
- プログラミングスクールと独学。初心者からプログラミングを学ぶ場合、実際どっちを選ぶのが良いんだろう?
本記事では上記のような疑問に答えていきます。
早速結論ですが、僕は「プログラミングスクール」を勧めます。理由は本記事で解説しますが、断言します。
これを書いている僕は、「プログラミングスクール」と「独学」の両方をチャレンジしていますが、独学で挫折し、プログラミングスクールでスキル習得しています。僕が勉強してきた経緯は以下の通り。
- 独学で勉強
- ⇨挫折
- ⇨プログラミングスクールで再勉強(TechAcademy
とTECH::CAMP
)
- ⇨スキル習得
- ⇨今に至る
こんな感じで、独学で挫折した後、プログラミングスクールでスキルを習得したんですよね。
独学で挫折する人は僕だけに限らず、多くの初心者に共通していることです。独学で失敗している人は想像以上に多いですよ。事実、独学の挫折率は約90%とまで言われているほどです。
だからこそ、プログラミングスクールと独学、それぞれの特徴を把握し、自分がどっちに合っているか把握することが必要です。
本記事では僕自身の体験談から、プログラミングスクールと独学の違いや選び方について、解説していきます。
目次
プログラミングスクールと独学⇨「プログラミングスクール」を勧める理由
冒頭の通り、僕は「プログラミングスクール」を勧めます。世の中の大半の人、それこそ90%以上の人は、プログラミングスクールを受講することが良いですよ。
そう断言する理由は3つです。
- わからないことを質問できるから(特に難しいエラーの対処)
- 方向性を示してくれるので、迷わず自信を持って学べるから
- 就職・転職サポートが充実しているから
この3つです。それぞれ経験をもとに解説しますね。
1. わからないことを質問できるから(特に難しいエラーの対処)
プログラミングスクール受講を勧める一番の理由にして、僕自身受講して良かったことがコレですね。
プログラミングスクールの場合、わからないことがあった際は、現役エンジニアにいつでも質問することができます。これは僕が当初想定していた以上に大きな利点でした。
プログラミングをやったことがある方ならわかると思いますが、プログラミング学習の初期段階では「エラー」が多く発生します。
このエラーの対処がなかなか大変でして、独学だと1つのエラーを解消するのに1時間、2時間と時間が奪われることはよくあるんですよね…。
僕は社会人として仕事しながらプログラミングを学んでいたので、使える時間は限られていました。仕事で疲れて帰った夜に勉強していたので、独学のときはエラーの対処だけで1時間、2時間と取られ、正直かなり消耗しました…。
しかも問題なのは、エラーの対処にいくら時間かけても、成長に繋がらないことです。
プログラミング上達に必要なのは、エラーの対処ではなく、どんどんコードを書き進め、サービスを作っていくことです。
だからこそ、些細なエラーはプロに聞いてでもサクッと解消して進んだほうが、結果として労力も少なく、上達も早くなるんですよね。独学だと1時間かかるエラーも、プロに聞けば30秒で解決することは普通にありますからね。
だからこそ、わからないことを聞く相手がいたプログラミングスクールは、初心者の僕にとっては本当にありがたい環境でした。
2. 方向性を示してくれたので、迷わず自信を持って学べた
「この勉強を続けていけば、スキルが身につくんだ」
このように、やっていることに対して「迷いがない状態」で勉強に取り組めれば、上達は早くなります。なぜなら寄り道したり、迷って立ち止まる時間がなくなるからです。
プログラミングスクールの場合、プロのエンジニアが方向性を示し続けてくれます。「安心感」がある中で勉強に取り組めたことが、プログラミングスクールで学んで良かった2つ目のポイントでした。
逆に独学で勉強していたときは、「この勉強を続ければ本当に身になるのか…?」という不安は常に拭えなかったです。
例えるなら、明かりのない洞窟の中を、出口を探して彷徨い続ける感覚です。「この方向で正しいのか?」「終わりはいつやってくるのか?」という感覚、味わってみると、かなり苦痛ですよ。悩んで立ち止まる時間も多かったです。
独学で感じていた不安・苦痛は、プログラミングスクールを利用してからは一切消えました。
プログラミングスクールを受講して勉強したからこそ、暗闇でも迷うことなく突き進め、結果として出口を見つけられたのだと感じます。
3. 就職や転職、独立サポートが充実していたから
プログラミングを学ぶ場合、「学んで終わり」ではないですよね。
プログラミングは学んだその先に、「就職」「転職」「副業」「独立」というプランまで考え、学ぶ人が多いと思います。
その点プログラミングスクールの場合、充実した「就職・転職サポート」を始め、「フリーランス・副業向けの専門コース」などがあったことが、個人的には良かったポイントですね。
プログラミングスクールの場合、多くのIT/Web企業とコネクションを持っているケースが多いです。そのため、就職や転職までスムーズにいけるメリットがあります。実際にIT/Web企業の人事担当者に聞いても、プログラミングスクール経由で就職・転職している人は多かったですよ。
また、プログラミングスクールのカリキュラム内で「オリジナルサービス開発」を経験することもできます。カリキュラムを通じて実績作りができ、それが就職や転職、副業に有利に働きます。
一方独学だと、就職や転職をするアピール材料としてはかなり弱いです。オリジナルサービス開発も、プロのサポートがないと経験を積むことは相応に大変ですし、独学は「経験値」として弱くなりがちですね。
このように、独学にはないプログラミングスクールならではの利点があります。
以上の通り、
- わからないことを質問できたから(特に難しいエラーの対処)
- 方向性を示してくれたので、迷わず自信を持って学べた
- 就職・転職サポートが充実していたから
この3つが、プログラミングスクールを使って良かったポイントであり、独学よりもプログラミングスクールを推す理由です。
唯一、プログラミングスクールではなく独学を選ぶべきはこんな人
述べてきた通り、世の中の90%以上の人はプログラミングスクール受講が無難と思います。
でも一方で、「こんな人なら独学でも良い」という条件もあります。
その条件とは、
- 使える「時間」が大量に余っていて、
- 粘り強く学ぶ「意志」と「行動力」があり、
- かつ「お金」がない人
この3つが「全て」揃った人ですね。
割合としては少数派だと思います。たぶん全体の10%未満ですね。
大前提、独学でプログラミングを習得できる人は「時間が大量に余っている人」です。なぜなら、プログラミングの独学はとにかく時間がかかるからです。前述通り、エラーの対処だけでも1時間、2時間とかかりますからね。なので時間はどうしても必要です。
加えて、粘り強く学び続ける意志や行動力に関しても、当然ながら求められます。エラーやわからないことを一つずつ潰していくには、学び続ける意志や行動力が必要です。これがないとなると、独学は正直厳しいです。
では、「使える時間が大量にあり、粘り強く学べる人」は独学を選ぶべきかというと、結論そうでもないです。なぜならそういった人でも、「プログラミングスクール」の方が断然効率的に学べる事実があるからです。
となると、最終的に独学を選ばざるを得ない人は、究極のところ「お金がない人」に帰結するかなと。
とはいえ最近は、無料で、かつ質の高いプログラミングスクールも出ています。そのため、お金がない人でもプログラミングスクールは受講はできるんですよね。
そういう意味で、ほとんどすべての人は、プログラミングスクールを選ぶことが無難かと思います。
これが、僕がプログラミングスクールと独学両方やって感じた結論ですね。
結論:大半の人はプログラミングスクールを選ぶことが無難
述べてきた通り、プログラミングスクールと独学であれば、大半の人は「プログラミングスクール 」を選ぶことが無難です。
当たり前のことですが、物事を上達させるためには、既にそれができるプロに学ぶことが上達の近道です。プログラミングの場合、その環境はプログラミングスクールです。
プログラミングスクールに通って数ヶ月学べばエンジニア就職・転職を目指せます。その後実務経験を2年ほど積めば、フリーランスエンジニア独立も視野に入ります。
フリーランスエンジニアになれば年収1000万円を20代で稼いでいる人もいますから。エンジニアはとにかく稼ぎやすいので、プログラミングスクールの数十万円の費用なんて安いものだと思います。
ということで、プログラミングスクールと独学で悩んでいるなら「プログラミングスクール」でOKですが、それでも悩むなら、僕のように「両方」試してみると良いですよ。
ただし、時間の無駄になる可能性も高いです。当時の僕は経験談を見ていなかったので遠回りしましたが、あなたは遠回りする必要はないと思います。僕の失敗例を糧にしてください。
参考までに、僕が使って本当に良かったおすすめのプログラミングスクールは「おすすめのプログラミングスクール5社徹底比較」の記事でまとめています。ネット情報を見ていると、スクールを受講したことがない人が書いている記事も多い中、自分で試した体験談を盛り込んで書きました。
本記事は以上です。
他にも、「フリーランスの仕事獲得ノウハウ」を知ることができたことも、スクールを受講して良かったことです。プログラミングスクールには現役フリーランスエンジニアも在籍していたので、彼ら・彼女らから、案件の探し方を教えてもらいました。いまの仕事に活きています。