
プログラミングを初めて勉強しようとする初心者の場合、何から手をつけたらいいかわからないことがほとんどだと思います。
そこで今回は、プログラミング初心者はまず何から始めたら良いのか、すぐに行動に移せるステップ形式で答えていきます。
僕はもともと営業職でプログラミング未経験でしたので、まさにいまのあなたと同じ状況でした。何から始めればいいかわからなくて、いろいろ試行錯誤していました。結果として時間はかかりましたが、いまではプログラミングスキルを身につけて簡単なWebサービスなども自分で作れるようになりました。
今回の記事は、僕自身の実体験や周囲のエンジニアの方の経験をもとにまとめたステップです。この通りにやれば間違いない方法になっていますので、参考にしてみてください。
目次
プログラミング初心者は何から始めたらいい?
ステップ1. プログラミングをなんで勉強したいのか考える
まずはプログラミングを何で勉強したいのか、その目的を考えることがステップ1です。
人によって、プログラミングを学びたい目的は様々です。例えば以下のようなものがあると思います。
- 収入を上げたい
- リモートワークをしたい
- 手に職を身につけたい
- 仕事で役立てたい
- エンジニアやデザイナーの仕事に憧れる
- フリーランスエンジニアになって時間と場所にしばられない生活をしたい
ではなんでこの目的を決めておくかと言うと、シンプルに目的がはっきりしてると大変なことがあっても学習を継続しやすいからです。
プログラミングは初心者にとってはわからないことばかりで、学習をスタートし始めた段階は特に挫折しやすいです。このとき、「なんで自分はプログラミングを学んでるんだっけ?」「そもそもどうなりたいんだっけ?」と疑問に思ってしまうと、途中で学習をやめてしまうケースが多いんですね。
逆にいえば、「自分はこうなりたいからプログラミングを学ぶんだ!」という目的があれば、プログラミング学習で挫折することも少なくなります。ですから、プログラミングを学ぶ目的は、簡単でも良いので初めに考えておくことをおすすめします。
ちなみに僕の場合は、「ITを使って個人で稼げる力を身につけたい」「いろんなWebサービスを作ってみたい」と思ったのが目的です。あなたはどうでしょうか?
ステップ2. 勉強する言語を決める
次に、最初に勉強する言語を決めましょう。
プログラミングには多くの言語があります。「おすすめの言語はどれ?」と思うかもしれませんが、
- ITエンジニアになりたいなら「Java」
- Webプログラマーになりたいなら「PHP」
- まずは初心者向けからスタートしたいなら「Ruby」
上記の選択が良いと思います。
まずJavaとPHPをおすすめする理由は、JavaとPHPを使った開発案件が割合として一番多いからです。
その根拠が、レバテックフリーランスが行ったフリーランスエンジニア市場の動向レポートにあります。当レポートによると、フリーランスエンジニア向けの開発案件において最も使われている言語は、1位がJava、次いで2位がPHPです。以下の図です。

JavaとPHPで全体の40〜50%を占めています。つまり、JavaとPHPは実際の開発で需要が大きいということです。ですから、将来的にフリーランスエンジニアを目指しているなら、このように需要の強い言語を習得しておいた方が合理的です。
また、始めやすさの観点では、初心者の入門にはRubyがおすすめです。理由は、RubyはJavaなどと比較しても初心者向けでわかりやすいからです。ですから、まずはプログラミングを学んでみたいという方であれば、Ruby一択で良いと思いますよ。完全初心者だった僕はRubyからスタートしました。
一つの言語を習得していれば、そこから他の言語を習得することはそこまで難しくありません。ですから、どの言語を学ぶかという入口は、そこまで神経質にならなくても良いのかなと個人的には思います。
間違いない選択をしたいなら、需要のあるJavaやPHPを学ぶか、初心者向けのRubyを学ぶか、いずれにしてもこの選択なら確実だと思いますよ。
ステップ3. プログラミングスクールに通う
そして最後は、プログラミングスクールに通うことです。
どの本を買って勉強するとか、どういう順序で学習を進めていけばいいとか、そういうのは一切考える必要はありません。
プログラミングスクールであれば、教材も、レッスン順序も、未経験者向けにすでに用意されいます。その内容通りにプロのサポートを受けながら学習していくことこそが、プログラミングスキルを身につける最短かつ確実な方法です。
僕もこの方法を使ってプログラミングを身につけることができたので、特に僕と同じような初心者の方におすすめです。
プログラミング初心者が何から始めればいいか、それはこの3ステップだけです。この3つのステップを踏めば、あなたは晴れてプログラミングスキルを身につけ、エンジニアとして就職、転職することも可能ですよ。
独学ではなくプログラミングスクールに通うべき理由
ステップ3は、人によっては「独学」を選ぶ人も一定数います。ですが、個人的には独学はおすすめをしていません。 その理由は次の3つからです。
1. プログラミングスクールを使った方が、圧倒的に早くスキルが身につくから
まず一つ目は、プログラミングスクールを使った方が、圧倒的に早くスキルが身につくからです。
プログラミングスクールの受講期間は、短くて1ヶ月、長くても3ヶ月〜半年くらいです。ほとんどの人は3ヶ月以内でスキルを身につけて卒業します。ですが独学の場合、1年近くかかることもしばしばあります。なぜなら、初心者にとってプログラミングは難しいからです。
プログラミングは一度わかるようになると難しくありません。ですが、その段階へ行くまでが大変です。
ですから、一番大変な初期段階の時期こそ、スクールでプロのサポートを受けながら勉強した方が良いです。そうすることで、あなたの有限の時間を無駄に消費することなく、最短でプログラミングスキルを身につけることが可能だからです。
2. 独学は挫折する人がほとんどだから
二つ目は、独学は挫折する人がほとんどだからです。
前述通り、プログラミングを独学で身につけるのは時間がかかります。その過程ではわからない壁にぶつかることがとにかく多く、途中で挫折してしまう人が後を絶ちません。
このわからないことにぶつかる回数の多さが、プログラミング学習の挫折の主原因です。そしてこの原因は、プロのサポートがあれば比較的簡単に取り除くことができます。
何を隠そう、僕自身もプログラミング独学で挫折を経験しています。それでも、スクールに通ってプロのサポートを受けながら学習を再スタートしたことで、、そこからは挫折することなく、スキルを身につけることができました。
プログラミングに限らず、物事の一番の上達は、既にそれをやっている人に教わることです。プログラミングの場合、それはプログラミングスクールです。
3. スクールは費用はかかるけど、その費用はすぐに回収できるから
3つ目は、スクールは費用はかかるけど、その費用はすぐに回収可能だからです。
独学とスクールで悩む人の大体の原因は「お金」です。独学ならお金は本代など多くても数万円で済む一方、プログラミングスクールを受講すれば20万円以上はお金がかかります。このお金を払うのが嫌だから、スクールではなく独学を選ぶ人が多いです。
ですが実際、プログラミングスキルを身につければ、20万円はすぐに回収も可能です。
最近は売り手市場のためエンジニアの案件単価も上がっています。エンジニアになれば月収40万円や、フリーランスになれば年収1,000万円も十分現実的な目標です。
ですから、プログラミングスクールの費用については、惜しまず投資してほしいなと思います。わけのわからない不動産セミナーなどは回収できないケースが多いですが、プログラミングスクールの場合は近い将来、自分次第で十分回収していける投資です。エンジニアの将来性考えれば、20万円ばかりのスクール費用をケチって諦めるのは、あまりにもったいない判断だと僕は思います。
まとめ

プログラミング初心者の何から手をつけたら良いかわからないという疑問に答えて行きました。シンプルな3ステップです。このステップ通りにやれば今すぐに行動できますし、最短3ヶ月後にはエンジニアも目指せます。
もしあなたがプログラミングを身につけるのに1年や半年単位で時間をかけることができ、しかもその間挫折しない自信があるなら、独学で良いと思います。独学であれば10万円もお金はかからないですし安上がりです。
ですが、もし1年も頑張れない、数ヶ月という最短で身に付けたいと思うなら、プログラミングスクールを利用することが一番の近道です。他にこれ以上の方法はありません。
今は無料のお試し体験ができるプログラミングスクールもたくさんあります。
おすすめのプログラミングスクール4社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】 の記事では、初心者におすすめのプログラミングスクールを4つ厳選しています。いずれも無料体験付きのスクールですので、試してみると良いですよ。教室に通う必要のないオンライン完結型もあります。
最後に、いまエンジニアは他の職種と比較しても売り手市場です。サラリーマンに限らず、フリーターやニートの方、多くの方がプログラミングスクールでスキルと経験を積めば、最短3ヶ月でエンジニアも目指せます。
プログラミングを学んでエンジニアになれば、年収1,000万円、週3勤務で月収50万円、リモートワークなど、時間や場所にしばられない豊かな働き方も実現しやすいです。このような好条件の待遇を、望みさえすれば叶ってしまうのは、他の分野ではなかなかありません。
タイミングも追い風のいまこそ、プログラミングを学び、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?