- TOEICリスニング用のおすすめ教材・参考書を探してるけど、ネットを見るとたくさんありすぎる…。
- 実際に効果のあったリスニング教材を、TOEIC受講者の人から聞いてみたい
と、悩んでいませんか?
TOEICのリスニング教材・参考書は、Amazonだけでも2,000種類以上ありますので、どれを使ったらいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、これまで30種類以上のTOEIC教材・参考書を使ってきた経験から、本当におすすめできるTOEICリスニング教材をご紹介します。
僕はもともとTOEIC400点台でしたが、独学で勉強を重ねた結果、半年後にはTOEIC700点を突破。その後は英語でプレゼンをしたり、仕事で海外に駐在し、外国人のマネジメントを英語できるようになりました。
TOEICで一定の成果を残すことができ、かつ実践で使える英語力も身につけてきた経験から、TOEICリスニングのおすすめ教材・参考書をご紹介します。
- TOEICおすすめアプリ7選→TOEICアプリを50以上使った僕がおすすめするTOEICアプリ7選【比較】
目次
TOEIC対策のリスニング教材・参考書の選び方
まずはTOEICリスニング教材・参考書の選び方を紹介します。
これと決めた教材をやりきる
それは、これと決めた教材を徹底的にやり切ることです。
TOEICでハイスコアを取るためには、何十冊も参考書や教材を解く必要はありません。それよりは、決めた一冊を徹底的にやり込み、深く理解した方がよほどスコアは上がります。
最悪なのは、あれこれ手を出しすぎて、結局どれも中途半端になることです。
家の中に、TOEIC関連の参考書や教材が10つもあるような状況は避けるべきです。信頼できる複数の教材を徹底的に使うだけで、少なくとも700点は確実に超えていくことができます。
TOEICリスニングのおすすめ教材・参考書5選
それではここから、TOEICリスニングにおすすめの教材をご紹介します。
TOEICリスニング教材や参考書をネットで探すと、厳選30冊などとにかく大量の教材や参考書が出てきて、逆にどれが良いかわからないなんてことがあります。
ですからここでは、絶対に外れない本当におすすめの教材や参考書を5つだけ厳選して選んでいます。
この中から選んでいけば間違いないものに最初からなっていますので、参考にしてみてくださいね。
1. 英語耳
英語の発音を学ぶなら英語耳です。
英語耳は、英語の発音を学ぶバイブル本とも言われているほど、英語の発音を身につける本の中では質の高い一冊です。
「自分が正しく発することのできない音は、決して聞き取ることができない」というのが本書のメインの主張なんですが、実際本当にそうだなぁといま僕も思います。それほど英語の発音を学ぶことは大事です。
英語耳を使えば、そういった英語の発音をイチから体系的に学ぶことができる本です。僕自身もリスニング力の向上に伸び悩んだ際、この本に出会ったことで劇的にリスニング力は向上しました。効果は保証できます。それほど英語耳は良い本です。
英語耳を使った効果や勉強法は英語リスニングのバイブル本”英語耳”を使った効果的勉強法を4ステップで解説 の記事で詳しくまとめていますのでこちらもどうぞ。
2. 世界一わかりやすいTOEICテストの授業
必ず使うべき参考書が、世界一わかりやすい TOEICテストの授業です。タイトル通り、TOEICに必要なことをわかりやすく学べる一冊がこの本です。
質はさることながら、著者の実績も目を引くポイントです。本書の著者は関正生氏という、TOEICのカリスマ講師の方となっています。。大人気の英語学習アプリスタディサプリEnglishのTOEICコースのメイン講師としても活躍している方でもあります。
多数のメディアにも出演されていて、名実ともにTOEICテストで国内有数の講師の方が、TOEICのノウハウをふんだんに織り込んでいる教材です。TOEICリスニングもかなり深く学べるので、TOEICリスニングなら、世界一わかりやすい TOEICテストの授業は間違いのない一冊です。
3. TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニングもTOEICリスニングスコアアップに最適な一冊です。
著者は八島晶さん。この方は独学でTOEIC475点から990点を実現された方で、理系出身の現役サラリーマンの方です。実際に自分で実践してきた内容を体系化し、複数のTOEIC関連の書籍を出版しています。やはり実体験に基づいたTOEIC本というの説得力もあり、本書はリスニングのスコアアップに役立つ内容ばかりです。
ちなみに著者の八島さんはTOEIC満点サラリーマンのブログというブログも運営されているので、覗いてみるとよいと思います。ブログの内容だけでも得られるものがたくさんありますよ。
4. 新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル
新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリルはTOEICリスニングのパート1.2に特化した内容の対策本です。
TOEICの場合、TOEIC専用の勉強をすることで比較的短期間で急激なスコアアップが見込めますが、本書はそういう本です。
リスニングの中でもスコアを上げやすいのがパート1.2です。これからTOEICリスニングの勉強をする場合、まずは取りやすいところを確実に取ることが必要になるので、本書を徹底的に使い倒してみてください。
5. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングです。英作文と名前が付いているので一見リスニング用じゃなさそうと思われがちですが、瞬間英作文はリスニング力向上に大変効果を発揮します。
瞬間英作文は、日本語の文章を、瞬時に英作文として組み立てることを指します。これが、日本語⇄英語の切り替えスピードを高めることに役立ちます。
当然ながら、英語→日本語より、日本語→英語の切り替えの方が難易度が高いので、瞬間英作文を通じて日本語→英語の英作文をどんどんこなしていると、結果的に英語を聞いたときの日本語への変換スピードも増していきます。だからおすすめしています。
ちなみにこの瞬間英作文は、やり方さえ学べばいつでもどこでも使える便利な勉強法です。例えば電車に乗っているとき、ふと頭に浮かんだことを英文として組み立ててみたりするだけでも、実践的な英語力は身についていきます。
まずはどんどん話すための瞬間英作文トレーニングを手に取り、方法を学んでみることが必要ですね。
TOEIC教材・参考書を使ってリスニング力を上げる3つのコツ
TOEIC教材・参考書を使ったリスニング力向上のコツを3つご紹介します。
1. 発音を勉強する
まず一つ目は、発音を勉強することです。
発音の勉強は軽視されがちですが、実は発音を学ぶことで、リスニング力は飛躍的に向上します。
なぜ発音を学ぶと良いかというと、そもそも日本語と英語は完全に異なる音だからです。その違いを体系的に知っておかないと、そもそも英語は聞き取れるようにはなっていかないということです。
日本語と英語は音の種類が違えばイントネーションも違い、息継ぎも違います。何もかもが違うので、ただ英語を聞いているだけで、聞き取れるようには本来ならないのが当たり前です。
だからこそ、まずは教材を使い、英語の正しい音を知ることが極めて大事です。英語の正しい音、つまり発音を知ることで、リスニング力の基盤ができていきます。その基盤ができた状態で勉強をすると、同じ勉強をやっても伸び幅がかなり変わってきます。
それほど発音は大事です。ですので、これまであなたが発音の勉強をやってこなかったなら。今一度発音を学び直す必要があります。発音を学べるおすすめ教材は後述します。
2. ディクテーションを徹底的にやる
二つ目は、教材を使ってディクテーションを徹底的にやることです。
僕はこれまで数え切れないほどの教材を使い、様々な勉強法を試してきましたが、中でもリスニングに最も効果が高かったのがディクテーションでした。
ディクテーションとは、流れる英文を一言一句書き取っていく勉強法です。
なぜディクテーションがリスニングに良いかというと、ディクテーションをすることによって、英語の精聴力が鍛えられるからです。
一言一句、正しい音を聞き取る意識を持ちながら学習できるので、ディクテーションをすればするほど、聞き取れる音の種類が増えていくんですね。僕も一時期毎日ディクテーションをひたすらやっていましたが、だんだんと英語の音がはっきり聞こえるようになり、同時にスピードがゆっくり感じられるようになりました。気持ちいいですよ、そうなってきたら。
ですから、英語のリスニング勉強にはディクテーションを入れる必要があります。おすすめのディクテーション教材も後ほどご紹介します。
3. TOEICの出題に慣れる
三つ目は、TOEIC教材を利用し、TOEICの出題に慣れるということです。
TOEICのリスニングスコアアップは、TOEIC専用の対策をするだけでも叶えられます。
だからこそ、過去の出題が徹底的に分析されて出来上がった良質な教材を使うことが、TOEICリスニングの点数を上げるために必要なことです。そういった教材も、本記事ではちゃんとご紹介していきます。
まとめ
TOEICリスニングは、短期間集中してやるだけでもスコアアップは目指せます。3ヶ月で200点アップ、半年で300点アップなどを、実際に多くの人が実現しています。
TOEICのスコアが上がれば、就職や転職にも活きます。TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、最近は社内昇進にTOEICスコアが条件に入っているところも増えてきていますし、これからもっとそういう企業は増えると思います。
グローバル化が進んでいくと、社内に外国人も増えてきますので、突然あなたの会社の上司が外国人になることもこれからの時代はあり得ます。
そういう時にも、TOEICのスコアと、TOEICで培ったリスニング力などは必ず使えます。
だからこそ今のうちに、TOEICでハイスコアくらいは取っておきたいですね。今回ご紹介した参考書や教材を使えば、短期間でTOEICリスニングのスコアを上げることは十分可能です。