- ニート生活は悪くないけど、親にも心配かけてるしそろそろ就職しないと。。エンジニアになりたいんだけど、学歴や経歴なし、IT未経験のニートの自分でもエンジニアやプログラマーになれるのかな?
こういった疑問に答えていきます。
結論から言うと、IT未経験のニートからでもエンジニア就職できます。それは学歴や経歴問わずです。
簡単に僕のことをご紹介すると、もともとプログラミング未経験の初心者でしたが、学習してスキルを習得。現在はキャリア支援の仕事をしながら、個人でも当時培ったスキルを使ってWeb周りで仕事をしています。
さて上記の通り、僕は現在キャリアや就職支援の仕事をしていることもあり、ニートやフリーターの方のサポートもしています。一般的にネットに書かれているニートやフリーター向けの記事は、実は全くその分野について詳しくない人が書いていることも多々見受けられるので、今回の記事はそういった記事よりも信頼性は高いかなと思っています。
さて、これから就職を考えているニートの方々よく口にするのは「経歴も学歴もないから就職なんてきっとできないよ。。」ということです。
確かに、簡単ではありません。ただ、ニートでも就職はできますし、冒頭の通りエンジニアになることもできます。その理由や方法について、今回はニート就職の実態も解説した上でご紹介していきますね。
目次
IT未経験のニートでもエンジニアやプログラマーになれる理由
- IT業界が未だかつてないほど売り手市場だから
- 実際に無職のニートからエンジニア就職している人がたくさんいるから
理由は大きくこの2つですね。それぞれ解説していきます。
1. IT業界が未だかつてないほど売り手市場だから
まず一つ目は、IT業界はかつてないほど売り手市場だからです。売り手市場というのは、企業の数に対し、エンジニアの数が不足しているということです。
エンジニアの数は不足している、それでもあらゆる分野でIT化は進んでいて、企業としては人手を増やさないとやっていけませんから、最近は未経験の方をエンジニアとして採用するのは企業も増えています。そのため、経歴なしのニートでも、エンジニアになれる可能性は高くなっています。
じゃあエンジニアがどれくらい不足しているかと言いますと、その度合いは以下の求人倍率データから読み取ることができます。以下は職種別の求人倍率データです。
このうち技術系(IT・通信)がエンジニアにあたりますが、求人倍率は7.75倍となっています。これは、1人あたり7.75件の求人があるということでして、エンジニアの数に対して、求人が余っているということです。
ちなみに全体職種の平均倍率は2.4倍となっており、エンジニアの倍率は他の職種の中でも最も高いです。このことからも、いかにエンジニアが人手不足かはわかるかなと思います。
2. 実際に無職のニートからエンジニア就職している人がたくさんいるから
二つ目は、実際に無職のニートからエンジニア就職してる人がたくさんいるからです。
冒頭の通り僕はキャリア支援の仕事をしていますが、多くのニート、フリーターの方がエンジニアやプログラマー就職することをこの目で見てきました。
例えば事例を挙げると、高校を卒業して就職せずにアルバイトで3年過ごしていた人がエンジニア就職を実現しました。また、大卒で就職せずに海外をふらふらしていた人も、エンジニア就職を実現しました。こういった就職成功事例は、世の中にはたくさんあります。
実際にニートからエンジニアやプログラマー就職した人がこの日本に100人以下とかであれば、可能性としては低いと思います。ただ実態はそれを遥かに超える多くの人が就職できていますから、なんら不可能ではないです。
ニートからエンジニアやプログラマーになる方法を列挙すると・・
- アルバイトから正社員登用を狙う
- ハローワークの求人に応募する
- 転職サイトの未経験求人に応募する
ニートからエンジニアやプログラマー就職をする方法は、ざっと挙げると上記のようなものがあります。これらは完全に悪い方法ではないのですが、基本的にはおすすめしていません。なぜならこれらの方法はハードルが高めだったり、就職までかなり時間がかかったり、良い就職ができない可能性があるからです。
より具体的にイメージするために、それぞれおすすめしない理由を解説していきますね。
アルバイトから正社員登用について
まずはアルバイトから正社員登用。この方法は、近い将来確実に正社員になれるなら良いと思います。
ですが、本当に正社員登用されるのでしょうか?正直僕が見てきた中では、必ず正社員登用されるとは思いません。むしろ正社員登用されないまま辞めていく人を見てきましたから、不確実性は高いかなと思います。
そもそもアルバイトとして働くだけでも、数年消費するかもしれません。もしそれで正社員登用されなかったら、その時は数年分年齢も重ねていますから、就職に際して余計に不利になると思います。いろいろリスクが考えられますね。ですからこの方法は、個人的にはあまりおすすめしていません。
ハローワークについて
ハローワークも一般的な就職方法です。ですがこれもあまりおすすめしていません。
企業側からすると、ハローワークの最大の利点は無料で利用できることです。無料で使えるので採用はハローワークで、という企業は一定数存在します。ただ、IT企業でハローワークを使っている会社は、比較的古めな会社が多いのが事実です。
ハローワークという採用手法は、採用が簡単だったかつては広く用いられてました。ですが、ここ1〜2年の売り手市場で、激的にハローワーク経由の採用が難しくなっています。そのため、採用費用を投資できる多くのIT企業は、ハローワークに頼らない採用を進めています。
ここからは私見が入りますが、無料で使えるという理由でいまだにハローワーク採用に固執している企業は、すでに時代に取り残されかけている企業だと思います。特に経営陣の年齢が高めの企業は、いまだに「採用=ハローワーク」という考えのままのところもあり、個人的にはこういった企業は、完全に時代に取り残されていると思います。
IT業界は、他の業界と比較してもめまぐるしく変化が多い業界です。昔のやり方に固執する企業は、きつい言い方をすると、変化に対応できない企業であり、将来は安泰ではないかもしれません。
あくまで私見ですが、IT企業には変化にいち早く適応する企業が多く、そういった企業はエンジニアが働きやすい環境整備もどんどん取り入れています。流行りのリモートワークや週3勤務といった環境を整備している企業は、僕の知っている限りでは、ハローワークを通じて採用はしていません。
転職サイトの未経験求人は書類で落とされやすい
転職サイトはハローワークと異なり、企業も費用をかけて広告を出していますので、求人の質という意味では、ハローワークよりも高めなところが多いです。ただ問題なのは、転職サイトの未経験求人は、ニートだと書類で落とされやすいことです。
転職サイトの未経験求人には実は2種類あり、
- 本当に未経験でもOKな求人
- 経験者が集まらないのでとりあえず未経験OKとしてハードルを下げているけど、本当は経験者が欲しい求人
大きくこの2つがあります。エンジニアやプログラマーの未経験求人の場合、個人的にはこのうち後者が多い印象です。つまり、ニートで実務未経験だと、大半は書類選考の時点で落とされます。
そもそも転職サイトの場合、現在会社員として働いている人も利用します。そういった方がライバルになるので、必然的にニートやフリーターだと不利です。これらの理由があるので、転職サイト経由でエンジニアになることはハードル高めです。
ニートの場合、普通にやったら簡単じゃない
つまり、ニートやフリーターの場合、普通にエンジニア就職しようとしたら、簡単ではないということです。
運良くアルバイトやハローワーク経由で、良い企業に正社員就職できれば良いと思います。ですが、不確実な部分も多いです。転職サイトも通れば良いですが、通らない可能性の方が高いです。いずれの方法も時間がかかる上に不確実です。時間を消費すればするほど、不利になっていくのが就職・転職の世界です。
ですから、ニートやフリーターからエンジニア就職するなら、もっと確実性の高く、時間もかからない方法を選ぶ必要があります。そして実は、そんな方法が今はひとつだけありますので紹介します。
IT未経験のニートからエンジニアになる現実的な方法
それこそが、就職支援付きのプログラミングスクールを使うことですね。IT未経験のニートからエンジニア就職するなら、これが最も現実的な方法です。
就職支援の付きのプログラミングスクールとは、短期間のプログラミング学習+就職サポートがセットになったスクールです。こういったスクールを使うと、未経験でもプログラミングスキルを身につけた状態で、エンジニアやプログラマーとして就職することができます。
この方法がおすすめの理由は、就職決定率がとにかく高いことですね。就職支援付きプログラミングスクールもいくつかありますが、どこも大体90%以上の就職決定率を誇ります。10人受ければ9人は就職できるということです。これは前述した転職サイトなどではあり得ないことです。
また、就職までの期間も短いです。スクールに通ってから就職まで最短1ヶ月、平均でも数ヶ月以内に就職できます。「早く就職して親を安心させたい。」、そんな方にも一番良い方法かなと思います。
就職決定率が高い理由
じゃあなんで就職支援付きのスクールの就職決定率が高いかというと、そもそも未経験の人を採用したい企業だけが、スクールと提携しているからです。
就職支援付きのスクールを利用すると、学習期間終了後に、スクール運営会社から就職先を紹介してもらいます。ここで紹介してもらう企業は、もともとスクールに対して「卒業生をうちに紹介して欲しい!」と意思を伝えて契約している企業ですから、選考落ちの可能性が必然的に少なくなります。
スクールによってはフリーター向けのスクールとして謳っているところもあり、そういったスクールと提携している企業は、最初からフリーターやニート出身の人を採用候補として考えている理由です。そうでないとそもそも契約していないですからね。そのため、ニートからでも問題なく就職することができます。
ニートでもエンジニア就職できるスクール
就職支援付きスクールにもいくつかありますが、ニートでもエンジニアになりやすいスクールを3つに絞ると、
- テックキャンプ :ニートの就職実績が最も多い大手プログラミングスクールです(30代まで就職支援)
- DMM WEBCAMP エンジニア転職:同じくニートの就職実績が多いスクール。就職先の質が高く、希望通りの就職が叶いやすい優良スクール(20代まで就職保証)
- TechAcademy [テックアカデミー] :初心者向けの定番スクール。就職を考えておらず、まずはオンラインで安く学びたいならココ(希望すれば無料で就職サポート)
この3つが間違いないです。
中でもテックキャンプ とDMM WEBCAMP エンジニア転職はどちらもニートの就職に強いです。費用こそ高めですが、高確率で良いエンジニア転職が目指せます。
ニートの就職実績も豊富なので、あなたの現状を見た上でどんな未来が実現できそうか、キャリア相談に乗ってくれますよ。どちらも無料でキャリア相談してくれるので、まずは無料カウンセリングで相談してみると、今後のキャリアの道筋が見えてくると思います。
まとめ
まとめると、ニートでもエンジニア就職できますが、普通に転職しようとするとハードルが高いのは事実。ですので、高い確率で就職までできる就職支援付きのプログラミングスクールを使うことがベストです。
最後になりますが、いまは売り手市場も味方しているので、ニートやフリーターでも就職できます。でも問題なのは、これはあくまで一時的かもしれないということです。
一度景気が悪くなれば、企業は採用をストップします。そうなった時、真っ先に採用ストップがかかるのは、未経験の採用です。特に社会的に認められる経歴や学歴もない場合、今以上に就職は難しくなると思います。
だからこそ、就職しやすい今のうちに、行動を起こすことが必要です。ましてやエンジニアになりたいなら、いまは最大のチャンスですよ。
最近はエンジニアという生き方がコスパが良いことが若者の間で広まってきてますので、こうしている間にもライバルは増えています。エンジニアになれば20代でも年収1,000万円は割と普通に存在しますし、優秀な若者ほど、エンジニアになりたい人も増えています。
持たざるものが勝つためには、行動あるのみです。エンジニア就職を検討しているなら、まずは行動を起こしましょう。残念ながら、時間は決して僕たちの都合の良いように待ってはくれないものなんです。一方、行動さえ起こせば、いまなら明るい未来を掴めます。
- テックキャンプ :ニートの就職実績が最も多い大手プログラミングスクールです(30代まで就職支援)
- DMM WEBCAMP エンジニア転職:同じくニートの就職実績が多いスクール。就職先の質が高く、希望通りの就職が叶いやすい優良スクール(20代まで就職保証)
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