今回は「即日使える英語のビジネスメールのフレーズ」を挙げていく。これからの時代、いつ上司や同僚が外国人になってもおかしくない。グローバル化の動きは、多くの人が見ていないところで急速に速度を上げてきている。日系企業が海外の企業に買収されたり、多くの外国人が日本に入ってくることを目の当たりにするだろう。
これが意味することは何か?それは、たとえ今英語が必要ない仕事に就いていたとしても、近い将来「英語が必須になる」ことだ。「自分には英語は必要ない」では済まされない時代に突入するのである。
僕自身はもともと英語ができなかったが、それでも英語を必死に学んだことで、今では英語を使って仕事ができるようになった。実際に海外オフィスで外国人のマネジメントをしていたこともあり、現在も北米、南米、アジア、ヨーロッパ、アフリカのクライアントと日常的に仕事をしている。
その中で頻繁に使われていて普遍的に使用可能な例文のみをピックアップして56つ紹介する。グローバル化が急速に進行している現代において未だ英語に関する危機感を持っていない方は、下記のフレーズだけでも覚えておくと良い。
フレーズが56つと数が多いので、記事をブックマークしておき、必要な時に読み返すと良いだろう↓
目次
件名
Meeting about company starategy- 5th November.
11月5日の戦略会議について
Meeting request – 7th December 13:00
12月7日13時から面談のお願い
Meeting follow-up
ミーティングのフォローアップ
Inquiring about new service
新サービスについての問い合わせ
Problem with our product
私たちの製品の問題について
Delay notice
遅延のお知らせ
宛名
Dear David
デイヴィッド様(社外のお客様に対して通常使われる)
Dear Mr David
デヴィッド様
Dear Ms Jenny
ジェニー様
Hi David
こんにちは、デイヴィッド(社内の相手に対してメールでよく使われる)
Good day David
ごきげんよう/こんにちは
To whom it may concern.
当事者各位
挨拶
Trust you are well.
元気でしょうか?(貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます)
Hope you are doing well
元気でしょうか?(貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます)
Hope this mail finds you well.
お元気でお過ごしのことと存じます。
Hope you had a good weekend.
良い休日を過ごされたかと思います。
Thank you for your usual cooperation.
いつもご協力頂きありがとうございます。
Thank you for your great support always.
いつも心強いご支援を頂きありがとうございます。
Thank you for your continuous support for us.
いつも変わらずサポートをして頂きありがとうございます。
Sorry for the delay in my response.
返信が遅れてしまい申し訳ございません。
Sorry for not writing you back sooner.
返事が遅くなり申し訳ございません。
相手からのメールに対する返事
Well received your message.
メッセージを拝受致しました。
Received with many thanks.
ありがとうございます。確かに受け取りました。
Duly received.
確かに受け取りました。
Thank you for your prompt reply.
早急のご返信ありがとうございます。
本文の書き出し
I would like to inform you that I will be transferred to NY office.
ニューヨークのオフィスに転勤することになった旨をお伝えします。
Please be advised that we will launch a new product next month.
来月新製品を発売することをお伝えします。
We are pleased to inform you that we will launch a new service next year.
来年弊社は新しいサービスをリリースすることをお知らせ致します。
Let me explain about our current business.
弊社の現在のビジネスについてご説明をさせてください。
資料を送付するとき
Please find (see) the attached documents.
添付ご査収ください。
Please check the final page of this documents.
この資料の最後のページをチェックしてください。
依頼をするとき
Could you please send us related documents?
恐れ入りますが関連書類をお送り頂けますでしょうか?
Would you kindly fill out this form and send me back?
このフォームに必要事項を書き込み、私までお送り頂けますでしょうか?
Would it be possible for you to come to our office next monday?
来週の月曜日に弊社を訪問することは可能でしょうか?
Could you reply to me by 3rd October?
10月3日までに私宛まで返信頂けますか?
進捗や内容を確認するとき
How is the progress on that project?
あのプロジェクトの進捗はいかがですか?
What is the current situation with the project?
現在のプロジェクトの進捗はどうですか?
Could you explain what that happens?
なぜその問題が起こったか説明して頂けますか?
フォローアップでメールを送るとき
As per our telecom, please send your price sheet within today.
お電話の通り、料金表を本日中に送付をお願いします。
*As discussed(協議した通り), As informed(お伝えしている通り)も良い。
よく使われる使い勝手の良い表現
By the way
ところで
To be honest
実を言うと
Regarding〜
〜関して
with regards to〜
〜に関して
In terms of 〜
〜の観点で
Anyway
とにかく
Although 〜
〜けれども
However
しかし
In spite of 〜
〜にもかかわらず
文末
Your prompt reply will be highly appreciated.
早急なご返信を頂けますと幸いです。
I’m looking forward to hearing from you soon.
早急なご返信をお待ちしております。
Awaiting for your reply.
ご返信お待ちしております。
Please feel free to ask if any questions.
ご不明点がありましたらお申し付けください。
Thank you for your understanding.
ご理解頂きありがとうございます。
敬具
Best regards,
Regards,
Sincerely yours,
ビジネス英語を「今」学ぶことのメリット
僕はこのブログで常々英語を学ぶことの重要性を挙げている。詳しくはブログを一度読んでみてほしいが、英語が使えるようになるだけで得られるメリットが日本人にとっては特別多いのだ。
日本においては、英語が話せたり使えるだけで、仕事やプライベートの幅が大きく広がる。なぜなら、未だに日本人の大多数は英語を自在に使いこなせる人が少ないからだ。世界に出てみれば英語を使える人など無数に存在するが、単一言語のみ話されている島国においては別の話だ。
日本はただでさえ技術的に発展している国であり、誰もが一般的な教育を受けている恵まれた国である。世界的に見ても大きなアドバンテージがある国民が英語を身につけたら、ただ英語ができるだけの外国人には簡単に打ち勝つことができるし、彼らに仕事を奪われる可能性も減る。
英語を学ぶなら「今」だ。5年後、10年後に学んでいては遅い。それほどまでに世界のグローバル化は着実かつ確実に進んでいるのだ。
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1年間で1万通の英文メールを書いてきた経験をもとに、英文メールのコツを解説している。