もう少し年収が上がれば・・・
そう思って、ネットや本でいろいろ情報を探す人は多いです。
僕自身も、年収を上げたいという思いはずっとありました。特にこれが欲しいという物もないんですが、それでも将来の生活のことを考えると、収入が多くないと不安だったんですね。僕は20代ですが、今の若者は年金の不安もありますし、たぶん、ぼくと同じように、あなたも不安を感じているはずです。
ただ、あなたも恐らく感じているように、年収を上げたいと思っても、そんな簡単に年収が上がることは残念ながらありません。
普通に会社で働いていて昇給、昇進できていたのはもう昔のこと。今は課長になれる人だって限られてきていて、昇進はおろか、昇給も雀の涙のような金額です。
そんな中、僕は1年間で2倍の年収を実現することができました。今回は、僕が年収を上げるためにやったことをあなたも実現できるよう、具体的な方法を5つ、ご紹介していきます。
年収が2倍になったとはいえ、僕はまだ普通のサラリーマンです。ですので、サラリーマンの人にこそ、読んでほしいなぁと思います。
目次
綺麗事抜きに、収入は大事
まず、収入の話をすると、お金のことばかり言うなんて、現金なやつだとか、お金より大事なものがあるはずだとか、そういう反発意見を言って、お金から目を背けようとする人がいます。
でもはっきり言いますと、日本人ほどお金に執着があり、お金に固執する国民はいないと僕は思っています。
これまでの日本には、お金に執着しないことを美徳としてきた文化が少なからずありました。でも日本人は、本当は物凄くお金に執着していて、でもそれを表に出さないようにしているだけだと僕は思っています。
僕は海外に住んでいましたが、向こうの人は表に出します。そういう意味では、外人も日本人も、どちらもお金に執着しているのかもしれないですが、日本人は表に出さない分、それが爆発したときはちょっと怖いですね。最近盛り上がっている仮想通貨市場なんてまさにそう。
今まで我慢していた分、「なんとか儲けてやろう」とタンス預金を崩して仮想通貨に投資するサラリーマンが一斉に増えています。今までお金に執着なんてないと言っていた友人が、目の色を変えてこぞって投資をしている姿を見て、「やっぱりお金稼ぎたいんじゃん・・」と僕は思いましたよ。
もちろん収入が全てとは言いません。でも、綺麗事抜きに、収入は大事です。
自分一人ならまだしも、お金がなければ、家族を養っていくことはできません。子供を育てる。本当にお金がかかります。
でも、世の中の収入は右肩下がり、年金や補償も右肩下がり。一方、自分の懐から出ていく税金は右肩が上がりです。こんな状態で、本当にお金に無関心でいられるんでしょうか?
年収は、上げられるに越したことはありません。綺麗事抜きに、生きていく上で収入は大事です。
年収を上げる5つの方法
さて、それでは、実際に僕自身がやった年収を上げる方法を5つ話していきます。
1. 残業、休日出勤を増やす
一番即効性のあるものは、残業・休日出勤を増やすことです。
残業をすればするほど、休日出勤をすればするほど、そのまま年収アップにつながりますね。
僕は残業はかなり少ない方でしたが、それでも新入社員の頃は残業代でそこそこ稼いでましたし、僕の周囲の同僚はガッツリ残ってガッツリ稼いでました。中には、残業代がないと生活がままらない人もいましたね。
この残業、休日出勤を増やすのは今のところ即効性はあり、すぐに年収アップできる方法です。なんですが、個人的にはあまりおすすめしていません。
というのも2つ理由があって、まず一つ目は「労働環境の取り締まりが厳しくなってきているから」です。これからは残業をしたくても、残業がしにくい社会になるのは明らかです。実際僕の会社にも残業規制がかなり入ってきていて、だいたいできても月40時間がMAXです。これからはこの時間が、月30時間、20時間と減っていくと思います。
もう一つは「年収を上げるもっとおすすめの方法」があるからです。これから挙げていきますね。
2. 成果主義の職種で結果を残す(営業など)
二つ目は成果主義の職種で結果を残す方法です。営業職なんてまさにそうですね。
保険、不動産などの営業職は、残した結果に応じて給料が決まる「歩合制」を取り入れているところが多いです。
僕の知人では、外資系の某保険会社で年収3,000万円、不動産で年収2,000万円超えがいます。年齢はともに30歳手前くらいです。
こういう歩合の営業職の場合、コミュニケーション能力はもちろん、断られても折れない心、動き続ける行動力が必要不可欠です。年齢もこれまでの経歴も関係ない世界。大事なのは結果を残せるかだけ。自分は自信がある、という人は挑戦してみるといいですよ。
僕の場合、固定給の割合が高く、かつ成果を残した分を報酬でくれる今の会社に転職しました。完全歩合は自信がなかったので、固定でしっかりもらえて、かつ頑張った分も評価してくれるところが理想だったんです。成果を評価してもらえる分、実際に前職よりも年収は上がりました。
成果を残したら評価してほしい。でも完全歩合は怖い。そういう人は僕のように、固定の割合が多めで、かつ成果部分もしっかり報酬で還元してくれるところを狙ってみるといいですよ。探してみるとあります。やっぱり固定部分が多いと精神的にも安定しますし、選んで正解でした。
3. 副業をする
3つ目は「副業」です。個人的におすすめの方法の一つです。会社の給料が上がらないんなら、自分で稼いじゃえばいいんです。
会社の定期昇給なんて、年に1万円上がれば良い方です。僕の前職もそんな感じでした。でも副業なら、年に50万円、100万円とアップさせることも比較的現実的です。
僕はいまサラリーマンをやりながら副業をしていて、1年目から月10万円は稼げるようになりました。副業歴はかれこれ2年くらいです。
なので、今の会社で年収アップを目指すよりは、副業の方が可能性高いと思います。僕がやってきたことはこのブログにいろいろ書いてあるので、興味があれば読んでみてください。
副業で一つ気をつけてほしいのは、副業を禁止している会社があるということです。副業できるかは会社の就業規定に書いてあるので、自分の会社がどうかわからない方は、一度チェックしてみるといいと思います。
とはいえ、やる人は副業規定なんて無視してやるんですけどね。僕の場合もそうでした。前職は大手でしたが、結構固い風潮の会社だったので、副業はもちろん禁止でした。
ですので、僕の場合は隠れて副業をやってましたね。月10万円、20万円と稼げるようになり、そのまま副業を隠れて続けていても良かったのですが、僕の場合は本格的に事業化を見据えて副業をいろいろやっていたので、その辺が自由にできるいまの会社に転職しました。
ただ、世の中の動きを見ても、これからはどんな会社にいても、2つ、3つの仕事を掛け持ちする働き方はごく一般的になるでしょう。いまのうちから準備し、行動しておくと乗り遅れなくて済みますね。
4. 投資をする
投資もおすすめです。株式投資、不動産投資、トランクルーム、太陽光、仮想通貨などですね。
僕のようなサラリーマンの場合、サラリーマン特有の強みを生かした投資が良いでしょう。そう。「融資」を使った投資ですね。
多くの日本のサラリーマンは気づいていませんが、日本のサラリーマンの信用は高いです。そこそこの年収と勤続年数があれば、銀行から融資でお金を借りれるんですから。
僕は海外にも住んでいましたが、海外ではこんな簡単にお金は借りられませんよ。ましてや年収数百万円のサラリーマンが大金を借りられるなんて、これは日本のサラリーマンの大きな特権です。多くのサラリーマンは気づいてないですが。
他人のお金を使って、普通にやるより何倍、何十倍も早く成果を出せるのが融資です。ですので、サラリーマンの投資は、融資を使ってやることを前向きに検討するといいです。
正直、僕は副業で十分な収入はありますが、僕がサラリーマンを今もやっている理由はこれに尽きます。サラリーマンのうちに、信用と融資を使い込んで投資をし、経済的に自由になってからサラリーマンを辞め、自由にやりたいことをやります。
日本のサラリーマンで独立・起業・リタイアを考えている人は、サラリーマンのメリットを存分に使い倒してから辞めた方がいいですよ。辞めたらその信用は一瞬で消えます。消えてからでは遅いんです。
もしもサラリーマンに我慢代というものがあるのだとしたら、その我慢代は、この信用を勝ち取るためにあるものだと僕は思っています。
もちろん、融資を使って投資をするには正しい知識を勉強する必要があります。リスクもありますからね。それくらいは勉強しましょう。そうでないと投資で年収を上げることは難しいです。
5. 転職エージェントで転職する
確実に、かつ簡単に年収アップを目指したいなら、転職エージェントを通じて転職をするのが一番おすすめです。
僕が2倍の年収を実現したのは、副業・投資・転職の合わせ技です。その中で副業は特に伸び率が大きかった(年収にして数百万円)のでおすすめですが、ハードルは高めです。一方、副業に比べて転職エージェントを使った方法は、誰でも簡単に年収アップを実現しやすい方法です。なので、すぐに年収を上げたいなら、まずは転職を検討することから始めることが必要です。
副業の場合は何をやるかにもよりますが、基本的には自分の持っているスキルを活かして稼いでいく必要があります。投資も知識が必要です。
成果主義の仕事も、合っている人と合っていない人が分かれます。営業は成果を上げないと精神的にもきつく、むしろ合わない人の方が多いんじゃないかと思います。
その点、転職エージェントを使った年収アップの方法は簡単です。だって、転職エージェントが全部交渉してくれるんですから。
あなたは、転職エージェントに「年収を上げたいんです」と伝えればいいんです。そうすれば、転職エージェントがあなたにあった求人を紹介してくれ、その後の面接調整〜年収交渉も全部代わりにやってくれます。
あなたがやることは「年収を上げたいと伝えること」と「面接を受けにいくこと」の2つだけです。
転職エージェントを使わない普通の転職だと、面接の時に面と向かって「年収を上げてくれ」なんて言うことはなかなかできないですよね。でも、転職エージェントは自分の代わりにそれを言ってくれるので、自分としても楽だし、企業側としても受け入れやすいんですよね。
しかも転職の場合、その人の年収のベースは、入社時の決定年収で決まるという問題があります。 つまり、入社時に希望年収を勝ち取れなければ、多くの場合、入社してから年収を上げることは難しいんです。
よほど入社後のパフォーマンスが良くない限り、転職先で大幅に年収を上げることは難しいと思った方が良いでしょう。そこそこのパフォーマンスではまず順調には上がっていきません。転職後に活躍できる保証もないので、リスクを下げるには、入社時に年収アップの状態で入るのが理想です。
各転職エージェントのHPには、どれくらいの人が、どれくらいの年収アップができたか書いてありますので、一度覗いてみるとイメージも付くでしょう。
実際僕自身も、今の会社に転職エージェントを使って転職をしましたが、年収アップを実現することができました。
個人的におすすめの転職エージェントはリクルートエージェントです。リクルートエージェントは人材業界の大手であるリクルートグループが運営している転職エージェントです。
どの年齢層、どの職種、どんな経歴の人でも、数え切れないほどの転職成功実績を持っているため、一番信頼できる転職エージェントです。僕自身も転職を考えたとき、真っ先に登録したエージェントがリクルートエージェントでした。
リクルートエージェントを始め、転職エージェントは無料で相談・利用ができます。対面でも電話でも対応してくれるので、気軽に相談してみるべきです。自分の経歴をざっくりと話し、年収を上げたいと希望を伝えるだけでも、実際に年収アップできそうか、できるならどういう職種や会社があるか教えてくれますよ。
まずはリクルートエージェントを使ってみてほしいですが、転職エージェントには一つ問題点があるのでこちらも今日覚えておいてほしいです。それは、転職エージェントには合う・合わないがあることです。
合う・合わないというのはコンサルタントの性格的なものもありますし、そのコンサルタントが得意としている業種、職種などもあります。単純にコンサルタントの質もあります。実際僕自身も、相談したコンサルタントが、僕の行きたい業界に精通しておらず、あまり話がかみ合わないなんてこともありました。
そういう合う・合わない問題は人が絡んでくる以上、100%避ける方法は残念ながらありません。
でも、その可能性をできるだけ低くする方法が一つだけあります。それは、転職エージェントを複数併用することです。
複数の転職エージェントを使えば、その分可能性は広がります。僕自身も転職を考えた際は、リクルートエージェントを始め、5社程度は登録をしていました。
結果として併用していて良かったですよ。それぞれ紹介してくれる案件も違いますし、担当コンサルタントが持っている情報も違いました。メリットばかりで、デメリットらしいデメリットは見つかりませんでしたね。
唯一めんどくさかったのは、それぞれの転職エージェントに登録する必要があったこと。でも、そんなのは3時間もあれば終わりました。人生がかかっていることだったので、妥協しなくて良かったと思っています。かけるべき手間だと思いますよ。
一応、僕自身が使って良かった転職エージェントを以下に挙げておきました。めんどくさがらずにそれぞれ相談すれば、高い確率で良い求人に出会えると思いますよ。
そしてなんと言っても、今は近年稀に見る売り手市場なので、転職がしやすい転職ボーナス時期です。年収を上げたいなら、乗り遅れないようにしないとですね。これを逃したら次はいつになるかわかりません。年齢を重ねたら不利になるのが転職の世界です。
《 doda/リクルートエージェントと並ぶ大手転職エージェント》
《マイナビジョブ20’s/第二新卒、20代の求人ならココ》
《ビズリーチ/高年収、ハイクラス転職を多くの数多く取り揃えている》
この3つは特に良かったです。それぞれ特色も違えば持っている求人も違うので、全て相談して聞いてみると選択肢も多くなりますよ。リスクは一つもないので、相談してみるべきですね。
年収を上げたいなら行動が必要
述べてきた通り、年収を上げる方法はいくつかあります。
ですが、中には投資や成果主義の仕事のようにハードルが高いものもあります。
ですから、誰でも簡単に年収を上げるなら、転職エージェントを使って転職をすることが一番おすすめですね。年収が上がるか、上がらないかは転職前にわかるので、失敗がないです。上がるとわかれば転職すれば良いんです。
いずれにしても、行動を起こさない限り、勝手に年収は上がってはいきません。ですから、まずは年収を上げるもっとも簡単な方法である、転職エージェントを利用することを実行しましょう。
転職は、決断を遅らせれば遅らせるほど難しくなるものです。決断遅れは長期で見れば間違いなくマイナスです。年収をあげたいなら尚更です。ですから、もし年収をあげたいなら、まずはリクルートエージェントを使って今すぐ転職活動をスタートしましょう。