僕は昨年、転職をした。幸運なことに、転職活動を通じて、時価総額で世界トップ10に入る外資IT企業を始め、日系大手企業、ベンチャー企業の内定をもらうことができた。その時に使った求人サービスの一つが、今回紹介する「ビズリーチ」だ。
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結論から言うと、ビズリーチは理想の転職を実現できるサービスだ。特に、
- 今よりも高年収を実現したい
- 役職を伴ったハイクラス転職をしたい
- グローバルに活躍できる転職がしたい
こういう思いを持っている人にとって、ビズリーチは自信を持っておすすめできる転職サービスだ。年齢はいくつでも大丈夫。20代〜50代まで、あらゆる層の方が良い転職を実現している。
さて、今回の記事では、僕が実際にビズリーチを使った感想を始め、評判や口コミも併せてを紹介していく。
前半部分はビズリーチの概要、後半部分は実際に使った感想や評判などを書いていく。信頼性をあげるために、実際に僕がビズリーチ経由で受け取ったオファーも写真付きで公開している。既にビズリーチについて知っている人は、目次から後半のところまで飛んでから読み進めてほしい。
目次
ビズリーチとは?
特徴 | 会員制の転職サイト(ハイクラス案件が多い) |
おすすめな人 | ハイキャリア、若手ハイキャリアの方(営業、事務、管理、販売、企画、サービス、外食、マーケティング、経営、管理、事務、医療、福祉、介護、保育、建築、土木、運輸、デザイン、動画クリエイター、公務員) |
ビズリーチは「即戦力人材のための転職サイト」というコンセプトのもと、ハイクラス層にターゲットを絞り込んだ会員制転職サービスだ。
ここではビズリーチのことがよくわかるよう、ビズリーチの会社概要も含めて特徴をまとめていく。
日本初の”ダイレクトリクルーティング”を実施
ビズリーチは「優良企業・ヘッドハンターと、求職者をつなぐ転職サービス」だ。
株式会社ビズリーチは、「ビズリーチ」というWebサイトを運営している。そのビズリーチには多くの企業やヘッドハンターが在籍している。ビズリーチはその企業やヘッドハンターと、アクセスしてきた僕たち求職者をつなげる転職サービスだ。
特に特徴なのは、ビズリーチは「企業やヘッドハンター側から、あなたにコンタクトしてくる点」にある。この企業と求職者が直接コンタクトをする採用手法のことを「ダイレクトリクルーティング」と呼ぶ。もっとわかりやすく言うと「スカウト」だ。
ビズリーチは、日本で初めてダイレクトリクルーティング手法を利用した企業だ。ダイレクトリクルーティングの持つメリットは大きいので、後ほど詳しく説明していく。
ハイクラス、エグゼクティブ層をターゲットとしたサービス
ビズリーチの利用者は、いわゆるハイクラスと呼ばれる人材だ。大企業出身、役職を持った人、管理職や経営陣などがメインのユーザーになっている。最近は若手ハイクラスなど、20代の方もたくさん利用している。
とにかく多くの人が、更なるステップアップ、キャリアアップのために、ビズリーチを利用している。逆に、いまは大企業にいなくても、そういう会社に入りたい人も積極的に使っている。
また、ビズリーチはグローバル人材の転職にも力を入れている。日本マーケットの縮小により、海外に進出機会を探す企業は確実に増えており、そういう企業の需要を捉えたサービスだ。実際に海外勤務経験がある人や海外ビジネス経験がある人、そして英語力がある人は企業からのスカウトもかなり来るようになっている。実際に僕は前職で海外赴任経験があったのだが、そこを高く評価してくれるスカウトをたくさん受け取ることができた。
会員制のため求人の質が高い
ビズリーチは会員制の転職サイトだ。会員制なので、そこに登録した人だけが応募できる「優良求人」が多く存在しているのだ。
僕も、この優良求人を実際に紹介を受けた。普通のサイトでは出てないような良い待遇の求人が多数あった。キャリアアップやステップアップを目指している転職層なら、確実に押さえておきたい。
南壮一郎氏を筆頭に、経営陣がとにかく優秀
株式会社ビズリーチのことも簡単に触れておく。
この会社の経営陣はとにかく超優秀だ。代表者の南壮一郎氏はモルガン・スタンレーで社会人生活をスタートし、楽天イーグルスの創業メンバーの一人として活躍、さらには世界のリーダー50人の1人として、ロンドンで開かれたダボス会議に出席した実績を持つ。いま世界中が注目する若手起業家である。CTOもCOOの方も非常に有能な方であり、今のビズリーチがあるのは、この経営陣が極めて優秀であることが大きな要因だろう。
ただの人材企業でない、れっきとしたIT企業
ビズリーチが通常の人材企業と異なるのは、エンジニアを内製化している点だ。ビズリーチは会社内で優秀なエンジニアの大量採用を進めていて、現在従業員の1/3ほどがエンジニアである。
社内にエンジニアがいるということは、利用者にも大きなメリットがある。利用者からサイトのここが使いづらいといったリクエストがあれば、改善やバージョンアップをすぐにしてくれるからだ。
僕たちが日々使いやすいように、サービスを改善していってくれる。これは僕たち利用者にとってもメリットが大きいだろう。ユーザビリティを常に高めることができるサービスは、利用者の満足度も比例して高まるからだ。僕含め、利用者の満足度はとても高い。
ビズリーチが取り組むダイレクトリクルーティングの魅力
ここまでビズリーチが持つ特徴などを紹介してきたが、ビズリーチをビズリーチたらしめる最大の特徴こそ、前述した「ダイレクトリクルーティング」だ。
ここではダイレクトリクルーティングを用いるビズリーチの使用メリットを、転職者目線で書いていく。
企業とのミスマッチを避けることができる
最大の特徴は「企業とのミスマッチを防げること」だ。
一般的な転職エージェントは、企業と僕たち求職者の間に立ち、おすすめの求人などを紹介してくれる。全部間に入ってやってくれるのでとても便利だ。
でもその便利さの裏側には、「情報の不透明さ」が存在している。
例えば、もっと自分に合う企業が他にあるかもしれないのに、転職エージェントのコンサルタントが紹介してくれていないことも、実はあったりする。
その理由は、転職エージェントは、「一人を転職させたら、その企業から成果報酬を受け取る」からだ。なので、報酬が大きい企業をやみくもに紹介してくる悪徳コンサルタントも、一部だが存在する。
それを防ぐのが「ダイレクトリクルーティング」なんだ。実はビズリーチは、企業からスカウトを受けるだけじゃなくて、自分から企業にコンタクトを取ることもできる。つまり、とても透明性が高いということなんだ。
転職エージェントの場合、どうしても企業と自分の間に「人」が入ることになる。そこで情報が不透明になってしまうことがある。
でもビズリーチなら直接企業とコンタクトできるので、実際に転職したらイメージと違ったということも起きにくい。だから、満足いく転職を実現したいなら、利用価値は大きいと僕は思う。
ちなみに僕自身も、ビズリーチ上での企業からのダイレクトリクルーティングで内定を勝ち取った会社がある。
このダイレクトリクルーティングのメッセージを送ってくる人は社長であるケースも多い。たとえ転職をする気持ちがまだなくても、実際に社長や役員クラスと会って話をすることもできるだけでも、利用価値はとても高いと思う。
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ビズリーチの登録方法
早速、ビズリーチのHPにアクセスして登録をしてみよう。登録は無料ですることができる。
使いたいプランによって登録後に「有料プラン」にアップグレードをする方式だ。この点は追って後述するので、まずは無料登録を進めよう。
1. 無料登録のステップ
HP上の「転職をお考えの方はこちら」をクリックすると登録画面に進む。
登録内容は「メールアドレス」「パスワード」「現在の年収」を入力するだけなので非常に簡単だ。なお、ビズリーチはハイクラス転職と謳っているが、年収帯が低い方でも問題なく利用できる。下記の通り、年収帯は500万円未満から500-600万円、600-750万円、750-1,000万円と続く。
ここで、「年収帯が高くないとスカウトが来ないんじゃない?」と不安になる方もいるかもしれないが、心配は不要だ。僕自身も利用時は低年収帯だったが、それでもスカウトは多数来たし、応募も問題なくすることができた。実際にビズリーチを使って好条件の企業への転職に成功したので、例え現在年収が低くても全く問題はない。
2. 職務経歴、希望条件の入力
さて、ビズリーチへの登録が完了したら、今度は今までの職務経歴や今後の希望条件などを入力していこう。職務経歴とは今までの実績や習得してきたスキル、希望条件とは年収、勤務地、業界、職種などだ。ここで入力する職務経歴や希望条件は、ビズリーチ上で企業やエージェントからスカウトを受けたり自身から企業に応募をする際に必要な項目なので、しっかりと作り込もう。
なお、既に別の転職サイト等で職務経歴書を作っているなら、そのデータをアップロードするだけでビズリーチ側で代行して入力してくれる無料サービスも存在する。以上で登録は完了だ。
ビズリーチの2種類のプラン
前述通り、ビズリーチの登録は無料でできるが、その後は「無料プラン」で利用するか、もしくは「有料プラン」にアップグレードするか選択する必要がある。無料プランが「スタンダードプラン」であり、有料プランが「プレミアムプラン」だ。
スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|
料金 | 無料 | タレント会員3,278円
ハイクラス会員4,980円 |
内容 | プラチナスカウトへの返信、求人応募可能(公募や特集の閲覧、応募も可能) | 非公開求人への応募可能 |
スタンダードプランはまずは使ってみたい方、転職を検討中の方を対象にした無料のプランだ。ただし、スタンダードプランだと使える機能に限りがあるので、まずは3,278円のプレミアムに登録し、1ヶ月だけ使って見ると良い。僕はずっとプレミアム会員で登録している。
プレミアムプランなら、まだ世の中に出ていない優良求人に自ら応募することができる。キャリアアップ、ステップアップの転職を狙っているなら、世の中にある数ある転職サービスの中でも最も求人の質が高いのがビズリーチなので、使ってみると良い。プレミアムプランはタレント会員、ハイクラス会員でわかれており、その区分けは現在の年収を主軸に、ビズリーチ独自の審査基準に基づいて決定される。
ちなみに、スタンダードで登録をした場合でも、一週間限定でプレミアムプランへのアップグレードが無料でできる。その間はビズリーチが提供するすべてのサービスを使用することができるので、迷っているならまずは一度スタンダードプランで登録してみると良い。
ビズリーチの使い方
今度は実際のビズリーチの使い方を説明する。ビズリーチには大きく二つの機能がある。
1. 企業やヘッドハンターからスカウトを待つ
ビズリーチに登録し、経歴や希望条件を入力すると、前述通り、企業やヘッドハンター(転職エージェント)からスカウトが来る。コンタクトしてくる企業やヘッドハンターは、あなたのこれまでの経歴に興味がある人たちだ。
企業からスカウトで来た求人は、当然、選考に進める確率は他の案件より高まる。スカウトで来た求人は、最初から自分にとって有利な状況であるので、気になる企業があれば積極的に受けてみるのが良い。僕自身も、スカウトがきた案件はスムーズに選考に進むことができた。
また、ヘッドハンターから来たスカウトを使うと、こちらは通常の転職エージェントと同じシステムになる。ヘッドハンターから求人を紹介してもらう形だ。
実は、ビズリーチに在籍しているヘッドハンターの中には、すごく質の高い人達がいる。なので、ヘッドハンターからスカウトを受けたら、積極的に連絡を取り合ってみよう。
ビズリーチ上には多くのヘッドハンターが在籍しているが、平均して5人くらいとは連絡を取っておくと良い。そうしておくことで、優れたヘッドハンターの中でも、自分に合った人を見つけることができる。
また、スカウトの中には「プラチナスカウト」というものが存在する。これは「面接確約・面談確約」の貴重なスカウトであり、決して見逃してはいけない。転職活動は書類選考で落選する人が多く、その中で面接確約というのは非常に稀で貴重だからだ。プラチナスカウトを受けたら、必ずその内容をチェックするようにしよう。
参考までに、以下は僕が受け取ったプラチナスカウトのうちの一つだ。
データコンサルティングファームのCEOから直接届いたプラチナスカウトメールで、米国NASDAQ市場上場を目指している実力派コンサルティングファームだった。年収オファーも800万円クラスと高く、ビズリーチを利用すれば、こういった有料スカウトメールを企業の社長から直接受けることができる。
2. 企業やヘッドハンターにコンタクトをする
ビズリーチはスカウトを待っているだけでなく、気になる企業やヘッドハンターに対して自分からコンタクトをすることができる。行きたい企業があればそこに直接コンタクトをして反応を待とう。企業はあなたの職務経歴書を確認し、興味があれば選考に進むことができる。
ヘッドハンターなら今までの採用成功実績を載せているところが多いので、行きたい企業への採用に強みがあるヘッドハンターがいれば、積極的にコンタクトをしてみよう。
なお、僕自身は行きたい企業がもともとあり、そこに採用実績があるヘッドハンターに対して自分からコンタクトを行った。企業に直接コンタクトする方法もあったが、敢えてヘッドハンター経由で選考を行った。その理由は、特定企業への採用成功例のあるヘッドハンターは、その企業の内部事情や選考のポイントを知っているケースが多いからだ。
その結果、外からは見れない企業の内部事情や、選考のポイントやコツを知ることができた。これを知っておくと選考自体もスムーズになるし、何より入社前と入社後のギャップが起きにくくなる。僕自身は希望通りの転職に成功することができた。
以上がビズリーチの使い方だ。
ビズリーチの評判や口コミ
ビズリーチの評判や口コミも合わせて紹介しておく。ビズリーチの口コミ、評判で多いのは次のようなことだ。
- ハイクラスの求人が多かった
- スカウトを通じて、いままで見ていなかった仕事と出会うことができた
- 企業の社長から直接スカウトがきた
- 良いヘッドハンターに出会えた
やはり高年収、ハイクラスの求人層が多いことを挙げる人は多い。また、スカウトの仕組みが整っているので、スカウトを通じて新たな仕事と出会えたりすることもメリットとして挙げられていた。
また、ビズリーチは先ほどの僕のスカウトメールの事例のように、本当に社長や役員が直接求職者に対してメールを送ってくる。組織のトップの熱意が伝わってくるので、社長直々のスカウトは転職決定率も高いようだ。
また、ビズリーチのプラットフォームには多くのヘッドハンターがいて、その中には本当に優秀なヘッドハンターが存在している。僕個人も小さな会社の人であったが、確かなバックグラウンドや人望を持つ有能なヘッドハンターと知り合えたことで、転職活動の幅がかなり広がった。
一方、ビズリーチに大して消極的な評判があるのも事実だ。次のようなことがマイナス意見として挙げられているので紹介する。
- 有料プランに入らないと醍醐味が味わえない
- 無料の場合、他の転職サイトと同じような求人が多かった
このように、無料プランではビズリーチが持つメリットを活かしきれないという声が多かった。確かに、無料プランでみれる求人の年収層は600万円以下のものが多い印象だった。高年収転職を実現したいのであれば、有料プランに登録すべきだろう。厳しい言葉だが、たった3,278円/月の投資ができなければ、そもそも年収アップは諦めた方が良いとも言える。実際僕の周囲で年収アップしている人は、月に何万円も自分に投資をしている。とはいえ、数万円は高いと思うので、まずは数千円からで良いと思う。
転職を考えていない内から、転職サイトには登録をしておくべき
僕は転職をする気がない頃から、転職サイトには登録するようにしていた。転職サイトに登録をしておくメリットはいくつかあるが、次のものは特に大きなメリットである。
- 自分の市場価値が客観的にわかる
- 足りない市場価値を現職で埋めにいける
- チャンスがあればすぐに行動を起こすことができる
転職サイトに登録し、エージェントや企業と近い距離を保っておくことで、客観的に自分の市場価値を知ることができる。足りない部分がわかれば、現職でそのスキルを養う行動をすることもできる。登録してて良い話が来れば、すぐに飛びつくこともできるのだ。これらは転職サイトに登録をしていなければなかなか気づけない/できないことであり、これだけでも転職サイトには登録をしておくメリットがある。
その中でも、ダイレクトリクルーティングを展開するビズリーチはやはり筆頭だ。ビズリーチには優良ヘッドハンターも多く在籍しており、企業のみならず彼らを通じて優良求人を得ることも多い。
登録はめんどくさいと思うかもしれないが、あなたの人生がかかっていることだ。人生はたったの一度きり。年を重ねたとき、人は「やらなかった後悔」を一番感じるようだ。
そういう後悔だけはして欲しくない。もし少しでも今の現状を変えたいと願うなら、まずは無料プランからで良いと思うので、行動してみてはどうだろうか?今この瞬間の第一歩が、あなたの人生が変わるきっかけになるはずだ。
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その他おすすめの転職エージェント
今回はビズリーチを勧めたが、転職サイトは3つほど登録して比較検討することも重要だ。ビズリーチ以外のおすすめであれば、doda XとJAC Recruitmentの2社がよかった。
ハイクラス向けの転職サービスであるdoda Xは、母体が国内有数の転職サイト「doda」を運営するパーソルキャリア社だ。大手ならではの安定性や求人の豊富さから、とりあえず登録をしていろいろな企業をみてみたい人におすすめする。
JAC Recruitmentはある程度受けたい企業が決まっていて、その特定求人をしっかり狙っていきたい人に向けておすすめだ。JAC Recruitmentは外資系大手の求人がビズリーチに比べて多かった。
ビズリーチは無料・有料プランと分かれているが、doda XとJAC Recruitmentは両方とも無料で全て使える。なので、こちらも面倒くさがらずに登録だけ済ませておいて、積極的に情報収集をしてみてほしい。
関連記事:【徹底比較】JACリクルートメントとビズリーチの違いは?どっちを使うべきか解説
ビズリーチは「有料」の会員制転職サイトだが、中には「無料」で利用できるハイクラス転職サイト・エージェント・サービスも存在する。
特に「JACリクルートメント」と「doda X」の2つは、高年収・ハイクラス求人に強い。
ビズリーチと併用することで、年収アップ・ハイクラス転職は一気に現実的になるだろう。