
「Webデザイナーに憧れるけど、Webデザイナーに向いている人ってどんな性格なの?」
「逆に”こんな人はWebデザイナーはやめとけ”という、Webデザイナーに向いていない人の特徴も知りたい
「私はデザイン経験もセンスもないし、Webデザイナーに向いている気が全くしない…」
このように、Webデザイナーの向き不向き・適正が気になり、不安を感じていませんか?
Webデザイナーは企業からの需要が高く、クリエイティブな仕事のため、社会人・主婦・学生など、幅広い層から人気となっています。
とはいえ、Webデザイナーを目指すにあたり、自分自身に本当に向いているのか、むしろ向いていないんじゃないかと、不安を感じている方も多いです。
実際のところ、「私はWebデザイナーに向いていないんじゃないか」と不安を感じている方であっても、『本当におすすめのWebデザインスクール』で取り上げている質の高いスクールでスキルを習得すれば、Webデザインの副業で月5万円以上の収入を得たり、パソコン1台で在宅で働くことも十分実現可能です。
そこでこの記事では、これまでWebデザイナーの転職支援を長年経験し、現在はWeb企業を経営しWebデザイナーとも関わりのある私の立場から、以下のことを解説します。
- Webデザイナーに向き不向き・適性はそもそもあるのか?
- Webデザイナーに向いている人の特徴
- Webデザイナーに向いていない人の特徴
- 性格的に向いていない人はWebデザイナーにはなれないのか?
この記事を読めば、Webデザイナーの向き不向きに関して理解が深まり、Webデザイナーとして自由で、楽しい人生を送ることは十分可能ですよ。
3分ほどで読めるため、Webデザイナーに興味がある方・適正診断したい方はぜひ読んでみてください。
Webデザイナーに向き不向き・適性はある?

結論からお伝えすると、Webデザイナーに向き・不向き・適性はあります。なぜなら、Webデザイナーに限らず、どんな仕事も多かれ少なかれ「適性」はあるからです。
例えば営業職の仕事は、コミュニケーションの素養が全くない人よりも、コミュニケーションの素養が高い人の方が活躍しやすいです。営業職の経験がこれまでなくても、相手の立場に立って会話ができるような人は、営業職の適性があると言えます。
Webデザイナーもこれと同じで、少なからず適性・向き不向きはあります。
とはいえ、向き不向き・適性はあくまで一つの判断基準にすぎません。向いていない特徴に当てはまったからといって、Webデザイナーになれないと思う必要はありません。
例えば、Webデザインのスキルは「本当におすすめのWebデザインスクール」でまとめているようなWebデザインスクールを使えば身につけることができます。プロの現役Webデザイナーがわかりやすく教えてくれるので、向いていない方でも安心してスキルを学んでいけます。
ですから、大まかな参考として、この後に紹介する向いている人・向いていない人の特徴を知り、あなたに向いていそうかチェックしてみましょう。
Webデザイナーに向いている人の特徴

まずはWebデザイナーに向いている人の特徴を紹介します。
- 細かい・地道な作業が苦にならない人
- 何かを創ることが好きな人
- 職人気質な人
- 新しいことやトレンドに敏感な人
- 自由な働き方を実現したい人
1.細かい・地道な作業が苦にならない人
細かい・地道な作業が苦にならない人は、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。なぜならWebデザイナーの仕事は、細かい・地道な作業が多いからです。
Webデザイナーの仕事というと、すごく華やかなイメージがありませんか?厚生労働省によると、Webデザイナーの仕事は「インターネット上に設けたWeb(ウェブ)サイトの企画・デザイン・制作を行うこと」と定義されています。
企業、学校、官公庁などがインターネット上に設けたWeb(ウェブ)サイトの企画・デザイン・制作を行う。Webクリエイターとも呼ばれる。 Webサイトは「ホームページ」とも呼ばれ、広報、広告宣伝やマーケティング、商品販売など様々な目的で活用されている。
Webデザイナーの仕事はもちろん華やかな面も多いですが、日々の仕事は地道な作業も多いんですよね。
例えば、Webサイトをデザインして創り上げるためには、依頼者であるクライアントの要望を聞いて、デザインするサイトのコンセプトを決めます。次に納品までのスケジュールを確定し、そこからデザインを一つずつカタチにしていきます。
Webサイトをデザインする過程では地道な作業が多い上に、依頼者であるクライアントから細かい修正が入ることも多いです。
地道な作業や細かい修正が苦にならない方であれば、Webデザイナーはクライアントから直接「ありがとう」を言ってもらえる機会も多いです。
楽しさややりがいを実感しながら仕事ができると思いますよ。
Webデザイナーの仕事で楽しいことは「現役Webデザイナーが楽しい、やりがい、魅力を感じる8つのこと【なってよかった人の事例も紹介】」でまとめています。合わせてご覧ください。
2.何かを創ることが好きな人
何かを創ることが好きな人も、Webデザイナーに向いている性格です。
WebデザイナーはWebサイトやバナー、ロゴやアイコンなど、Web上でカタチに残るものをデザインして創り上げる仕事です。
創造性を活用しながら世にないものを生み出せる仕事のため、何かを創りたいという欲求を満たしやすい仕事です。
幼い頃からモノづくりが好きだった方や、クリエイティブな仕事に興味がある方であれば、Webデザイナーは特に向いている可能性があります。
3.職人気質な人
職人気質な方も、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。
そもそも世の中の多くの仕事は、平社員からスタートし、主任→係長→課長→部長と、年齢を重ねるごとに「マネジメントポジション」に上がることが一般的です。
Webデザイナーの場合、マネジメントポジションももちろんありますが「生涯プレーヤー」としてWebデザイナーの仕事をする方も多いんですよね。
なぜな、WebデザイナーはWebデザインスキルを活かして仕事をする「専門職」であり、専門職は「プレーヤーとして生涯働くキャリアの道」があるからです。
- 「出世なんて興味がない」
- 「ずっとWebデザインの仕事をしていたい」
このように、人に対して興味よりも、目の前のWebデザインの仕事に興味がある職人気質の方は、Webデザイナーの仕事は人生設計も特に立てやすいです。
4.新しいことやトレンドに敏感な人
新しいこと・トレンドに敏感な人も、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。なぜなら、Webデザイナーの仕事は流行・トレンドも多いからです。
例えば、2021年はミニマリズムを中心としたトレンドが注目されていましたが、2022年は鮮やかで奇抜なデザインが注目されています。ファッションの流行が時期によって変わるように、Webデザインも時期によってトレンドが変わるんですよね。
ですから、新しいこと・トレンドに敏感な方であれば、Webデザイナーに向いている可能性が高いです。
5.自由な働き方を実現したい人
情熱を持って仕事をしていくにあたって、自分自身の欲求を叶えられるかは重要な視点です。
その点Webデザイナーは「自由な働き方」を実現しやすいです。時間や場所にしばられない働き方を実現したい方は、強い動機を持ちながら、Webデザイナーとして幸福感を持って働ける可能性が高いです。
Webデザイナーの仕事はPC1台あればいつでもどこでも仕事ができます。PC1台で仕事ができるため、以下のような働き方もWebデザイナーになれば実現できます。
- 主婦・ママが家事・育児と両立しながら在宅ワークで働く
- 自然豊かで物価の安い地方に移住し、単価の高い東京の仕事をリモートでする
- 会社員が土日の時間を使って副業し、収入アップする
- 世界中を転々と旅しながらWebデザイナーとして収入を得る
このような働き方に興味がある方であれば、Webデザイナーはどれも実現できるため向いています。
「自由な働き方を実現したい」と本気で願う方は、細かい作業が苦手でも、新しいトレンドに敏感でなくても、Webデザイナーとして活躍していける可能性は高いですよ。
Webデザイナーに向いていない人の特徴

一方で、Webデザイナーに向いていない人の特徴をまとめると次の通りです。
- 細かい・地道な作業がとにかく苦手な人
- 自分のこだわりが強すぎる人
- コミュニケーション力が低すぎる人
- 時間管理が全くできない人
1.細かい・地道な作業がとにかく苦手な人
細かい・作業が苦手な人は、Webデザイナーに向いていない可能性があります。
前述通り、Webデザイナーの仕事は細かい・作業も多いです。クライアントから細かい修正が入るたびにアレルギー反応が出るような方は、Webデザイナーの仕事をしていてストレスを抱えてしまうかもしれません。
2.自分のこだわりが強すぎる人
自分のこだわりが強すぎる人も、Webデザイナーに向いていない可能性があります。
「えっ?Webデザイナーってクリエイターだし、何となく自分のこだわり強そうだけど」と思うかもしれません。確かにWebデザイナーは自分自身の感性を活かした仕事も求められますが、一番重要なのはクライアントの要望に応じたデザインをすることです。
クライアントから「こんな目的でWebサイトを作りたい」と依頼がきたら、クライアントの要望に沿う形でデザインを進めていく必要があります。
そのときに「いや、こういうデザインの方が絶対にウケますよ」と、自分のこだわりをあまりに出しすぎてしまうと、クライアントの要望と乖離してしまうこともあり得ます。
こだわりを持つことは良いですが、こだわりを出しすぎてしまうと、Webデザイナーとして人に求められる機会は減っていってしまうでしょう。
3.コミュニケーション力が低すぎる人
コミュニケーション力が低すぎる人も、Webデザイナーに向いていない可能性があります。
「えっ?私コミュニケーションに全く自信がないんだけど」と不安になってしまった方が多いと思います。
安心してください。というのも、私がこれまでたくさんのWebデザイナー転職を支援してきた経験から言うと、Webデザイナーを目指す方にコミュニケーションの自信がある方は、10人中1人もいなかったからです。
ここでいうコミュニケーション力とは、誰からも好かれる陽気なリーダーキャラや、ペラペラと口が回るコミュ力おばけの営業職のような能力ではなく「相手の話をしっかりと聞き、相手の立場に立って会話ができること」を指します。
Webデザイナーにおけるコミュニケーション力とは、会話がうまいことでも、相手を楽しませることでも、口がよく回ることでもありません。クライアントの要望を丁寧にヒアリングし、相手の目線に立って仕事ができることを指します。
「自分は口下手だし、コミュニケーション力がない」と思っている人ほど、相手の立場に立つことができたり、周囲の空気感を読む力に長けていることも多いです。そういう方であれば、むしろWebデザイナーに向いていますよ。
「コミュニケーション力が低すぎる」というのは、
- 相手の話を全く聞けない、というよりも聞きたくない
- 相手の立場に立って会話ができない、というよりも相手の立場に立つ必要性すら感じない
くらいのレベル感の方を指します。このような方はWebデザイナーとして仕事をすることは難しいでしょう。
逆に言えば、相手の話をしっかり聞く、相手の立場に立つことを意識できる方であれば、Webデザイナーのコミュニケーション力は全く問題ないです。
4.時間管理が全くできない人
時間管理が全くできない人も、Webデザイナーに向いていない可能性が高いです。なぜならWebデザイナーの仕事は、ほとんどが「納期」がある仕事だからです。
例えばクライアントからWebサイトの納品を依頼された場合、期日までにWebサイトをデザインして納品する必要があります。
このとき、納品までの時間管理が全くできないと、最悪の場合、納期に間に合わない可能性があります。Webデザイナーにとって、納期に間に合わないことほどの致命傷はありません。
会社員のWebデザイナーの場合、スケジュール管理は先輩・上司がすることが多いです。会社員のWebデザイナーとしてキャリアをスタートする方は、この点はそこまで心配いりません。
一方で、フリーランスや副業で個人で仕事をしていきたい方は、最初の頃は自分自身にもスキルが足りないため、予定していた時間通りに納品ができるか不安もあると思います。ですから最初の頃は、余裕を持ったスケジュールで仕事に臨み、まずは仕事に慣れることがおすすめです。
仕事に慣れてきたら「この仕事はこれくらいのスケジュールがあれば十分」という風に、自分自身で時間管理ができるようになりますよ。
性格的に向いていない人でもWebデザイナーを目指せる?

ここまでWebデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴を紹介しました。
「Webデザイナーに向いている性格の方」は問題なくWebデザイナーを目指せますが、「Webデザイナーに向いていない性格の方」はWebデザイナーになれるのでしょうか?
結論から言うと、次の通りです。
- 性格が向いてなくてもWebデザイナーになれる
- Webデザイナーは向き不向きよりも「スキル」が重要
1. 性格が向いてなくてもWebデザイナーになれる
「Webデザイナーに向いていない特徴にたくさん当てはまってしまった」という方でも、Webデザイナーになることは可能です。
なぜなら、Webデザイナーの向き不向きはあくまで一つの目安に過ぎず、判断基準のすべてではないからです。
例えば私の知り合いのWebデザイナーに、自分のこだわりが強すぎる人や、時間管理がものすごく苦手な方がいます。ですがその方はWebデザイナーとして活躍しています。他の部分が優れているからですね。
もちろん、向いていない性格より、向いている性格の方が苦労は少ないはず。ですが、向き不向きはあくまで一つの基準にすぎません。それが全てではないですよ。
2. Webデザイナーは向き不向きよりも「スキル」が重要
加えて、Webデザイナーには向き不向きよりも何倍も重要な要素があります。それは「スキル」です。

Webデザイナーの仕事は、Webデザインスキルを活かした専門職です。つまり、スキルがあることこそが、Webデザイナーにとって向き不向きよりも何倍も重要なんですよね。
ですから「私にはWebデザイナーはきっと向いていない」と感じて不安になるのであれば、Webデザインスキルをまずは学習することをおすすめします。
学習していくうちに、本当の意味での向き不向きも見えてくるはずです。Webデザインを学んでいて楽しく感じれば間違いなく向いていますし、苦にならなければ向いている可能性が高いです。
仕事を見据えて学ぶならスクールが近道
Webデザインを趣味で始めるなら「独学」でも十分ですが、就職・転職・副業・在宅ワーク・フリーランスなど、仕事を見据えて学ぶなら、最初から「Webデザインスクール」を利用すると確実です。
独学だと習得まで時間がかかるWebデザインスキルですが、スクールであれば、プロの現役Webデザイナーによる指導&実践カリキュラムのもと、未経験から仕事で使えるスキルを習得できます。
中には質が悪いスクールもあるので注意が必要
Webデザインスクールで学習が一番の近道ではあるものの、スクールの数が最近は乱立しており、中には質が悪いスクールもあるので注意が必要です。
参考までに、これまで20校以上のWebデザインスクールを取材や調査してわかった、実績豊富で評価も高いスクールを3つに絞って紹介すると、以下3校です。
- ヒューマンアカデミーWebデザイン講座
【実績豊富な大手スクール。国の給付金で最大10万円の支給あり】就職・転職したい方や、通学&オンラインでコスパよく学びたい人はここがおすすめ
- TechAcademy Webデザインコース
【オンライン大手の実践型スクール】副業・在宅・フリーランスを目指す方はここ
- インターネット・アカデミー
【転職・副業で稼げるWebデザイナーに。選ばれ続けて30年の大手スクール。世界的なWeb制作会社のスキルを学べる。月5,500円から】転職・副業など様々な選択肢を手にするならここ
この3校は、数あるWebデザインスクールの中でも特に実績豊富です。私自身、TechAcademyを別の学習目的で受講したこともありますが、講師・カリキュラム・サポートが優れていた上に、受講料がお手頃価格だったため特におすすめしています。
それぞれ就職・転職・副業など強みが異なります。Webデザイナーとして目指したいルートが決まっている方は、目的にあったスクールを選ぶことで、希望の未来を実現しやすくなりますよ。
関連:Webデザインスクールおすすめ8選のランキング・徹底比較
Webデザインスクールなどでスキルを学んだら、そのあとはWebデザインの副業案件にも小さくチャレンジできます。
副業で月5万円の収入が得られるようになれば、もはや向き不向きなんて気にならなくなるほど、Webデザインが楽しくなると思いますよ。
まとめ:Webデザイナーの向き不向きは気にする必要なし

- 細かい・地道な作業が苦にならない人
- 何かを創ることが好きな人
- 職人気質な人
- 新しいことやトレンドに敏感な人
- 自由な働き方を実現したい人
- 細かい・地道な作業がとにかく苦手な人
- 自分のこだわりが強すぎる人
- コミュニケーション力が低すぎる人
- 時間管理が全くできない人
述べてきた通り、Webデザイナーに限らず、どんな仕事も多かれ少なかれ向き不向き・適性はあります。ですが、それはあくまで一つの判断基準にすぎず、Webデザイナーに向いていない性格だとしても、Webデザイナーになって働けないわけではありません。
むしろ、Webデザイナーはスキルを活かして働く専門職です。スキルさえ身につければ、今回紹介した向き不向きなんて一切関係なくなるほど、仕事に困らないWebデザイナーを目指していけます。
未経験からWebデザインを趣味で始めるなら独学でも十分ですが、未経験からWebデザインを仕事にしていくなら「Webデザインスクール」を利用している方が多いです。
参考までに、これまで20校以上のスクールの取材や調査をして厳選したおすすめスクールは「Webデザインスクールおすすめ8選の徹底比較」でまとめています。よければチェックしてみてください。
- ヒューマンアカデミーWebデザイン講座
【実績豊富な大手スクール。国の給付金で最大10万円の支給あり】就職・転職したい方や、通学&オンラインでコスパよく学びたい人はここがおすすめ
- TechAcademy Webデザインコース
【オンライン大手の実践型スクール】副業・在宅・フリーランスを目指す方はここ
- インターネット・アカデミー
【選ばれ続けて30年。実績豊富なWebスクール】転職・副業など様々な選択肢を手にするならここ