初心者がゼロからWebサービスで起業するための手順を解説【自分で稼ぐ力をつけよう】 

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  • プログラミング初心者なんだけど、Webサービスで起業したい。どうやったら初心者でもWebサービスで起業や独立ができるんだろう?詳しい手順が知りたい

 

今回はこういった疑問に答えていきます。

 

簡単に僕のことをご紹介すると、プログラミング未経験でしたがスクールに通ってスキルを習得。現在はIT人材の就職・転職・キャリアなどの支援をしながら、当時に身につけたプログラミングスキルを使って個人で稼いでいます。IT人材の就職・転職・キャリア支援を通じて、Web系スタートアップの起業家とも繋がりも多く、Web・IT界隈の事情については普通の人よりかなり詳しいと思っています。

 

今回は「初心者でも現実的に実現可能な、Webサービスで起業・独立するための手順」について解説していきます。

 

今回の記事を読むことで、

 

  1. Webサービスで起業する際のおすすめプログラミング言語
  2. プログラミング初心者がWebサービスで起業や独立・副業するための手順
  3. 起業アイデアの作り方

 

これらのことがわかるようになります。

 

なお、起業志望の人は、必ずしも自分でプログラミングを学ぶ必要があるわけではないことを、初めにお伝えしておきます。なぜなら、外注をしたり、あるいはエンジニアのパートナーと一緒に起業すれば、自分がプログラミングを学ばなくても済むからです。

 

それでも個人的には、Webサービスで起業するなら、最低限のプログラミングスキルは学んでおいた方が良いと考えています。なぜなら、プログラミングを学んで得することが100あっても、損することはほとんどないからです。

 

その理由含めて、起業志望の人がプログラミングを学ぶメリットについては、起業したい人がプログラミングを学ぶ3つのメリット【起業に向けた手順も解説】 の記事で書いていますので合わせてどうぞ。こちらも読めば、プログラミングを学ぶべきメリットをより強く感じてもらえると思います。

 

 

Webサービスで起業する際に学ぶべきプログラミング言語

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  • おすすめの言語は「Ruby」 or 「PHP」です

 

まずはこの2つでOKです。どちらもWebサービスを作る際に使われる言語でして、かつ初心者からでも習得しやすい言語です。

 

中でも迷ったらRubyでOKです。RubyはTwitterやクックパッドで使われているプログラミング言語でして、Web関連企業のベンチャー、スタートアップで頻繁に使われている言語です。

 

Rubyの特徴は、何と言ってもサービス開発までの時間が短いことです。RubyにはRuby On Railsというフレームワークがありまして、このフレームワークを使うと開発を簡素化できるので、結果素早くサービス開発ができます。こういった利点がありますので、特にスピード重視なスタートアップでは好まれて使われます。Rubyが使われるサービスも増えてきていて、将来性の大きい言語です。

 

少し難しい話になってしまいましたが、Webサービスを作って起業したいなら、他の言語と比較しても難易度低めで、かつWeb系スタートアップで使われているRubyを学んでおけばOKです。Rubyについて詳しく知りたいなら【Ruby】プログラミング初心者が習得するなら適切な言語です【解説します】 の記事も参考にどうぞ。

 

なお、プログラミング言語はどれか一つを習得すれば、そこから他の言語を習得することは比較的簡単です。ですので、入口にそこまで悩む必要はありません。その点Rubyならまず間違いない選択です。

 

プログラミング初心者がWebサービスで起業するための手順

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  1. 実践型のプログラミングスクールでWebのスキルを習得する
  2. スクールのレッスンで実際にWebサービスを作ってみる
  3. 起業家にアドバイスをもらいながら視点や質を高めていく
  4. 世の中に出してみる

 

Webサービスで起業や独立、副業をするための手順は上記の通りです。Webサービスの起業に最適なRubyを学ぶ前提で解説していきますね。

 

1. プログラミングスクールでWebのスキルを習得する

まずはプログラミングスクールで、Webスキルを習得していきます。基本的には良いスクールを選び、そのカリキュラムに沿ってやっていけばOKです。スクールにも良いスクール、良くないスクールがありますが、良いスクールは後ほどご紹介します。

 

そもそもですが、プログラミングを勉強する方法には、大きく以下の2つがあります。

 

  1. 独学する
  2. プログラミングスクールに通う

 

今回はこのうち2のプログラミングスクールに通うことをおすすめしていますが、それには理由があります。なぜなら、独学だと挫折しやすいからです。

 

プログラミング学習はエラーの連続です。問題なのは、エラーを改善しようとすると、その都度調べごとをする必要があり、それだけでもあっという間に数時間とか経ってしまうことです。時間も労力もかかるので、これが原因で挫折する人が多いんですよね。事実、プログラミングを独学で学んだ人の90%以上は挫折していると言われるほどです。それほど独学は難易度高めです。

 

何を隠そう、僕自身プログラミングを独学で学んで挫折した人です。時間も労力もかなり消耗しました。僕の場合はその後スクールに通い直してスキルを身につけたわけですが、自身の経験からも、プログラミングはスクールで学んだ方が絶対に良いと感じています。

 

時間も体力もある学生なら独学はまだ許容範囲ですが、時間も体力もない社会人にとっては正直厳しいかなと。スクールの場合、挫折する人は少ないですし、社会人であればスクール一択ですね。費用はかかりますが、時間を買うようにしましょう。

 

2. スクールのレッスンで実際にWebサービスを作ってみる

スクールでスキル習得をしながら、実際にWebサービスを作ってみることが次のステップです。

 

プログラミングスクールの中には、実際にWebサービスを作るカリキュラムが含まれているスクールがあります。そういった実践型のスクールを選ぶことで、開発工程を実際に体験することができます。

 

開発の基本がわかれば、起業した際にも役立ちます。思い立てば自分でサービス開発ができますし、自分でやらないにしても、進捗状況は把握できます。技術のことがわかれば顧客との会話もスムーズにできます。

 

ですからやはりプログラミングを学ぶメリットは大きいかなと。Webサービス開発の実践を通じて、起業に活きるスキルを身につけて欲しいですね。今回ご紹介する実践型スクールなら、それが可能です。

 

3. 起業家にアドバイスをもらいながら視点や質を高めていく

2と並行してやるべきこととして、起業家にアドバイスをもらいながら、サービス作りの視点や質を高めていくことができればなおベストです。

 

後ほどおすすめのスクールをご紹介しますが、実は今回ご紹介するスクールの中には、起業家に直接相談ができるスクールがあります。そのスクールを使うことで、たとえカリキュラムの途中でも、「自分が作りたいサービスアイデアが起業家目線でどうなのか」「どんなサービスが良さそうか」こういったことを直接聞くことができます。

 

Webサービスで起業するためにプログラミングを学ぶなら、ここの工程はすごく貴重になるかと思います。成功している起業家の生の声ほど、貴重なものはないですからね。追って起業相談ができるスクールはご紹介しますね。

 

4. サービスを作って世の中に出してみる

スクールのカリキュラムが終わったら、サービスを作り、世の中に出してみる段階です。Webサービスの場合、完成度6割程度でもまず市場に出してみることが大事です。というのも、市場に出すことで、ユーザーの感想や評判を知ることができるからです

 

費用をかけて外注して100%作りこんで、それで失敗してコケたらかなり厳しいわけです。その点自分たちで6割程度の出来のサービスが作れれば、資金も少なくて済みますし、大ゴケして失敗するリスクも少ないですよね。Webの場合は各種コンバージョンなどの検証データも取りやすいですから、そういった意味でもまず世の中に出してみる価値は大きいです。ユーザーの評判や感想を取り入れながら、サービスの質を高めていきましょう。

 

以上が手順です。もちろん、細かい手順はもっとたくさんあります。法人として起業するなら登記が必要ですし、法人用の口座を開設したりする必要もあります。サービスをローンチするときはマーケティングも必要です。あるいはまずは副業という形でWebサービスを作り、軌道に乗ったら起業する形でも良いです。

 

方法はいろいろありますので、まずは入口となるWebサービスで起業するための大まかな今回の手順は把握しておきましょう。学習しながら実践し、適宜起業家からアドバイスをもらう。これが王道です。

 

Webサービスで起業するためのおすすめスクール

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Webサービスで起業するためにおすすめのプログラミングスクールは以下の3社です。

 

 

Webサービスで起業するならこの3社で間違いないです。全部Rubyが学べるスクールです。

 

中でもTech Boostは起業家向けのプログラミングスクールの定番です。Tech Boostを経て起業している人は多くいますし、起業に対するサポートは他のどこよりも充実しています。前述した起業家へ直接相談できるスクールというのが、このTech Boostです。起業を考えているなら第一候補のスクールですね。まずはここで相談してみて、合わなければ残りの2つという流れでOKです。

 

侍エンジニアも起業志望者が多く受講しているスクールです。侍エンジニアは起業相談や仕事獲得ノウハウといったことを教えてくれる点で起業志望の人向けです。

 

時間があればまずはTech Boostと並行して無料体験は一度受けてみて、起業相談をされると良いと思います。ビジネスを始める前にはいろんな人の意見を聞いておくことが大事ですから、その点でも役立ちますよ。

 

最後のTechAcademyは初心者向けの定番スクールであり、僕も実際にここで技術を学びました。TechAcademyは起業志望者向けのサポートが充実しているわけではありません。ですが、僕が受けたときは起業志望者や実際に起業している人も多く受けていましたので、ここも有力候補かと思います。

 

TechAcademy経由で実際に自分で起業している人もいますし、カリキュラムにオリジナルサービス開発があるので、サービス開発の実践まで経験できます。サービス開発のスキルを確実に習得するなら、TechAcademy [テックアカデミー]は数あるプログラミングスクールの中でも最も定番ですし、信頼できるスクールです。

 

以上が候補のスクールです。なおTechAcademyについては体験談も書いているので、より詳細を知ってから、本受講や無料カウンセリングやを受けたい人はこちらも読んでからどうぞ。

 

 

起業・事業アイデアの作り方

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少し話がそれますが、起業や事業アイデアの作り方で、実践で使える考え方があるので少しご紹介します。参考までに僕はこれまで国内外でWeb関連や貿易関連の仕事をしてきて、色々な事業を作ってきました。今は個人でやっているWeb周りの仕事だけで生活できる程度は稼ぐことができています。

 

成功している起業家と比べるとレベルが低いですが、それなりに成果は出ていますので、その経験から言える起業・事業アイデアの作り方は一言でいうと以下の通りです。

 

  • おすすめでない方法:自分の好きなことをアイデアとする
  • おすすめの方法  :世の中に求められていることをアイデアとする

 

起業したいという人がやりがちなことは、自分の好きなことをアイデアとすることです。「自分はこんなものを作りたい」「こんな形で起業したい」これも別に良いんですが、うまくいく可能性は高くないです。なぜなら、自分が好きなことが、誰かが求めていることと必ず重なるわけではないからです。むしろ僕が見てきた中では、重なっていないことの方が多い印象です。

 

ですので、おすすめの方法は世の中に求められていることをアイデアにすることです。つまり、世の中のニーズや不を先に見つけて、それを解消するためのアイデアを考えるというアプローチですね。この方がうまくいく可能性は大きいです。なぜなら需要があるとわかっているからです。

 

起業にかかわらずビジネスの本質は、どれだけ相手に価値を与えられるかです。相手が価値と感じるニーズを見つけ、そのニーズを満たす価値を与え続ければ、報酬は後で追いついてきます。

 

さらにいえば、相手が期待する価値を超える価値を提供し続けることが、ビジネスを永続的に伸ばし続ける方法です。相手が求めていること、期待していること以上の価値を提供し続けていけば、ビジネスはうまくいきます。

 

まとめると、

 

  • ビジネスの本質は価値を与えること。自分の好きなことをやればいいわけではない
  • 提供価値>期待価値。これを常に意識して価値を提供し続けていく。そうすると常に顧客に選ばれる存在になれる

 

ということです。うまくいっている起業家や個人はこれを愚直にやり続けていますので、頭のどこかに入れておくと良いと思いますよ〜。以上、余談でした。

 

まとめ

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最後になりますが、現在世界で著名な起業家の多くは、もとを辿るとエンジニアです。Facebookのマークザッカーバーグ、Amazonのジェフベゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツを初め、技術を把握したエンジニアが経営者となって成功しているケースが現在は非常に多いです。アメリカでも優秀な若者ほど、まずはプログラミングスキルを身につけ、その後起業をしています。

 

このような事実からも、これからWebサービスで起業をしたいと思うなら、当たり前のように技術は理解しておくべきかなと。技術を理解しておくことは、これからのIT起業ではよりスタンダードになっていくと思います。

 

とはいえ、ここまで言っても90%の人は行動しないまま終わるかなと思います。でもこれは朗報でして、逆に行動さえ起こせば、それだけでも上位10%には入れるということです。

 

ですから、まずは行動を起こしましょう。起業したいと思っていても、結局まだ何も行動できていないなら、恐らくいまの生活の延長線上に、あなたの理想の未来はありません。

 

本当に現状や未来を変えたいなら、行動によってのみ、理想の未来は手繰り寄せることができます。結局行動を起こさないうちは、無情ですが人生なんて何も変わらないんですよ。自分にとって都合のよい状態は待っててもやってきません。それが人生です。

 

第一歩はプログラミングを学ぶことから。以下のスクールは無料体験があるので、まずは勇気を持って第一歩を踏み出しましょう。

 

 

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新卒で大手グローバル企業→20代で海外赴任→現在は本業で転職支援、副業で会社経営。『Travewriter』は、IT・Web・グローバルを中心としたスキル習得やキャリア・転職情報について、実際に経験した体験談をベースに発信している学習・キャリアの情報メディアです。