〜) |
転職サイト | 第二新卒、20代に強い | 第二新卒・20代 | |
ハイクラス転職サイト「転機」 | 転職サイト | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス |
上記の通りです。それぞれ特徴が違います。
迷った時におすすめの転職エージェント・転職サイトの選び方
万人におすすめな総合型転職エージェントである「リクルートエージェント」と「dodaエージェント」をまず利用し、「
ビズリーチ」でハイクラス求人を網羅すれば、最初の一歩として十分でしょう。
その上で、20代で経歴に自信のない方は、20代未経験に強い「キャリトレ」を併用したり、ハイクラス・グローバル求人に関心が強いなら「JACリクルートメント」、英語求人が良いなら「ロバート・ウォルターズ
」、といった風に、あなたの希望に近い転職サイト・転職エージェントを追加することがおすすめです。
【おすすめ】転職で使って本当に良かったおすすめ転職エージェント・転職サイト4社【評判も良い】

実際に僕自身が使ってよかった転職エージェント・転職サイトを紹介します。
まずは最も役立って、今も重宝して使い続けている転職エージェント・転職サイト4社です。この4社の中から、自分の軸となるサービスを見つけることが、第一歩です。
リクルートエージェント【日本最大手の転職エージェント。未経験の支援にも強く、圧倒的な求人数を持つ】
dodaエージェント【リクルートエージェントと並んで最大手の転職エージェント!同じく未経験に強い】
JACリクルートメント【ハイクラス・高年収層向け・ハイクラス求人に強い転職エージェント。現年収600万円〜1,500万円の方向け】
ビズリーチ【ハイクラス・高年収の求人に強い会員制求人サイト】
リクルートエージェント

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:全ての人(第二新卒〜)
- 対応地域:全国
- 形態:転職エージェント
- 公式サイト:
リクルートエージェント
リクルートエージェント は最初に使った転職エージェントでした。僕はここで、日系大手企業を中心に、20社ほど紹介をしてもらいました。
リクルートエージェントは、日本に数ある転職エージェントの中でも、最大級のエージェントです。これまで長年人材業界トップを走り続けてきたリクルートが培ってきたコネクション、ノウハウが詰まっているエージェントなので、多くの求人を知るためにも、まず最初に利用すると良い転職エージェントです。
リクルートエージェントは、企業側を担当するコンサルタントと、僕たちカスタマー側を担当するコンサルタントが、それぞれ分かれています。コンサルタントは総じて頭の回転も早く優秀でしたが、大手ということもあり、能力にはバラツキがあることも事実です。
ですが、もし担当コンサルタントが合わなければ変更を申し出ることもできるので、それは大手ならではの良さですね。
利用者の属性も様々で、僕のように大手志向の方もいれば、ベンチャー志向の方も多数利用しています。どんな経歴、どんな年齢層にも役立つエージェントなので、万人におすすめできるエージェントですね。リクルートエージェント は初めての転職にぴったりです。
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dodaエージェントサービス

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:全ての人(第二新卒〜)
- 対応地域:全国
- 形態:転職エージェント・転職サイト
- 公式サイト:
dodaエージェント
dodaエージェントはリクルートエージェントに次いで大手の転職エージェントです。僕自身、リクルートエージェントと同時期に登録し、これまで日系大手企業を中心に紹介をしてもらいました。
dodaエージェントサービスとリクルートエージェント、この2つを網羅しておくだけでも、世の中の多くの求人は網羅できるほど、この2社の求人数は突出しています。
なおdodaエージェントサービスは、転職エージェント機能だけでなく、転職サイト機能もあります。ただ、これは業界の裏情報ですが、dodaは特に転職エージェント機能で評判が高いので、利用するならdodaエージェントがおすすめです。エージェントサービスの方が、企業の人事責任者や人事担当者の中でも評判が良く、優良企業が多く利用しているためです。
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JACリクルートメント

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス・エグゼクティブ層
- 対応地域:全国
- 形態:転職エージェント
- 公式サイト:
JACリクルートメント
JACリクルートメントはイギリス発祥の転職エージェントです。僕はここで、世界時価総額ランキングでトップ10に入る外資系大手IT企業の内定をはじめ、グローバル求人を中心に選考に進みました。
JACリクルートメントの特徴は、企業側を担当するコンサルタントと、僕たちカスタマー側を担当するコンサルタントを、1人2役でやっていることです。先ほどご紹介したリクルートエージェント と異なります。
1人2役で担当してくれるメリットは、コンサルタント自身が企業の内情をしっかり把握した上で、求人紹介やアドバイスをしてくれることですね。
例えばリクルートエージェントの場合、コンサルタントが2人に分かれてしまうことから、面談してくれるカスタマー側のコンサルタントが、実は企業のことを深く知らないということも、僕は過去に経験しました。(事例として少ないですが)
その点JACリクルートメントであれば、日々企業の経営者、人事部長と直接コンタクトを取っているコンサルタントが求人紹介・相談に乗ってくれるので、実態とイメージのギャップが起きにくい利点を僕は感じました。

僕が実際に使っているJACリクルートメントの管理画面
上記は実際に僕が使っている管理画面ですが、求人ごとに担当が分かれており、おすすめ求人があれば、この管理画面に追加されていきます。気になる求人があれば、担当コンサルタントと相談しながら、選考に進むかどうかを決めていきます。
また、JACリクルートメントはコンサルタントが直接企業とやり取りしている分、書類選考段階で強めに推薦してもらったりと、何かと融通もききやすいことも魅力でした。
ハイクラス特化している分、ご経歴によっては、希望する企業の採用要件と合わず、効率的に転職活動を進められない可能性もあります。ですが、他のエージェントにはないような優良求人に出会えるので、トライしてみることがおすすめです。
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ビズリーチ

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス
- 対応地域:全国
- 形態:転職サイト・転職エージェント
- 公式サイト:
ビズリーチ
ビズリーチは僕自身、本当に役立っている転職サイトです。僕はここで、大手日系企業や外資系企業、ベンチャー企業に至るまで、本当に多くの優良求人と出会うことができています。希望していた日系大手企業の内定も勝ち取りました。
ビズリーチは、「ハイクラス転職」「即戦力」というコンセプトの転職サイトです。一見敷居が高そうに見えますが、僕は20代の時から利用しています。大手出身の20代や、ベンチャーや中小でも実績を残していれば問題ありません。
ビズリーチはレジュメを登録しておくだけで、スカウトメールが届くようになります。僕は年収500万円を超えた頃からスカウトメールが届くようになりました。また、年収700万円を超えたことからは、更にConfidentialな幹部求人まで届くようになりました。

僕が実際に使っているビズリーチの管理画面
上記は実際に僕が使っている管理画面ですが、上記のように、年収800万円〜1,6000万円クラスまで、一般公開されていない優良求人が存在します。
またビズリーチの場合、企業のトップである経営者から、ダイレクトにスカウトも届きます。その中にはマネージャーやCxO案件もあり、こういった求人は一般の転職サイトにはありません。
キャリアアップしたい人には、ビズリーチは本当に役立つ転職サイトです。僕自身、これからもずっと重宝して使い続けていくと確信を持てている、数少ない転職サイトです。
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転職で使って役立ったおすすめ転職エージェント4社

続けて、使って役立った転職エージェントを4社紹介します。
前述した4社に加え、自分のキャリア志向に合わせて、以下4社のうち、気になるところで相談に進んでみることがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト【株式会社リクルートが運営するハイクラス専門転職エージェント】
doda X【パーソルキャリアのハイクラス向けの転職サービス】
- ロバート・ウォルターズ
【グローバル求人・英語を使った求人が豊富】
- クライス&カンパニー【求職者に寄り添った丁寧なキャリア相談が特徴】
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:25歳以上、かつ年収600万円以上のハイクラス
- 対応地域:全国
- 形態:転職エージェント
- 公式サイト:
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営しているハイクラス特化の転職エージェントです。前述したリクルートエージェントの、ハイクラス・エグゼクティブ特化の位置付けです。
特徴としては、求人の質がとにかく高いです。レベル感としては前述のビズリーチや
JACリクルートメントと似ていますが、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)にしかない優良求人も、僕が使っていた中では多数見受けられました。
ビズリーチやJACリクルートメントと併用することで、年収アップや役職アップの転職実現性は更に高まるかと思います。リクルートが保有しているノウハウや情報は、転職において非常に重要なものなので、有効活用することがベターです。
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doda X

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:30歳以上、かつ年収600万円以上のハイクラス
- 対応地域:全国
- 形態:スカウト型転職サービス
- 公式サイト:
doda X
doda Xは、パーソルキャリアが運営する、年収600万円以上のハイクラス層に強い転職サービスです。
doda Xでは、会員登録後に職務経歴まで記入すると、専門性の高いヘッドハンターからスカウトメールが届きます。事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人を数多く扱っていますので、他の転職エージェントでは見つかりづらい、秘匿性の高い求人にも出会える可能性があります。
求人数は非公開ですが、ご担当者様に伺ったところ、求人は管理職を含む年収1,000万円以上はもちろん、年収1,500万円以上のエグゼクティブ求人も数多くあるとのことでした。ハイクラス・エグゼクティブ転職を目指すなら、必ず利用しておきたい転職サービスです。
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ロバート・ウォルターズ

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:英語が堪能な方・グローバル志向
- 対応地域:全国
- 形態:転職エージェント
- 公式サイト:ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズはイギリスに本社を持つ外資系転職エージェントです。僕はここで、大手外資系メーカー、大手外資系IT企業を中心に紹介をしてもらいました。
ロバートウォルターズの特徴は、「英語を使った求人」や「グローバル求人」に特化していることです。前述したJACリクルートメントにも英語求人、グローバル求人はありますが、ロバートウォルターズはそれらに「特化」しているところが、両者の大きな違いです。
基本的に、グローバル求人は年収が高めです。ロバートウォルターズは年収1,000万円どころか、年収2,000万円以上の求人も多かったことが、個人的には印象的でした。
僕自身は20代で海外駐在を経験しましたが、海外経験を活かした求人も、ロバート・ウォルターズでは多く紹介してもらえました。駐在経験や留学経験がある方は、ロバート・ウォルターズなら自分の経験を活かした企業に出会いやすいと思います。
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クライス&カンパニー

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:30歳以上のハイクラス
- 対応地域:東京を中心とした首都圏
- 形態:転職エージェント
- 公式サイト:クライス&カンパニー
クライス&カンパニーは30歳前後のリーダー・マネジャー層や、40代以上の経営幹部職に強い転職エージェントです。僕はここで、大手日系メーカー、総合商社、優良ベンチャーなどを紹介してもらえました。
クライス&カンパニーは個人的にとても好きなエージェントなのですが、その理由はコンサルタントの質の高さ、そして丁寧なキャリア相談にあります。
クライス&カンパニーはこれまでご紹介してきたエージェントと異なり、規模の小さな転職エージェントです。コンサルタントの数も20人未満しか在籍していません(2019年2月現在)
ですが、僕たちカスタマー一人ひとりにしっかり時間を割いて、転職で実現したいことの整理はもちろん、自分の価値観もしっかりと理解してくれた上で、納得のいくキャリア・求人の提案をしてくれました。このきめ細やかさは、他の転職エージェントにはありませんでした。
なので、キャリアの方向性を迷っている方はぜひとも利用することがおすすめなのですが、唯一デメリットは、東京を中心とした首都圏のみの対応となっていることです。そのため、首都圏以外の地域へ転職希望される方は、利用することが現時点はできません。
ですが、首都圏で転職先を探しているなら、クライス&カンパニーは個人的には非常にオススメの1社です。良い転職を実現できる可能性が高いので、利用してみましょう。
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転職で使って役立ったおすすめ転職サイト3社

最後に僕自身が使って役立った転職サイト3社です。
それぞれ特徴が異なるので、自分の希望や経歴に合わせて、気になるサイトで情報収集してみましょう。
- リクナビNEXT
【株式会社リクルートが運営する国内最大級の転職サイト】
キャリトレ【第二新卒・20代など経歴の浅い方におすすめ】
- ハイクラス転職サイト「転機」【役職付きなどハイクラス求人に特化】
リクナビNEXT

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:全ての人(第二新卒〜)
- 対応地域:全国
- 形態:転職サイト
- 公式サイト:リクナビNEXT
リクナビNEXTは、日本最大級の総合転職サイトです。有名な総合転職サイトにはマイナビ転職、en転職などもありますが、初めての転職であれば、まずは最も規模が大きいリクナビNEXTを使って情報収集をすればOKです。
リクナビNEXTはあらゆる業種、あらゆる職種の求人があるので、どんな方でも利用できます。世の中にどんな求人があるか、調べる際にも役立ちます。
\業界最大手の転職サイト!経歴に自信のない未経験にもおすすめ/
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キャリトレ

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:第二新卒、20代
- 対応地域:全国
- 形態:転職サイト
- 公式サイト:
キャリトレ
キャリトレは、第二新卒や20代の転職に特化した転職サイトです。AIが自動で自分に合った求人をレコメンドしてくれる機能があるので、初めての転職で、まずは求人情報をいろいろ仕入れたい方におすすめの転職サイトです。
求人としては、外資系企業や日系大手、ベンチャーまで幅広くあります。優良求人も多いので、情報だけ登録しておくと、未来の選択肢が広がるかと思います。
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転機

- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめな人:30歳以上のハイクラス
- 対応地域:全国
- 形態:転職サイト
- 公式サイト:ハイクラス転職サイト「転機」
ハイクラス転職サイト「転機」は、ハイクラスに特化した転職サイトです。転機は他の転職サイトと異なり、求人の質が高く、他の転職サイトにない独自案件が多かったです。課長や部長、取締役など役職付きの求人が多いため、リクナビNEXTと違い、役職アップの転職も狙える転職サイトです。
コンセプトはハイクラス転職サイトなので、ビズリーチと似た位置付けですね。ビズリーチよりは、「隠れた地元の優良企業」のような求人が多かったのが、とても印象的でした。転機にしかない独自案件もたくさんあったので、両方使ってみることがおすすめです。
なお転機の場合、無料会員登録をしないと、求人詳細を一切見ることができません。なので、詳しい求人情報(会社名や年収など)を見たいなら、まずは登録だけ済ませることが必要なステップです。
\ハイクラスの優良求人なら/
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en転職やマイナビ転職も利用しましたが、求人の種類は、リクナビNEXTと似ており、リクナビNEXTの方が使いやすかったので、両方利用するメリットはあまりないと感じました。同じ時間を使うなら、その時間で転職エージェントを利用した方が、良い転職に近づくと思います。
年代別・目的別おすすめ転職エージェント・転職サイト
より自分にあった転職エージェント・転職サイトを選びたい方向けに、年代別・目的別おすすめ転職エージェント・転職サイトをまとめました。
本記事で自分にあったエージェント・サイトがわからなかった場合、上記記事もぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントと転職サイトを使うメリット
転職エージェントや転職サイトを使う以外には、以下のような転職方法があります。
- 企業のホームページ(採用ページ)から直接応募する
- 知人の紹介(リファラル)で応募する
- ハローワークから応募する
その中で、転職エージェントを使うメリットを挙げると以下の通りです。
- 企業の採用ページは更新されていないことも多く、記載されている職種が本当に募集されているかわからない。一方で、転職エージェントや転職サイトは常に最新情報が記載されている
- 知人の紹介(リファラル)で転職できるツテを持っていない方でも、転職エージェントや転職サイトは登録すれば、様々な会社とすぐに繋がることができる
- 特に交渉面は、転職エージェントを間に挟んだ方がうまくいきやすい
もし知人の紹介で、希望通りに転職ができそうなら、個人的にはその方法が一番おすすめです。知人経由であれば、転職前に転職先の企業のことも深く知れますし、一般的に転職のミスマッチ・後悔が少ないからです。
僕自身、転職支援の仕事でいろんな会社の生々しい退職率も見てきましたが、不満を起因とした退職率が最も低かったのは知人の紹介(リファラル)でした。
一方で、もしあなたにリファラルで転職できるようなツテがなかったり、年収を少しでも上げて転職したい場合は、転職エージェントを使い、転職活動することが最もおすすめです。
転職エージェント・転職サイトに関するQ&A
まだ不安なことがある方向けに、転職エージェント・転職サイトに関してよく聞かれる質問に答えました。
転職エージェント・転職サイトを利用した場合、後から料金・費用を請求されたりしない?
転職エージェント・転職サイトともに無料で使うことができます。
一部、ビズリーチのように会員制の有料転職サイトもありますが、ほとんどの転職エージェント・転職サイトは完全無料で使えますよ。
転職サイトの場合は、求人を出す採用企業側が、1広告あたり2週間で20万円〜150万円ほどのお金を転職サイト側に払っているので、求職者の僕たちはお金を払う必要はありません。
転職エージェントの場合は、あなたの転職が決定した段階で、成功報酬として、あなたの転職決定年収の約30〜35%が採用企業から転職エージェントに支払われます。
このように、転職エージェント・転職サイトともに、僕たち求職者からお金をもらわなくても経営が成り立っています。安心して無料で使い倒してください。
無料の仕組みについては「【なぜ無料?】転職エージェントの費用の仕組みについて【ビジネスモデルを紐解こう】」で詳しく解説しています。
未経験だと、転職エージェントで希望の求人紹介を受けられない可能性もある?
可能性としてはあります。ただその場合も、あなたの現状の選択肢にどんな企業があるか、代替案を出してくれることが多いですよ。
もし登録段階で断られてしまった場合も、転職エージェントはたくさんありますし、どこかに親身になってくれるエージェントは存在します。縁がなかったと思い、次の行動を起こすことをおすすめします。
転職エージェントの裏事情やデメリットはある?
結論、あります。例えば以下のようなものです。
- 行きたい企業より、受かりやすい企業が紹介されやすい
- 早期に転職を促してくるエージェントも多い
- 転職の実現可能性が低い人は求人紹介してもらえない可能性
ただ、このような裏事情があっても、転職エージェントを使うことをおすすめします。それ以上のメリットがあるからです。
詳しくは「転職エージェントの”裏事情”と”活用方法”について【理解し、使い倒すことがおすすめ】」でわかりやすく解説しているので、参考にしてみてください。
転職エージェントとの面談で気をつけるべきことは?
- 自分の希望や本音をはっきり伝えること(Yes、Noをはっきりと)
- 転職エージェントのビジネスモデルを理解しておく(前述した転職エージェントの裏事情を知っておく)
- 推薦状付きで応募してもらうようにする
面談で意識しておくべきは上記のことです。
特にあなた自身の希望はしっかりと伝えることが大切です。転職エージェントは前述通り、行きたい企業より、受かりやすい企業を紹介してくるコンサルタントも中にはいるからです。
面談のコツは、詳しくは「転職エージェントと面談を50回以上した僕が、転職成功を勝ち取る「面談方法」を解説で解説しているので、参考にしてみてください。
まとめ

最後に、かつては転職というと「負のイメージ」が強かったです。ですがいまは、転職をすることで、望むキャリアや待遇も、得られやすい時代になっています。
それもこれも、日本では少子高齢化が進んでいるからです。昔は「企業>個人」という力関係だったのが、最近は「企業<個人」に変化してきています。だからこそ、今の会社から外に目を向けるだけでも、今より良い条件の企業へ転職するチャンスは溢れているんですよね。
僕自身、転職活動をしたからこそ、自分の可能性にも気づけましたし、自分に足りないものも気づけました。僕たち会社員が有利な時代なんですから、戦略的に行動していくことが必要ですね。
これからの時代、会社はもう面倒を見てくれません。キャリア・人生は、自ら行動して、作っていくことが必要な時代です。良い転職・そして理想の未来が実現できることを、応援しています。
▼今回紹介した転職エージェント・転職サイト(公式サイトへ飛べます)
転職エージェント | 形態 | 特徴 | おすすめな人 |
転職エージェント | 日本最大級の転職エージェント 未経験に強い | 全ての人(第二新卒〜) | |
転職エージェント(転職サイト機能もあり) | リクルートに次いで大手エージェント 未経験に強い | 全ての人(第二新卒〜) | |
転職エージェント | ハイクラス・グローバル求人に強い | 20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス | |
転職サイト/転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 20代若手ハイクラス、30代以上のハイクラス | |
転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 25歳以上、かつ年収600万円以上のハイクラス | |
転職サービス | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス | |
ロバート・ウォルターズ | 転職エージェント | 英語・グローバル求人に強い | 英語が堪能な方・グローバル志向 |
クライス&カンパニー | 転職エージェント | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス |
リクナビNEXT![]() | 転職サイト | 日本最大級の転職サイト | 全ての人(第二新卒〜) |
転職サイト | 第二新卒、20代に強い | 第二新卒・20代 | |
ハイクラス転職サイト「転機」 | 転職サイト | ハイクラス求人に強い | 30歳以上のハイクラス |
特に上位4つの「
リクルートエージェント」「
dodaエージェント」「
ビズリーチ」「
JACリクルートメント」は求人の質・量ともに優れており、良い転職を実現しやすい。迷ったらこの4つに無料登録し、併用すると間違いない。