- プログラミングを学ぶのに年齢って関係ないのかな?ネットを調べると30歳や40歳でもプログラミングを勉強し始める人が多いみたいだけど…。プログラミングに年齢の限界があるか、本当のことを知りたい。
今回はこういった疑問に答えていきます。
これを書いている僕のことを簡単にご紹介すると、20代後半の時にプログラミングスクールを使ってスキルを習得。現在はサラリーマンとして働きながら、副業でプログラミングスキルを使って稼いでいます。
一方、サラリーマンとしては就職・転職支援などの仕事をいまはしていまして、エンジニアの就職・転職支援もメインでやっています。そのため、日々どんなスキルを持ったエンジニアが企業に必要とされているか、企業からの生の声を通じて理解しています。
このように、プログラミング実践者という立場と、エンジニア就職・転職支援者の両方の立場にある人はなかなかいないと思いますので、本記事は信頼性が高いと思います。
そこで今回は、
- プログラミングを学ぶのに年齢は関係あるのか?
- 年代ごとのエンジニア就職の実態
- 年齢別のエンジニアを目指す現実的な方法
これらについて解説していきますね。プログラミングを学ぶことに年齢の限界があるのか知りたい方だけ、時間を取って読み進めてください。3分ほどで読み終わるかと思います。
目次
プログラミングを学ぶのに年齢は本当に関係ない?限界はある?
タイトルにも書きましたが、
- プログラミングを学ぶことに年齢は関係ない←半分正解で半分誤り
これが真実です。なぜかというと、
- 半分正解な理由→プログラミングを身につけること自体は何歳になってもできるから
- 半分誤りな理由→年齢を重ねるごとにエンジニアへの門扉は狭くなっていくから
こういった理由です。それぞれ詳しく解説していきますね。
1. 半分正解な理由
半分正解だと考える理由は、プログラミングを身につけること自体は何歳になってもできるからです。
プログラミングを学ぶこと自体は、何歳になっても始めることができます。10代、20代に限らず、始めようと思えば30歳、40歳、50歳でもプログラミングは始めることができます。実際、プログラミングを学ぶメインの場であるプログラミングスクールも、基本的には学習コース自体は何歳でも受けられるようになっています。
つまり、プログラミングを学び始めること自体に、年齢制限はないということです。そういう意味で、プログラミングを学ぶことに年齢は関係ないです。
2. 半分誤りな理由
一方、僕が半分誤りだと考える理由は、年齢を重ねるごとに、エンジニアになるための道は確実に狭くなっていくからです。10代、20代の人と比較すると、30代、40代の人の方が、エンジニアになることは間違いなく難しいです。
そのことを示すシンプルな根拠が、就職支援付きプログラミングスクールが課している受講条件ですね。この条件と、その条件がある背景を知ると、そのことがよくわかると思います。
そもそも就職支援付きのプログラミングスクールというのは、プログラミング学習と就職支援がセットになったスクールです。スクールの仕組みとしては、まずスクール側が、企業からリクエストがある人材を自社のスクールで育て上げます。
順調に育った段階で、スクール卒業生を企業に紹介することで、就職が成功した段階で、紹介料としてスクールは企業から報酬をもらいます。これが就職支援付きスクールの一般的なビジネスモデルです。
ここで問題なのは、こういった就職支援付きのスクールの受講自体に、年齢制限がかかっていることがほとんどだからです。
一般的な就職支援付きのスクールは、30歳未満の受講が条件となっています。つまり、30歳以上の人は受講すらできないということです。
ではなんで30歳以上がダメかというと、企業側が若い人が欲しいというリクエストを、スクール側に提示しているからですね。スクール側としては別に何歳でもいいんです。学ぶ意欲がある人ならそれでお金が取れてビジネスになりますから。
でも就職支援付きスクールの場合、採用する企業があってこそビジネスが成り立ちます。ですから、企業側の意向は、スクール側にとっては絶対なんですね。
つまり、30歳未満限定のスクールが多い理由は、その裏側にある企業側が、若くてポテンシャルがある人が欲しいということを表しています。やっぱり本音としては、30歳以上の年齢がいってる人より、20代の若い人を採用したいということですね。
参考までに僕はエンジニアの就職・転職支援をしていますが、最近は30代以上でも採用されるケースは増えています。でも、20代と30代の人が二人並んだら、やっぱり20代の人の方が企業には好まれて選ばれています。
このように、こういった事実こそが、プログラミングを学ぶことに年齢は関係ないということが、誤りであることを証明すると思います。就職まで見据えるなら、年齢は大いに関係がある。これが事実です。
プログラミングを学ぶ年齢は若ければ若いほど良い
つまり、プログラミングを学ぶ年齢は、就職までを見据えるなら、若ければ若いほど良いということです。エンジニアとして働くことを目指すなら、若ければ若いほど採用してくれる企業はたくさんありますし、選択肢は広がりますよ。
30代からでもプログラミングは習得できる
とはいえ、30代、40代からプログラミングを勉強し、現在プログラマーやエンジニアとして活躍している人が多く存在することも事実です。
今はエンジニア不足ですし、30歳以上の人がプログラミングを学び、エンジニアを目指すチャンスなタイミングでもあります。
難易度は20代よりは上がりますが、30代後半や、それ以上でもエンジニアを目指す道はちゃんとあるので安心してください。今回はその方法もご紹介していきますね。
【年代別】エンジニアを目指す(プログラミングを学ぶ)現実的な方法
年齢によって、エンジニアを目指す(プログラミングを学ぶ)現実的な方法は変わってきます。
- パターン①:30歳未満の人向け(10代、20代)
- パターン②:30歳以上の人向け(30代、40代、50代など)
この2パターンに分けて、方法を解説しますね。
① 10〜20代がプログラミングを学び、エンジニアを目指す方法
- エンジニア就職したい→就職支援付きのプログラミングスクールを使う
- まずは勉強してみたい→学習のみのプログラミングスクールを使う
30歳未満の人は、この2つの方法が選択肢です。
1. エンジニア就職したい→就職支援付きのプログラミングスクールを使う
30歳未満でエンジニア就職を目指すなら、就職支援付きのプログラミングスクールを使うことが一番の近道です。
就職支援付きのスクールは前述通り、プログラミング学習とエンジニア就職支援がセットになったスクールです。一般的に10代、20代限定のスクールが多いので、30歳未満の人にはぴったりかと思います。
就職支援付きのスクールの特徴は、どこのスクールも就職率が平均して90%以上と高いことに加え、「無料」で受けられるスクールや、「転職保証」がついているスクールが多いことです。 金銭的リスクを抑えてプログラミングを学び、エンジニアを目指せるんですよね。
これは若さがあるからこその利点ですので、30歳未満でエンジニアを目指したいなら、就職支援付きスクールを使うことがベストな選択ですね。
なお、おすすめの就職支援付きスクールは以下です。
- TechAcademyPro:就職保証付きスクール。初心者向け定番スクールTechAcademyが出している就職支援付きサービス。20歳以上、32歳以下限定でオンライン受講可能。
初心者であればこの選択で間違いないですよ。
TechAcademyProについてはTechAcademyというスクールの中の、就職支援付きコースです。僕は就職支援がついていないTechAcademyを受講しましたが、1ヶ月でスキルがしっかり身につきましたよ。
オンラインでPC1台あればどこでも受けられますし、初心者向けの定番スクールです。間違いない選択がしたいならTechAcademyProでOKです。
2. まずは勉強してみたい→学習のみのプログラミングスクールを使う
一方、「エンジニアになることはまだ決めていないけど、まずはプログラミングを学んでみたい」という温度感の人も多いはず。こういった方には、就職支援がついていない、学習のみのプログラミングスクールを使うことをおすすめします。
おすすめのスクールは以下のものです。
- TechAcademy:オンラインならココ。特定のコースを選んで受講。学びたいことが明確になっている人におすすめです。
Techacademyは僕自身が受講したスクールです。定番スクールの代表校でして、初心者向けです。無料相談がありますので、受けてみると良いですよ。公式サイトより申込み可能です。
TechAcademyの詳しい体験談は以下の記事からどうぞ。
② 30代、40代、50代からプログラミングを学び、エンジニアを目指す方法
- エンジニア就職したい→30代以上でも受講できる就職支援付きのプログラミングスクールを使う
- まずは勉強してみたい→学習のみのプログラミングスクールを使う
30歳以上の人には上記の方法となります。
1. エンジニア就職したい→30代以上でも受講できる就職支援付きのプログラミングスクールを使う
エンジニア就職を見据えるなら、30歳以上でも受講できる就職支援付きのスクールを受講することが一番の近道です。
とはいえ前述通り、30歳以上を受け入れてくれる就職支援付きスクールは数が少ないです。30歳以上でも受け入れ可能なスクールを列挙しましたので、まずは相談をしてみることをおすすめします。
- テックキャンプ:就職支援付きスクール。30代の受講者が全体の30%、40代以上でも5%存在します。30代以上ならまずはじめに検討すべきスクール
- DMM WEBCAMP エンジニア転職:ココも30歳以上で受講可能です。ただし30代だと転職保証は要相談ですので、まずは「無料カウンセリング」で問い合わせしてみることをおすすめします
一番可能性が高そうなのはテックキャンプですね。ここは受講者全体の30%の人が30代ですから、可能性は一番高いと思います。
まずここで相談し、無理ならDMM WEBCAMP エンジニア転職など、他のスクールを当たって行くことが現実的かと思います。
2. まずは勉強してみたい→学習のみのプログラミングスクールを受講する
こちらは30歳未満の場合と同じです。このタイプのスクール(コース)は年齢制限を設けていないことが一般的ですので、30歳以上でも受講可能です。
- TechAcademy:オンラインならココ。特定のコースを選んで受講。学びたいことが明確になっている人におすすめです。
おすすめスクールも30歳未満の場合と同じですね。TechAcademyは定番ですし間違いないです。無料相談があるのでまずは気軽にやってみると良いですよ〜。
プログラミングを学ぶことに年齢は関係ある。行動は早いほど良いです
述べてきた通り、プログラミングを学ぶことに年齢は関係ないというのは、半分正解であり、半分誤りです。
ただ最後に僕がお伝えしたいことは、年齢によって難易度は変わるかもしれませんが、それでも年齢なんて関係ないと意志を強く持つことです。
30歳から新しいことを始める人はたくさんいます。40歳や50歳になって初めての転職する人もいます。60歳になって自分のビジネスを始める人もたくさんいます。
上手くいくか、いかないかは始めてみないとわかりません。でも、始めること自体に、年齢は一切関係ありません。
何歳になっても、チャレンジし続ける人生の方が面白いと思いますよ。エンジニアになればリモートワークや週3勤務といった自由な働き方も実現しやすいですし、フリーランスになれば年収1,000万円だって狙えます。
やらない後悔よりやる後悔。プログラミングを勉強してみたいと思ったなら、年齢なんて気にせずまずはやってみましょう。方法は今回ご紹介した通りです。
30代向け⇨30代未経験でもプログラミングスクールなら転職できる理由【30代に強いスクールも解説】
40代向け⇨【実態】なぜ40代50代初心者にプログラミングスクール受講希望者が急増しているのか