
「Webディレクターとして副業したいけど、何から始めればいいかわからない」
「自分の経験でも、Webディレクター副業は始められるのかな?」
「Webディレクター副業で必要なスキルや経験が知りたい」
と思っていませんか?
最近は「副業」を始める人が急増していますね。
それもそのはず、上がらない給料や、増え続ける税金や社会保険費。
これまでは、普通に働いていれば年々豊かになれる時代でしたが、現代は普通に働いていると年々貧しくなってしまう時代です。
特に今の20〜30代は、70代まで働くような年代です。自分は会社以外で市場価値が本当にあるのか、会社外で何かしら価値を創出できるのか、厳しい目で自分を見る必要があります。
その際に役立つのが「副業」です。副業を行うことで、会社以外で通用するスキル、自身が生み出せる提供価値がどの程度あるのか、リアルな実力を知ることができるからです。
そこで本記事では、Webディレクター副業を経験し、現在はWebマーケティング会社を経営している筆者が「Webディレクター副業を始める方法」を徹底解説します。
本記事を読めば、Webディレクター副業を始める際に必要なことは一通り理解できますよ。ぜひ最後まで読んでみてください。
Webディレクターに副業をおすすめする3つの理由

Webディレクターこそ、副業することをおすすめします。
おすすめする理由は以下3点です。
- 本業の仕事に活かせるスキル・知見が得られるから
- 会社に依存しない収入源を得られるから
- 社外の人脈形成もできるから
1. 本業の仕事に活かせるスキル・知見が得られるから
「本業の仕事に活かせるスキル・知見を得ていけること」は、Webディレクターが副業を始める一番のメリットです。
本業がWebディレクターの場合、本業で得られる知見は、現在携わっているプロジェクトや、社内関係者からの知見に限られてしまうことが一般的です。
その点、Webディレクターとして副業することで、社内だけでなく、社外プロジェクトにも携わることができ、社外の人間からの知見も得ることができるんですよね。
会社以外で得た知見を本業で活かせば「あなた自身」にとってプラスですし、「副業のクライアント」にもプラスです。加えて、培った知見を本業に還元すれば「本業の会社」にとっても間違いなくプラスになります。
- あなた自身
- 副業のクライアント
- 本業の会社
三方全ての関係者がHappyになれるのが、Webディレクター副業なんですよね。
2. 会社に依存しない収入源を得られるから
冒頭の通り、これからの時代は、会社の給料をあてにはできません。
だからこそ、Webディレクター副業を始めておくと、会社の給料に依存しない「自分だけの収入源」を得ることができます。
変化が激しい今の時代、国や会社含め、誰もあなたや僕たちを助けてはくれません。自分自身や、自分の家族を守るためにも、収入源を複数持つことはもはや当たり前なんですよね。
厚生労働省によると、日本の会社員の平均給与は、過去30年で上がるどころか、ずっと下がり続けています。
出典:厚生労働省
多くのサラリーマンにとって、会社に依存しない収入源を確保することは必須の時代と言えるでしょう。
もちろん、会社以外の収入源を増やすことばかりに躍起になり、本業がおろそかになったら本末転倒です。
ですが、太い収入源を1つ、2つと作っていけば、あなたの人生を支える心強い武器になりますよ。
「新しいことを始めたくても、収入が下がるから決断できない…。」と、悩んだことはありませんか?
その点で副業で堅い収入源さえあれば、あなたが今チャレンジしたいことが仮に収入が下がったとしても、チャレンジできるようになります。
そもそもWebディレクターの場合、Web業界・オンライン市場が成長している分、市場からの需要も高いです。
ですからWebディレクターであれば、ちゃんと準備して行動すれば、太い収入源を作りやすいですよ。
3. 社外の人脈形成もできるから
激動の現代を生き抜くためには、社内だけでなく「社外の人脈形成」も、ビジネスパーソンにとっては必要不可欠です。
Webディレクター副業を始めると、「同業界」や「異業界」のビジネスパーソンの人脈を、幅広く形成できます。
私自身も副業を始めたことで、人脈の幅は間違いなく広がりましたし、人脈経由でビジネスにも繋がっています。
このように、社外の人脈形成ができることも、Webディレクターが副業を始めるメリットです。
Webディレクターの副業案件の種類は?【制作ディレクションなど】
結論、toBのクライアントワークがメインです。
あなたがWebディレクターとして本業をやっているなら、大枠は本業でやっている仕事と近いと思います。
具体的な案件でいうと、例えば以下のようなクライアントワーク案件があります。
- Webサイト制作のWebディレクション業務
- WebメディアのコンテンツマーケティングのWebディレクション業務
- Webサービスのディレクション業務
一番多いのはWebサイト制作のWebディレクターですね。Webサイト制作のディレクション経験を積んできた経験者に、業務委託としてディレクション案件を発注したい法人はたくさんあります。
WebメディアのコンテンツマーケティングのWebディレクター案件も、副業では豊富です。Webメディアは美容系から求人系まで、幅広いジャンルのWebディレクター案件があります。
このような案件に、週1日から、土日のみ、リモート・在宅OKで参画できるのが、Webディレター副業です。
Webディレクターの副業収入の目安は?【時給2,000円〜5,000円が多い】
結論、案件によりますが、時給2,000円〜5,000円が多いです。
例えば副業マッチングプラットフォームの「Workship」にはWebディレクター案件がたくさんありますが、概ね時給換算で以下の通りです。
- Webディレクター副業案件の時給:時給2,000円〜時給5,000円
より具体的にイメージしやすいよう、Workshipの実際の案件と時給もご紹介しますね。
◇Webサイト制作のWebディレクター案件
クライアント企業のWebサイト制作(CMS)のディレクションと進行管理、外注管理などが主な業務になります。
クライアントが抱える課題のヒアリング結果に基づき、課題解決に最適なWebサイト制作を納品できるようにデザイナーと協力しながら仕事をしていただきます。
時給:4,000円
◇コンテンツマーケティングのWebディレクター案件
■ コンテンツの戦略設計及び実行(テーマ設定・企画・執筆・編集/文字校正)
■ 記事の品質管理
■ チームのアサイン
■ クライアントとのコミュニケーション
■ 制作進行
時給:2,500円
このように、案件によって時給も様々です。
ちなみに私は時給5,000円前後の副業案件に過去参画していました。土日のみOK、リモートOKだったので、本業が終わった平日夜や休日に仕事をしていました。
このように、Webディレクター副業の時給は約2,000円〜5,000円と覚えておけば、実態と相違はないですよ。
Webディレクター副業の必要スキル【参画領域の経験・スキルが求められる】
結論「参画領域の経験・スキル」が求められます。
例えばWebサイト制作のディレクションなら「実際にディレクションを行った経験」が、メディアのコンテンツマーケティングなら「メディアの編集経験やSEOライティングの経験」が求められます。
イメージしやすいように、こちらも前述した「Workship」の案件を見てみましょう。
◇Webサイト制作のWebディレクター案件
・チームでのものづくり経験がある
・つくるものへこだわりを持てる
・WEBやアプリに関する強い興味と知識
・WEBやアプリ(UI/UX、デザイン)についての知識
◇コンテンツマーケティングのWebディレクター案件
■ Webメディアにおけるライティング/編集経験
■ SEOライティングの経験/知見
上記を見ると、仕事内容の経験や知見が求められることがわかると思います。
このように「参画領域の経験や知見が求められる」と覚えておけば、認識のズレはないですよ。
Webディレクター副業の始め方【3つのステップ】
あなたがすでにWebディレクターや、Webディレクターに近しい領域(例:PMやWebプロデューサー、マーケターなど)の場合、以下3ステップだけで、今すぐ副業を始めることが可能です。
- ステップ1:Webディレクター副業に強い案件サイトに登録する
- ステップ2:気になる案件に応募する
- ステップ3:面談を経て副業案件に正式に参画する
ステップ1:Webディレクター副業に強い案件サイトに登録する
副業するにも、案件がないと始めることはできません。
自分自身で知人から仕事をもらったり、営業することも良いですが、大半の場合はそういうツテはないと思います。
その場合におすすめは「Webディレクター副業に強い案件サイトに登録すること」です。この方法なら、早ければ1週間後には案件参画もできます。
副業に強く、高単価案件もある経験者向けサイトに登録すれば、これまでの本業経験を活かして、参画できる案件を紹介してもらえます。最初の一歩は、この方法が一番楽ですよ。
参考までに、実際に使ってよかったおすすめ副業サイトを挙げておきますね。
- ITプロパートナーズ:経験3年以上のWebディレクター経験者におすすめ。週3日からできる案件が豊富。高単価案件やリモート案件もかなり多い
- ランサーズエージェント
:ランサーズが運営するフリーランスエージェント。
- HiPro Tech(ハイプロテック):パーソルキャリア社が運営するするエージェント。週3〜週5日の高単価案件に強い。
- クラウドワークス テック
:クラウドワークスが運営。リモートでできるWebディレクター案件が豊富 - Workship:Webディレクター副業案件に強いエージェント。週1日OK、リモートOK、土日OK案件も豊富
迷ったらこの5つがおすすめです。
Webディレクターに特におすすめは「ITプロパートナーズ」「ランサーズエージェント」「HiPro Tech(ハイプロテック)」「クラウドワークス テック
」の4つです。この4つはWebディレクターの高単価求人・良質な案件が豊富です。週2〜3日OK、在宅リモートOK、土日OK案件も多いので、真っ先に利用したいサイトです。
「Workship」もおすすめです。私自身も活用していたサイトですが、週1日からの副業案件が豊富で、こちらも単価は高め、良質な案件が豊富でした。両方登録しておくことで、よりあなたにあった求人が見つかりやすくなります。
将来Webディレクターとして独立も視野に入れたい場合、今のうちからキャリア相談しておくと、今独立した場合に年収はどの程度になりそうか、どのような案件にチャレンジしておけばスムーズに独立が目指せるか、といったことを無料でアドバイスしてくれます。
副業含め、良いキャリアは事前準備が肝です。上記3社にはできれば全て登録し、キャリア相談しておくことをおすすめします。
その上で、戦略的にキャリア形成を進めると、右肩上がりの豊かな未来を実現していけますよ。
各エージェントの詳細は「本当におすすめなWebディレクター向けフリーランスエージェント5選比較」で比較して紹介しています。こちらもチェックしてみてください。
ステップ2:気になる案件に応募する
副業案件サイトで気になる案件があれば、実際に応募するようにしましょう。
応募すると、まずは書類選考があり、その後は面談形式でクライアントと会話することが一般的です。対面の場合もあれば、最近はZoom等でオンラインで面談することも多いです。
このステップで重要なのは「あなたが提供できることと希望条件をセットにして、はっきりと伝えること」です。
例えば現実的に週2日しか稼働できないにも関わらず、無理して週4日稼働できるとは言わないことです。
クライアント側も事業計画があり、スケジュール通りに進めることが必要です。
無理にできないことを受けてしまうと、クライアントの期待以上の成果どころか、期待未満の成果しか上げられず、実績も信頼も得られなくなります。それだと、何のための副業しているのかわからないですよね。
「あなたが提供できることと希望条件をセットにして伝えること」が、ミスマッチない案件参画には必要なことです。
ステップ3:面談を経て副業案件に正式に参画する
面談を経て双方合意に至ったら、副業案件に正式に参画となります。
前述通り「ITプロパートナーズ」「クラウドワークス テック
」はリモートOK、週1〜3日OK、土日のみOKなど、働き方の融通が効きやすい求人が豊富です。平日夜や休日の時間を有効活用し、経験を積んでいきましょう。
常にクライアントの期待をちょっとだけでも上回るよう、「クライアントが期待している価値<自身が提供している価値」の構図を常に意識して取り組めば、あなた自身の市場価値・今後のキャリアを高める良い経験になりますよ。
未経験からWebディレクター副業を始めるには?
一方で、あなたがWebディレクターが未経験で、Webマーケティングなど周辺経験も全くない場合は、ステップが少し多くなります。
Webディレクター副業に繋がるスキル・経験を積む
まずはWebディレクターに繋がるスキル・経験を積むことが必要です。
スキルや経験がないと、相手に価値提供できないですからね。副業は成り立ちません。
未経験の場合、一般的には以下のようなスキル・経験を積んだのちに、Webディレクターにキャリアアップすることが多いです。
- Webライター
- Webマーケター
例えばWebライターとして経験を積んだ後、Webライターの管理・品質担保をするWebディレクター副業を始める人は一定数います。
またWebマーケターとしてSEO・広告運用等に精通したのちに、Webディレクター副業に参画する方もいます。
このように、まずはWebライターやマーケターの経験・知見を得てからWebディレクターを目指すのは、未経験からのキャリアステップです。
一番良いのはWeb業界に転職し、実務経験を積んでから副業する
「でも、どうやってスキルや経験を積んでいけばいいの?」と、思ってしまったかもしれませんよね。
その場合に一番良いのは、転職エージェントを使って「Web業界に就職・転職すること」です。実際にWebディレクターやマーケターとして転職さえしてしまえば、実務経験の中で、Webの仕事の流れや全体像を理解していけるからです。
特にWebマーケターの場合、未経験でも募集している求人はあります。本業を変えることが可能なら、一番良い方法だと思いますよ。
参考までに「Web業界への転職に強いエージェント」も挙げておきますね。
- ワークポート:Webディレクターに強い代表的な転職エージェント。まずはここに無料登録することがおすすめ
リクルートエージェント:国内有数の転職エージェント。Webディレクターにも強い。
- マスメディアン
:宣伝会議グループが運営する、Web業界の代表的転職エージェント
上記の通りです。いずれも大手で求人も豊富なので、必ず登録しておきましょう。
関連記事:Webディレクターにおすすめな転職エージェント・転職サイト8選
また、転職エージェント以外の転職方法だと「Webマーケティングスクール」や「Webディレクタースクール」もあります。
WebマーケティングスクールやWebディレクタースクールでスキル習得してから転職活動すれば、未経験からでもWeb業界へ転職しやすくなります。最近のスクールは転職支援も付いているところがあるので、有効活用するのも一つの手ですね。
参考までに、Web業界に強く、評判も良いスクールは以下の3つです。
- インターネット・アカデミー
【副業で稼げるWebディレクター・Webマーケターを目指す。Webディレクターの専門コースあり】
- デジプロ
【業界トップクラスのWebマーケターが広告運用スキルを直接指導】
- Wannabe Academy
【実務経験を積めるスクール。実務経験を得ることで、未経験からWebディレクター転職を目指せる】
この3つが特に実績豊富です。
上記スクールはキャリア相談を「無料」で開催しているため、未経験からWebディレクター副業したい、将来的にはWeb業界をキャリアの軸にしていきたい場合、気軽に相談してみましょう。
各スクールの違いや料金を比べたい場合は、
- Webマーケティングスクールなら→Webマーケティングスクール・講座おすすめ8選比較
- Webディレクタースクールなら→Webディレクター講座・スクールおすすめ4選!オンラインでWebディレクションを学べる
上記でわかりやすくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
転職が難しいなら、自分自身で副業に繋がる実践経験を積む
一方で、本業がある程度軌道に乗っていたり、転職するまでは検討していない場合、今の本業を辞めることなく、自分で実践経験を積むことが方法です。
例えば「Webライターとして記事作成案件から始めてみること」は、未経験であってもできます。クラウドソーシング等を使えば、今日からでもチャレンジできますよね。
クラウドソーシングでも、目の前のクライアントの期待に応え続けていけば、Webディレクターの仕事を任せてもらえる可能性だってあります。
実際に私の知人は、Webライターからスタートし、Webディレクターの副業ができるようになっていますよ。
このように、先を見据えつつ、今できることから始めていけば、未経験からでもWebディレクター副業は可能ですよ。
まとめ
述べてきた通り、Webディレクターとして副業すれば、本業で活かせる知見・スキルはもちろん、会社に依存しない太い収入の柱を作ることも、いざとなった時に力になってくれる社外人脈を作ることもできます。
副業に集中しすぎて本業がおろそかになったら本末転倒ですが、Webディレクターの場合、本業と相乗効果を持たせることができるので、良い副業になると思いますよ。
また未経験からWebディレクター副業を始めたい場合も、Web業界で正しいステップを踏んでいけば、副業はもちろん、本業で市場価値を身につけることも十分実現できます。
今回ご紹介した方法で、ぜひ今日から、一歩行動を起こしてみましょう。
早ければ今から3ヶ月後には、人生の選択肢・可能性を、今まで以上に強く感じることができますよ。
- ITプロパートナーズ【経験3年以上のWebディレクター経験者におすすめ。週3日からできる案件が豊富。高単価案件もかなり多い】
- ランサーズエージェント
【ランサーズが運営するフリーランスエージェント】
- HiPro Tech(ハイプロテック)【高単価のWebディレクター案件が豊富】
- インターネット・アカデミー
【副業で稼げるWebディレクター・Webマーケターを目指す。Webディレクター専門コースあり】
- デジプロ
【業界トップクラスのWebマーケターが広告運用スキルを直接指導】
- Wannabe Academy
【実務経験を積めるWebマーケティングスクール】

当記事から登録の多い、Webディレクター副業のおすすめ案件サイトTOP3(全て無料で登録・利用可能)
(公式サイト:https://itpropartners.com/)
経験3年以上のWebディレクター経験者におすすめ。週3日からできる案件が豊富。高単価案件やリモート案件もかなり多い
(公式サイト:https://lancersagent.com/
ランサーズが運営するフリーランスエージェント。高単価案件が豊富
(公式サイト:https://tech.hipro-job.jp/)
Webディレクターの高単価案件に強いエージェント。実務経験がある方におすすめ