Enoshima Electric Railway | FUJI NATURA1600/FUJI NATURA BLAC… | Flickr
湘南・鎌倉エリアが大好きだ。日本の文化と歴史が詰まった鎌倉エリア、海を中心としたライフスタイルが築き上がっている湘南エリアが特別好きである。休日に通った数はもはや数え切れないほどだ。
今回は僕が今まで湘南・鎌倉エリアに通いつめ、本当に素晴らしいと感じた場所やコトのみを厳選してまとめた。年間観光客数が2,000万人を突破している鎌倉を中心に、今アツいこのエリアの見どころを余すことなく紹介していく。週末の予定の参考になれば幸いだ。
それでは挙げていく。
湘南・鎌倉エリアから電車で1時間ほどで行ける「東京」。東京にはまだ知られていないたくさんの魅力、美味しいものがたくさん存在する。
上記の記事では、東京に10年以上住んでいる僕が、東京で本当にやるべき20のことを紹介しているので、興味があれば一緒にどうぞ。
目次
- 1. 報国寺で日本の芸術”竹林”に感動する
- 2. アパレルブランドが立ち上げたカフェで、優雅なリゾートタイムを過ごす
- 3. 新江ノ島水族館で海の生き物たちと触れ合う(家族連れ、デートに)
- 4. 江ノ島で小散策と小ハイキングを楽しむ
- 5. 秋本で絶品しらす丼と鎌倉野菜ランチを堪能する
- 6. 海の近くのカフェで、自家製パンを使った絶品サンドイッチの朝食を楽しむ
- 7. 極上の土鍋ごはんランチを堪能する
- 8. 雰囲気抜群の古民家カフェで、昼下がりのコーヒータイムを満喫する
- 9. “江ノ電”で歴史とドラマを感じる
- 10. 鶴岡八幡宮で日本の四季と歴史の流れを感じる
- 11. 長谷寺で美しい紫陽花を愉しむ
- 12. 美しい朝焼けと夕焼けのひとときを海辺で過ごす
- 13. 少し足を延ばして・・都心から一番近い無人島「猿島」の世界を堪能する
1. 報国寺で日本の芸術”竹林”に感動する
Peeking Sun | No, this is not the bamboo forest at Arashiyam… | Flickr
古都鎌倉に行くなら、伝統的な日本文化を存分に味わうのが旅の愉しみ方の一つだ。その中でも特に素晴らしいのが「報国寺の竹林」である。
竹林は古くから日本人の生活と深く関わってきた、日本の文化を象徴する自然の一つである。日本とともに歴史を歩んできたと言っても過言ではない自然遺産だ。そんな日本文化の象徴とも呼べる竹林が、ここ鎌倉には存在する。
報国寺の竹林はとにかくその緑が美しい。都会の喧騒を忘れ、竹林の中にただ佇む時間は至福のひとときである。特に晴れた日には竹林の隙間から柔らかな木漏れ日が差し込み、その美しさが作る空間はとても言葉に表すことができないものだ。
鎌倉観光に行ったら必ず報国寺には行って欲しい。一般的なアクセスは鎌倉駅からバスでいくことになるが、訪れる価値は十分にある。
報国寺の詳細
- 営業時間:9:00〜16:00
- 定休日:なし
- アクセス:
- ①鎌倉駅よりタクシー7分
- ②鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢百景行き/ハイランド行き 約12分 浄妙寺バス下車・徒歩3分 *駐車場が少ないためバス利用がおすすめ
- 報国寺
- Googleマップ
2. アパレルブランドが立ち上げたカフェで、優雅なリゾートタイムを過ごす
「ここは海外のリゾートだろうか?」そう思わせてしまう”とっておきの場所”をここでは紹介する。
湘南エリアにきたなら、少し離れた葉山のエリアまで足を伸ばそう。葉山は「日本ヨットの発祥地」と呼ばれるヨットの街であり、海が大好きな人にはたまらない街である。おしゃれなレストランやカフェが点在しているので、海も楽しみたいし、ランチやカフェの時間も満喫したいという欲張りな人はぴったりな場所で、僕自身とても気に入っている場所だ。
さて、その葉山の中でも特筆しておすすめしたい”とっておきの場所”が、葉山のビーチカフェである「CABaN」だ。CABaNはあの有名なアパレルブランドであるTOMORROW LANDが手がけたことで知られるオープンカフェだ。フランス人プロデューサーであるダヴィッド・グアリノと、クリエイティブ・エージェンシー「a zillion ideas」によってデザイン・企画されたCABaNは森戸海岸に隣接し、相模湾のパノラマが目の前に広がる絶景のロケーションに存在している。
さすがはアパレルブランドがプロデュースしているだけあり、カフェと海辺リゾートを融合した空間のデザインセンスが極めて優れている。訪れた人はほぼ例外なく「日本にこんな空間があるのか」と感じるだろう。それほどまでに海外のリゾートを彷彿させる空間ができあがっている
せわしなく過ぎていく日常に疲れ、ゆったりとした海外リゾート気分を味わいたい人に全力でおすすめできる至極の空間がCABaNだ。
CABaNの詳細
- 営業時間 & 定休日:Cabon Facebookよりチェック(日や時期によって変動)
- アクセス :逗子駅から森戸海岸行きのバスへ。森戸海岸下車徒歩4分
- CABaN HAYAMA
- Googleマップ
3. 新江ノ島水族館で海の生き物たちと触れ合う(家族連れ、デートに)
anemone fish | mDSC_8823 Enoshima Aquarium. Nikon D70 + Ai N… | Flickr
子供連れやデートで湘南エリアを訪れるなら新江ノ島水族館へ足を運ぼう。新江ノ島水族館は江ノ島観光エリアの中心に位置する、湘南エリア観光の代名詞と呼べる代表的な観光スポットである。
新江ノ島水族館はまずそのロケーションが最高である。目の前に海を望むロケーションに位置する新江ノ島水族館からは、海から富士山までの大パノラマを見渡すことができる。そしてここでは多種多様な海の生物たちに出会うことができる。
江ノ島水族館の中でも人気なのが海を見渡すロケーションで行われるイルカショーと、クラゲの体内にいることをイメージして作られたクラゲファンタジーホールである。前者はそのロケーションもさることながら、ショーのパフォーマンスに子供も大人も魅了される。後者は美しく幻想的な空間で、生命体の神秘に心を打たれるだろう。
子供連れやデートで湘南エリアに来たなら、新江ノ島水族館に足を運ぼう。
江ノ島水族館の詳細
- 営業時間:10:00〜17:00 (3月から9月は9:00開場。いずれも最終入館は16:00)
- 定休日:年中無休
- 入場料:大人2,100円 高校生1,500円 中学生・小学生1,000円 幼児(3歳以上) 600円
- アクセス: 片瀬江ノ島駅徒歩3分 or 江ノ島駅徒歩10分
- 新江ノ島水族館
- Googleマップ
4. 江ノ島で小散策と小ハイキングを楽しむ
Enoshima | Ryuichi Okumura | Flickr
湘南エリアに来たら、江ノ島を歩いて散策しよう。江ノ島は本島から突き出す形で存在しており、観光客が皆こぞって訪れる湘南の人気観光スポットである。
江ノ島には江ノ島シーキャンドルという名前の辺りを見渡せる展望台が丘の上にあり、そこが江ノ島のランドマーク的な存在となっている。展望台に向かうまでのコースがハイキングコースになっていて、道中では自然やお寺、小さな個店などが立ち並び、古都の雰囲気を存分に感じさせてくれる素晴らしいコースなのだ。
江ノ島のサイズ感は小散策をするのにとても良いサイズであり、ランチを食べて少し歩きたいと思ったときに訪れるのが個人的にはおすすめだ。
江ノ島の詳細
- 江の島シーキャンドル (展望灯台)
- Googleマップ
5. 秋本で絶品しらす丼と鎌倉野菜ランチを堪能する
このエリアに来ると必ずと言っていいほどみんなが行くのがしらす丼のお店だ。このエリアはしらす丼が名物となっており、新鮮なしらすを使ったしらす丼は、特にランチの時間に大人気なのが特徴である。
ただ、僕もそうなのだが、しらす丼だけでは何だか物足りないという人は多いのではないだろうか?「しらす丼だけじゃなくもっと他の物も食べたい」、そんな人におすすめなお店が、今回紹介する秋本である。
秋本は各レビューサイトでも好評価を数多く得ている和食の料理亭であり、このエリアでも有数の絶品しらす丼が食べれるお店だ。そして秋本ではしらす丼だけでなく、名物”鎌倉野菜”をふんだんに使ったメニューも戴くことができる。せっかく鎌倉に来たからしらす丼を食べたいけど、でも他の名物も食べてみたい、そんな欲張りな人にはしらす丼&鎌倉野菜を堪能できる秋本をおすすめする。
秋本の詳細
- 営業時間:
- 昼:11:00~15:30 (ラストオーダー 15:00)
- 夜:17:00~21:00(ラストオーダー 20:00)
- 定休日:木曜日
- 予算:1,000円〜1,999円(ランチ)
- アクセス:鎌倉駅東口徒歩1分
- 鎌倉 秋本
- Googleマップ
6. 海の近くのカフェで、自家製パンを使った絶品サンドイッチの朝食を楽しむ
葉山にはもう一つおすすめのカフェがある。それがワカナパンカフェだ。ワカナパンカフェはサンドウィッチ専門店のカフェであり、多種多様な種類のサンドウィッチを楽しむことができるカフェだ。人気のウマミチキンサンドからベジタブルサンド、アボガドのサンドまで、サンドウィッチ付きにはたまらないカフェである。
そしてこの店の特徴はパンにこだわりを持っている点にある。どの版も美味しく、特に自家製ダッチクラッチパンを使ったサンドウィッチは格別である。
店内もシンプルかつ開放的な作りで居心地がよく、女子受けする内観である。更に海も目の前の好立地ときているので、是非とも朝の海辺散歩の後に訪れて欲しい。
ワカナパンの詳細
- 営業時間:08:00〜19:00 LO18:30
- 定休日:無休
- 予算:〜1,000円(モーニング)
- アクセス:逗子駅から森戸海岸行きのバスへ。森戸海岸下車徒歩3分 (*CABaNの近く)
- ワカナパンカフェ ダブルサンドウィッチ ハヤマ
- Google マップ
7. 極上の土鍋ごはんランチを堪能する
僕の大好きなお店が鎌倉にはある。それがカエデナだ。カエデナは鎌倉の長谷にある和食料理店であり、極上の土鍋ごはんを食べれる点が最大の特徴にして最高に素晴らしい点だ。美味しい定食好きな僕は一度訪れてからすっかりここの土鍋ごはんにハマってしまった。極上の土鍋ごはんに加え、付け合せの副菜の栄養バランスもとても優れているので、ヘルシーごはんとして女子にもとても人気なお店である。
店内もすごく落ち着いてておしゃれな作りになっていて、デートで来るのも良いし、女子旅で来るのも良い。店員さんの愛想もとても良い感じで、一度訪れたら間違いなくハマる極上のお店がカエデナだ。
カエデナの詳細
- 営業時間:
- 昼:11:00~ (なくなり次第終了)
- CAFE: 14:00-17:00(LO16:30)
- 夜:18:00~21:00(完全予約制)
- 日中はカフェも営業
- 定休日:不定休
- 予算:1,000円〜1,999円 (昼)
- アクセス:長谷駅徒歩5分
- 鎌倉土鍋ご飯kaedena.
- Google マップ
8. 雰囲気抜群の古民家カフェで、昼下がりのコーヒータイムを満喫する
古民家カフェ。この言葉が大好きな人も多いのではないだろうか?この前偶然稲村ガ崎の町を歩いていたときに見つけて衝撃を受けた古民家カフェ「ヨリドコロ」をここでは紹介したい。
「ヨリドコロ」は稲村ガ崎の駅から少し歩いたとこにある古民家カフェだ。雰囲気抜群の古民家中にカフェや食事スペースがあり、そこでコーヒーを戴くことができる。コーヒーの味はもちろん、食器もとてもおしゃれで、素晴らしい空間も相まって僕はすぐさまヨリドコロのことが好きになってしまった。
僕がここを訪れたのは昼下がりだったが、店員さんに聞いてみると、なんと干物も有名だとか。今度はお昼に干物を食べ、その後にコーヒーやケーキを食べてゆっくりしようと思う。古民家の雰囲気の中でゆったりとした休日の昼下がりを過ごしたい人におすすめなお店だ。
ヨリドコロの詳細
- 営業時間:7:00〜9:00 11:00〜18:00
- 定休日:不定休
- 予算:1,000円〜
- アクセス:稲村ガ崎駅徒歩3分
- ヨリドコロ – KAMAKURA
- Google マップ
9. “江ノ電”で歴史とドラマを感じる
Enoshima Electric Railway | FUJI NATURA1600/FUJI NATURA BLAC… | Flickr
鎌倉を訪れたら、江ノ電が歩んできた歴史を感じ、そこで生まれた数々のドラマに思いを巡らそう。
江ノ電には100年以上の歴史がある。江ノ電は1902年に誕生し、そこから100年以上、そこに住む人や訪れる人々を運び続けてきた。いまもなお変わらず走り続ける江ノ電には、この100年を生きてきた人たちの歴史とドラマが詰まっているのだ。
江ノ電の詳細
- 歴史:1902年に誕生。100年以上の歴史を誇るローカル電車。
- 運行エリア:鎌倉駅から藤沢駅まで 江ノ電路線図
10. 鶴岡八幡宮で日本の四季と歴史の流れを感じる
Pigeon | Tsuruoka Hachimangu 鶴岡八幡宮 ハト A scene of pigeon of K… | Flickr
鎌倉観光の定番観光スポットといえば鶴岡八幡宮だ。例のごとく僕もおすすめをしたい。
八幡宮は800年以上の歴史を持つ鎌倉文化の象徴とも言えるものであり、現代の鎌倉にとってもランドマーク的な存在になっている場所だ。鎌倉駅から徒歩10分で行ける距離にあり、鎌倉駅に着いたらまずここを目指すというのが一般的な観光の流れにもなっている。
鶴岡八幡宮を訪れる季節だが、僕は春・夏・秋・冬全ておすすめしたい。春には満開の桜を、夏には美しい緑を、秋には鮮やかな紅葉を、冬には純白な雪を、美しい日本建築のコントラストとともに愉しむのが大人の鎌倉の愉しみ方である。鎌倉へ行くなら鶴岡八幡宮を訪れ、日本の文化と四季を堪能しよう。
鶴岡八幡宮の詳細
11. 長谷寺で美しい紫陽花を愉しむ
Hydrangea blue | HELIOS-44M-4 58mm/F2.0 (M42 mount) + PL Mei… | Flickr
6月から7月にかけて開花し、白、青、紫の色で咲き誇る花が”紫陽花”である。ここ鎌倉は、紫陽花の魅力を堪能するエリアがいくつか存在する。その中でもおすすめの場所が今回紹介する長谷寺だ。
一年中四季折々の花に彩られ、通年花が絶えない長谷寺は、鎌倉の西方極楽浄土と呼ばれている場所だ。どの時期も美しいが、特にその魅力が高まる時期こそ、紫陽花の咲き誇る6月から7月の時期なのだ。可憐でどこか大人らしさも併せ持つ持つ紫陽花の花は、子供からお年寄りまで幅広い年代層に好まれる花だ。家族みんなで訪れるのもとても良い。
花散歩のページには、長谷寺において1年間、どの時期にどの花が愉しめるか一目でわかるマップが載っているので、紫陽花の時期でなくも気になる花があればこれを参考に訪れてみるのが良い。
長谷寺の詳細
- 訪れるべき時期:6月〜7月
- 営業時間:3月〜9月 8:00〜17:00 10月〜2月 8:00〜16:30 (ともに最終入館は閉館30分前)
- 拝観料:大人300円 小学生100円
- アクセス:長谷駅徒歩5分
- 鎌倉 長谷寺
- Googleマップ
12. 美しい朝焼けと夕焼けのひとときを海辺で過ごす
Morning Beach | taken at Enoshima beach, Kanagawa, Japan | aotaro | Flickr
朝焼けと夕暮れ時の海辺の時間。人生にはいろいろな時間があるが、僕は朝焼けと夕焼け時の海辺の時間ほど贅沢なものはないと思う。
このエリアに来たなら、一日の始まりと終わりを海で迎えよう。毎日遅くまで仕事や学校で忙しくしている人は、一日という時の流れを感じることも少なくなっている。海はいつも大切なコトを僕たちに思い出させてくれる。
13. 少し足を延ばして・・都心から一番近い無人島「猿島」の世界を堪能する
最後に、少しエリアは離れるが、横須賀まで足を延ばすと、都心から一番近い無人島である「猿島」が存在する。猿島では遥か昔の縄文や弥生時代の石器や土器が発見されており、その歴史はとても古くから存在する。その後はしばらく平穏に続いた時代だが、幕末の時代になると、江戸湾を防備するため、ここ猿島は要塞の島なった。第二次世界大戦を経て、再び平穏な時間を取り戻した猿島は、数々の歴史を見てきた島なのだ。
このような歴史的背景を持つ猿島はそれだけでも魅力が詰まっているが、近年若い人たちから人気の理由は別にある。それは、ここ猿島があの「天空の城ラピュタ」を彷彿させる雰囲気を持つ島だからだ。幻想的な空間を形成している猿島は、訪れる人の心を鷲掴みにする島である。
猿島の詳細
以上が僕のおすすめする鎌倉・湘南エリアで本当にやるべきことだ。日本の素晴らしい文化と現代のライフスタイルが融合した街、鎌倉・湘南は、これからもっともっと面白いコトや素晴らしい場所が生まれてくる街だ。
僕はこれからもずっと、この大好きな街に通い続けるだろう。今回の記事が皆さんの旅の参考になれば幸いです。
湘南・鎌倉エリアと同じくらい、東京も最高の場所だ。以下記事で東京で本当にやるべき20のことを紹介しているので、興味があればこちらもどうぞ。
僕は、昨年、鎌倉に2回行きました。鎌倉、いいですね。
コメントありがとうございます。鎌倉は本当に良いところですよね。何度言っても飽きない、素晴らしい街です。