Webデザイナーはやめとけと言われる3つの理由【本当にやめた方が良いの?】

Webデザイナーはやめとけと言われる3つの理由【本当にやめた方が良いの?】

 

「Webデザイナーはやめとけ」

 

このような言葉を目にすると、これからWebデザイナーを目指す方は「Webデザイナーを目指すことはやっぱり良くないのかな」と不安を感じてしまいますよね。

 

では実際のところ、Webデザイナーは本当にやめておいた方が良いのでしょうか。

 

そこでこの記事では、Webデザイナーはやめとけと言われる3つの理由を始め、本当にWebデザイナーはやめておいた方が良いのかを解説します。

 

私自身、現在Webの会社を経営しており、Webデザイナーの転職支援もこれまで数年以上経験してきたので、そこで得た「Webデザイン業界の実態」含めて紹介します。

 

結論からお伝えすると、「Webデザイナーはやめとけ」には、確かに正しい主張もあります。

 

一方、「Webデザイナーならではのメリット」があることも事実です。ですから、デメリットとメリットの両方を知った上で、Webデザイナーになるべきかそうでないか、決断することが必要です。

 

「Webデザイナーはやめとけ」という言葉を目にし、不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

「Webデザイナーはやめとけ」と言われる3つの理由

まずはWebデザイナーはやめとけと言われる理由を紹介します。結論、理由は大きく3つあります。

 

Webデザイナーはやめとけと言われる3つの理由
  1. 給料が安いから
  2. 残業が多いから
  3. キャリアパスが広がりづらいから

 

1. 給料が安いから

よくある理由が「Webデザイナーは給料が安いから」というものです。

 

日本最大級の転職サイトdodaの「平均年収調査」によると、Webデザイナーの平均年収は「年収363万円」となっています。

 

Webデザイナー、平均年収

 

一方で、dodaに登録した正社員全体の平均年収は、同じくdodaの調査で「年収409万円」となっています。

 

年収の違い

・Webデザイナーの平均年収:年収363万円

・全体の平均年収:年収409万円

 

このように、全体平均と比べると、Webデザイナーの年収は46万円低いのです。

 

給料の実数値から見ても、「Webデザイナーは給料が安い」というのは正しい主張のように思えます。

 

2. 残業が多いから

もう一つ大きな理由は、Webデザイナーは残業が多いというものです。

 

例えば、Web制作会社のWebデザイナーの場合、クライアントに制作物を納品することが仕事ですので、案件が終わらない限り、時間をかけても完成させないといけません。

 

プロジェクトの進捗が良くない場合、定時帰りではなく、毎日21時、22時過ぎまで働くこともあります。そういう環境にいるデザイナーは、残業は多くなるでしょう。

 

もちろん、Webデザイナー全員が残業漬けというわけではないものの、事実として、残業が蔓延化している職場も世の中にはあります。「Webデザイナーは残業が多いから続かない」「離職率が高い」という会社もあるでしょう。

 

ですから、「Webデザイナーは残業多い」という理由も、正しい主張のように思えます。

 

3. キャリアパスが広がりづらいから

ここまでの2つよりは大きな理由ではないですが、Webデザイナーはキャリアパスが広がりづらい点も理由としてあがっています。

 

ただ、この理由はあまり的を得ていないと思います。なぜなら、Webデザイナーのキャリアパスが広がりづらいのは、Webデザイナーになる方は、「生涯Webデザイナーとしてキャリアを歩んでいきたい」と考える方がそもそも多いからです。

 

Webデザイナー自体が、Webデザイナーから違う仕事にキャリアを変えることを望まない人が多いため、結果としてキャリアパスが狭く見えがちなのが実態です。

 

実際のところWebデザイナーの方でも、Webデザイナーを統括する「Webディレクター」になったり、Webデザインスキルを活かして「Webマーケター」になるなど、希望して行動すれば、キャリアパスの事例は豊富にあります。

 

このように、「Webデザイナーはキャリアパスが広がりづらい」というのは、単にWebデザイナーになる人がWebデザイナーとしてずっと働きたいだけであり、Webデザイナー自体のキャリアパスが狭いことではありません。

 

このような3つの理由から、Webデザイナーはやめとけと言われます。給料が安いこと、残業が多いことは、そういう職場も実際ありますので、事実としては正しいですね。

 

本当にやめておいた方が良い?Webデザイナーになる3つのメリット

ここまで紹介した理由は確かに事実です。では、Webデザイナーを目指す人は、一人も例外なくWebデザイナーになることはやめておいた方が良いのでしょうか?

 

これは違うと思っています。なぜなら、Webデザイナーにもメリットはあるからです。

 

どんな仕事もメリット・デメリットはありますので、両者を比較し、メリットが大きいなら目指す価値はあります。

 

ではWebデザイナーのメリットは何かというと、大きなメリットは3つあります。

 

Webデザイナーの3つのメリット
  1. スキルが身につき、仕事に困らなくなる
  2. 自分次第で高収入も実現できる
  3. 働き方の自由度が高い

 

1. スキルが身につき、仕事に困らなくなる

スキルが身につき、仕事に困らなくなるのは、Webデザイナーになる大きなメリットです。

 

業界内にいる方なら実感していると思いますが、一定以上の実務経験のあるWebデザイナーは、今本当に足りていません。

 

多くの企業がWebデザイナーを確保したい一方、Webデザイナーの数が足りていないので、Webデザイナーの価値は相対的に高まってきています。

 

ですから、Webデザイナーとして必要とされるスキルを身につければ、就職や転職はもちろん、在宅フリーランスや副業でも、どんな道も実現しやすくなります。

 

このように、スキルのあるWebデザイナーは需要が高い一方、肝心の人が少ないため、スキルさえ身につければ、仕事に困る可能性はかなり少なくなります。

 

終身雇用が崩壊し、誰もが仕事を失うかもしれない現代において、このメリットだけでも、個人的にはWebデザイナーを目指す価値があると思いますよ。

 

2. 自分次第で高収入も実現できる

自分次第で高収入を実現できることも、Webデザイナーのメリットです。

 

Webデザイナーの平均年収は363万円で、全体平均より低いとお伝えしましたが、これは正社員のWebデザイナーだけで勤務している場合です。

 

例えばフリーランスになれば、案件をこなした分だけ収入は上がっていきますし、会社員であっても副業すれば、収入を上げることは可能です。

 

Webデザインの場合、前述通りスキルがありますから、フリーランスや副業案件を受注しやすいです。ですから、自分の頑張り次第で、高収入は実現していける仕事なのです。

 

3. 働き方の自由度が高い

働き方の自由度が高いことも、Webデザイナーのメリットです。

 

例えば「在宅ワーク」や「リモートワーク」がしやすいのは、Webデザイナーの大きなメリットと言えるでしょう。

 

Webデザインの仕事には、Webサイトをデザインして作り上げる仕事や、バナーやロゴを作成する仕事があります。

 

これらの仕事はパソコンとネット環境さえ、あなたがどこに住んでいてもできます。もちろん在宅ワークはできますし、それこそリモートワークで沖縄や北海道、ハワイなどにいても、パソコンとネット環境さえあればできるんですよね。

 

会社に属していると、働き方の自由度はそこまで融通は効きませんが、例えばベンチャー企業には在宅ワークを完備したWebデザイナーの仕事も豊富にあります。会社次第では、就職しながらでも自由度の高い働き方を実現できる可能性があるということです。

 

もちろん、フリーランスになれば、自由度は極限まで高まります。在宅で家族との時間を大切にしたり、リモートワークで世界中を旅しながら働くことも目指せます。この点も大きなメリットではないでしょうか?

 

以上がWebデザイナーになると得られる3つのメリットです。

 

「Webデザイナーはやめとけ」をどう捉えるべきか【目的次第】

述べてきた通り、Webデザイナーをやめとけは一定正しい部分もありますし、逆にWebデザイナーのメリットもあります。

 

ではどうすればいいかというと、あなた自身が人生で実現したい目的に沿って、Webデザイナーの道が良さそうであればWebデザイナーとして活動することを目指せば良いですし、逆にそうでないなら、Webデザイナーに固執する必要はないと思います。

 

前述通り、Webデザイナーは働く環境によっては、給料が低く、残業が多いこともあるでしょう。そういうWebデザイナーは実際に一定数存在します。

 

ですが、そういう環境でも、例えば副業をすれば、現職で足りないスキルを得ることができますし、副業で頑張った分、収入を上げることもできます。

 

残業がある場合は時間を作ることは必要ですが、人生を変えるためなら、一定期間は頑張る期間を設けることも必要だと思います。

 

どんな環境にいても、自分次第で人生は変えられます。その点Webデザイナーは、スキルという武器を手にできる仕事ですし、副業等で個人で収入を得やすいです。

 

加えて、在宅・フリーランス等を目指すなら、Webデザイナーは在宅勤務もしやすいですから、女性であれば家事や育児と両立しながら、社会を繋がりを持ってはたらくことも目指せる稀有な仕事です。

 

このように、Webデザイナーはデメリット・メリットそれぞれありますので、最終的にあなた自身がどうなりたいか、人生の目的に合わせて、Webデザイナーの道を進むべきか決めると良いですよ。

 

「Webデザイナーをやめとけ」が当てはまらないのはこんな人

ここまで読んできて、「私はどっちに当てはまるかわからない..」と思ってしまった方もいるかもしれません。

 

ですので、「Webデザイナーをやめとけ」が当てはまらない人、言い換えれば「Webデザイナーはやめとけという言葉を気にするより、早いことWebデザイナーになった方が良い人」の特徴をあげると、次の通りです。

 

Webデザイナーになった方が良い人

✔︎ 会社に依存しないスキルを身に付けたい人

✔︎ 自分の頑張り次第で高収入を目指せる仕事に就きたい人

✔︎ 在宅ワーク・フリーランス・副業で働くことに憧れる人

✔︎ 自由度の高い働き方がしたい人

 

Webデザイナーはこういったタイプの人が、特に幸福感を感じながら働いています。ですから、あなたもこのいずれか、または全部に当てはまるなら、Webデザイナーになることで、充実した毎日を送り、日々幸福感を感じながら生きていけると思いますよ。

 

「Webデザイナーはやめとけ」が当てはまらない人がこれから歩むべき3つのステップ

先ほど紹介したWebデザイナーになるべき人がこれから歩むべきステップを挙げると、次の通りです。

 

Webデザイナーになりたい人が歩むべき3つのステップ
  1. Webデザインを勉強する
  2. Webデザイナーとして実務経験を積む
  3. Webデザイナーの仕事を通じて、自分らしい働き方を叶える

 

すでにWebデザイナーの方は、1と2のステップは不要となります。これからWebデザイナーを目指す方向けに、ステップ1から解説しますね。

 

1. Webデザインを勉強する

Webデザイナーになるためには「Webデザインの勉強」が必要です。ですから、まずは学習をスタートしましょう。

 

方法は大きく2つあり、「独学」と「Webデザインスクール」です。

 

2つありますが、Webデザインを仕事にしていきたいなら、Webデザインスクールで学ぶようにしましょう。なぜなら、Webデザインは独学で勉強すると、時間がかかる上に挫折しやすいからです。

 

これまでWebデザイン学習者を多く見てきた経験からいうと、Webデザインは独学で勉強すると、Webデザインスクールを使う場合の少なくとも3倍以上の時間がかかることが多いです。

 

加えて、Webデザイン独学の挫折率は90%とも言われていますので、不可能ではないものの、独学はなかなか険しい道のりとなります。

 

一方でWebデザインスクールの場合、プロのWebデザイナーが手厚いサポートをしてくれ、現場で使えるスキルを正しく教えてくれます。

 

Webデザイナーとして仕事をしていきたい場合、最初にプロから正しい型を教わることは極めて重要です。

 

最近のWebデザインスクールは1〜3ヶ月など短期間でも受講できますから、最初の数ヶ月だけでも、Webデザインスクールでスキルの型を学ぶことをおすすめします。

 

一点注意点は、Webデザインスクールと一言でいっても、質はバラバラなことです。中にはWebデザイナーになるスキルが身につかず、お金と時間を捨ててしまうようなスクールも存在します。

 

ではどのスクールを選べばいいかというと、本当に質の高いスクールは『【徹底比較】Webデザインスクールおすすめ6選!オンライン・社会人向けなど目的別で紹介』で取り上げています。迷ったらこの中から、印象の良いスクールを選び、数ヶ月Webデザインを学ぶと、最も高確率でWebデザイナーを目指せるでしょう。

 

2. Webデザイナーとして実務経験を積む

ステップ1でWebデザインを学んだら、次はWebデザイナーとして実務経験を積む段階です。

 

実務経験を積む一番メジャーな方法は、Webデザイナーとして企業に就職・転職し、そこで働くことです。

 

前述したWebデザインスクールには「就職・転職サポート」があるスクールもありますので、そういったサポートを使えば、未経験でもWebデザイナー就職・転職が目指せます。

 

あるいは、自分自身で副業・在宅ワークで案件を受注し、実務経験を積む方法もあります。

 

この場合、最初の案件を受注する際に経験がないので苦労はあるものの、スタートさえうまくいけば、早い段階で個人で収入を得る経験を積み、Webデザイナーとして市場価値を高めることができます。

 

このように方法は複数ありますが、一番確実なのはWebデザイナーとして企業に就職・転職することなので、就職・転職できる方は、まずはWebデザイナー就職・転職を検討すると良いでしょう。

 

一方、例えば主婦の方など就職・転職が現実的でない場合は、在宅でできるWebサイトのデザイン案件、バナー作成案件などからスタートし、徐々に経験を積んでいくと良いでしょう。この方法でも、月5〜10万円くらいは十分目指すことができますよ。

 

3. Webデザイナーの仕事を通じて、自分らしい働き方を叶える

実務経験を積んできたら、そこからはWebデザイナーの仕事を通じて、自分らしい働き方を叶えていくフェーズです。

 

例えば会社員として今は働いているものの、将来的に独立したい方は、フリーランスになることを考えるフェーズです。

 

Webデザインはスキルがあるのでフリーランスに特になりやすい職種です。会社で実務経験を積んでいれば、比較的スムーズにフリーランスになることもできますよ。

 

あるいは、Webデザイナーとして在宅ワークしたい方は、中〜高単価の在宅案件に絞って案件を受けることも良いでしょう。

 

ここまでのフェーズで、一定の経験は得ていますので、在宅案件の中でも比較的単価の高い中単価〜高単価案件も受注していけるはず。そうすれば、在宅だけでも生計は十分成り立つでしょう。

 

以上がWebデザイナーを目指す方のこれからの歩むべき3つのステップです。このステップで一つずつ進んでいけば、Webデザイナーとして自分らしい働き方を叶え、人生の満足度・幸福感を高めることも実現していけるでしょう。

 

まとめ

述べてきた通り、「Webデザイナーはやめとけ」には、給料が安い、残業が多いなど正しい主張もありますが、Webデザイナーはそれ以上に、スキルが身につく、頑張り次第で収入を伸ばせ、自由度の高い働き方もできる素晴らしい仕事です。

 

「Webデザイナーはやめとけ」という言葉だけ鵜呑みにし、目指すことをやめるにはあまりにもったいない仕事ですから、Webデザイナーを目指したい方は、当初の夢や憧れを忘れることなく、チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

 

最終的にWebデザイナーに完全にキャリアチェンジせずとも、Webデザインスキルを身につけておけば、いざとなった時に自分の手で食べていくこともできます。

 

自分や家族を守る武器としても、需要の高いWebデザインはおすすめです。迷われている方は、まずは1〜3ヶ月でも良いので、学習を始めてみてはいかがでしょうか?

 

記事を読んで、「やっぱり私はWebデザイナーを目指したい」と感じた人は、Webデザインを学習することが次のステップです。『【徹底比較】Webデザインスクールおすすめ6選!オンライン・社会人向けなど目的別で紹介』の記事で質の高いスクールを厳選していますので、続けて参考にしてみてください。