【米国株は暴落する】アメリカの過去と現在、そして未来をシミュレーションした

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米国株は暴落する。

 

僕は某大手で会社員として働きながらブログ運営など複業をしている。その余剰金を国内・海外などに投資をしているのだが、最近一つ思うことがある。それは米国株の暴落可能性についてだ。

 

僕は米国株に投資をしている。基本的には米国個別株ではなく米国ETFだが、今後の投資戦略を考える上で「アメリカ経済の過去と現在、そして未来」をシミュレーションした。その内容を一部、今回は紹介したい。

 

 

   

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米国株の歴史と今

基本的に米国株は右肩上がりだ。S&P500種の指数は1940年から2017年の今日に至るまで、アップダウンを繰り返しながらも基本的には右肩上がりで上昇している。

 

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引用:http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/bm_170228fund_01.pdf

 

何度か急落している箇所がある。直近だと2008年だ。2008年は株価が一気に急落しているが、これはリーマンショックの時だ。リーマンショック直前に株を買い、すぐ後にリーマンショックで資産が半減して大損をした人は数知れない。

 

だが、もしその時投げ売りをせず、長期的に保有をしていれば、、、結局2017年の今現在は、株価は当時の暴落前の水準を超えて推移していることがわかるだろう。

 

つまり、米国株は長期投資をしていれば基本的に負けないのだ。個別株は別だが、少なくとも米国全体をカバーするようなETFの商品を買えば、過去の事実を踏まえると、負けることはないのだ。未来がどうかは誰にもわからないが、過去の事実から判断するとそういうことになる。

 

海外著名投資家の予見

海外の著名な投資家は現在のマーケットの状況についてどう見ているのだろうか?

 

世界で最も著名な投資家の一人であるジム・ロジャーズは自分のブログ内において、前々からアメリカ株の暴落の可能性について言及している。

 

jimrogers-investments.blogspot.jp

 

ジム・ロジャーズは米国株はまもなく暴落すると予言している。いや、米国株だけでなく、世界的に「かつて類を見ないほどの暴落が起こる」と予言している。それは、リーマンショックを超えるレベルの暴落だという。

 

彼が言っている暴落の大きな原因は「国の債務」だ。アメリカも、そして日本も、ケタ違いに大きな借金を背負っていることを危惧し、何度となくブログ内でも警告している。日本については「破滅への道」へ進んでいるとまで言っているほどだ。彼がいま日本の10歳の子供だったら、今すぐにでも日本から脱出し、海外で生活をすると表現している。

 

米国株は暴落するが、長期的には上げていく

さて、これらの事実を踏まえると、僕の予想はこうだ。

 

  • 米国株は近いうちに暴落する
  • しかし、長期的には値を回復し、更に高みを目指していく

 

米国株は近いうちに暴落する。この近い内とは、これから半年先かもしれないし1年先かもしれない。あるいは2年先かもしれない。

 

暴落のタイミングは、どんな人間にも正確に読むことはできない。だが、暴落するかしないかはわかるものだ。そもそもずっと右肩上がりの株価など存在しない。アップダウンを繰り返し、それでも長期的には値を上げていくのだ。

 

ただ、この常識が通用しない場合がある。それは「その実態自体が成長していない場合」だ。

 

株価が長期的に上昇していくのは、その国が、あるいはその企業が、成長している場合に限る。その国や企業が衰退しているのなら、「いつか上がる」と思っても上がらない。下がり続けることも普通にある。

 

例えば、「発展途上国こそがこれから成長する。これからは発展途上国に投資だ」と思って投資をしても、実際株価が全然上がっていかないないことは多々ある。それはその発展途上国が、実は発展していないからだ。もしそこが本当に発展途上国なら長期的に見ればあげていくが、そもそも発展途上じゃなく停滯、衰退しているから株価が上がらないのだ。

 

僕が米国株が暴落を経験しながらも長期的に成長し続けると思う理由は、アメリカの実態が今後も成長し続けると判断しているからだ。具体的には次の3つの理由から、アメリカは今後も成長し続けると判断している。

 

  1. 米国のGDP成長率
  2. 米国の人口増加
  3. 米国企業の経営の強さ

 

1. 米国のGDP成長率

アメリカは先進国にも関わらず、経済が成長し続けている。これはGDPを見ればわかる。

 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが出したレポートによると、アメリカの実質GDP成長率は2016年は前年比で1.6%(実質)、2017年は2.3%(予測)、2018年は2.6%(予測)となっている。アメリカは先進国にも関わらず、経済が成長し続けている。莫大な増加とは言えないが、着実かつ確実に強さを増しているのだ。

 

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引用:http://www.murc.jp/thinktank/economy/economy_prospect/global/world_1701.pdf

 

更に長期で見ると、PwC調査レポートによると、更に長期で見れば、アメリカの実質GDP成長率は2050年まで2.4%で推移する。

 

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引用:PwC調査レポート

 

左が人口増加率平均、真ん中が一人あたり実質GDP成長率、右が実質GDP成長率平均だ。2050年まででアメリカは2.4%だ。

 

その結果、各国のGDPは次の図のようになる。

 

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引用:PwC調査レポート

 

米国は順位こそ落とすが、GDPは今よりも2倍以上に大きくなる。日本もGDPは上げているが、その上昇率は米国よりもずっと低い。

 

これが各国の実態で、米国の自体だ。株価とは、短期で見れば様々な要因で変化するが、長期的に見れば実態と比例する。アメリカの実態は、長期的に見れば右肩上がりだ。

 

2. 米国の人口増加

二つ目は米国は人口が増加しているからだ。

 

経済の強さは人口動態と比例する。人口が増えれば経済は活性化し、逆に人口が減れば経済は衰退していく。

 

先進国では高齢化が進み、人口が減っていく国も多い。僕たちの国日本はまさにそうだ。今後日本は人口が間違いなく減る。そして経済規模も縮小していく。これは避けられないし、日本はどんどん世界的に見て弱くなる(そして長期的に見れば円安になっていくので円しか持っていない人は弱くなる)

 

一方、米国は先進国であるにも関わらず人口が増加している。国連の調査結果によると、1950年から2100年までのアメリカの人口動態は次のようになっている。

 

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左側が総人口の見通し、右側が年齢別の人口見通しだ。Medium variantが平均的予測、High variantが最大の予測、Low variantが最低ラインの予測だ。

 

まず総人口だが、平均的な予測であるMediaum variantの場合でも、今より1億人以上人口が増えることになる。しかも2100年までは下がることなく、一定レベルで右肩上がりの水準になっている。

 

High variantの場合、人口は今より3億人近く増えることになる。もしこうなったら、アメリカ経済に与えるポジティブな経済インパクトは計り知れない。

 

唯一Low variantの場合、2050年より少し前を境に、人口は減少に転換していく。とはいえ、少なくとも2040年くらいまでは人口が増加していく。

 

つまり、米国の人口はこの先30年はほぼ間違いなく増加し、2100年まで先を見ても増加の可能性が高いのだ。

 

また、アメリカの人口の特徴に、15-64歳までの生産年齢人口が多いことに着目してほしい。人口を見る歳、この「働ける年代層」がどれだけ多くいるかが、経済の良し悪しを見極める上では大変重要だ。

 

そして右図を見ればわかるように、アメリカの人口増加を担う年齢は、まさにこの15-64歳だ。これこそ、アメリカが今後も力強く成長を続けていく根拠の一つだ。日本はこの層がどんどん減っていき、逆に65歳以上が増えていく。このことを考えれば、どんどん日本はアメリカに対して弱くなることは明白だ。

 

3. 米国企業の経営の強さ

最後に、アメリカ企業の経営の強さを僕は挙げたい。僕は海外で仕事をしていて、アメリカの大手企業とも仕事をしてきたが、アメリカ企業はやはり経営力が凄まじいと感じた。

 

まずはアメリカ企業が持つ決断の速さだ。アメリカの企業は根本的に「変化」を恐れない。今よりもっと良くなるためなら、上手くいっていない不採算事業は素早く撤退する。そして、上手くいく事業にどんどんリソースをつぎ込む。この見極め、判断力がアメリカの企業は特にすごいと僕は感じている。時にはうまくいっている事業でさえ撤退し、更に有望な事業へと突き進んでいく。日系企業では、このレベルで経営判断ができる人は少ない。結果として、アメリカ企業はどんどん収益を伸ばしていき、アメリカ経済全体も成長していく。

 

また、アメリカという国は、イノベーションを起こすのに適している点もある。アメリカは起業をすることが賞賛される国だ。日本は起業をしようとすると「そんなことやって大丈夫なの?」「やめておきなよ」と否定から入るが、アメリカは起業をし、新しいビジネスを生もうとする若者を応援する場所だ。

 

だからこそ、アメリカでは次々と新しいビジネスが生まれていく。一人一人の質も違うが、そもそも挑戦する人の数がアメリカは多いのだ。

 

アメリカの企業は強い。今後もGoogleやAppleのような大企業は、アメリカで生まれていくだろう。

 

次の暴落時は絶好の買い場

述べてきたような理由で、アメリカという国は今後も長期的に成長していき、米国株も長期的に上昇していくだろう。

 

でも、ずっと右肩上がりで上がり続ける株などないのだ。どこかで必ず暴落する。

 

そして、米国株はここ10年近く順調すぎて、絶好の買い場と言える買い場がなかった。なので、近々暴落することは正常だと言えるし、実際に暴落するだろう。

 

だからこそ、次の暴落時は絶好の買い場だということだ。著名な投資家の予言通り、下手すると未曾有の暴落をするかもしれない。それでも長期的に見れば、僕はその時こそ絶好の買い場だと思っている。 

 

次の暴落時は、多くの人の人生を変える一つのきっかけになるだろう。おそらく世界は光を突如奪われたように沈むが、そこで遠くにある光に気づいて行動したものが、チャンスを手にするのだ。

 

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