
「Webデザイナーに憧れるけど、Webデザイナーの仕事って楽しいの?」
「仕事をしていて、どんなことにやりがいや魅力を感じるの?」
「Webデザイナーになってよかった人の事例や、リアルな声が知りたい」
このように、Webデザイナーに憧れる一方、Webデザイナーを本当に目指すべきかどうか悩み、Webデザイナーならではの楽しさや魅力、やりがいを知りたいと思っていませんか?
結論からお伝えすると、Webデザイナーは楽しさ・やりがい・魅力の詰まった仕事です。未経験からWebデザイナーを目指す価値は大きいですよ。
そこでこの記事では、Webデザイナーの転職支援を長年経験し、現在はWeb企業の経営を通じてたくさんのWebデザイナーをこの目で見てきた経験から、現役Webデザイナーが楽しい・やりがい・魅力を感じることを8つ紹介します。
この記事を読めば、現役Webデザイナーが日々どのようなことに楽しさ・やりがい・面白さ・魅力を感じているかがわかりますよ。
「Webデザイナーになってよかった」という方のリアルな声も記事で取り上げています。5分ほどで読めるため、Webデザイナーに憧れている方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
現役Webデザイナーが楽しい、やりがい、魅力を感じる8つのこと

冒頭の通り、Webデザイナーは楽しい・やりがい・魅力の多い仕事です。
今回の記事執筆にあたり、私自身がWebデザイナーを多く見てきた経験に加えて「現役Webデザイナーが今の仕事に楽しさ・やりがい・魅力を感じている瞬間」を、SNS上の声を含めて徹底調査しました。
その結果わかった、Webデザイナーの楽しさや魅力を8つに絞ると次の通りです。
- クライアントからありがとうと感謝されるとき
- 作った作品がカタチに残る
- 自身の感性を存分に活かせる
- 仕事を通じていろんな業界のことを知れる
- 仕事に困らない手に職が得られる
- 副業で収入アップできる
- フリーランスとして独立もしやすい
- 働き方の自由度が高い
1. クライアントからありがとうと感謝されるとき
現役Webデザイナーの声をSNS上で調査した中で、現役Webデザイナーが仕事の楽しさ・やりがいを感じるシーンで最も多かったのは「クライアントからありがとうと感謝されたとき」でした。
Webデザイナーの仕事の多くは、クライアントから依頼をもらい、案件を納品してお金をいただく仕事です。
一つの案件を納品までするためには、クライアントの求めることを丁寧にヒアリングした上で、クライアントが満足する作品を作っていきます。
無事納品が終わったときには「今回は本当に助かりました。ありがとう」という感謝の声をもらえる機会が多いです。
このように、クライアントから嬉しい言葉を言っていただけたときは、Webデザイナーになってよかったと感じるデザイナーの方が特に多いです。Webデザイナーの一番のやりがいだと思いますよ。
2. 作った作品がカタチに残る
Webデザイナーの仕事は、Webサイトやバナー、ロゴやアイコンなど、カタチに残る作品を創る創造的な仕事です。作った作品がカタチに残るのは、Webデザイナーならではの魅力です。
世の中の多くの仕事は、カタチに残らない仕事も多いです。例えばサービス業は、自分自身で何かカタチに残るものを創る機会は少ないです。そういう仕事の場合、自分の仕事が何年もカタチに残ることはありません。
その点Webデザイナーが創った作品は、創った後すぐに消えてしまうものではなく、ずっと残り続けます。
例えば将来あなたの子供に「10年前にこんなデザインのWebサイトを作ったんだよ」と、自分自身の仕事を誇りを持って伝えることもできます。
人生の豊かさの考え方の一つに「どれだけたくさんの思い出を作れたか」という指標があると思います。
Webデザイナーであれば、一つ一つの仕事がカタチになり、あなたの人生の思い出として深く刻まれていきます。このやりがいは、カタチに残る仕事をしている人ならではの楽しさです。
3. 自身の感性を存分に活かせる

Webデザイナーの仕事はクリエイティブです。自分自身の感性を存分に活かして仕事ができることは、Webデザイナーならではの楽しさです。
例えば、Webサイトのデザインを考えるとき、
- このようなデザインであれば目を惹くだろうな
- こういうレイアウトにすればユーザーは心地よくサイトを使ってくれるはず
このようにあなた自身の感性をフルに活かして、クリエイティブな仕事をすることができます。
Webデザイナーの仕事はクライアントがあってのビジネスが多いため、クライアントの意向に合わせてデザインする場面もあります。そういうシーンでは存分に感性を活かせるわけではないことも事実です。
ですがそれでも、Webデザイナーの仕事は他の仕事と比べるとクリエイティブな要素は強く、感性を活かしやすいです。フリーランスとして独立すれば、自分が好きなデザインを思う存分することもできますから、感性を活かして仕事がしたいクリエイター気質の方は特にあっている仕事です。
4. 仕事を通じていろんな業界のことを知れる
Webデザイナーの仕事はクライアントからオーダーを受けて、WebサイトやLP(ランディングページ)、バナーやロゴ、アイコンなどをイチからデザインして作りあげます。
今の時代、Webに関わらない業界はほぼ皆無ですから、クライアントは化粧品・アパレル・飲食・不動産・メーカー・ITなど、世の中ほとんどすべての業界が対象となります。
良いWebデザインを実現するためには、クライアントの会社、クライアントの商品、クライアントの顧客などを知ることが必要不可欠です。
毎日仕事をする中で、いろんな業界の企業や商品の内部を深く知ることができるのは、Webデザイナーならではの楽しさだと思います。
いろんな業界や商品に詳しくなれば、その知見を活かしてその業界のデザイナーに転職することもできます。そうやってキャリアや働き方を変えるWebデザイナーも実際に多いです。
いろんな業界と仕事をして自分自身の幅を広げていけることも、Webデザイナーならではのやりがいや魅力です。
5. 仕事に困らない手に職が得られる
Webデザインスキルは「仕事に困らない手に職」です。そのような手に職が得られることも、Webデザイナーならではの魅力です。
あらゆる業界がWeb・ECに力を入れている現代では、Webデザイナーの需要は日に日に高まっています。Webデザインスキルを身につければいろんな形で活躍の機会がありますから、仕事に困ることももちろん減ります。
これからの時代、終身雇用の崩壊や年金不安、上がらない給料に、上がり続ける税金や社会保険料など、問題は山積みです。特に20代や30代の現役世代にとっては、仕事に困らない手に職・スキルを身につけることが必要不可欠です。
Webデザイナーになれば、日々の仕事を通じて手に職・専門性が磨かれていきます。これは専門性の低い営業職や事務職だとできないことですから、Webデザイナーならではの仕事のやりがいや魅力だと思います。
6. 副業で収入アップできる
上がらない給料や税金・物価の高騰により、今後の生活はますます厳しくなっていくことが予想されます。そのような時代では、今の仕事の給料だけで生活をやりくりすることが厳しくなる方も増えてくるでしょう。
その点Webデザイナーとして経験を積んでおけば、副業を通じていつでも自分で収入アップできます。
Webデザインは副業案件がとにかく豊富です。そのため、完全未経験からWebデザインを学び、個人で副業で月5万円を稼ぐことも決して難しくありません。
月5万円の収入アップを会社の昇給で実現しようと思っても、多くの人は月5万円の昇給はかなり難しいでしょう。
それもそのはず、厚生労働省によると、日本のサラリーマンの平均年収は過去30年で上がるどころか、ずっと下がり続けています
出典:厚生労働省
悲しくなるほど右肩下がりになっていることが見て取れます。しかも税金負担は上がり続けていますから、表で見る以上に「手取り額」はもっと少なくなっています。
Webデザイナーになれば、自分自身の力で副収入を得て、本来あなたが受けるべき豊かさを取り戻すことが期待できます。この一点だけでも、いまWebデザイナーを目指す価値は計り知れないほど大きいです。
未経験でもできるWebデザイン副業の始め方は「【未経験向け】初心者がWebデザイン副業案件で収入を得る3ステップ・始め方」でまとめています。副業の興味がある方はぜひこちらもチェックしてみてください。
7. フリーランスとして独立もしやすい
Webデザインは副業しやすいことと同時に、フリーランスとして独立もしやすいです。フリーランス独立のしやすさも、Webデザイナーならではの魅力です。
会社員のWebデザイナーとして仕事をしていると、どうしても会社や上司の意向に沿うデザインをしないといけないシーンもあります。
ですがフリーランスになれば、どんな仕事をするかも、全部自分で決めることができます。自分自身が納得いく好きな仕事を、存分にできるのは、フリーランスWebデザイナーならではの楽しさです。
もちろんフリーランスといっても、クライアントから案件を受けてお金をいただく仕事をするなら、クライアントの意向に合うデザインが必要です。ですが、どんなクライアントを選ぶかは自分で決められますのが、会社員との大きな違いです。
自分自身で舵取りできる範囲がフリーランスは大きい分、会社員よりも幸福度の高い仕事はしやすいと思いますよ。
8. 働き方の自由度が高い
Webデザイナーの仕事は、フリーランス・会社員問わず、働き方の自由度が高い傾向があります。
例えば在宅ワークやリモートワークは、多くのWeb企業で普及しています。フリーランスはもちろん、会社員の方であっても、在宅ワークやリモートワークが整った会社に入れば自由な働き方を実現できます。
フリーランスWebデザイナーになれば、PC1台でいつでもどこでも仕事ができます。在宅で自分のペースで仕事をするも良し、世界中を転々と旅しながら働くこともできます。
このように働き方の自由度が高いのは、Webデザイナーは需要が高く、副業やフリーランスでも稼げる上に、PC1台でどこでも働ける性質の仕事だからです。
他にWebデザイナーの楽しさややりがいはありますが、特に大きな楽しさや魅力は上記8つです。
前述通り、Webデザイナーになって大変なことや後悔する理由は以下2記事でまとめています。
Webデザイナーのネガティブ面も知りたい方は上記記事も合わせてチェックしてみてください。
「Webデザイナーになってよかった」「楽しい」というリアルな声を紹介

ここでは、今回現役Webデザイナーの楽しさややりがいを調査する際に使った、SNS上での「Webデザイナーになってよかった」「楽しい」という現役Webデザイナーの声を紹介します。
結論、たくさんの方がWebデザイナーになってよかったと感じていることが、リアルな声を見ているとわかります。
これは嬉しい。
昨日2件のLP納品した
お客様から今後のお付き合いを
頂ける事になりましたー!徹底してる事は
良い提案、お客様ファースト
この2点ですが、嬉しい言葉を
頂けてwebデザイナーになってよかったなーって思います!!#webデザイナー#ななねこコンサル pic.twitter.com/Lp5nQrJVK7— LP解説!世界のたけまる(4月中旬分満員御礼🙏) (@lp_takemaru) April 25, 2021
『ありがとう』
デザイナーになってこの言葉が1番の嬉しさに。納品するまでは心が落ち着くことってなくて、相手の反応が1番気になる。納品後やっと安心。そして、次もがんばろってやる気に繋がる。改めてwebデザイナーになってよかった。ってことでやる気に溢れかえってるので案件待ってます🥺💓— あや|Webデザイナー&CocoDesign🌹 (@Rose02_design) December 5, 2021
初案件からお世話になっているクライアントさんから「ライティングやサイト構成諸々含めて、全部お任せしたいです☺️」と言っていただきました。気がつけばもう半年以上の付き合いです。こうやって信頼関係を積み重ねていく感じが、「Webデザイナーになってよかったなあ」と思うポイントです🤤嬉しい
— なお | 消耗しないWebデザイナー (@naooooo_ch) June 5, 2021
最近、クライアントにデザインを見せたときに
「いいですね!」と言ってくださる方が増えてきました☺️
単純に嬉しいですし、その一言でいつも「webデザイナーになってよかった😭」という気持ちになります笑
誰かが喜んでくれるモノづくりの仕事は、やりがいがあって楽しいです😊— ぷくみ@在宅webデザイナー (@puku_webdesign) March 10, 2021
フリーランスWEBデザイナーになって、本当によかった😌
仕事時間は会社と変わらないか、少し多いくらい。
でも時間、場所、仕事、全部コントロールできるし、収入も4倍くらいになった。
本気でやろうと思えば、全て変わる。#駆け出しエンジニアと繋がりたい #駆け出しwebデザイナーと繋がりたい
— たき@WEBクリエイター (@takiwebdesign) March 28, 2022
私は在宅WEBデザイナーになって
本当によかった!と思ってるので
「在宅フリーランス激推し」派👍でも、自分が満足で幸せなら
専業主婦でも会社員でも全然OK🙆要は「自分がどうなりたいか」
そこを軸にして考えましょ😃— はな🌼子育てノマドWEBデザイナ- (@hana_freelance) October 28, 2021
- 「ありがとう」デザイナーになってこの言葉が一番嬉しい
- クライアントから嬉しい言葉をいただけて、Webデザイナーになってよかったと思います
- 働く時間・場所・仕事を全部コントロールでき、収入も4倍くらいになった
このように、Webデザイナーになってよかったとリアルな声がありました。
特に「クライアントから感謝されたり、信頼関係を築けること」にやりがいを感じている声が圧倒的に多かったです。人に喜ばれる仕事、人に感謝される仕事がしたい人は、Webデザイナーは特に合っていると思いますよ。
こういう声を見ているだけでも、これからWebデザイナーを目指す方にとっては、後押しになるのではないでしょうか?
Webデザイナーになって楽しさややりがいを感じられるのはこんな人

ここまでの楽しさややりがいを含めて、Webデザイナーになって楽しさや魅力を実感できる人は次の通りです。
- 人に喜ばれ、感謝される仕事がしたい人
- 仕事をカタチに残る作品として残したい人
- 自身の感性を活かして働きたい人
- 仕事の困らない手に職を身につけたい人
- 副収入を得たい人
- フリーランスとして独立したい人
- 自由度の高い働き方がしたい人
このような考えや想いをお持ちの方は、Webデザイナーになれば楽しく仕事ができ、日々やりがいを感じることもできると思いますよ。
Webデザイナーに合っている人・合っていないの特徴は「Webデザイナーに向いている人と向いていない人の特徴は?向き不向き・適性を徹底解説」でまとめています。合わせてチェックしてみてください。
まとめ

- クライアントからありがとうと感謝されるとき
- 作った作品がカタチに残る
- 自身の感性を存分に活かせる
- 仕事を通じていろんな業界のことを知れる
- 仕事に困らない手に職が得られる
- 副業で収入アップできる
- フリーランスとして独立もしやすい
- 働き方の自由度が高い
述べてきた通り、Webデザイナーは楽しさややりがいが詰まった仕事です。もちろん大変なこともありますが、それ以上にやりがいや魅力が溢れる仕事だと思いますよ。
「Webデザイナーに憧れるけど、どうやって行動すればいいかわからない」という方は、一番確度が高い方法は、Webデザインスクール・学校を利用することです。
最近は未経験から仕事や学業と両立できるWebデザインのスクールや学校があります。こういうスクールを使えば、あなたにWebデザインの経験が一切なくても、Webデザインを仕事にするための知識やスキルを学べます。
最短4週間から受講できるおすすめのWebデザインスクールは「Webデザインスクールおすすめ8選の徹底比較」でまとめています。20校以上のスクールの取材や調査をして厳選しているため、よければ参考にしてみてくださいね。
逆に、Webデザイナーになって大変なことや、後悔する理由は以下2記事でまとめています。
Webデザイナーのネガティブ面も知りたい方は上記記事も合わせてチェックしてみてください。