
- 動画編集者になって個人で稼げるようになりたいけど、自分に向いている気がしない…
- 動画編集を勉強して失敗するのが嫌だ。動画編集が私に向いているかを事前に知りたい。
- 動画編集者に向いている人と、逆に向いていない人の特徴は何だろう?
…と、このように悩み、この記事にたどり着いていませんか?
いま動画編集者を目指す人はとても増えています。それもそのはず、5Gの恩恵やYoutubeなど動画メディアの盛り上がりにより、動画編集の市場は大きく成長しています。
個人で副業から始められる案件もたくさんあるため、未経験から数ヶ月で動画編集スキルを身につけ、個人で月5万円〜月10万円といった収入を得ている人もたくさんいます。
とはいえ、じゃあ自分自身が他の人のようにうまくいくかというと、そんな自信はなかなか持てないですよね。
そこでこの記事では、今後動画編集者として成功しやすい「動画編集者に向いている人の特徴」を、これまで数多くの動画編集者を見てきた経験から解説します。
また、動画編集者に向いていない特徴も紹介することで、あなたに動画編集者が向いているかを判断できるようにまとめています。
本記事を読めば、動画編集者に向いている人・向いていない人の特徴がわかりますよ。今後どのように動画編集と向き合っていけば理想の未来を実現できるか、道筋も見えてくるでしょう。
目次
動画編集者に向いている人の特徴8つ

- 作業をコツコツ続けられる
- 納期を守る意思がある
- 人とのコミュニケーションが苦ではない
- 伸びている市場で仕事がしたい
- 副業で収入を得たい
- フリーランスとして独立したい
- 自由な働き方を実現したい
- 動画や映像に興味がある
動画編集者に向いている人の特徴は上記8つです。それぞれ解説しますね。
1. 作業をコツコツ続けられる
動画編集の仕事は「地道な作業」が多い仕事です。
- 動画素材をシーンに合わせてカットしたり、
- 会話内容に合わせてテロップを挿入したり、
- 内容に合うBGMを追加したり、
- アニメーションを入れたり、
…など、一つの動画を編集するにあたって、細かい作業を一つずつ進めていく必要があります。
また、細かい細部にも気を配ることで、クオリティの高い動画・映像を創り上げることができます。
このように、動画編集者には作業をコツコツ遂行する適正が求められます。「細かい作業が得意」というレベルではなくとも「細かい作業が苦にならない」という方であれば、動画編集の仕事は向いている可能性が高いです。
2. 納期を守る意思がある
動画編集者の仕事は、自分自身がオーナーとなるYoutubeチャンネル運営などを除くと、基本的には「発注者」がいて、自分自身が案件を受ける「受注者」となります。
発注者が案件を受注者に発注する際は「●月●日までに完成動画を納品してください」と、納期が決められることがほとんどです。
ですから、納期を守る意思は、動画編集者に向いている特性というより、仕事をしていく上で最低限求められることです。
とはいえ、納期を守れない方も意外と多いため、納期を守れるだけでも、ある程度クライアントの信頼を積み上げることができます。
納期を守る意思を持つことは全く難しいものではありません。自分の意思次第でなんとかなる部分のため、意識を強く持っておきたいですね。
3. 人とのコミュニケーションが苦ではない
人とのコミュニケーションが苦ではない人も、動画編集者に向いている可能性が高いです。
動画編集者の仕事は作業が中心で、人とのコミュニケーションが必要ないと思われがちです。ですが、動画編集の仕事は、実は人とのコミュニケーションが割と多く発生します。
特に多いのは、クライアントである発注者とのやりとりです。
例えば、一つの動画を編集していくためには、ただ動画を編集すれば良いわけではなく、クライアントが今回動画編集を依頼している目的や背景を理解した上で、動画に反映させていくことが望ましいです。
- 「自社サービスの認知を広げたいから、できるだけ多くのユーザーにこの宣伝動画を届けたい」
- 「Youtubeチャンネルの登録者数を増やしたいから、最後まで視聴してもらい、チャンネル登録まで繋げたい」
このように、一つの動画編集を取っても、クライアントによって目的は異なってきます。
クライアントが考えていることを知るためには、コミュニケーションが必要です。
「どうしよう。話し上手ではないし、むしろ会話が苦手」と不安になった方も安心してください。動画編集者におけるコミュニケーション力とは、営業マンのようにバリバリ会話ができることではありません。
自分自身が話すというより、むしろしっかりと「聞き役」に回り、相手の意図を汲み取る能力の方が求められます。
最近はチャットワークなどチャットツールでのやりとりが主流のため、流暢に会話ができる必要もありません。相手の立場に立って考えることを徹底するだけでも、動画編集者におけるコミュニケーション力はどんどん鍛えることができますよ。
4. 伸びている市場で仕事がしたい
伸びている市場で仕事がしたい方も、動画編集者に向いている可能性が高いです。
動画編集など動画市場はいま急速に成長しています。動画編集の市場の伸びを図る別の指標に「動画広告の市場規模」のデータがあります。
市場規模のデータは、大手インターネット広告代理店のサイバーエージェント社が毎年調査結果を発表しています。以下が、2021年時点の国内動画広告の市場調査の結果ですので紹介しますね。

出展:2021年国内動画広告の市場調査を発表 | サイバーエージェント
これを見ると、市場は年々右肩上がりに成長していることが見て取れます。
これだけ市場が伸びている要因の一つが、多くの人がスマートフォンから動画の視聴を楽しくようになったからです。スマートフォンからの動画視聴時間も、2015年から2019年までの5年間で約4倍までに成長しているデータがあります。

このように、動画市場は急速に伸びています。
「動画市場が伸びる=動画の編集需要が高まる」こと意味しますので、動画編集者の現在の需要は高く、今後の将来性も強い成長が見込まれます。
人口減少が進む日本では、多くの産業が停滞・あるいは衰退していくことが予想されます。その中で成長市場である動画編集は、成長市場で仕事がしたい方にとっては、特に向いている仕事です。
動画編集者の詳しい将来性は「もうオワコン?動画編集者・映像制作者の将来性や需要は?増えすぎ?【動画クリエイターのこれから】」でより詳しくまとめています。合わせてご覧ください。
5. 副業で収入を得たい
将来の不安から、最近は副業に興味を持つ方が増えてきました。とはいえ、多くの方は副業で使えるスキルを持っていないため、副業を始めたくても一歩踏み出せない方が多いです。
その点動画編集は、未経験からでも副業を始めやすい分野です。動画編集が初心者でも副業を始めやすい理由はシンプルで次の通りです。
- 動画編集スキルの習得は難しくない
- 正しく学習すれば、数ヶ月でも副業スキルを習得できる
- 動画編集には未経験でもできる副業が案件が多い
動画編集スキルの習得は難しいと思っている方もいますが、動画編集はそこまで難しくありません。
例えば、最近は短期間で副業で通用するスキルを学べる動画編集スクールもあります。以下記事で紹介しているような「質の高い動画編集スクール」を活用すれば、開始数ヶ月で動画編集の副業で使えるスキルを習得できます。
これからの時代は不透明です。そのような時代を生き抜く上で、動画編集スキルは大きな武器になります。副業収入を得たい方にとって、動画編集はまさに向いている仕事です。
未経験でも始められる動画編集の副業は「【未経験向け】初心者の動画編集副業の始め方!収入を得る3ステップを徹底解説」で詳しくまとめているので、合わせてチェックしてみてください
6. フリーランスとして独立したい
将来的にはフリーランスとして独立したい方にも、動画編集者は向いています。
前述通り、動画編集者は副業など個人で稼ぎやすい仕事です。副業収入で月10〜20万円以上を稼げるようになれば、フリーランスとして独立することも視野に入ってきます。
動画編集の場合、フリーランスとして独立するまでに1年かからず達成している方も多いです。他の仕事と比べて、動画編集はスキル習得や案件獲得のハードルが低いということです。
近い将来フリーランスとして独立したい方も、動画編集者は特に向いています。
動画編集のフリーランスの仕事は「フリーランスの動画編集者として独立する方法や年収・収入事情【未経験OK】」で詳しくまとめているので、合わせてチェックしてみてください
7. 自由な働き方を実現したい
自由な働き方をしていきたい方にも、動画編集は向いています。
動画編集者は映像素材さえクライアントからもらえれば、パソコンさえあればいつでもどこでも仕事ができます。例えば以下のような自由な働き方を、動画編集者なら叶えることができます。
- 在宅ワークで自分のペースで仕事をする
- 物価の安い街で暮らしながら、東京の案件をリモートワークで請ける
- 世界中を旅しながら自由に働く
日本の会社員の多くは毎日朝から晩までオフィスに出勤し、それを20歳〜60歳以上まで続けることgは大半です。
動画編集者として経験を積んでいけば、そういったレールから降りて、たった一度きりの自分の人生を、自分らしい働き方で生きることも目指していけます。
8. 動画や映像に興味がある
動画や映像に興味があることも、動画編集者に向いている特徴です。
動画や映像に強い興味があれば、極論、ここまで挙げた特徴に一つも当てはまらなかったとしても、その熱意だけでやっていける可能性は高いです。
以上が動画編集者に向いている8つの特徴です。
動画編集者におけるセンスや才能は「【結論】動画編集者にセンスや才能が必要ない3つの理由」で別途まとめています。動画編集に対する理解を深めるために、合わせてご覧ください。
動画編集者に向いていない人の特徴5つ

逆に、動画編集者に向いていない人の特徴5つとその理由を解説します。
- コツコツ作業が全くできない
- 納期を守る意思が全くない
- コミュニケーション自体を苦に感じてしまう
- いまの仕事に特段不満がなく、動画編集者の働き方にも一切興味がない
- 動画や映像に全く興味が湧かない
1. コツコツ作業が全くできない
前述通り、動画編集は細かな作業が多いです。ですから、コツコツ作業が全くできない方だと、動画編集者に向いていない可能性があります。
とはいえ、動画編集の作業は、経験を積んでいくうちに慣れてくるものでもあります。
「動画編集を始めたばかりだけど、作業が大変で、自分に向いていないかも…」と不安になっている方は、それは単に「経験が足りないだけ」の可能性が高いです。
動画編集の作業に苦手意識を感じる方は、適性を見るために、ある程度まとまった時間を動画編集に当てて向き不向きを判断していくことが必要です。
2. 納期を守る意思が全くない
納期を守ることは当たり前のように感じますが、駆け出し動画編集者の中には、納期を守れない方も意外と多いです。
納期を守れないパターンも様々あります。本当はスケジュール管理ができていなかっただけにも関わらず、納期当日に「家族が急病になってしまい、急遽動画を納品できなくなったので延長できませんか?」という、ありきたりな嘘をついて納期できないことを説明する動画編集者も中にはいます。
最悪のパターンだと「約束をしていた納期の日に一切連絡が来ず、以降連絡が全く取れなくなくなった」という方の話もよく聞きます。
納期を守る意思が全くないと、動画編集者として仕事をしていくことは向いていない可能性が高いです。
3. コミュニケーション自体を苦に感じてしまう
前述通り、動画編集者はクライアントとのコミュニケーションが必ず発生します。ですからコミュニケーション自体を苦に感じてしまう方は、動画編集者は向いていない可能性があります。
とはいえ、世の中のどんな仕事も、少なからずコミュニケーションは必要です。全くコミュニケーションがない仕事となると、工場で同じ作業を繰り替える作業員などに限られてしまいます。
動画編集者の仕事は、コミュニケーション量で見ると、そこまで多くのコミュニケーションがあるわけでもありません。人とのコミュニケーションに極端な拒否反応が出るような方でない限り、この点は不安に思わなくても大丈夫ですよ。
4. 動画や映像に全く興味が湧かない
動画や映像に興味が全く湧かない方も、動画編集者に向いていない可能性があります。
とはいえ、未経験から動画編集者を目指す方の多くは、そもそも動画編集の仕事に興味を持っているよりも、動画編集者が実現できる働き方(副業で稼ぎやすい、フリーランスとして独立しやすい、成長市場で働けるなど)に興味を持っているパターンも多いです。
動画編集者が実現できる働き方に興味があれば、動画や映像に興味がなくても、動画編集者に向いている可能性が高いです。
5. いまの仕事に不満がなく、動画編集者の働き方にも一切興味がない
- 動画や映像が好きでもなく、
- 今の仕事にも不満を感じておらず、
- 動画編集者の働き方(副業で稼ぎやすい、フリーランスとして独立しやすい、成長市場で働けるなど)にも興味がない
このようなパターンに全て当てはまる方は、動画編集者が向いていない可能性が一番高いです。
わざわざ時間をかけて動画編集を学ぶより、いまやっている仕事にもっと時間を費やしたり、動画編集以外の働き方を検討してみることもアリかもしれません。
なお、動画編集の仕事のきつさは「【しんどい】動画編集で大変、辛い、仕事きつい、辞めたいと感じること」でまとめているので、こちらもチェックしてみてください
向いてないならやめた方がいい?動画編集者の向き不向き・適正の正しい捉え方

ここまで読んできて「動画編集者に結構向いているかもしれない」と感じた方もいれば、逆に「動画編集者に私は全く向いていなそう」と感じた方もいるでしょう。
そのような方にお伝えしたいことは、動画編集の向き不向き・適性は、動画編集を始める前から気にしすぎない方が良いということです。
なぜなら、動画編集だけでなく、どんな仕事も実際に自分で経験してみないと、本当の意味で自分に向いているかはわからないからです。
例えば動画や映像に興味がなく、動画編集の作業が苦手な方でも、動画編集を続けていくうちに動画が好きになり作業が得意になるパターンもあります。
ですから、特にこれから動画編集者を目指す段階の人は、向き不向きを気にするより、まずは動画編集を始めてみることがおすすめです。
実際に自分自身で学習や実践を経験するからこそ、動画編集があなたに本当に向いているか、自分自身の体験から判断できますよ。
これから動画編集者を目指す人が取るべきステップ

これから動画編集者を目指す方が取るべきステップをまとめると次の通りです。
- 動画編集の学習や実践をまずは始めてみる
- 学習や実践をしながら続けられそうか判断する
1. 動画編集の学習や実践をまずは始めてみる
「動画編集の学習や実践を始めてみること」が最初のステップです。
動画編集を始める方法は大きく2つあります。
- 独学で勉強する
- 動画編集スクールで勉強する
動画編集の向き不向きを手軽に実感するなら「独学」がおすすめ
まずは手軽に始めてみたいなら、動画編集を「独学」で勉強してみることが選択肢です。動画編集は独学でも勉強できるため、向き不向きを実感するためには良い選択となります。
何から始めるべきか、初心者向けの独学の勉強方法は「何から始める?初心者が動画編集を独学で学ぶ3つの勉強方法・学習ロードマップ」でまとめています。詳しくは上記を参考にしてみてください。
向き不向きの確認より、最速で結果を出したいなら「スクール」がおすすめ
一方で、最短最速で動画編集スキルを習得し、副業やフリーランスを目指したいなら「動画編集スクール」の利用がおすすめです。
動画編集スクールは独学と異なりお金はかかりますが、副業やフリーランスで通用するスキルをプロから直接学べます。
一般的には3ヶ月程度、早い人だと1ヶ月程度で副業収入を得ている人がいるのも、動画編集スクールの魅力です。独学だとこうはいかないですね。
とはいえ、動画編集スクールといっても数がたくさんあり、中には質が悪いスクールもあるため注意が必要です。
参考までに、20校以上を取材や調査して厳選したおすすめ動画編集スクールは「動画編集スクール・講座おすすめ人気10選比較!ランキング・オンラインなど」でまとめています。
「ここなら間違いない」と言えるスクールのみ厳選しています。迷ったらこの中からあなたの希望にあったスクールを選んで学習すると、副業やフリーランスを実現しやすいですよ。
2. 学習や実践をしながら続けられそうか判断する
独学や動画編集スクールで学習・実践をしていく中で、今後中長期的に動画編集を続けられそうか判断していくことがおすすめです。
動画編集をある程度の期間実践していけば、個人で副業収入で月数万円などは至って現実的な目標です。月数万円を自分の力で得られるようになれば、むしろ動画編集がどんどん楽しくなるフェーズです。
このフェーズまで来てしまえば、もう向き不向きなんて全く気にならなくなりますよ。いち早くこのフェーズまでたどり着けるよう、まずは動画編集の学習や実践をスタートすることがおすすめです。
動画編集に向いている人・向いていない人の違いまとめ

- 作業をコツコツ続けられる
- 納期を守る意思がある
- 人とのコミュニケーションが苦ではない
- 伸びている市場で仕事がしたい
- 副業で収入を得たい
- フリーランスとして独立したい
- 自由な働き方を実現したい
- 動画や映像に興味がある
- コツコツ作業が全くできない
- 納期を守る意思が全くない
- コミュニケーション自体を苦に感じてしまう
- いまの仕事に特段不満がなく、動画編集者の働き方にも一切興味がない
- 動画や映像に全く興味が湧かない
述べてきた通り、動画編集に向いている人・向いていない人の特徴はあります。ですが、結局は自分自身で試してみない限り、本当の意味での向き不向きはわかりません。
動画編集をまだ始めていない方は、まずは動画編集の学習からスタートしてみることがおすすめです。うまくいけば、数ヶ月で副業収入を得られることも動画編集の大きな魅力です。そのフェーズまで行ってしまえば、向き不向きなんて気にならなくなるほど、動画編集が楽しくなりますよ。
動画編集を「独学」で始めたい方は、初心者向けの独学勉強方法を「何から始める?初心者が動画編集を独学で学ぶ3つの勉強方法・学習ロードマップ」でまとめているので続けてチェックしてみてください。
一方、最短で副業などを始めたい方は「動画編集スクール」の利用がおすすめです。20校以上を取材や調査して厳選したおすすめ動画編集スクールは「動画編集スクール・講座おすすめ人気10選比較!ランキング・オンラインなど」でまとめているので、続けてチェックしてみてください。