
- Webデザインを独学で勉強したいけど、初心者は何から始めればいいか全くわからない…
- Webデザイン独学で必要なものや勉強方法、具体的な学習ロードマップは?
- Webデザインは未経験から独学で勉強しても、ちゃんとスキル習得できるもの?
このように悩んでいませんか?
Webデザインスキルを効率的に身につけるには「Webデザインスクールおすすめ9選」でまとめている質の高いWebデザインスクールの利用が一番の近道ですが、Webデザインは独学で勉強・就職することも十分可能です。
そこでこの記事では、Webデザインを何から始めればいいかわからない方向けに、Webデザインを習得する独学の勉強方法・学習ロードマップを紹介します。
この記事を読めば、Webデザインを何から始めればいいかの手順や、独学で必要なものもわかりますよ。
何から始める?Webデザインを独学で勉強する方法・学習ロードマップ【4ステップ】

まず初めに、「Webデザインの独学は何から始めたらいいの?」という方向けに、Webデザインを独学で身につける勉強方法・学習ロードマップを紹介します。結論、ステップは次の4つです。
- Webデザインスキルの基本を身につける
- デザインツールの使い方を理解する
- すでにあるWebサイトをトレースする
- オリジナルWebサイトをイチからデザインして作ってみる
1. Webデザインスキルの基本を身につける
まずはWebデザインスキルの基本を一通り学んでいきましょう。Webデザインの基本を学ぶ方法は大きく3つあります。
- 本で勉強する
- 独学サイトで勉強する
- 有料の動画講座で勉強する
メリット・デメリット・おすすめ本やサイト・講座をまとめると次の通りです。
メリット | デメリット | おすすめ | |
本で勉強 |
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独学サイトで勉強 |
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有料の動画講座で勉強 |
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「本で勉強する場合」は、学びたい用途に応じて本を選んで学習します。例えばデザインの原理原則を学ぶならノンデザイナーズブック、Webデザインの基本スキルを学ぶならWebデザイン入門講座などがおすすめです。
「独学サイト」で勉強する場合は、chot designというサイトでWebデザインを学べます。月額有料制ですが料金が安いため、独学するならおすすめです。
最後に「有料の動画講座で勉強」ですが、Udemy(ユーデミー)というオンライン教材プラットフォームに、Webデザインに関するたくさんの動画講座が掲載されています。1講座あたり〜数万円ほどのため、本よりは高いですが、Webデザインスクールを使うよりも安いです。
このように、まずはどの方法でも良いので、Webデザインの基本を学ぶことがファーストステップです。
2. デザインツールの使い方を理解する
次はPhotoshopやIllustratorなどデザインツールの使い方を学んでいきます。
どちらから学習するか迷ったら、まずはPhotoshopから始めるのがおすすめです。
前述通り、Photoshopは、Webデザイナーが最も使っているデザインツールです。Photoshopさえ学んでおけば、Webデザイナーとしてできる仕事も出てきます。
PhotoshopやIllustratorの使い方を勉強するためには、Adobe社が提供しているPhotoShopチュートリアルやIllustratorチュートリアルから始めてみましょう。
どちらも販売元のAdobeが正式に出しているチュートリアルです。PhotoShopとIllustratorをどのように活用すればいいか、学習できますよ。
3. すでにあるWebサイトをトレースする
Webデザインの基礎やデザインツールの使い方を一通り学んだら、次はすでにあるWebサイトをトレースしていきます。
トレースとは「模写」「マネ」を意味します。Webサイトのトレースとは、プロが作ったWebサイトを真似るするように完コピしていくことです。
トレースすることで「なぜこのWebサイトはこういうデザインなのか」「このデザインにはどういう意図があるのか」といったことを学べます。
トレースすることで、頭だけでなく、手を動かしながらデザインを体得できます。良いデザインを身体でしっかり吸収していけるんですよね。
Photoshopを使ったトレース方法
あなたが気になったWebサイトを見ながら、PhotoShop上で同じようにデザインをしていきます。
実際に真似しながらデザインを作ってみることで、手を動かしながら、プロのWebデザインを体得していきます。
トレースする際は、ヘッダーや見出し、フォントやフッターがどのようにデザインされているか、一つ一つの構成を見ながら、デザインの意図を考えていくことがおすすめです。
トレースに自信がない方はどうすればいい?
「いきなりトレースは自信がない」という方は、プロが作ったデザインにたくさん触れてみることでもOKです。
例えば以下サイトには、プロが作ったデザインがたくさん掲載されています。
- I/O 3000:国内外の多様なWebデザインが掲載されているサイト
- Awwwards:センスの良いWebサイトがたくさん掲載されている海外のサイト
- 現代デザイン:最新のWebサイトが掲載されているサイト
こういったサイトで、いろんなデザインを眺めることもおすすめです。多様な引き出しが自分自身にたまっていくよう、学ぶ姿勢でチェックしてみると良いでしょう。
4. オリジナルWebサイトをイチからデザインして作ってみる
ここからはいよいよ実践です。オリジナルWebサイトを一からデザインして作ってみましょう。
「いきなりWebサイトのデザインなんて作れない」と不安に思ってしまいますよね。安心してください。この段階では難しいものを作る必要はなく、簡単なもので大丈夫です。
簡単でも良いのでイチからデザインして作ることで、Webデザインの流れが一通り理解できます。最初は大変ですが、この段階を乗り越えれば、その後はグッと楽になりますよ。
以上がWebデザインを独学で勉強する4つの手順です。
Webデザインは独学でも習得できるの?独学のリアルな実態を解説

「そもそもWebデザインは独学でも習得できるのか?独学のリアルな実情」を解説します。結論をお伝えすると次の通りです。
- Webデザインは独学でもスキル習得できる
- Webデザインを独学してWebデザイナー転職・就職・副業も実現できる
- とはいえ、Webデザイン独学は決して簡単ではないことも事実
Webデザインは独学でもスキル習得できる
まずはWebデザインスキルの習得ですが、結論、独学でも習得可能です。
なぜなら、Webデザインは独学でも学べる本・カリキュラム・動画教材などが存在しており、独学で習得した方も多く存在するからです。
例えば「Webデザイン独学の本」を使えば、Webデザインの基本や、Photoshop/Illustratorなどデザインツールの使い方を勉強できます。
あるいは「独学で学べる動画教材」を購入すれば、Webデザインの実践を視覚的に見ながら学べます。
最近はWebデザイン独学で活用できるツールがたくさんあります。そういったツールを活用すれば、Webデザインは独学でも学べます。
Webデザインを独学してWebデザイナー転職・就職・副業も実現できる
Webデザインをこれから勉強したいと思っているあなたは、Webデザイナーとして何かしらの形で仕事をしたいと考えていると思います。例えば以下のような形です。
- 今の仕事を辞めて、Webデザイナーへ転職したい
- 大学を卒業したらWebデザイナーに就職したい
- 未経験からWebデザインの副業で収入を得たい
結論、Webデザインを独学で学べば、このような転職・就職・副業も実現可能です。
未経験からWebデザインを仕事にするには「スキル」と「実績」が重要
未経験からWebデザイナー転職・就職・副業するためには、何が必要だと思いますか?
必要なものは2つで「スキル」と「実績」です。
このうち「スキル」とは、Webデザインの基本原則の理解や、Photoshop・Illustratorなどデザインツールの使い方が当たります。このようなスキルは、本や動画教材を活用して勉強すれば、独学でも習得できます。
問題は「実績」ですが、これも努力次第で乗り越えられます。
例えば、ご自身でオリジナルのWebサイトをイチからデザインして、自分独自のオリジナル作品を準備していきます。作った作品を「制作実績」としてまとめ、最終的に「ポートフォリオ」と言われるWebデザイナーの世界の履歴書としてまとめれば、あなたの実績が完成します。
準備した制作実績・ポートフォリオをもとに転職活動を行えば、あなたを採用してくれたり、あなたに仕事を発注してくれる会社は多く存在します。実際に独学でスキルと実績を準備し、転職・就職・副業・フリーランスといった形で、Webデザイナーを仕事にできた方は存在します。
このように、Webデザインを独学することで、将来的に仕事につなげることは可能です。
とはいえ、Webデザイン独学は決して簡単ではないことも事実
Webデザイン独学は可能ですが、Webデザイン独学は決して簡単ではないことも事実です。
なぜなら、Webデザインの独学は、習得までに時間がかかる上に、途中で挫折しやすいからです。全員が全員、うまくいく方法ではないんですよね。
特に、Webデザインを「独学」で勉強する場合と、Webデザインを「Webデザインスクール」で勉強する場合を比べると、独学の方が圧倒的に大変ですし、時間もたくさんかかります。
あなたが「Webデザイナーにどうしてもなりたい」と思うなら、Webデザインを独学するより、Webデザインスクールを短期集中の2〜3ヶ月でも利用した方が、良い結果に結びつきやすいことは間違いありません。
Webデザインスクールはお金はかかるものの、中長期的に見れば、スクールに通ってよかったと感じるケースがとても多いです。
ここまでをまとめると、Webデザインの独学は決して簡単ではないですが、お金がかからないメリットがあります。Webデザインスクールと比べると、次のように学習方法の選び方をすると良いでしょう。
- お金がかかっても、時間や確実性を買うなら「Webデザインスクール」
- 時間がかかっても、挫折しやすくても、お金をかけずに学ぶなら「独学」
確実にWebデザインを習得し、就職・転職・副業・フリーランスなどを目指すなら、Webデザインスクールを使った方が効率的ですね。
「【徹底比較】Webデザインスクールおすすめ9選!オンライン・社会人向けなど目的別で紹介」の記事で、品質が高いWebデザインスクールをまとめているので、スクールも検討したい方は参考にしてみてください。中にはリーズナブルな料金で利用できるスクールもありますよ。
一方で、できるだけお金をかけずに学習するなら「独学」が選択肢です。これから紹介する必要なものを揃え、ロードマップに沿って学習を進めていきましょう。
ここからWebデザインの独学で必要なもの、勉強方法を解説しますが、Webデザイン独学の難しさを詳しく知りたい方は「Webデザイナーは難しい?就職・在宅・独学の難易度を解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。
Webデザインの独学で必要なもの

Webデザインの独学で必要なものは次の通りです。
- パソコン
- Adobeのデザインツール
- 無料のテキストエディタ
1. パソコン
まずは「パソコン」が必要です。基本的には、現在使っているパソコンで大丈夫です。
Webデザイナーのパソコンの主流はMacbookですので、最初からMacbookを購入する方も多いです。
ですが、独学の良いところは「お金をかけずに学べること」です。ですから、まずはあまり初期費用をかけず、今あるパソコンで始めてみると良いでしょう。
その場合、性能が優れていないパソコンだと、処理速度が遅く、デザイン作業が思うように進まないことも起こり得ます。
どうしても作業に支障が出るようであれば、以下スペックのパソコンであればWebデザインで十分活用できます。
- CPU core i5以上
- メモリ16G以上
このスペックであれば、快適にWebデザインができますよ。
2. Adobeのデザインツール
Webデザインを実践する際にはデザインツールが必要です。
Webデザイナーの世界で一番主流のツールは「Adobe」が出しているデザインソフトです。具体的には次のツールです。
- Adobe Photoshop
- Adobe Illustrator
Photoshopは主に画像加工を行う際に使われるデザインツールであり、Illustratorは主にアイコンやイラストを作成する際に使われるツールです。
特に「Photoshop」は、Webデザイナーが最も使っているデザインツールです。
例えばWebデザインスクールの中にも、Photoshopは学ぶものの、Illustratorは取り扱っていないスクールもあります。ですから、まずはPhotoshopを準備し、学習を始めることがおすすめです。
なお、PhotoshopとIllustrator、それぞれ個別に契約もできますが、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)という、いろんなAdobe製品がパッケージ化されたプランもあります。
Adobe Creative Cloud(Adobe CC)を年間契約または月額契約をすると、PhotoshopやIllustratorだけでなく、その他のソフト(UI/UXデザインで使うAdobe XDなど)もすべて使えるようになります。お得に契約するなら、Adobe CCを利用することが良いですよ。
3. 無料のテキストエディタ
Webデザインにおいて、作成したデザインをWebサイト上で表示できるように記述することをコーディングと言います。Webデザインスキルにはコーディングも含まれるため、テキストエディタも準備する必要があります。
なお、テキストエディタには無料で使えるものがたくさんあります。ですから、お金をかけずに無料でOKです。
テキストエディタであれば、Visual Studio Code、Brackets、Sublime text3、Atomあたりがおすすめです。この中から選び使ってみましょう。
Webデザインを独学で勉強する自信がない場合は?【おすすめの学習方法】

Webデザインは独学でも習得できるとはいえ、やっぱり自信は出てこないですよね。特にWebサイトをイチからデザインして作るのは、かなりハードル高く感じてしまったのではないでしょうか?
その場合は、独学で無理せず、Webデザインスクールを活用することがおすすめです。
Webデザインスクールであれば、ここまで紹介したWebデザインの基礎やデザインツールの使い方はもちろん、Webサイトをイチからデザインして作る実践までを一貫して学べます。
しかも、独学とは異なり、プロの現役Webデザイナー講師が手厚くサポートしてくれます。わからないことがあったら講師に質問しながら進めるため、独学よりも効率的にスキルを習得できますよ。
Webデザインスクールも検討したい方は「【徹底比較】Webデザインスクールおすすめ9選!オンラインなど目的別で紹介」の記事では、品質が高いWebデザインスクールをまとめているのでぜひチェックしてみてください。中にはリーズナブルな料金で利用できるスクールもあります。
一方、Webデザインスクールと独学、どっちが良いかわからない方は「【結論】Webデザインスクールは無駄?意味ない?受講者の声から徹底検証」の記事が参考になります。
こちらの記事では、Webデザインスクールを受講した方々のリアルな声を集めて「ぶっちゃけ、Webデザインスクールを受講したことをどう思っている?」をわかりやすくまとめています。独学とWebデザインスクールで迷っている方は、新たな発見があると思いますよ。
Webデザインの独学・勉強でよくある質問
Webデザインの独学・勉強で身につけるべきスキルは?
Webデザインを仕事につなげるなら、Webデザインの基本原則、PhotoshopやIllustratorなどデザインツールの使い方、Webデザインの実践スキル(Webサイト・バナー・ロゴ・アイコンなどの制作スキル)を身につけることが必要です。
どのスキルも決して難しくなく、正しい勉強方法で学習すれば、未経験でも十分習得できることばかりです。
Webデザインの学習方法で迷っているけど、おすすめの勉強方法はある?
迷ったらWebデザインスクールがおすすめです。
Webデザインは独学でも勉強できるものの、時間が相応にかかる上に、途中で挫折しやすいです。Webデザインスクールであれば、わからないことはプロの現役Webデザイナーに質問しながら学んでいけます。
最近はリーズナブルに受講できる安いWebデザインスクールや、キャリアサポートまで受けられる副業サポートが充実したWebデザインスクール、転職・就職支援に強いWebデザインスクールもあります。
学習方法で迷ったら、こういったスクールを活用すれば、未経験でもWebデザインスキルを短期で習得し、憧れのWebデザイナーになることは十分可能です。
まとめ

この記事で紹介した手順で勉強すれば、Webデザインの基本を習得し、実践まで一通り経験できます。まずは手軽に始められるWebデザインの基本学習からスタートしてみてはいかがでしょうか?
一方、とにかく最速でWebデザイナーになりたい方は「Webデザインスクール」の活用がおすすめです。
品質の良いWebデザインスクールであれば、プロの現役Webデザイナー講師によるサポートのもと、仕事で使える実践スキルを最短で習得できます。
特にあなたが転職やフリーランスなどWebデザイナーを仕事にしたい方は、最初にプロから学んでおくと、変な癖もつかずに済みますよ。
- おすすめWebデザインスクール:【徹底比較】Webデザインスクールおすすめ9選ランキング!オンラインなど目的別で紹介
- Webデザインスクール受講者のリアルな声:【結論】Webデザインスクールは無駄?意味ない?受講者の生声から徹底検証
それぞれ上記記事でまとめています。こちらも続けてぜひチェックしてみてください。