プログラミングが就職、転職に有利になる明確な理由【有利な言語も解説】

就職、転職に有利なプログラミング言語3つ【転職支援をしている僕が解説】

 

  • プログラミングは就職・転職に有利になるかな?なるとしたら、就職、転職に有利なおすすめプログラミング言語はどれだろう?

 

本記事では上記の疑問に答えていきます。

 

結論から言うと、プログラミングを学ぶと就職・転職に有利になります。これは新卒の就活でも、中途の転職活動でも、どちらであっても同じです。

 

これを書いている僕は、未経験からプログラミングスクールを使ってスキルを習得。現在は「転職支援」の仕事を会社員としてやりながら、培ったプログラミングスキルを利用して「副業」をし、会社員以上の収入を副業から得ています。

 

転職支援の仕事では、多くのIT/Web企業の経営者や人事部長と日々接点を持っており、どのプログラミング言語が就職、転職で有利となるか、リアルな実態も把握しています。

 

そのような立場から、プログラミングが就職・転職で有利になる理由や、就職・転職で有利になるプログラミング言語を解説します。

 

プログラマー・エンジニアへの就職・転職を検討しているなら、本記事を読めば、就職成功に近づけますよ。5分あれば十分読めるので、良ければ続きをどうぞ。

 

プログラミングが就職・転職に有利になる理由

プログラミングが就職・転職に有利になる理由

 

結論、多くのIT/Web企業は「プログラミングスキル」を候補者に求めている「事実」があるからです。

 

ですから「有利」というよりは、もはや「必須」といっても良いです。

 

プログラミングスキルは就職・転職に有利というより必須

例えば、社会人がエンジニアに転職しようと思った場合、プログラミングが全くできない状態で、リクナビNEXTなどの転職サイトからIT企業に応募しても、大半は書類選考で落ちることが実態です。

 

なぜなら、プログラミングが全くわからない状態だと、採用した後の「教育コスト」が多くかかるからです。

 

一方で、プログラミングを事前にしっかり学習しておけば話は別です。プログラミングを一通り学んでおけば、実務経験がなくても、採用してくれる会社はたくさんあります。

 

なぜプログラミングさえやっておけば、実務経験がなくても採用されるかというと、一言でいえば、エンジニアが圧倒的に不足しており、どの企業も採用に困っているからです。

 

僕自身、エンジニア就職・転職支援の仕事をしていますが、どの企業もエンジニアが足りずに困っています。ですから、プログラミングの基礎から簡単な実践スキルまで習得済みの候補者がいれば、十分採用対象になり得るんですよね。

 

このように、今はとにかくエンジニアが不足しているため、エンジニアとしての実務経験がなくても、プログラミングスキルさえあれば、就職・転職は有利になります。

 

新卒の就活の場合、プログラミングスキルがなくても採用される

上記のように、社会人であればプログラミングスキルは必須ですが、一方「新卒の就活」の場合、プログラミングスキルがなくても大丈夫な場合も多いです。

 

というのも、新卒はポテンシャル採用が中心である、求められるスキルセットもそこまで高くないからです。ですから、新卒でエンジニア就職したい場合、スキルがなくても就職は可能ではあります。

 

ただし、1社目から優良企業へ入りたい場合は、新卒の場合もプログラミングスキルは求められます。ですから、学生のうちにプログラミングを勉強し、インターンなどで実務経験を積んでおくことがおすすめです。

 

就職、転職に有利なプログラミング言語は?【Java、PHP、Rubyの3つ】

就職、転職で求人数が多いプログラミング言語とは?【Java、PHP、Rubyの3つ】

 

ではどのプログラミング言語が就職・転職に有利かというと、就職、転職市場で人気のプログラミング言語は以下の3つです。

 

  1. Java
  2. PHP
  3. Ruby

 

この3つです。

 

なぜ有利かというと、シンプルに需要が高い言語だからです。言い換えると、エンジニアの供給数に対し、求人数が多いんですよね。

 

百聞は一見にしかず、実際の求人数を見てみましょう。以下は、プログラミング言語別の求人数の比率ランキングです。

 

プログラミング言語 就職、転職

出典:レバテックフリーランス

 

このデータからわかる通り、Javaは全体の26.9%で1位、PHPは19.3%で2位と、求人件数が上位なんですよね。Rubyは6.0%で6位ですが、直近特に需要が伸びており、今後も更に伸びていくと予想される代表的言語です。

 

求人件数が多いということはつまり、企業からの需要が強いということです。転職サイトを見て、求人数が10件しかないプログラミング言語と、求人数が100件あるプログラミング言語があるなら、100件ある言語の方が就職できそうな気がしませんか?

 

当然その通りなので、プログラミング言語を学んで就職や転職を目指すなら、JavaやPHP、Rubyのように「求人数が多い言語」を学ぶべきです。

 

簡単に、それぞれの言語の特徴を整理しておきます。

 

1. Javaの特徴

大規模システム開発などによく用いられるプログラミング言語です。求人数はあらゆる言語の中でも最多で、需要の高いプログラミング言語といえば「Java」という存在です。

 

代表的サービス

Evernoteなど

 

2. PHPの特徴

Web系企業で用いられるプログラミング言語で、Javaに次いで2番の需要を誇ります。

 

WebサイトやECサイト開発、Webサービス開発などに用いられます。就職、転職の求人はもちろん、副業やフリーランス求人も豊富なプログラミング言語です。

 

代表的サービス

facebook、Wikipediaなど

 

3. Rubyの特徴

PHP同様、Web系企業で多く利用されているプログラミング言語です。

 

Webサービスにメインで利用されるプログラミング言語であり、まだまだRubyができるエンジニアは不足しています。そのため、フリーランスエンジニアとして独立すると、年収1,000万円も狙える言語です。リモートワークなど柔軟な働き方もしやすいです。

 

代表的サービス

食べログ、クックパッドなど

 

就職、転職ならどのプログラミング言語を選ぶべき?【ニーズによって変わる】

就職、転職を目指すならどのプログラミング言語を選ぶべき?【ニーズによって変わる】

 

結論、ニーズによって選ぶべき言語が変わります。

 

僕が様々な企業を見てきた結果からいうと、以下の通りに選ぶと間違いないです。

 

  • 就職市場で最も需要の高い言語を学びたい、常駐スタイルで働きたい→Java
  • Web系企業で働きたい、リモートワークなど自由な働き方がしたい→Ruby、PHPがおすすめ

 

IT企業に確実に就職・転職したいならJavaが強い

まずJavaですが、IT企業で需要が最も高いプログラミング言語であり、間違いない選択肢の一つです。

 

Javaは収入面でも優れているため、需要の高いプログラミング言語を学び、しっかり稼ぎたい場合は、その想いを実現することができます。

 

一方Javaのデメリットは、リモートワーク案件など、働き方の自由度があまり高くないことです。案件も基本的に大規模システム開発のオフィス常駐案件が多いため、どちらかというとサラリーマン的な働き方がしたい場合に向いています。

 

Web系企業で自由な働き方をしたいならRubyとPHPが強い

一方、PHPとRubyはWeb系言語として、Web系企業に需要が特に高いです。

 

最近のWeb系企業は働き方が柔軟な会社が多く、リモートワークはもちろん、週3勤務や副業OKなど、自由な働き方を実現することが可能です。

 

Javaと比較すると求人数は落ちるものの、PHPは不動の2位ですし、Rubyの求人数も日々増加してきています。

 

また、フリーランスとして独立して稼ぎやすいのもRubyやPHPの特徴ですね。数ヶ月勉強してエンジニア就職し、実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスエンジニアとして月給50万円以上くらいは固く目指していけます。

 

なので、お金に困ることなく、人生の自由度も同時に追求していきたい人は、PHPやRubyを学ぶと良いです。

 

初心者でも習得しやすいのはPHPとRuby

その点で、初心者でも学びやすいプログラミング言語はPHPとRubyです。

 

どちらもプログラミング言語の中では難易度が易しい言語なので、初めてのプログラミングにぴったりですね。

 

一方Javaは、PHPやRubyと比較すると、構造が複雑な言語のため、習得ハードルは上がります。個人的に、初心者向けのプログラミング言語ではないと思っています。

 

RubyとPHPはどっちを選べばいいか?【おすすめはRuby】

  • 案件数の多さ、副業のしやすさを重視→PHP
  • 副業や独立時の収入の大きさを重視→Ruby

 

PHPとRubyで迷ったら、選び方は上記がおすすめです。

 

PHPは、求人数がJavaに次いで多いことから、就職先や転職先が見つかりやすいことがメリットです。加えて、副業できる案件も多く、早期に個人で稼ぐ体験を積むことが可能です。

 

一方Rubyの場合、なんといっても魅力は収入の伸び代です。

 

Rubyができるエンジニアは需要が高く、実務経験を1〜2年ほど積んでフリーランスエンジニアになれば、月収60万円以上は割と固く目指せ、年収1,000万円クラスも十分到達できます。

 

大きく稼ぎたいなら、Rubyの方がおすすめですね。ちなみに僕は最初の言語としてRubyを選びました。結論、Rubyを選んでよかったなと思います。

 

Rubyを独学で勉強すると時間がかかるもの、プログラミングスクールで就職・転職できるのか?【就職支援・転職支援に強いスクールとは】で紹介しているようなプログラミングスクールを使えば、1〜3ヶ月でスキルを習得し、そのままエンジニアやプログラマーへの就職・転職サポートも一貫して受けることができます。

 

もし就職・転職を目指してRubyや他の言語を勉強するなら、こういったスクールを活用することが近道ですよ。

 

ちなみに僕自身も、複数のプログラミングスクールを利用してスキルを習得しました。上記では実体験や取材を通じ、本当に学習効果の高かったプログラミングスクールを厳選しているので、良ければ参考にどうぞ。

 

まとめ

就職、転職に有利なプログラミング言語3つ【転職支援をしている僕が解説】

 

記事の内容をまとめます。

 

  • プログラミングは就職・転職で有利になるので学んでおくべき
  • 就職・転職に強い言語はJava、PHP、Ruby
  • 迷ったら、収入の伸び代が大きく自由度も高いRubyがおすすめ

 

上記の通りです。

 

最後に、いまはエンジニアは本当に人手不足が深刻化しています。そのため、プログラミングを習得すれば、今はエンジニアを目指しやすいです。

 

エンジニアとして実務経験を1〜2年ほど積めばフリーランスエンジニアとして独立も視野に入ります。フリーランスエンジニアになれば、年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務などの働き方も実現しやすいです。

 

僕は転職支援の仕事をしていろんな仕事を見ているので痛感しますが、これだけ短期間で、これだけの高待遇を得られる仕事は他にはないですよ。

 

もちろん相応の努力は必要ですが、努力がこれだけ短期間で、しかも高い確率で報われる仕事は、エンジニア以外にはなかなかないと思います。

 

だからこそ、本当に行動するかどうかだけの差なんですよね。人生は待っていても一向に変わりません。だからこそ、まずは行動を起こすことが必要ですね。

 

 

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新卒で大手グローバル企業→20代で海外赴任→現在は本業で転職支援、副業で会社経営。『Travewriter』は、IT・Web・グローバルを中心としたスキル習得やキャリア・転職情報について、実際に経験した体験談をベースに発信している学習・キャリアの情報メディアです。