海外営業になるには?海外営業経験者の僕が「海外営業になる方法」「仕事のリアル」を解説

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海外営業になるには?元海外営業で現在転職支援をしている僕が解説

 

新卒で大手グローバル企業に就職し、海外営業として仕事をしていました。その後、20代中盤でアフリカへの海外駐在を経験しました。

 

これまで海外営業として様々な経験をしましたが、海外営業は訪れたことのない国へ行く胸の高鳴り、言葉も文化も異なる外国人相手の商談など、刺激とロマンが溢れる仕事でした。

 

とはいえ、そんな海外営業の「仕事の実態」はなかなか知られていないことも事実。また未経験から海外営業にはどのようなステップを踏めばなれるのか、具体的な方法もわからないですよね。

 

そこで本記事では、海外営業を目指す前に必ず知っておきたい4つのポイントから、実際に海外営業になるための方法を、僕自身が海外営業として働いていた経験からまとめました。

 

ネットを眺めていると、そもそも海外営業の仕事をしたことがない方が、海外営業について書いている記事も散見されます。

 

本記事では自身の実体験から、海外営業のリアルを書いていきますね。

 

5分ほどで読めるので、海外営業の仕事に興味がある方のみ、続きをどうぞ。

 

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海外営業を目指す上で必ず知っておくべきこと【4つの観点で】

海外営業を目指す上で必ず知っておくべきこと

 

海外営業を目指す前に知っておきたかった情報を、

 

  1. 海外営業を目指せる業界
  2. 海外営業を目指せる企業
  3. 年収
  4. 働き方

 

この4つの観点で、まずは解説します。

 

1. 海外営業になれる業界は?業界は「商社」や「メーカー」がメイン

まず海外営業になりやすい「業界」について。

 

これは決まっており、「商社」と「メーカー」の2つです。

 

なぜ商社とメーカーが海外営業になりやすいかというと、どちらも膨大なマーケットは国内ではなく「海外」に存在するからです。

 

まず国内ですが、日本は人口減少、少子高齢化が進んでいくことは避けられません。人口が減少すれば消費は落ちていきますから、物を売るメーカーや商社は国内だと厳しい戦いになります。

 

一方世界を見渡してみれば、日本とは対称的に、人口が増える国はたくさんあります。東南アジアやアフリカなど、これから爆発的に人口が増える国はたくさんあります。

 

そのような時代背景がありますから、特に商社やメーカーは海外営業の人材を欲しています。

 

だからこそ、海外営業になりたいなら、グローバルに事業展開をしている商社やメーカーへ入社すること、これが最短かつ確実な道ということです。

 

これは海外営業を目指す上で基本中の基本のため、必ず覚えておきましょう。

 

2. 海外営業がてきる具体的な企業はどこ?

じゃあ実際に海外営業ができる商社やメーカーはどこなのか。

 

商社とメーカーの2つで、海外営業ができる代表的な企業名も挙げますね。

 

商社の代表的な企業

総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、双日、豊田通商など)

酒類・食品専門商社(三菱食品、伊藤忠食品)

アパレル専門商社(東レインターナショナル、ワールド)

化学品専門商社(長瀬産業、稲畑産業)

医薬品専門商社(スズケン)

燃料専門商社(伊藤忠エネクス)

鉄鋼専門商社(日鉄住金物産、阪和興業)

 

メーカーの代表的な企業

自動車メーカー(トヨタ自動車、いすゞ自動車、マツダ、スズキなど)

自動車部品メーカー(デンソー、アイシン精機、矢崎総業など)

電気・電子・半導体メーカー(キャノン、SONY、パナソニック、三菱電機など)

化学メーカー(三菱ケミカル、住友化学、信越化学など)

機械メーカー(三菱重工業、コマツなど)

アパレルメーカー(ファーストリテイリングなど)

 

こういった企業が海外営業ができる会社ですね。

 

どこも有名どころで、条件も良い企業です。僕自身、上記で挙げた複数と一緒に仕事をしていましたが、収入も良く、働きやすく、仕事のやりがいも感じられる環境が多かったですね。

 

ですから、これから海外営業を目指す場合、まずは上記のような企業を目指して行動することが失敗しない無難な選択だと思います。

 

中小企業やベンチャーにも海外営業の優良な求人は多く存在

またもちろん、上記のような大手、有名企業以外にも、中小やベンチャーにも、魅力的な海外営業の仕事はたくさんあるんですよね。

 

あなたが特定の国に興味があるなら、特定の国で事業展開している中小企業を選ぶこともオススメです。例えば、以前僕にスカウトが来たところだと、ニュージーランドワインの商社だったり、東南アジアのローカルフード商社などがありました。

 

このように「特定の国×ニッチな産業」を捉えた仕事はたくさんあります。探せばあなたの希望に合う仕事は必ず見つかりますから、幅広く探してみると良いです。

 

なお「優良求人の探し方」は、本記事の後半で後述しますね。

 

3. 年収はどれくらい?サラリーマンの平均年収以上

結論、世の中の平均年収よりも高いです。

 

転職サイトdodaの調査によると、サラリーマンの平均年収は2018年時点で414万円です。

 

一方、海外営業の平均年収はどうかというと「商社」は以下の通りでした。

 

  • 営業(専門商社):421万円
  • 営業(総合商社):479万円

 

海外営業 なるには

引用:doda

 

上記の通りです。総合商社、専門商社どちらも、平均年収より高いですね。

 

総合商社は20代で年収1,000万円も実現できる

三菱商事などの総合商社であれば、20代で年収1,000万円は到達しますし、30代〜40代なら年収1,500〜2000万円も実現できます。

 

商社は億単位のお金が動く市場のため、儲かっている会社に入れば、大きく稼ぐことができるんですよね。

 

大手メーカーも30〜40代で年収1,000万円に到達

一方大手メーカーは20代で年収1,000万円は難しいものの、30〜40代で年収1,000万円は十分到達できます。

 

また大手メーカーは住宅手当なども充実していますから、その点でも恵まれてますね。

 

海外営業は年収以外のメリットも【出張に伴うマイルなど】

加えて上記の通り、海外営業は年収以外のメリットもあります。

 

例えば商社の海外営業の場合、出張を通じてマイルが貯まったり、出張ついでに現地の美味しいものを食べれるメリットがあります。事実、僕も年中いろんな国を飛び回っていましたが、マイルは本当に貯まりましたね。

 

僕だけでなく海外出張が多い方は、プライベートで旅行するときは基本的に全てマイルでいくことができていましたから、そういう意味でもメリットが大きいです。

 

海外営業は駐在員へのキャリアアップも!【収入は倍増】

更に言えば海外営業の場合、海外営業の仕事のステップアップとして「海外駐在」になる方も多いです。

 

僕もアフリカの海外駐在となりましたが、駐在員になると、年収は「2倍」近くまで倍増します。そのため、20代で年収1,000万円、30代で年収1,500万円も十分実現できる水準まで年収は上がるんですよね。

 

このように、海外営業は一般的なサラリーマンより稼げるだけなく、マイルなどのメリットや将来的な駐在員の可能性まで、中長期的に稼げる要素が多く存在します。

 

なお、駐在員の給料事情については、僕自身の経験から以下記事で詳しくまとめているので、興味あればこちらもどうぞ。

 

海外駐在員の給料・年収事情について元駐在員が暴露する【結論、稼げる】

 

4. 働き方はどう?日本で活動しつつ、商談や視察で海外へ

基本的には日本で電話やメールを駆使して現地とコミュニケーションを取りつつ、商談や視察の際は海外へ行くことになります。

 

時差のある海外とやり取りをするため、朝早くや夜遅くに仕事をすることもあります。納期が近い緊急案件対応や、リアルタイムで会話する必要がある電話MTGなどですね。

 

とはいえ、僕は早朝や深夜の仕事の頻度は多くなかったですね。もちろん繁忙期はそれなりに忙しく、時間外労働もありましたが、それでも普通にワークライフバランスは取れていました。

 

海外へ出張する頻度は企業によって様々

また海外へ行く頻度は、企業やビジネスの状態によってマチマチです。

 

例えば僕は毎月海外へ行ってましたが、人によっては年1回開催される現地メーカーの展示会に参加するだけ、などもありましたね。

 

ですから、もしあなたがたくさん海外出張したいなら、面接時に入社後の働き方をよく聞いておくと良いです。

 

事前に情報を仕入れておけば、働き方のギャップは防げますし、あなたの望む働き方ができる会社が見つかりますよ。

 

海外出張が多い仕事への転職方法を、元駐在員の僕が紹介【実現可能】

 

以上が、海外営業を目指す前に知っておくべき4つのことです。

 

ここまでのまとめ

・海外営業になりやすい業界は「商社」と「メーカー」の2つ

・海外営業の年収は平均的なサラリーマン以上で、出張を通じてマイルが貯まるメリットなども

・海外営業の働き方は、基本電話やメールでやりとりし、必要に応じて海外出張をする。頻度は企業によって様々

 

なんとなく海外営業のイメージは湧いてきたでしょうか?

 

ではここから、海外営業になるための方法に移りますね!

 

海外営業になるには?最短の方法は次の通り

海外営業になるには?最短の方法は次の通り

 

  1. 社会人の転職の場合
  2. 学生(新卒)の就活の場合

 

この2パターンで異なるため、それぞれ紹介しますね。

 

1. 社会人の転職:海外営業に強い転職エージェント利用が最適

まず、あなたが社会人で、これから海外営業を目指す場合、海外営業に強い転職エージェントを利用することが重要です。

 

世の中にはたくさんの転職サイトや転職エージェントがありますが、「海外求人に強いエージェント」と「そうでないエージェント」が存在します。

 

海外求人に強いエージェントの特徴としては、

 

海外経験がある、または海外志向が強い求職者の登録が集まる

→優良求職者とグローバル企業のマッチング率が上がり、結果グローバル企業におけるエージェントの評価が高まる

→優良な海外営業求人が更にエージェントに集まる

 

という正のループがあるため、海外求人に強いエージェントを利用すると、同じ労力をかけても、必然的に優良グローバル求人に出会いやすくなります。

 

だからこそ、まずは海外営業に強いエージェントを利用することがファーストステップです。

 

海外営業に強い転職エージェント

ではどこが海外営業に強いかというと、僕が使って1番良かったのはJAC Recruitmentでした。

 

JAC Recruitmentは、イギリスで発祥したグローバル領域に強いエージェントです。

 

JAC Recruitmentは日本ではリクルートエージェント、dodaに続き、3番目の規模を持つエージェントですが、グローバル領域では個人的にはNo1だと思ってます。

 

リクルートエージェントとdodaの方が求人数は多いものの、JAC Recruitmentは求人の質が極めて高いことが印象的でしたね。

 

例えば僕の場合、JAC Recruitmentから世界時価総額ランキングトップ10に入る大手外資系企業を紹介してもらい、内定を取ることができました。またベンチャーの優良グローバル求人もこれまで多数紹介してもらいました。

 

このように、JAC Recruitmentは大手、ベンチャー問わず海外求人に特に強いため、迷ったらまずはここで相談してみれば間違いないです。

 

なお登録・相談ともに無料で、以下公式サイトからすぐにできます。無料登録さえしておけば、あなたに合った求人が出た際は知らせてくれるため、優良求人を見逃さないためにも、登録だけは済ませておきましょう。

JAC Recruitment公式サイトを見てみる

 

体験談はこちら>>JACリクルートメントで外資系大手から内定をもらったので、評判や感想をまとめた

 

 

2. 学生の就活:ナビサイトでいろんな企業を探してみよう

学生の就活の進め方は、リクナビやマイナビなどのナビサイトを使って進めることが大半です。

 

そのため、まずはナビサイト経由でたくさんの企業を実際に探してみて、実際に応募しつつ、いろんな企業の実際に見てみると良いです。

 

学生の場合は「働く」ということがまだイメージがつかないことが普通です。だからこそ、できるだけ広く、いろんな企業を見てみることが重要です。

 

その際は海外営業が多い商社やメーカーを始め、グローバルに働けそうな企業があれば、とにかく広く選考に進んでみると良いです。

 

新卒の就活で特に押さえておきたいのは「総合商社」

個人的に、特に学生の就活で押さえておきたいと感じるのは、三菱商事や三井物産をはじめとする「総合商社」です。

 

なぜなら、総合商社は「新卒採用メイン」であり、中途の転職者を広く受け入れていないからです。つまり、総合商社に入りたいなら学生の就活タイミングが最もチャンスなんですよね。

 

言わずもがな、総合商社の待遇はあらゆる業界、あらゆる企業の中でトップクラスです。前述通り、20代で年収1,000万円を超え、年収2,000万円も超えてきます。駐在員なら年収3,000万円クラスも目指せます。

 

その上、仕事もそこまで過酷ではないため、高給を得つつ、グローバルに仕事がしたいなら、総合商社をまず検討してみると良いです。

 

以上が、海外営業を最短で目指す方法です。

 

ここまでのまとめ

・社会人の場合:海外営業に強い転職エージェントを利用しよう(個人的に使って良かったのはJAC Recruitment

・学生の場合:ナビサイトで様々な企業を見て、選考に進んでみよう(特に総合商社は新卒じゃないと入りづらいので必ず押さえておこう)

 

まとめ:海外営業の仕事は面白く、ロマンがある

まとめ:海外営業の仕事は面白いし、ロマンがある

 

これからの時代、日本は少子高齢化や人口減少が進みます。そのため企業も個人も、「海外」で「外貨」を稼ぐ必要があります。

 

このような状況下では、「日本国内だけでしか仕事ができない人材」と「海外で仕事がてきるグローバル人材」の間には、”埋められない市場価値の差”が開くことは容易に想像できます。

 

だからこそ、特に日本の少子高齢化の影響をもろに受ける20〜30代の方は、今のうちに海外と仕事をする経験を積んでいくことがベストですね。そうすれば、10年後、20年後に笑っていられると思います。

 

海外営業の仕事は、市場価値を高めつつも、やりがいがあり、収入も良く、好きな海外にも行くことができます。

 

そんな未来を、海外営業の仕事を通じて手に入れましょう。実はそういう未来は、行動さえ起こせば、手に届くところにあるんですから。