- 「クライス&カンパニー」という転職エージェントがあるみたいだけど、どんな転職エージェントなんだろう?実際に使った人の話を聞いてみたいな
本記事では上記のような悩みに答えていきます。
結論、クライス&カンパニーは以下のような方におすすめです。
- 30代以上のハイクラスの転職がしたい人
- 20代後半の若手ハイクラス転職がしたい人
後述しますが、クライス&カンパニーは30代マネージャークラス以上の方がメインのユーザーです。
一方、これを書いている僕は、現在20代の日系大手サラリーマンです。
簡単に僕のことをお話しすると、もともと新卒で大手貿易関係の会社に入りまして、20代中盤で海外駐在を経験しました。帰国後に転職活動を行い、時価総額世界トップ10に入る外資大手IT企業の内定など、複数の企業から内定をもらい、最終的に現在の大手日系企業に入社して今に至ります。
年齢がまだ20代ということもあり、30代マネジャークラス以降がメインのクライス&カンパニーは「まだ自分には到底早いかな?」と思い、使っていませんでした。
ですが、今回実際に登録してみたところ、30代以上はもちろんのこと、20代後半の方でも利用価値が高いと感じました。
そこで本記事では、僕が実際にクライス&カンパニーを使って良かったこと、良くなかったことも含め、ありのままを書いていきます。
クライス&カンパニーを使うか、悩むことは本記事でもう終わりにしましょう。5分ほどで読めますので続きをどうぞ。
ハイクラス転職を実現するためには、ハイクラスに強い転職エージェントを複数併用することが秘訣です。僕自身がクライス&カンパニーと併用して良かったハイクラス向け転職エージェントは以下2つでした。
- JAC Recruitment:ハイクラス向けの転職支援に特化。ハイクラスの中でも特に外資系・グローバル求人を探すならここ。
- doda X:パーソルキャリアが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サービス。
この2つは求人の質が高かったため、自信を持っておすすめできます。無料登録して併用することで、1ランク、2ランク上の転職を実現できる可能性はグッと高まると思いますよ。
※2社とも完全無料で登録・利用可能です
目次
クライス&カンパニーを使った感想
特徴 | ハイクラスに強い転職エージェント |
おすすめな職種 | ハイキャリア、若手ハイキャリアの方(営業、管理、経営、企画、マーケティング、管理、医療、建築、デザイン) |
クライス&カンパニーを使った感想をありのまま書いていきます。
良かったこと、良くなかったことをそれぞれ述べていきますね。
良かったこと①:コンサルタント・面談の質が高かった
クライス&カンパニーは「コンサルタント」と「面談の質」が、他の転職エージェントと比較して、群を抜いて良かったと感じました。
後述しますが、クライス&カンパニーはプロフィールと経歴を登録後、面談に進みます。この面談は新橋のオフィスor電話面談なのですが、僕は電話面談をお願いしました。
面談の内容は、まずは簡単なクライス&カンパニーの特徴(どの業界が得意で、特にサポートに強い年代や役職はどこか、等)の説明を受けました。
僕が印象的だったのは、その後自分へのヒアリングでしたね。
- なぜ転職を考え始めたのか?
- いまの仕事でできていること、できていないこと
- この先やりたいことはどんなことなのか?
こういった基本的なヒアリングを始め、なんでそう思うようになったのか、その背景まで、親身になってじっくり聞いてくれました。
「私はこんなことがしたい」
という希望に対して、
「それならこの選択肢と、またはこの選択肢がありますね」
という風に、プロとして的確な意見をくれたのがとても印象的でした。
【20代転職】転職で使って本当に良かったおすすめ転職エージェント・転職サイト7社【厳選】の記事でも書いていますが、僕はこれまで20社を超える転職エージェントや転職サイトを使ってきましたが、いままで利用した転職エージェントでは、そこまで答えられない人が多かったです。
中の人が明確にオススメする転職エージェントは、
<志向性整理>クライス&カンパニー
<コンサル>コンコードエグゼクティブグループ
<ベンチャー>プロコミット
<金融系>アンテロープ・キャリアコンサルティングです。
リクルートやdodaは求人量のみ。リクナビマイナビと一緒です— 就活サイトの中の人 (@nakanohito4649) August 2, 2018
また、例えば、就職関連の仕事をされている上記の方も、クライス&カンパニーは自分の志向性整理(どんなことがしたいかの整理)に長けていると述べています。実際に相談してみて、僕も同意見です。
自分のキャリアを真剣に考えている人ほど、クライス&カンパニーの利用価値は高いと思います。
良かったこと②:求人の質が高かった
加えて、さすがはクライス&カンパニー、「求人の質」はやはり高かったですね。いわゆる「ハイクラス求人」が多かったです。
例えば、実際に僕が紹介を受けた求人を紹介すると、
- 某大手日系IT企業
- 某大手フィンテック関連企業
- ITベンチャー企業のCOO候補
- 外資系商社のマネージャーポジション
こんな企業の紹介を受けました。
年収にこだわらず、面白そうな求人紹介を依頼しましたが、ご紹介を受けた求人の年収レンジは約600〜1,500万円でした。
クライス&カンパニーでしか見られなかった優良求人もありました。
良かったこと③:自分の希望にあった「質の高いおすすめ求人」がメールで届く
クライス&カンパニーでは、コンサルタントからの紹介以外にも、以下のような形で、おすすめ求人をメールで知らせてくれます。
特筆点は、この「おすすめ求人の質が高かったこと」です。
実際に来る求人を見ていると、総合商社の求人や、コンサル系の求人など、ほかの転職エージェントや転職サイトをは一味も二味も違った求人が届きました。
一般の転職サイトだと、全く興味のない求人が届くこともあると思いますが、クライスは違いましたね。
ですので、登録だけでもしておくメリットはかなり大きいと思います。もし気になる求人があれば、担当コンサルタントに相談をすればすぐに選考の手配をしてくれますし、人気求人は応募もすぐ集まりますから、スタートラインに立っておくことは必要ですね。
良かったこと④:意外とマネージャー以外の求人も多かった
担当コンサルタントからの情報では、クライス&カンパニーの”一番ど真ん中のユーザー”は「39歳前後のマネージャークラスの方」とのことでした。
そのため、冒頭でも書きましたが、「20代の自分だと紹介は受けられないんじゃないか・・?」といった疑問が最初はあったんですよね。
ですが、その心配は杞憂でした。なぜなら、クライス&カンパニーは20代のハイクラス求人も揃えていたからです。
20代だと、マネージャーの一個下の「リーダークラス」や「メンバークラス」が多いようでしたが、求人を色々見させてもらったところ、紛れもなくハイクラスの求人でした。
僕のように、20代で優良企業に転職したい方にも、利用価値は高いですね。
良くなかったこと①:求人の質が高すぎること
強いてあげるとするとこれでしょうか。
もしあなたに全くアピールできる実績がないと、クライス&カンパニーの利用は難しいかなと感じました。
とはいえ、僕の例のように、使ってみたらたくさん紹介を受けられる可能性もあります。なので、まずはトライしてみるべきかなと思いますね。
幸い、いまは転職市場が売り手市場ですから、少し高望みしても良い求人紹介は受けられますし、転職もしやすいです。
なお、もしクライス&カンパニーで紹介を受けられなかったら、同じくハイクラス転職が狙えるJAC Recruitmentとdoda Xがおすすめです。
JAC Recruitmentとdoda Xであれば、クライス&カンパニーに匹敵するような優良企業への転職も狙えます。僕も1回目の転職では相当お世話になりました。今も使っています。
クライス&カンパニーと一緒に併用したい転職エージェント
前述通り、クライス&カンパニーはコンサルタントや求人の質が高いですが、逆に求人の質が高すぎて万人向けではないデメリットもありました。
良い転職を高い確率で実現するためには、クライス&カンパニーと一緒に、他の転職エージェントも併用することをおすすめします。その際に、おすすめのエージェントは次の通りです。
- JAC Recruitment:ハイクラス向けの転職支援に特化。ハイクラスの中でも特に外資系・グローバル求人を探すならここ。
- doda X:パーソルキャリアが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サービス。
迷ったらこの中から無料登録し、求人を探してみることをおすすめします。
どこもクライス&カンパニーより規模が大きく、クライス&カンパニーにはない求人も豊富な代表的なエージェントです。僕もメインで使っている転職エージェントですが、満足度が高く、利用者・業界内の評判も良いです。
クライス&カンパニーでよくある質問
ここでは、クライス&カンパニーを使う際に僕が気になったことを、質問・回答形式でまとめてみました。
利用する際の検討材料として参考にしてください。
クライス&カンパニーを利用できるのはどのエリア?
クライス&カンパニーは東京を中心とする首都圏エリアで事業展開しています。そのため、首都圏以外のエリアとなると、紹介を受けられない可能性が高いです。
とはいえ、クライス&カンパニーが加盟している「リージョナルスタイル」というグループで、東京外のサポートも受けられるようなので、まずはクライスに相談してみると良いですね。
紹介先企業って実際どういうところが多い?
紹介先企業は守秘の部分もあるのでお話できませんが、公開している紹介先は、以下のようにクライス&カンパニーの公式サイトで見ることができます。
P&Gやボストンコンサルティング、メルカリやユーザーベース、リクルートグループなど、日経から外資、大手からいま勢いのあるベンチャーまで、幅広く紹介を受けられますね。実際、僕がご紹介を受けた企業も上記のリストの中にあります。
まだ転職を考えていないんだけど、エントリーはできるの?
結論、エントリー可能です。
クライス&カンパニーだけでなく、どの転職エージェントも、半分以上は「まだ転職を決めていない人」なんですよね。みんな自分がどうしたいかわからないからこそ、転職エージェントに相談するんです。
なので、もしあなたがまだ転職検討中なら、相談をしてみることで、やりたいことやキャリアが見えてくるかと思います。
クライス&カンパニーの登録・利用方法
色々述べてきましたが、いずれにしても登録しないと求人紹介を受けることも、面談をすることもできません。なので、登録は先に進めておきましょう。
なお、登録は5分ほど、無料でできます。他の転職サイト、転職エージェントで使った経歴書があれば、それをアップロードすれば簡単に終わります。
クライス&カンパニーの登録、利用方法を画像付きで解説していきますね。まずは公式サイト(クライス&カンパニー)へ飛びましょう。
すると、上記の画面になりますので、「自分の市場価値を聞く」をクリックします。
すると、プロフィール入力画面に進みます。
入力、(経歴書がある人は)アップロードが終わったら、「内容確認に進む」をクリックします。
これで登録完了です。クライス&カンパニーから連絡が入るので、待ちましょう。
僕の場合、登録翌日に、クライス&カンパニーのアシスタントの方から連絡が来ました。
担当コンサルタントとの面談調整を行い、いざ面談です。
なお前述しましたが、クライス&カンパニーの面談は、「対面」と「電話」両方が選べます。
所要時間はコンサルタントにもよると思いますが、僕の場合、きっちり1時間でした。平日夜もお願いできますが、僕の時は、19時半スタートが最も遅い開始時間でした。
クライス&カンパニーはハイクラス転職に最適
文中でも書きましたが、いまは働き手不足なので、転職を希望する人にとっては転職しやすい時期です。
そのため、自分にはとても無理だろうなと思うような求人でさえも、応募してみたら意外と通ってしまうことはあるんですよね。
良い転職をする秘訣は、良い準備をすることです。転職における良い準備とは、いろんな転職エージェントを使い、自分のキャリアの棚卸しをしたり、求人紹介を受けることで、自分に選択肢を多く持たせることです。
その点、クライス&カンパニーのコンサルタントは相談相手としても超一流ですし、求人も言わずもがな、超一流です。
求人紹介も相談も無料ですし、迷っている人こそ、一度相談してみることで景色が変わると思いますよ。
ということで、本記事は以上です。今回の記事が参考になれば幸いです。
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