- インフラエンジニアになりたいんだけど、おすすめのITスクールはどこだろう?無料スクールもあれば知りたいな。
本記事では上記の疑問に答えていきます。
早速結論から言うと、インフラエンジニアになれるおすすめITスクールは以下の3つです。
- エンジニアカレッジ:無料かつ圧倒的な就職サポート
- RaiseTech:需要の高いAWSが学べるスクール
- KENスクール:インフラの基礎から実践まで学べるスクール
上記の通りです。
これを書いている僕は、未経験からプログラミングスクールを受講しスキルを習得。現在は大手企業で転職支援の仕事をしつつ、当時スクールで培ったスキルを使い、副業でWeb・IT関係の事業を行っています。
転職支援の仕事ではインフラエンジニアの転職支援も行ってきたため、どのようなスキルを持つインフラエンジニアが市場で評価されるか、リアルな情報を知っています。
そのような背景を持つ立場から、インフラエンジニアになるためのスキルが学べる、本当におすすめなITスクールのみ厳選しました。就職・転職支援の強さも考慮して選んでいるので、この4つから選べば間違いないですよ。
目次
インフラエンジニアの仕事内容とは?【設計・構築・運用・保守】
まずは簡単に、インフラエンジニアの仕事内容からご紹介します。
インフラエンジニアの仕事は設計、構築、運用、保守の4つ
インフラエンジニアの仕事は大きく、ITインフラの設計、構築、運用、保守の4つに分けられます。
ITインフラとは「サーバー」や「ネットワーク」など、システムの土台になる部分を指します。
ITインフラはシステムの土台なので、ITインフラが存在しなかったり、正しく作動しなければ、ITシステムを使うことはできません。
そのため、インフラエンジニアに必要なことは、操作ミスなどをすることなく、仕事を正確に遂行することです。
そのような仕事の性質があるため、インフラエンジニアは縁の下の力持ちとも言われているんですよね。
このような仕事の特性がインフラエンジニアにはあるので、人によっては「合う・合わない」が分かれる仕事だと思います。例えば「細かい作業は苦手…。」という方は、インフラエンジニアは合わないかもしれません。
一方、「細かい作業はそんなに苦にならない」のように、コツコツ働くことが性に合っている場合、インフラエンジニアの仕事はとても合っていると思いますよ!
未経験からインフラエンジニアになるメリット
そんなインフラエンジニアになるメリットですが、
- 未経験からでもなりやすい
- 需要が底堅く、将来性もある
大きくこの2つかなと思います。
1. 未経験からでもなりやすい
実はインフラエンジニアは、未経験からでもなりやすい仕事です。
なぜなら、Webプログラマーなどと比較すると、求められるスキルセットが複雑ではないからです。
Webプログラマーの場合、Webプログラミングを一から覚えて使えるようになるには、一定期間は集中して、学習する必要があります。なぜならWebプログラミングは覚えることも多く、初めてやる場合は挫折しやすいからです。
僕自身、未経験からWebプログラミングを学びましたが、最初はかなり大変でした。わからないことだらけで、「本当にプログラマーとして必要なスキルが身につくのか、、」と不安になったことは何度もあります。
普通は上記のように、未経験からだと壁が大きいものですが、インフラエンジニアの場合、そこまで比較的簡単な内容を習得するだけでも、業務を遂行できることが最大の特徴です。
このように、スキル面のハードルがそこまで高くないことから、IT業界の中でも、インフラエンジニアは未経験からなりやすいんですよね。
ですから「未経験だけど、これからIT業界にチャレンジしたい」、そんな人にとっては、インフラエンジニアは入り口として特におすすめです。
2. 需要が底堅く、将来性もある
もう一つは、インフラエンジニアは需要が底堅く、その上将来性もあることです。
そもそもインフラエンジニアは、あらゆるサービスの土台を支える仕事です。そのため、需要は底堅く、常にあり続けるんですよね。
もちろん、インフラエンジニアの仕事でも細かく見ていけば、需要が減っていく分野は今後あると思いますよ。
例えば現在は「オンプレミス」という自社の中でシステムを所有し自社内設備で運用する方法から、「クラウド」という自社内で設備を保有することなく、インターネットを通じて外部設備を利用する形が主流になってきています。
そのような変化の中では、オンプレミス環境でしか価値発揮できていなかったインフラエンジニアの需要は下がっていきますが、一方で、クラウド環境で価値発揮できるインフラエンジニアの需要は上がっていきます。
このように、部分では需要が減る分野はありつつも、インフラエンジニア全体の需要は今後も増え続けていくことが明白です。
ですから、今のうちにインフラエンジニアになっておけば、今後需要が高まっていく中、上りエスカレーターを登っていけますよ。
まとめると、未経験でもなりやすいことと、需要が底堅く、将来性もあることが、未経験からインフラエンジニアを目指すメリットですね。
そんなインフラエンジニアになれるITスクールをここから紹介します。
【無料あり】インフラエンジニアになれるおすすめITスクール・インフラコース3選
おすすめのインフラスクールは以下の3つです。
それぞれ特徴を紹介しますね!
1. エンジニアカレッジ
プログラマーコース(プログラマカレッジ) | インフラエンジニアコース(エンジニアカレッジ) | |
期間 | 最短3ヶ月 | 最短2ヶ月 |
価格 | 無料 | 無料 |
受講スタイル | オフライン型(東京) or オンライン | オフライン型(東京) or オンライン |
就職・転職サポート | あり | あり |
エンジニアカレッジは、無料で学習+就職を目指せるインフラスクールです。
エンジニアカレッジは就職支援に強く、就職先のラインナップがかなり良いです。例えば以下は紹介先企業の一例です。
- サイバーエージェントグループ
- LINEグループ
- 楽天
- ソフトバンクグループ
- リクルートグループ
- NTTデータグループ
このように、大手企業グループとも繋がりが強いことが、エンジニアカレッジの特徴ですね。
エンジニアカレッジは無料でインフラ知識が学べて、リスクなく就職まで目指せます。
まずは無料カウンセリングで相談してみて、就職先などを比較しながら決めると、後悔しない決断ができると思いますよ。
2. RaiseTech
フルコース(未経験者向け) | 自動化コース(業界経験者向け) | |
期間 | 4ヶ月 | 2ヶ月 |
価格 | 398,000円 | 248,000円 |
受講スタイル | オンライン | オンライン |
就職・転職サポート | あり | あり |
RaiseTechはインフラの中でも特に将来性の高い、AWS(Amazon Web Service)が学べるスクールです。
先ほどご紹介したエンジニアカレッジと異なり、有料スクールです。その分学べるスキルの深さや広さはRaiseTechの方が優れていますね。
またRaiseTechは単にインフラ周りのスキルを学習するだけでなく、企業へ就職・転職することも、個人で独立して稼いでいくことも、近い将来どちらも実現できるようなレベルを目指し、学習していくことも特徴です。
高いレベルに自分を成長させた上で、インフラ分野で市場価値を高めたい。そんな方は、費用をかけてRaiseTechを選ぶことで、より良い未来が実現できると思いますよ。
なおRaiseTechは、最初の2週間はトライアル期間として利用することができます。実際に学習してみて、自分に本当に合うかチェックできる点は、他のスクールにはなかなかない魅力だと思いますよ。
3. KENスクール
期間 | コースによって様々(数週間〜数ヶ月まで) |
価格 | コースによって様々(数万円台〜50万円台以上まで) |
受講スタイル | 通学型(東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡など) |
就職・転職サポート | あり(コースによる) |
KENスクールは全国各地の教室を持つ、実績ある学習スクールです。インフラ周りだけでなく、プログラミングやデザインなど、幅広い分野で講座を開講しています。
KENスクールの特徴は、コースが豊富であることです。公式サイトからご覧いただくとわかりますが、KENスクールには様々な分野の特化コースがあります。
インフラコースは「ネットワークコース」です。ネットワークコースでは、ネットワークやサーバー構築などで必要なスキルを集中的に学ぶことができます。
就職・転職支援については、前述したエンジニアカレッジには劣るものの、CCNAなど、初心者がネットワークエンジニアを目指すための「資格取得専門コース」もKENスクールにはあります。
未経験からネットワークエンジニアになりたいなら、特に重宝するスクールですね。
迷ったときの選び方
どうしても迷ったら、無料でインフラ知識が学べ、インフラエンジニアへの就職にも強い エンジニアカレッジがおすすめです。
エンジニアカレッジ卒業生は就職先からの評判もよかったです。安心してスキルを習得し、市場価値の高いインフラエンジニアを目指せると思いますよ。
まとめ
最後に、インフラエンジニアは未経験からでもなりやすい上に、需要が底堅く、将来性の高い仕事です。
今このタイミングでインフラエンジニアになり、今後も需要が伸びるであろうクラウドまでしっかり学習していけば、今後さらにインフラ需要が加速した時、いち早く恩恵を授かれると思いますよ。
控えめにいっても、エンジニアは稼ぎやすい仕事です。エンジニアはとにかく需要が高い一方、人材は不足していますから、インフラエンジニアと企業で実務経験を2〜3年積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、月収60万円以上も十分目指せる水準です。
そうすれば、お金の不安もなくなるでしょう。自分のスキル一つで稼げるようになれば、企業に依存することもないので、心穏やかに、人生を楽しむことも可能です。
ということで、あとは行動するだけです。行動さえ起こせば、インフラエンジニアはチャンスに溢れていますよ。