僕は新卒で大手グローバル企業に入社し、20代でアフリカへの海外駐在を経験しました。海外出張も多く経験してきており、これまで北米、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど、世界中を飛び回ってビジネスをしてきました。
そのような経験があり、今では英語を使ってビジネスは問題なくできるようになったものの、最初に海外出張へ行ったときは、
- 英語で言いたいことが通じなかったらどうしよう…。
- 恥をかきたくない…。
このような不安を抱えていたんですよね。僕はもともと英語は勉強していた方でしたが、それでも、ビジネスで英語を使うとなると、正直かなり不安を持っていました。
これは僕だけでなく、周囲のサラリーマンを見ても、みんな同じ共通の悩みでした。
そこで本記事では、
「急な海外出張が入ったので、1ヶ月以内に英語をなんとかしたい…!」
「現地で英語で困らないために、今の内からしっかり準備して英語を勉強したいたい」
上記どちらのニーズにもお応えできるよう、「海外出張に向けた英語の準備」を解説します。
僕自身、当サイトで多くの英語エントリーの記事を書いていますが、英語学習は相当苦労しながら、ネイティブレベルの英語力を身につけてきました。実体験をもとに、海外出張に向けた英語の準備について解説しますね。
目次
海外出張に必要な英語レベルとは?
結論、海外出張の目的によって変わります。
- 事例1:重要な商談に向けた海外出張の場合【ビジネスレベルの英語力が必要】
- 事例2:視察目的だけの海外出張の場合【挨拶や雑談レベルで済むことが多い】
この2つに分けて、実際の事例を解説しますね。
事例1:重要な商談に向けた海外出張の場合【ビジネスレベルの英語力が必要】
まずは重要な商談に向けて、取引先をアポイントがある場合。この場合は、ビジネスレベルの英語力が必要となります。
例えば僕の場合、日本人一人で海外出張し、現地のサプライヤーと商談をする機会がありました。この時は、現地に駐在している日本人駐在員もサポートもなく、完全に僕一人での商談でした。
契約を取りにいく商談でしたので、当然ながら英語力が必要でした。こういったケースの場合、相手になめられない英語力が必要です。英語が話せないと、その時点で信頼を失うからです。
一方、海外出張における商談は、基本的には現地の日本人駐在員や、あるいは通訳がサポートしてくれるケースが多いです。その場合、英語面については、彼らに頼ることもできます。
とはいえ、相手も人間ですし、言葉や意思疎通を全くかわせない人を全面的に信頼することはなかなか難しいです。
だからこそ、特に重要な商談がある場合は、駐在員や通訳に頼るだけでなく、自分の言葉で相手に語りかけ、信頼を作ることが、個人的には必要不可欠だと、経験を通じて感じています。
事例2:視察目的だけの海外出張の場合【挨拶や雑談レベルで済むことが多い】
一方海外出張の場合、視察目的だけの海外出張も多いです。
例えばメーカーや商社の駐在員であれば、現地工場の視察や、展示会への参加などです。この場合、簡単な挨拶や商談程度の英語力で済むことも多いです。
特に工場視察などは、現地の日本人駐在員がアテンドしてくれるケースが大半です。この場合は、英語を使う場面は、現地スタッフや取引先との簡単な挨拶や雑談程度で終わることが多いです。
なのでこの場合は、バリバリのビジネス英会話よりは、日常英会話ができるだけでも、対応は可能です。
このように、海外出張の目的によって、必要な英語力は変わります。
英語ができない人が、出張前に最低限覚えておくべき英語とは?【空港やホテル、挨拶など】
海外出張の目的によって必要な英語力は変わるものの、最低限覚えておくべき英語はあります。
例えば、どんな海外出張にしても、以下のシーンでは、英語を少なからず利用します
・空港での英会話
・移動時(タクシーや電車、バス)での英会話
・ホテルでの英会話
・取引先、現地法人の外国人スタッフとの挨拶や簡単な雑談
・具体的な商談
上記の通りです。
特に空港や移動、ホテルについては、海外出張するなら必ずセットで訪れるシーンです。なので、空港や移動時、ホテルでの英会話については、最低限準備をしておくと、現地で慌てずに済みます。
何かを尋ねるフレーズは覚えておくと良い
また、特に英語が不慣れなビジネスパーソンは、「相手に何かを尋ねるフレーズ」を使う場面も多いです。
例えば空港で搭乗口を聞いたり、駅で電車の乗り方を聞いたり、街で道を聞いたり、そういった質問のフレーズについては、事前に覚えておくと良いです。
ではこういったフレーズをどうやって学んでいけばいいか?その方法に移ります。
海外出張で使う英語フレーズはアプリで学ぼう【1ヶ月OK】
結論、海外出張で頻繁に使うフレーズは「アプリ」で学ぶと良いです。
ネットでフレーズを調べつつ暗記しても良いのですが、最近は出張で頻繁に利用するフレーズを目的別に学べるアプリが存在します。
こういったアプリを使えば、海外出張前に手軽にスマホ学習できることはもちろん、現地に実際に行ったときも、スマホ一つでフレーズチェックができるため、個人的に重宝していました。
もちろん、英会話フレーズの本を持参することでも良いと思います。ただ本だと持ち運びにかさばるので、個人的にはアプリで良いと思いますね。
海外出張で使うフレーズを目的別に学べるアプリ
ということで、急な海外出張に向けてはアプリで学習がおすすめですが、個人的に使ってよかったのはスタディサプリEnglishでした。
- 公式サイト:スタディサプリEnglish
- 無料体験:無料おためし体験あり
スタディサプリEnglishはリクルートが運営している英語学習アプリであり、累計632万ダウンロード*を記録しています。
*上記DL数は、2022年12月31日時点、日常英会話コース、新日常英会話コース、ビジネス英語コース、TOEIC®L&RTEST対策コースの累計DL数
僕自身2年以上使い続けていますが、手軽に日常英会話、ビジネス英語が学べるため、特に重宝しています。
スタディサプリEnglishにはいくつかコースがありますが、新日常英会話コースを利用すると、英会話で必要なフレーズを網羅的に学ぶことができます。
英語フレーズはもちろん、発音や文法、リスニングなども、アプリ一つで学べる点がおすすめですね。これひとつやっておけば英語力が身につくため、お金をかけて、いろんな教材に手を出す必要がありません。
ということでスタディサプリは個人的には特におすすめですが、あなたに合うかどうかは、実際に使って見ないとわかりません。
その点スタディサプリEnglishは無料おためし体験ができるため、無料トライしてみると、学習イメージが湧くと思います。
なお、無料体験を利用するためには、一度月額2,178円の有料会員登録をする必要があります。ですが、使ってみて自分には必要ないと感じれば、無料トライアル期間が終わる前にWeb上から簡単に解約できます。そうすれば、お金は1円もかからないので、安心してトライしてみると良いですよ。以下リンクから今すぐ無料お試し可能です。
参考:スタディサプリENGLISH(英語)を3年間使ってきたので、使い方や評判・口コミをまとめた
このように、海外出張に向けた英語については、スタディサプリをやっておけば基本問題ないです。
一方で、がっつり商談に臨む場合、スタディサプリEnglishだけだと足りないことも事実。
そのため、短期間でしっかり準備したい方は、次の方法を使うことがおすすめです。
海外出張で英語をペラペラ話せる自分になる方法【抜かりなく準備したい方向け】
その方法は、英語コーチングスクールを利用することです。
英語コーチングスクールとは、日常英会話やビジネス英会話を、2〜3ヶ月という短期間で習得を目指すスクールです。
グローバル企業に在籍する多くのビジネスパーソンが利用しており、僕の周囲でも、総合商社やメーカー、外資系コンサルや外資系ITの友人など、多くのビジネスパーソンが利用し、実際に英語力を身につけています。
特に海外出張の場合、日常英会話もビジネス英会話もバランスよく勉強しておくと安心ですが、英語コーチングスクールなら、その両方を2ヶ月程度の通学期間で習得することができます。
海外出張前におすすめな英語コーチングスクール(英会話スクール)
参考までに評判の良い英語コーチングスクールを挙げておきます。最もおすすめなのはPROGRITですね。
PROGRITは英語コーチングの中でも大手の一社で、多くのビジネスパーソンに人気のスクールです。
有名どころだと、サッカーの本田圭佑選手がPROGRITで英語を勉強していますね。
- 公式サイト:PROGRIT
世界で戦うアスリートでありビジネスパーソンの本田圭佑選手を始め、経営者や大手グローバル企業のサラリーマン、外資系サラリーマンなど、多くのビジネスパーソンに重宝されているのがPROGRITです。
海外出張前の2ヶ月でも英語力が身につくため、海外出張に向けた本格的な英語学習として最適です。
PROGRITは無料カウンセリングを実施しているので、まず参加してみると、どの程度の英語力を身につけられそうか、学習方法はどのようなものか、具体的なアドバイスをくれます。なので参加してみると良いです。
無料カウンセリングは対面またはオンラインで30分となります。超人気スクールのため、予約だけ事前にすませておくことがベターです。カンタン60秒で、以下公式サイトから予約できます。
海外出張に向けた英語学習はPROGRITでOKですが、その他おすすめの英語コーチングスクールは「おすすめの英語コーチングスクール4つを徹底比較【ニーズ別に紹介】」でもまとめています。
海外出張で英語ができると、出張は何倍も楽しく、刺激的なものになる
最後に、英語ができる、できないだけで、海外出張の楽しさは何倍も変わります。
僕自身、英語をペラペラ話せるようになってからは、海外出張が本当に楽しくなりました。自在に言葉を操り、現地の方々とのコミュニケーションを楽しむことは、本当に刺激的でした。
今でも飛行機に乗って現地に降り立ち、現地の空気を吸い込んだ瞬間は、鳥肌が立つような感覚を覚えます。世界をまたにかけて海外出張する醍醐味は本当に大きいです。だからこそ、その海外出張を誰よりも楽しむためにも、英語力は最低限身につけておくと良いです。
英語を習得すれば、その後のキャリア形成にも有利になります。英語ができれば年収100万円、200万円UPの転職もできます。
ということで、海外出張に向けて英語を短期集中で勉強することは、個人的に良い選択だと思いますよ。今日から行動すれば、最短2ヶ月後には英語を使える自分に変わっているはずです。
ということで、応援しています!
>>スタディサプリEnglish公式サイト【無料トライアル期間あり!まずは無料おためし体験から】
>>PROGRIT公式サイト【対面またはオンラインで無料カウンセリングあり】
「海外出張にTOEICスコアはどれくらい必要?」と質問を受けることもありますが、海外出張とTOEICスコアの関係は「海外駐在・海外出張に必要なTOEICスコアは存在しない【元駐在員が実態を解説】」で紹介しているのでよければ参考にどうぞ。結論を明かすと、海外出張に必要なTOEICスコアは存在しません。