Webマーケティング業界の将来性、今後の需要は?【未来は明るい】

Webマーケティングの将来性、今後の需要は?【未来は明るい】

 

いま、Webマーケティングに興味を持ち、Webマーケティング業界へキャリアチェンジを考える人がとても増えています。

 

それもそのはず、Webマーケティングは企業からの需要が高い上に、個人でも稼げるスキルです。そのため、いま注目度が高まっている「副業」もしやすい分野です。

 

加えて、PC1台でどこでもできる仕事のため、時間や場所の自由度を高くしながら働ける点もあります。このような事実からも、多くの人がWebマーケティングに興味を持つことは、ある意味自然な流れだと思います。

 

私はこれまで転職支援の仕事をしてきており、現在はWebマーケティング会社も経営しています。そのため、日々多くのWebマーケティング業界志望者とお会いする機会があります。

 

そこでよく聞かれたのは「Webマーケティング業界の将来性って、実際どうなんですか??」ということでした。

 

その結論を先にお伝えすると、Webマーケティング業界の将来性は明るいです。

 

なぜ将来性が明るいのか、懸念はないのか、Webマーケティング業界の現状含めて、本記事で解説します。

 

本記事を読めば、Webマーケティング業界の将来性について理解し、需要あるマーケターになることができますよ。

 

Webマーケティング業界の現在の需要【需要は高い】

Webマーケティング業界の現在の需要【需要は高い】

 

結論、Webマーケティング業界の現時点の需要は高いです。

 

それを示す根拠が、Webマーケティング業界の市場規模を直接的に表す「インターネット広告媒体費の推移」です。

 

以下の通り、2015年から2019年にかけて、インターネット広告費の総量は増え続けています。

 

Webマーケティング業界の現在の需要【需要は高い】

出典:日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析 | 電通

 

上記の通り、インターネット広告市場は、2015年の9,194億円から、2019年には約1兆6,630億円と「4年間で約180%成長」を記録しているんですよね。

 

そもそも日本の多くの産業は、もう大きな成長が期待できない「成熟産業」か、あるいは成長どころか衰退に向かう「衰退産業」が多くを占めています。その中で、4年間で180%も成長する産業は、なかなかないんですよね。

 

インターネット広告費が増えれば増えるほど、Webマーケティング会社の収益性も上がっていきます。Webマーケティング会社の収益の多くは、元をたどれば「企業の広告費」から生まれているからです。

 

また「会社業績」と「採用」も大方連動しています。事実、会社の業績が上がれば、マーケティング人材の正社員採用・フリーランス活用も活発化します。

 

ですので、Webマーケティング業界の成長、企業の成長と同時に、マーケター自体の需要も拡大している現状なんですよね。

 

事実、私自身マーケティング会社の経営者とお会いしていますが、マーケターの人材ニーズは高いです。

 

このように、インターネット広告費が年々拡大しており、Webマーケティング業界の需要が高いのが、現時点の状態です。

 

Webマーケティング業界の今後の将来性が明るい理由

Webマーケティング業界の今後の将来性が明るい理由

 

冒頭の通り、Webマーケティング業界の将来性は明るいです。理由は次の通りです。

 

Webマーケティングの将来性が高い理由

1. インターネット広告市場全体の拡大が、今後予想されている

2. 動画市場など特定市場の大幅拡大も、今後予想されている

 

それぞれ解説します。

 

インターネット広告市場全体の拡大が、今後も予想されている

一つ目の理由は、インターネット広告市場全体は、今後も拡大が予想されているからです。

 

インターネット広告市場の今後の予測は、調査機関から各種推計データが出ています。

 

例えば矢野経済研究所の推計によると、インターネット広告市場は2023年にかけて、以下のように伸びることが予想されています。

 

Webマーケティング業界の今後の将来性が明るい理由

出典:インターネット広告市場に関する調査を実施| 矢野経済研究所

 

上記の通り、2019年度の1兆8,960億円から、2023年には2兆8,400億円と、4年間で149%の成長が見込まれています。

 

前述した通り、インターネット広告市場は過去から現在においても、大きな拡大を見せています。

 

上記データが示すことは、現在まで続いてきた市場拡大は、「現在から未来に向かってさらに続く」ということです。

 

動画市場など特定分野も、大幅な需要拡大が予想されている

またインターネット広告市場の中でも「特定分野での需要拡大」が予想されています。

 

例えば代表的な市場は「動画広告市場」です。5Gの恩恵などもあり、動画広告市場は特に大きな成長が予測されています。

 

具体的なデータをお見せしますね。以下はサイバーエージェントによる「動画広告市場の調査データ」です。

 

Webマーケティング業界の今後の将来性が明るい理由

出典:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

 

これによると、2020年に2,954億円だった市場規模は、2024には6,856億円と「4年間で約232%の成長」が予想されています。

 

ですから、Webマーケター全体の将来性はもちろん、中でも動画マーケティングに携わるマーケターは、今後も需要が大きく拡大することが予想できます。

 

以上の通り、

 

  1. インターネット広告市場は、過去から現在まで需要が伸びている
  2. さらに、今後の成長も強く予想されている

 

上記2つが、Webマーケティングの将来性が高い理由です。

 

Webマーケティング業界の将来性で懸念はある?

Webマーケティング業界の将来性で懸念はある?

 

結論、懸念は一部あります。特に言われているのは「AI・機械学習によって、マーケターの仕事が奪われるのでは?」ということです。

 

AI・機械学習によってマーケターが淘汰される可能性は?

結論、一部の仕事がAI・機械学習によって代替される可能性はあります。

 

事例を挙げると、データ集計・分析作業などは、AI・機械学習が得意とする分野です。こういった分野は、AI・機械学習によって、代替される可能性があるんですよね。

 

ですが、仮に代替が進んだとしても、問題ありません。なぜなら、AIにはできることと、できないことが分かれており、人間しかできない仕事は残るからです。

 

例えば、facebookに広告を出し、どんなユーザーに広告を表示すれば良いかは、AIが日々学習を行っています。こういった分野は、人間よりもAIの方が精度が高いので、今後も代替は進みます。

 

一方、人間にしかできないことはあります。例えば広告入稿などの「手作業」や、「企画自体を考えること」は、AIが得意ではない分野です。

 

また、Aという施策と、Bという施策を行った場合、AとBどっちが効果が良いかを、AIは判別できます。

 

ですが現状のAIだと、AとBで良い方はわかるものの、なぜ良いのか理由まではわかりません。加えて、AとBではなく、Cという選択肢をやった方が良いかどうかも、AIは判断できません。

 

このように、AI・機械学習は「できること」と「できないこと」が分かれているんですよね。

 

ここから言えることは、AIができることはAIに任せて、AIができないことは人間が行う、こういった活用方法が、今後主流になっていくことです。

 

そうやって、AI・機械学習に淘汰されるのではなく「AIを活用する立場」に回ることで、これまで以上に生産性高く、多くの成果を出せるようになるのが、未来のWebマーケティングの姿なんですよね。

 

ですから、AI・機械学習に仕事が奪われることは心配しなくて大丈夫ですよ。前述通り、一部の仕事が代替されることはあっても、人間しかできない仕事は残ります。

 

AI・機械学習等の台頭は、マーケティング業界・マーケター個人にとってはプラスですよ。

 

需要あるWebマーケターであり続けるために必要なこと

需要あるWebマーケターであり続けるために必要なこと

 

今後も将来性の拡大が予想されていますが、全員が全員、生き残れるわけではないことも事実です。

 

では、将来性あるWebマーケティング人材としてあり続けるために、どんなキャリアを歩んでいけばいいかというと、次の通りです。

 

Webマーケティング業界で需要ある人材でいるポイント

1. プレーヤーとして需要あるスキルを磨き続ける

2. 経営層・マネジメントなど上位レイヤーを目指す

 

それぞれ解説します。

 

1. プレーヤーとして需要あるスキルを磨き続ける 

まず一つ目は「プレーヤーとして、需要の高いスキルを磨き続けること」です。

 

例えば前述通り、インターネット広告市場の中でも、今後は特に「動画広告市場」の伸びが予想されています。

 

ですから、動画マーケティングを磨くことは、今後Webマーケティング業界で生き残るために、価値ある行動となります。

 

また、引き続き需要が堅調となるであろう「広告運用スキル」を磨き続けることも、オーソドックスな生き残り戦略として良いと思います。最近は「企業向けのSEOコンサル」も拡大しているので、そういう道でも良いでしょう。

 

このように、プレーヤーとして、顧客に価値提供するスキルを磨き続けることは、最も代表的な、Webマーケティング業界での生存戦略となります。

 

2. 経営層・マネジメントなど上位レイヤーを目指す

もう一つが、Webマーケティング業界で経営層・マネジメントなど、いわゆる「チームで価値提供できる人材」を目指すことです。

 

私自身、ハイクラスの転職支援の仕事もしているので把握していますが、どんな業界であれ、年齢が上がれば上がるほど、個人で残した実績よりも、チームで成果を残した実績が重要視されます。

 

特に35歳を超えてくると、マネジメント層以上の立場で、できればPL責任を負い、組織・チームを動かし、実績を残したことが評価される年代となっていきます。

 

ですから、将来的なキャリアを考える上では、早いうちにプロジェクトマネジャーなど「チームを率いて成果を出す上位レイヤー」に移行できるよう、日々の行動を変えていくことがおすすめです。

 

もちろん、必ずしもマネジメントレイヤーになる必要はなく、いわゆるハイプロフェッショナルとして、前述したトッププレイヤーの道を進むことも一つの方法です。

 

例えば大手リクルートの場合、マネジメントを目指す道と、ハイプロフェッショナル(通称ハイプロ)を目指す道、両方のキャリアプランがあります。なので、プレーヤーでい続ける道も一つの選択です。

 

ですが前述通り、35歳を超えてくると、企業側の評価基準は「組織・チームを動かして実績を残すこと」に比重が移っていきます。

 

そういう意味で、需要ある人材でいやすいのは、マネジメント・経営層など上位レイヤーにいく道ですね。

 

このように、プレーヤーとしてスキルを磨き続けるか、マネジメントレイヤーでチームを率いる、このどちらかが、Webマーケティング業界で需要ある人材でい続けるポイントです。

 

本業×副業スタイルで働くキャリアも、Webマーケティングにはある

また、Webマーケティングは「副業」がしやすいので、本業で出世を目指さず、副業を並行して行いながら、自分らしい働き方をする道もあります。

 

Webマーケティング分野であれば、副業で月5万円、10万円と収入を得ることは、経験を積んでいけばそこまで難しくありません。事実、そういうマーケターは多くいます。

 

もちろん、本業と副業、どちらも中途半端になっては本末転倒です。ですが、副業で学んだことは本業でも活かせるので、良いキャリアだと思いますよ。

 

Webマーケティング業界の副業は「【未経験向け】Webマーケティング副業の始め方【現役マーケターが解説】」でまとめているので、興味があれば読んでみてください。

 

まとめ

Webマーケティング業界の将来性、今後の需要は?【未来は明るい】

 

述べてきた通り、Webマーケティング業界は現時点での需要が高く、加えて今後の将来性もあります。

 

上記のような将来性に加えて、Webマーケティング業界は就職・転職をして「企業で働くこと」も、独立や副業をして「個人で働くこと」も、どちらも目指せる数少ない分野です。

 

企業側の需要は高いので転職には困りませんし、Webマーケティングスキルを使えば、個人で月に数十万円ほどの収入を得ることも、そこまで難しい話ではありません。

 

経験者はもちろん、いま全くの未経験の方であっても、愚直に学習していけば、Webマーケティング分野は自立しやすいです。

 

ですから、もしWebマーケティング業界に興味があるなら、まずは学習してみると、人生の選択肢は間違いなく広がりますよ。

 

Webマーケティングは独学でも学べます。独学で学ぶなら「Webマーケティングを独学で習得する方法【稼ぐ力&転職力を身につけよう】」で方法を紹介しているので、続けて読んでみてください。

 

一方で、広告運用などを手っ取り早く習得するなら、スクールを利用することもおすすめです。短期間でマーケターに必要なスキルが身につく実践型スクールは「Webマーケティングスクールおすすめ4選を比較【現役マーケター厳選】」で紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

 

最後に、Webマーケティング分野は、正しく行動すれば、豊かな未来を実現しやすいです。

 

今の現状に不満があり、それを解消するためにWebマーケティングが役立ちそうなら、まずは行動を起こすことをおすすめします。

 

そうすれば、未来は明確に変わり始めますよ。