- プログラミングを勉強しようと思っているんだけど、初心者が最初に選ぶべき言語はどれなんだろう?言語選びで失敗したくないから悩む。。
今回はこういった疑問に答えていきます。
簡単に僕のことをご紹介すると、新卒で国際関係の会社に就職。その後は働きながらプログラミングを学んでスキル習得し、今は個人で主にWeb関係の仕事をしながら、転職支援など複数の仕事をやっています。
さて、上記の通り、僕はもともとプログラミング初心者でした。当時の僕は、いまのあなたと同じように「プログラミング初心者が最初に学ぶべき言語はどれなんだろう?」と悩んでいたので、最初の言語選びに悩む気持ちはよくわかります。
ですので今回は、
- プログラミング初心者が最初に学ぶべき言語
- 上記言語がおすすめの理由
- プログラミングの最初の言語選びで知っておくと良いこと
これらのことを解説していきますね。
目次
プログラミング初心者が最初に学ぶと良い言語
- Java
- PHP
- Ruby
プログラミング初心者が最初の言語選びに悩むなら、結論はこの3つの言語から選べばOKです。理由を解説しますね。
上記が最初の言語としておすすめの理由
- 3つとも需要がある言語だから
これが上記言語をおすすめする理由です。
どんなこともそうですが、世の中には必要とされているスキルと、必要とされていないスキルがあります。当然ながら学ぶなら必要とされているスキルが良い訳です。なぜなら必要とされるスキルほど、仕事も存在するからです。
以下の図をご覧ください。以下はフリーランスエンジニアの案件が言語別でどれくらい世の中にあるかを表した図です。
これを見ると、JavaとPHPだけで全体の仕事の約半数を占めています。つまり、JavaやPHPは、他の言語に比べて需要が強いということです。
これからプログラミングを学ぼうとしているなら、プログラミングスキルを活かしてエンジニアに転職、独立してフリーランスエンジニアになりたいなど、検討されていると思います。そういう時、転職しやすい/独立しやすい言語は、まさにJavaやPHPのような需要のある言語です。
ですから、特に特定の言語にこだわりがないなら、JavaやPHPのような需要のある言語を選んでおくことが無難です。そうすれば仕事先も見つかりやすいですし、何かと潰しが効きます。
なお、上記のデータではRubyは4.4%と低めですが、Rubyの案件は近年特に増えているのでおすすめしています。RubyはWeb系ベンチャーやスタートアップで特に好まれて使われている言語でして将来性が高いです。
有名どころで言うとクックパッドやTwitterなどはRubyで作られていますし、最近だとAirbnbなどもRubyです。日本のみならず世界的企業もRubyエンジニアを必要としていますから、学ぶ価値は高いかなと。ちなみに僕もRubyを最初に選んで勉強しました。 Rubyは案件も多いですし、結果として正解でした。
上記言語の難易度
- Ruby、PHP=易しめ
- Java=難しめ
上記の通りです。
PHPとRubyは易しめの言語です。ですので、初心者のプログラミング入門としては最適かなと。
一方Javaは、PHP、Rubyと比較すると難しめです。Javaは構造が上記2つよりも複雑でして、習得するためにはPHPやRubyと比較すると時間を要します。
ですので、
- 初心者向けの言語でまずはプログラミングに触れたい→PHPやRubyを選ぶ
- 時間をかけても一番需要のある言語を学びたい→Javaを選ぶ
特定の学びたい分野がないなら、こういう選び方が無難で良いかなと思います。
目的が決まっているならそれに合った言語がおすすめ
ここまでは特にこの分野を学びたいというものがなく、まずはプログラミングを学んでみたい人向けの話でしたが、もし特定の分野を学びたいなど目的があるなら、それにあった言語を選んだ方が良いです。例えば以下のような感じですね。
- Webサービスを作りたい→PHP、Ruby
- スマホアプリを作りたい→Java(Androidアプリ)、Swift(iOSアプリ)
- 機械学習を学びたい→Python
こんな感じです。機械学習を学びたいのに、PHPを学ぶのは遠回りです。それなら機械学習に役立つPythonを最初から選んだ方が、結果早く身になりますね。
このように、もし目的が決まっているなら、その目的に合った言語を選んだ方が良いです。
プログラミングの最初の言語選びで知っておくと良いこと
- プログラミングは1つ言語を習得すれば、次の言語は学びやすい
これは大切なことなので覚えておきましょう。
プログラミングの考え方って、言語は違えど共通しています。例えるならヨーロッパの言語と同じようなものですね。
スペイン語などヨーロッパの言語は、どれか一つを学ぶと他の言葉もなんとなく理解できるものです。プログラミングもこれと同じでして、どれかひとつを学べば他の言語は習得しやすくなります。
全部のプログラミング言語が共通しているわけではありませんが、少なくとも今日あげた3つの言語のようなメジャー言語を学べば、ほかの言語習得はしやすくなります。
ですので、プログラミングの最初の言語選びに、必要以上に神経質になる必要はないかなと。
ですので、選べずに時間を消費するくらいなら、まずはメジャーで需要のあるJavaやPHP、Rubyを学び、その後は自由に学べば良いと思います。プログラミングは実際にやってみないとわからないこともたくさんありますので、まずはスタートしてみることが大事ですね。
まとめ
本日の内容をまとめます。
- プログラミングの最初の言語選びで迷ったらJava、PHP、Rubyから選ぶ(難易度はPHP、Rubyが易しめ、Javaは難しめ)
- 一方、特定の作りたいものがあるならそれに応じた言語を学ぶ(機械学習ならPythonなど)
- プログラミングは一つの言語を学べば次は習得しやすいので、そこまで入口で神経質になる必要はない
この通りです。
プログラミングは独学だと半年以上時間がかかりますが、プログラミングスクールを活用すれば1ヶ月でも基本はスキル習得できます。迷っている間に基本は身につけられますから、まずはトライしましょう。
Java、PHP、Rubyが学べるおすすめのスクールはTechAcademyですが、Rubyについては以下記事で複数の比較スクールを比較しているので参考にしてみてください。迷ったらTechAcademyで良いと思います。
- Rubyのおすすめスクール>>【これで決定です】Rubyが学べるプログラミングスクールを5社厳選【経験者が語る】
以上です。
最後に余談ですが、人が死ぬ前に一番後悔することは「やらなかった後悔」だそうです。悩んで人生の時間を消費しているくらいなら、まずは今日から一歩を踏み出しましょう。
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- TechAcademy(テックアカデミー)のブートキャンプを受講した感想【爆速でプログラミングを習得するために】TechAcademyを受講した際の体験談です