
- 資産運用をやってお金を増やしたいんだけど、でも損するのは怖いな..。少額から安全で確実な方法でやりたいんだけど、おすすめの投資方法はどんなものだろう?
本記事では、上記のような疑問に対して答えていきます。
結論から言うと、資産運用で100%安全・確実な方法は存在しません。つまり、リスクが一切ない投資はないということです。
ですが、リスクを限りなく小さくし、利益を最大化するおすすめの方法は存在します。
そこで、今回は安全性、確実性が高く、かつ平均と比較して良い利回りを目指せる投資方法を3つご紹介します。この記事を読むことで、あなたが投資初心者であっても、リスク低く資産運用を始めることができるようになるかと思います。
これを書いている僕は現在某大手サラリーマンとして働きながら、副業でWebメディアを作って稼いでいます。最近は本業も副業も収入が上がったことから、投資額を増やして月に50万円ほど各運用商品に積み立てをしており、現在は1,000万円以上投資をしています。
国内株式投資や海外株式投資、仮想通貨やソーシャルレンディングなど、投資は一通りやってきており、その過程では成功もあれば、大きく損をして失敗したこともありました。その中から、本当に良かった投資方法を今回はご紹介していきます。
目次
資産運用で安全・確実な方法は存在しない理由
- 資産運用は「リスク・リターン」が必ずあるものだから
上記の通りです。
どんな資産運用にしろ、100%安全、確実というものはありません。儲かる可能性がある一方、損をしてしまう可能性もあります。
絶対にお金の額を目減りさせたくないなら、方法は定期預金が一番です。でもその定期預金でさえ、円の価値が下がってしまえば、保有しているお金は実質的に減ることになります。
つまり、定期預金でさえ、100%安全、確実に資金を取っておける方法ではないということです。100%安全、確実な方法は存在しません。
リスクとリターンが比例するのが資産運用
さらに言えば、資産運用はリスクとリターンの大きさが比例するものです。
わかりやすく言えば、100万円儲けたいと思えば100万円損する可能性があり、1億円儲けたいと思えば1億円損する可能性があるということです。ですから、高い利回りを求めれば求めるほど、損する可能性も大きくなるのが資産運用です。
唯一、リスクを減らして大きなリターンを得る方法としては、投資額を大きくする方法があります。投資元本が5,000万円など大きくなれば、例え同じ利回りであっても、その分大きなリターンを得ることができるからです。
一方、投資元本が1,000万円未満など少ない場合、得られるリターンを大きくするためには「高い利回り」が必要となります。ですが、高い利回りを目指せば目指すほど、その分損するリスクも大きくなります。利回りを5%から10%にあげることは物凄く大変です。FXなどは高い利回りを求めてレバレッジをかけがちなので、特に注意が必要な商品です。
安全確実と言われている商品ってどんなもの?
- 国債:低リスク商品の代表格
- 地方債:国債に次ぐ安心の商品
だいたいこの辺りが、低リスク商品と言われています。どちらも株ではなく「債券」ですね。債権は、株やFXよりリスクが低い投資商品です。
そんな安全確実と言われる債権の中でも、もっとも安全確実な商品は国債です。国債は利回りは低いですが、得られる利回りは保証されており、満期になれば、ほぼ確実にその利回りを得ることができます。そういう意味で、安全確実に資産を運用したいなら、国債はもっともリスクない商品の一つだと思います。
一方で、そんな国債であっても、100%リスクがないかといえばそうではありません。例えば国債は、満期になる前に途中解約をしてしまうと、元本毀損することが高いことは、あまり知られていない事実かもしれません。
国債の場合、例えば10年間の国債を買い、途中で解約してしまった場合は、元本毀損をし、結果損をしてしまいます。そういう意味で、国債は「全く使う予定のない資金」を「長期で運用する」場合は、有効かと思います。
ただし、前述通り利回りは一般の投資商品と比較してもかなり低いですから、資産運輸の旨味を得ることはしできづらいデメリットの商品ではあります。
安全性・確実性が高いおすすめの資産運用方法とは?
述べてきた通り、100%安全、確実な資産運用方法はありませんが、リスクを限りなく比較し、リターンを大きくできる投資商品、投資方法も中には存在します。
特別な知識が必要なく、誰でも再現性があり、安全性と確実性が高い投資方法は、現時点では以下3つかなと思います。
- 米国ETF
- 投資信託(S&P500など、米国指数をベンチマークとするもの)
- ロボアドバイザー
それぞれ簡単に解説していきますね。
米国ETFと投資信託(米国指数をベンチマークするもの)とは?
- 米国ETF=米国市場に出ているETFを直接ドルで買い付ける
- 投資信託=S&P500など、米国市場をベンチマークとする投資信託を円で買い付ける
それぞれ詳細は上記の通りです。どちらも米国市場に関するもので、米国全体、ないしは米国優良企業にまるごと投資するような商品です。
個人的な見解では、先進国で人口が増加しており、かつイノベーションが起きやすい法整備や環境が整っている米国は、今後も世界的な企業を生み、世界のトップとして君臨すると思います。つまり、米国全体をカバーする商品に投資すれば、高い確率でリターンを得られるという考え方です。
でも、本当に米国全体に投資すればリスクはないのか?と思うかもしれませんが、結論としては損する可能性もあるが、リターンを限りなく得やすい投資だと考えています。それを示す根拠が、過去の米国株のリターン推移です。

引用:YCHARTS
上記はS&P500という米国市場の代表的な500社から構成される株価指数ですが、基本的に長期では右肩上がりです。
上記の通り、米国株は長期で待ち続けてさえいれば、ほぼリターンを得られる相場でした。長期で米国市場全体に投資をしていれば、ほぼ例外なく誰でも勝てた相場です。過去10年近くに至っては完全に右肩上がりです。
米国の経済の強さは先進国の中でもやはり光っており、それは過去の株価推移をみても読み取れます。今後も仮に現在の強さが続けば、過去と同様のパフォーマンスを出すことは可能だと思います。
米国ETFと投資信託のおすすめ商品
- 米国ETF:VTI、VYMなど
- 投資信託:楽天VTI、eMaxis Slim 米国株式(S&P500)など
この辺りが代表的な商品で、おすすめの商品です。どれも米国市場をまるっとカバーする商品でして、米国市場の成長にあやかることができます。僕も実際に投資をしており、どちらもSBI証券で買うことができます。
米国市場の成長を信じているなら、これらの商品は最適解の一つです。
投資初心者にはロボアドバイザーがおすすめ
また、投資初心者には、ロボアドバイザーがおすすめです。
ロボアドバイザーとは、ロボットやアルゴリズムによって運用している「IT」が、自動で銘柄選定、買い付けなどを行ってくれるサービスでして、近年話題で利用者も急増しているサービスです。要は、リバランスなどを自動でやってくれるサービスです。通常の投資と比較し、初心者でも使いやすいので、特に投資が初めての方に選ばれているサービスです。
先ほどご紹介した米国ETFは、日本と海外で税金が二重で徴収されます。確定申告によって日本で支払った税金は取り返せますが、そのためには確定申告をしないといけません。ですので、はじめての投資だと難易度は高めです。
投資信託は確定申告は不要ですが、ポートフォリオのバランスを整えるため、多少は他の投資商品を買ってリバランスをしたりなど、やるべきことがあります。
その点ロボアドバイザーなら、あなたがやるべきことは口座を開いて、毎月積み立てる金額を決めるだけです。毎月の買い付けも銘柄のリバランスも、全部自動でやってくれるのがロボアドバイザーです。もちろん、確定申告も不要です。
投資初心者がこれから投資を始め、全部自動で任せて、貯金するより良い利率を目指したいなら、ロボアドバイザーが一番良いかなと思います。
ロボアドバイザーのおすすめサービス
ウェルスナビがおすすめです。
ウェルスナビはロボアドバイザーの代表的サービスです。手数料1%で買い付け、リバランスなどを全てITが自動でやってくれるサービスです。
ウェルスナビでは口座開設後、実際に投資をスタートする前にWeb上で診断ができます。ここで、自分におすすめの運用プランを提示してくれるので、初心者なら提示内容に従っておけばOKです。
一点留意点は、ウェルスナビは米国市場だけでなく世界全体、しかも株式だけでなく、債権やゴールドといったものまで、幅広く投資を行うことです。完全放ったらかしにして世界全体にバランスよく投資をしたいなら、ロボアドバイザーは最適解の一つです。
とはいえ、そんなウェルスナビも100%万能でなく、デメリットもあります。例えば「手数料が1%とられること」はデメリットです。1%というのは投資の世界では大きく、投資に慣れている方であれば、手数料1%と聞いたらあまり気乗りしない方も多くいるかなと思います。
ただし、1%でリバランスなど全てをやってくれるなら、個人的にはかなり安いと思っています。リバランスのための情報収集や情報精査はかなり時間を取られますし、買い付けやリバランスも面倒です。
その時間があれば本業や副業でお金を稼いだりスキルアップできますから、忙しいサラリーマンなどは、1%の手数料を払ってでも、ウェルスナビで資産運用を完全自動化することはかなりおすすめの方法です。
ということで、ウェルスナビを使うかどうか悩む場合でも、まずは口座開設を進めておくと良いです。ウェルスナビは口座開設まで1週間弱はかかり、かつ最近は口座開設者が急増しているので、開設までさらに時間がかかります。
長期投資は早めの行動が吉で、ぼーっとしていると投資タイミングを逃してしまうこともあります。口座開設は無料で、5分程度の簡単入力だけで終わります。
>>ウェルスナビの口座を開設しておく(無料)
まとめ
まとめます。
- 資産運用で安全、確実な方法は存在しない
- 資産運用において、リスクとリターンは比例する
- 限りなくリスクを抑え、リターンをあげる方法も存在することは事実
- おすすめは米国ETF、投資信託(米国市場をベンチマークとするもの)、ロボアドバイザーの3つ
上記の通りです。
これから日本は人口減少、少子高齢化が進んでいき、国民一人あたりの収入はどんどん減っていくと言われています。
特にいま20代、30代の方は、年金ももらえるかわからないですし、高齢者の保障費用の捻出のため、国から課される税金は更に増え、手取り収入はどんどん減っていくことになります。いま手取り30万円台の人は20万円台に、20万円台の人は10万円台になる、これはそう遠くない未来に起こることですし、すでに起こり始めています。
もう国や会社は誰もあなたを守ってはくれません。だからこそ、自分で自分の生活を守るお金は作らないといけません。そのための方法の一つが資産運用です。
とはいえ、汗水垂らして働いたなけなしのお金で投資をし、損をして終わる人が多いことも事実。だからこそ、安全、確実な方法はないけど、可能な限り安全性、確実性が高い方法を選び、投資を行うべきです。
その投資方法は、今回ご紹介した通りです。投資はいかに若年期のうちにスタートし、コツコツ投資を続けるかで将来得られるリターンが数千万円、時には数億円単位で変わります。
「時は金なり」は資産運用においてはまさに真実です。資産運用の重要性に気づいたいまだからこそ、未来を明るくする行動をすぐに起こせると良いですね。未来の経済的な豊かさは、結局いまのあなたの行動の延長線上にあるものです。
まずは初心者向けのウェルスナビからスタートすることがおすすめです。口座開設に時間がかかるので、早めに登録だけはしておくことがおすすめです。
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