僕は新卒で大手貿易会社に入り、20代半ばでアフリカへの海外駐在を経験。その後は転職を経験し、日系大手グローバル企業や、世界時価総額ランキングTOP10に入る大手外資系企業の内定を勝ち取りました。
転職エージェントや転職サイトは1万を超える事業者が存在しており、その中で外資系・グローバルに強い会社を探すのは大変です。残念ながら質が低いサービスも多くあり、僕もそういったサービスを使って時間を無駄にした経験があります。
そこで本記事では、僕が実際に使って本当によかった「外資系・グローバル転職に強い転職エージェント・転職サイト7社」を厳選してご紹介します。
7社すべて実際に使い込んでいる転職エージェント・転職サイトです。いずれも評判や実績が優れた転職エージェント・転職サイトのため、客観的な評価も申し分ありません。
目次
【外資系・グローバル転職】本当に役立った転職エージェント・転職サイト7選
結論から先にお伝えします。
僕が日系大手グローバル企業や、大手外資系企業の内定を勝ち取った際に本当に役立った「外資系・グローバル転職に強い転職エージェント・転職サイト7社」は次の通りです。
- JACリクルートメント【ハイクラス向けの転職支援に特化。グローバル・外資系企業のハイクラス転職に圧倒的な強みあり。特に年収600万円以上の方におすすめ】
- doda X【パーソルキャリアが運営する、ハイクラス向けの転職サービス】
- リクルートダイレクトスカウト【他のエージェントにはない外資系・グローバル求人が豊富】
- エンワールド・ジャパン【大手外資系企業、日系グローバル企業に強い】
- リクルートエージェント【外資系・グローバル企業の求人数なら】
- ビズリーチ【ハイクラス求人に強みのある会員制求人サイト】
- ロバート・ウォルターズ【ハイクラスのグローバル求人に強い】
今回ご紹介する上記7つの転職エージェントは、外資系企業と日系大手グローバル企業、このどちらの求人も取り扱っています。
転職エージェント、転職サイトの利用の流れはざっくり以下の通りです。
転職エージェントに登録する
⇨面談を実施する(対面 or 電話)
⇨求人紹介を受ける
⇨転職エージェント経由で求人に応募する
⇨面接実施
⇨内定
転職サイトに登録
⇨求人を自分で探す
⇨自分で求人に応募する
⇨面接実施
⇨内定
どのエージェントに登録するか迷ったら、今回紹介する7社から選んでおけば間違いないです。
1. JACリクルートメント
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:転職エージェント(ハイクラス向けの転職支援に特化)
- 対応地域:全国
- 公式サイト:JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系転職エージェントで、ハイクラス・エグゼクティブ向けのサービスです。
ハイクラス向け転職支援に特化したJACリクルートメントは、求人の質が全般的に高いです。例えば僕はJAC Recruitment経由で世界時価総額ランキングトップ10に入るIT企業の内定を勝ち取りました。他の求人も日系大手グローバル企業や大手外資系企業など、条件が良いものばかりでした。
ハイクラス向けのため、ご経歴によっては希望求人の採用要件に合わず、効率的な転職活動を進められない可能性もあります。
ですが、採用要件にマッチする方であれば、外資系企業、日系大手グローバル企業含め、優良求人を紹介してもらえる確率が高いエージェントです。特に年収600万円以上の方であれば、特段良い求人を引っ張ってきてくれるので、登録必須です。
外資系・グローバル転職をしたいなら、JACリクルートメントは絶対に外せない転職エージェントです。個人的には一番使い込んでるエージェントですね。
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2. doda X
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:スカウト型転職サービス
- 対応地域:全国
- 公式サイト:doda X
doda Xは、パーソルキャリアが運営する、年収600万円以上のハイクラス層に特化した転職サービスです。
doda Xでは、会員登録後に職務経歴まで記入することで、専門性の高いヘッドハンターからのスカウトメールを受け取ることができます。
事業戦略に直結するような希少性の高いグローバル・外資系求人も数多く扱っていますので、他のエージェントでは見つかりづらい、秘匿性の高い求人にも出会える可能性がdoda Xならあります。
求人数自体は非公開ですが、管理職を含む年収1,000万円以上はもちろん、年収1,500万円以上のグローバル求人も数多くあるそうなので、グローバル・外資系転職を目指すなら、必ず利用しておきたいサービスです。
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3. リクルートダイレクトスカウト
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:スカウト型転職サービス
- 対応地域:全国
- 公式サイト:リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営するハイクラス向けの転職エージェントです。前述したリクルートエージェントと運営会社は同じですが、リクルートエージェントと比べても、役職の高い求人や、高年収求人はリクルートダイレクトスカウトに多く存在しています。
僕はここで、外資系IT企業や日系グローバル企業を中心に、年収レンジ800〜1,000万円の求人に出会うことができました。他のエージェントにはない外資系大手・日系大手グローバル企業の高年収求人が豊富だったことが、利用した印象でした。
デメリットは、年収600万円以上がメインの利用者となることです。なので、年収600万円を下回ると求人紹介を受けられない可能性があります。
とはいえ、年収600万円以上なら、JAC Recruitment同様、良い求人を引っ張ってきてくれます。条件に合えば、利用価値は極めて高いエージェントです。
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4. エンワールド・ジャパン
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:転職エージェント
- 対応地域:東京・大阪・名古屋
- 公式サイト:エンワールド・ジャパン
エンワールド・ジャパンは、転職サイトで日本有数のenが運営する外資系・グローバル特化の転職エージェントです。
求人数はそこまで多くはないものの、外資系・日系グローバル企業かつ年収800万円以上の求人数に限っては常時10,000件以上と、質の良い求人割合が多いです。
前述したJAC Recruitmentやdoda X同様、ハイクラスの外資系・グローバル求人を探したい方は、エンワールド・ジャパンも利用することがおすすめです。
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5. リクルートエージェント
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:転職エージェント
- 対応地域:全国
- 公式サイト:リクルートエージェント
リクルートエージェントは最も多くの求人を紹介してくれたエージェントでした。僕はここで20社前後の求人を紹介してもらいました。内訳としては、日系大手グローバル企業、大手外資IT企業等でした。
リクルートエージェントは日本で大手の転職エージェントということもあり、外資系企業、日系グローバル企業、どちらも多くの選択肢を提示してくれます。
求人のスカウトメールは多く、精度もあまり良くないのはデメリットですが、転職活動を始める段階で、まずは多くの求人を知りたいなら、リクルートエージェントは真っ先に登録しておくべき転職エージェントです。
様々な経歴の人が利用しているので、登録のハードルも高くなく、未経験の方にも特におすすめです。
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6. ビズリーチ
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:転職サイト・転職エージェント
- 対応地域:全国
- 公式サイト:ビズリーチ
ビズリーチはJACリクルートメントと同様、ハイクラス向けの転職サービスです。
ビズリーチは転職エージェントではなく、厳密にいうと転職サイトです。ですが、ビズリーチに登録すると、ビズリーチと提携している中小転職エージェントからスカウトがくるようになり、結果、多くの転職エージェントとの出会いの場ともなっています。
僕はビズリーチの転職サイト上で、大手日系グローバル企業から面接確約のオファーをもらい、面接に参加しました。また、ビズリーチ上で出会った中小の転職エージェント経由で、大手転職エージェントにはなかった「秘匿性の高い厳選外資系求人」の紹介を受けました。
転職エージェントのメールが多いことはデメリットでもありますが、それでも登録しておけば優良求人が手元に入ってくるので、まずはレジュメ登録をしておくことがおすすめです。
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7. ロバート・ウォルターズ
- おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 形態:転職エージェント
- 対応地域:全国
- 公式サイト:ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは、転職エージェントの中でも珍しい「英語が必要な求人」に特化した転職エージェントです。僕はここで、外資系IT企業やグローバル企業を中心に、年収レンジ800〜1,000万円の求人を主に紹介されました。
ロバート・ウォルターズは公式サイトを見ればわかりますが、年収レンジが800万円以上の求人が豊富です。
中には年収1,500万円、2,000万円以上のエグゼクティブ向け求人も多くあるので、キャリアと英語に自信があるなら、利用価値は極めて高いと思います。
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外資系企業と日系グローバル企業の違い
外資系企業と日系グローバル企業、一見すると似ていると思われがちですが、実は全然違います。
外資系企業 =外国法人や外国人が一定程度以上の出資をする日本の企業。一般的に本社が海外にあり、日本は支店扱い
日系グローバル企業=日本法人や日本人が一定程度以上の出資をする日本の企業。一般的に本社は日本にあり、海外に法人がある場合は、海外法人は支店扱い
このような違いがあります。
これを踏まえて、「外資系企業がおすすめな人」と「日系グローバル企業がおすすめな人」を解説します。
外資系企業を選ぶべき人とは?
- 年収を上げたい人
- 英語を使って仕事がしたい人
- 海外のカルチャーで働きたい人(残業しない文化、実力主義、長期休暇など)
結論、上記の通りです。
外資系企業は年収レンジが高め
年収を上げたいなら、外資系はおすすめです。なぜなら、外資系企業は日系企業と比較すると、たとえ同じ仕事内容であっても、年収レンジが高いことが多いからです。
実際の事例でいうと、例えば僕が最初の転職で内定をもらった外資企業は、当時の年収の+100万円以上の年収提示をしてきました。また僕だけでなく、日系から外資に転職するだけで、年収が100万円以上上がった人を僕は何人も知っています。
当然ながら、スキルや経験がないのに、年収が上がることはありません。日系企業は年功序列なのに対し、外資系企業は実力主義なので、特に若い方で実力がある人は、外資に転職することで、大幅な年収アップも十分目指せます。
また最近は欧米系の外資系企業だけでなく、中国などアジアに本社がある外資系企業も増えてきました。中国資本が入っているようなところは、実力があるとみなされれば、20代で年収1,000万円以上の年収提示をしてくることも増えています。
「英語を使って働きたい」「海外のカルチャーで働きたい人」も外資系はおすすめ
加えて、上記のような場合も、外資系企業はおすすめです。
外資系企業は本社が海外にあります。そのため、本社の外国人とテレビ会議をしたり、メールでコミュニケーションをとることは日常的にあります。日本支社に外国人がいるケースも多いので、英語を使う機会は多めです。
また、上司が外国人であれば、残業を美徳としない文化があることも多いです。
冒頭の通り、僕は海外で働いていましたが、日本のような「付き合い残業」は全くありませんでした。仕事は時間内にきちっと終わらせ、家族と過ごすために早く自宅へ帰る。これが現地の美徳でしたから、控えめにいっても、ストレスないですよ。
そういう「外国のカルチャー」の下で働きたい場合も、外資系企業であれば、実現できる可能性は高いです。
【注意】海外で働きたいから外資系企業へ行くのは”誤り”です
上記の通りで、海外に行きたいなら、外資系企業に行くのは誤りなんですよね。
外資系企業にとって、日本の支店はあくまで日本のマーケットを開拓するための支店です。ですので、外資系企業の場合、海外に駐在をする機会は、残念ながら圧倒的に少ないです。
とはいえ、出張ベースであれば、外資系企業も普通にあります。
例えば、僕の知っているドイツ系メーカーの営業職は、新製品の展示会に参加するため、年4回ドイツに出張したりしています。
ですので「海外に住むのは嫌だけど、年何回か出張で海外にいけたらいいな」、こんな場合には、外資系企業はおすすめですね。駐在になる心配も低いです。
日系グローバル企業を選ぶべき人とは?
- 将来的に海外駐在したい人
上記の通りです。
海外で働きたいなら、日系グローバル企業を選ぶことが近道
もしあなたが「海外で働きたい」という気持ちがあるなら、日系グローバル企業を選び、海外駐在員として行くのが良いですね。
大手企業の中には、社員の半数以上が海外駐在を経験できる企業もあります。大手商社やメーカーだと、駐在員率は高めですね。
余談ですが、駐在員は、控えめに言っても待遇が非常に良いです。僕が駐在したときも、日本では絶対に住めないような豪邸に無料で住めましたし、車も無料で支給され、ガソリン代も高速代も全部会社払い、家事をしてくれるお手伝いついていました。
加えて、日本と海外の給料が両方出るような環境で、給料のベースもそれぞれ上がっていました。そのため、駐在期間は本当にお金が貯まりましたね。
先進国だとお金が貯まりづらいデメリットはあります。ですが、駐在で若いうちから財を作り、帰国後は早期退職し、投資の収益で生活する人も僕は多く見てきました。
グローバルに活躍できるだけでなく、大きな報酬も得られるので、個人的にはおすすめな選択肢の一つです。
外資系・グローバル転職は将来性が高いのでオススメ
上記の通りで、これから日本で将来性がある分野は、グローバルやIT、医療といった分野です。
日本はすでに人口減少に転じており、国内マーケットが縮小することは目に見えています。その点で、特にグローバルという分野は、今後さらに多くの企業、多くの日本人が、チャレンジしていかないといけない分野です。
一方、日本には英語ができる人材がまだまだ少ないです。ですので、今のうちに外資系・グローバル企業に転職し、そこで経験を積んでおくことは、未来に向けてプラスになります。
それに、外資系・グローバル企業は収入水準が高いです。「いまより収入も上げたい」という理由で外資系やグローバル企業に転職し、実際に年収を100万円、200万円以上あげている人は多いです。駐在員になれば年収1,000万円、2,000万円も目指せます。
幸い、今は転職市場全体が「売り手市場」です。なので、自分の身の丈より1ランク、2ランク上の企業に転職することもできます。
ですが、仮に株式市場が暴落でも起こし、その後に実体経済が株価を追っていくと、本格的な不況が到来します。
不況になると、真っ先に削られるのが「採用費」です。企業が人材募集をしなくなるので、下手すると5年、10年と、転職が難しい時期が訪れるかもしれません。その間に年齢を重ねることになりますから、そうなってしまうと、もう今のようなチャンスは訪れないでしょう。
僕自身いまの仕事は満足していますが、こんな売り手市場は本当に珍しいです。ですので、現在はより良い条件を勝ち取るため、転職活動をしています。
もちろん、転職することが正解ではないです。ですが、転職活動自体は、自分の選択肢や可能性を知るためにも、誰もがやっておくべきだと僕は思います。
転職活動を通じて自分の選択肢を知り、自分の未来を真剣に考える。この売り手市場は、それをする良いタイミングだと思います。
明るい未来は行動の先にあります。お互い後悔しないよう、行動していきましょう。
- JACリクルートメント【ハイクラス向けの転職支援に特化。グローバル・外資系企業のハイクラス転職に圧倒的な強みあり。特に年収600万円以上の方におすすめ】
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