
- プログラミングスクールを使うことを検討しているんだけど、プログラミングスクールは「意味ない」「無駄」という意見があるみたい。一方で、プログラミングスクールを推す声も多くあるけど、実際どうなんだろう?必要ないのかな?
当記事では上記のような悩みに答えていきます。
結論から言うと、「プログラミングスクールは意味ない」は大きな誤りです。本記事では、僕がそう考える理由を、事実をもとに解説していきます。
これを書いている僕は、もともとは新卒で大手企業に入社。営業など、プログラミングとは全く別の仕事をしていました。そして、社会人途中から意を決して、プログラミングを学び始めました。
その過程では「独学」「プログラミングスクール」の両方を経験しています。現在はサラリーマンとして仕事をしながら、当時培ったWeb系スキルを使って個人で稼いでいます。
そんな背景を持つ僕が、「プログラミングスクールの意味」についてお話ししていきます。5分ほどで読めますので、プログラミングスクールを受けるか悩んでいるならご一読ください。
目次
「プログラミングスクールは意味ない」「無駄」「不要」が誤りである理由

「プログラミングスクールが意味ない」を誤りと考える理由は大きく2つあります。
- プログラミングスキルが伸びるかどうかは結局”自分次第”だから
- プログラミングスクールはあくまで”補助輪”でしかないから
それぞれ解説していきますね。
1. プログラミングスキルが伸びるかどうかは結局”自分次第”だから
プログラミングスキルが伸びるかどうかは、結局は自分次第だからです。
「プログラミングスクールは意味ない」と話している人の多くは、プログラミングスクールを受けたけど「成長実感を得られなかった人」です。「プログラミングスクールを受けたけど、数十万円捨てたも同然」のような方ですね。
でも、成長実感が得られなかったのは、本当にプログラミングスクールに効果がないからでしょうか?
確かに、プログラミングスクールの中には、正直申し上げると、質の良くない、いわばぼったくりとも言えるスクールも存在します。そういうスクールを受けているのであれば、上記の主張も納得できます。
ところが、最近は本当に質の高いプログラミングスクールが出てきています。果たしてそういうスクールに通い、充実したサポートを受けても、上記の同じ感想を抱くでしょうか?
そう。結局のところ、学習効果なんて「自分の取り組み方次第」で大きく変わるものなんです。同じプログラミングスクールの、全く同じカリキュラムを受けても、「伸びる人」と「伸びない人」は必ず分かれてきます。
「伸びない人」は、例えどんなプログラミングスクールを使ったとしても、「意味なかった」となるかもしれません。しかし、「伸びる人」は、その環境を最大限活用し、最大の成果を上げられますよ。
2. プログラミングスクールはあくまで独り立ちするまでの”補助輪”でしかないから
もう一つ付け加えると、プログラミングスクールはあくまで独り立ちするまでの”補助輪”に過ぎないからです。
プログラミングスクールという環境に入り、ただ身を任せていても、成長なんてできません。自分で自発的に学習に取り組むからこそ、補助輪が支えとなり、どんどん前へ進んでいけるんです。
このブログでもなんども書いていますが、プログラミング学習は「学習の初期段階」が一番挫折しやすいです。この時期をどう乗り越えるかが、プログラミング学習では本当に一番大事です。
挫折しやすい学習初期段階こそ、プログラミングスクールを利用し、わからないことをすぐに聞ける「頼れるエンジニア」を作ることが必要です。この、頼れるエンジニアというのが「補助輪」ですね。
最初は頼って良いんです。むしろ、頼らないと転んでばかりで一向に前には進めません。でも、自分で前に進んでいく努力は必要です。なぜなら、プログラミングスクールはあくまで補助輪にすぎないからです。
プログラミングスクールと独学を両方試した結果【体験談】

そう思うようになったことも、僕自身が「独学」と「プログラミングスクール」の両方を経験しているからです。
ここでは僕の「独学」「プログラミングスクール」の両方の体験談を書いていきます。
独学の体験談
初めてプログラミングを学ぼうと決めた時、最初は「独学」で勉強を始めました。参考書を買ったり、ネットのサービスを使ってみたりしました。
でも、すぐに壁にぶつかりました。それこそ、何度も立ちはだかるエラーの数です。
プログラミングをしていると、とにかくぶつかるのはこの「エラー」です。エラーの対処って、慣れてくると全然すぐできるんですが、初心者の頃は膨大な時間を奪われます。僕の場合も、本来エンジニアであれば10秒で解決できるようなエラーでさえも、平気で30分、1時間と時間を消費していました。
結果、僕は独学に挫折しました。
僕が不器用だったのかもしれません。そこは否めません。ですがそれでも、初心者にとって「エラー」や「わからないこと」というのは天敵であることは事実です。
プログラミングはただでさえ苦手意識を持っている方が多いです。なので、少しでも立ち止まってしまうと、挫折する人は本当に多いです。一説によると、プログラミング独学者の挫折率は90%近くとか。これが精緻であるかはわかりませんが、独学を経験した身としては、理解できます。
プログラミングスクールの体験談
独学で挫折した僕は、それでもプログラミングを習得することを諦められませんでした。そこで活用を考えたのは、「プログラミングスクール」でした。
プログラミングスクールは受講料だけでも、10〜20万円ほどします。費用の観点で最初はためらっていましたが、独学は厳しいことがわかったので、スクールを検討するようになりました。
実際に複数のスクールの無料相談にいったり、並行して活用しましたが、中でもオンラインで受けられ、質も高いと評判だったTechAcademyをメインスクールとして決め、学習をスタートしました。
TechAcademyのカリキュラムは自分で手を動かし、実際にサービス開発をするスタイルでした。懸念だったエラーやわからないところはビデオチャットやテキストチャットで瞬時に解消しながら学ぶことができたので、どんどん手を動かしながらスキルアップできたことが良かったですね。
プログラミングスクールを使ってみて一番大きかったのは、やはり「わからないことを聞く相手」ができたことでした。
プログラミングスクールには現役のエンジニアがいますから、実践で必要な知識やスキルを、無駄なく的確に教えてくれます。
独学で勉強していると、どこが大事で、どこは不要とか、見分けが付かないじゃないですか。その辺りを明確にしてくれるので、無駄なく効率的に、必要なスキルを学ぶことができました。
そのおかげで、いまは当時培ったスキルを使って個人で稼ぐこともできるようになりました。あのとき、諦めずに、プログラミングスクールを使ってもう一度やることを決めて本当に良かったと、いまはそう思う日々です。
結論:「プログラミングスクールは意味ない」「無駄」はやっぱり誤り

述べてきた通り、プログラミングスクールは「意味ない」「不要」というのは誤りです。
プログラミングスクールが意味があるか、それとも意味がないか、それを決めるのは「自分の取り組み方次第」です。
「プログラミングスクールを受講さえすればスキルは身につく」と思い、自ら努力することを放棄すれば、当然ながら前に進むことはできません。
一方、プログラミングスクールを補助輪として、自らどんどん前に進むよう取り組んでいけば、圧倒的スピードで成長できることもまた事実です。そういう意味で、プログラミングスクールは初心者にとって必要だと思っています。
とはいえ前述通り、世の中には「質の良くないスクール」もあります。グラグラの補助輪で進んでも転んでしまいますから、あなたが前に進むことをちゃんと支えてくれる、本当に質の高いスクールを選ぶことが大事です。
プログラミングスクールで技術を学び、近い将来フリーランスエンジニアになれば、20代で年収1,000万円という待遇も十分目指せますし、リモートワークや週3勤務といったライフスタイルも実現できます。
みんなが満員電車で通勤する中、ゆっくりと目を覚まし、お気に入りのカフェでPCを開いて仕事をする。上司や人間関係のストレスもない。そんな生活だって、プログラミングスキルがあれば実現できます。
参考までに、「おすすめプログラミングスクール4社徹底比較」の記事で、本当に自信を持っておすすめできるプログラミングスクールを厳選しました。全て実際に体験し、よかったスクールです。
理想の未来を手に入れたいなら、まずは行動を起こしましょう。
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