- IT業界に転職することを検討しているんだけど、年齢的にもう遅いかな…。何歳まで転職できるのかな?IT転職における年齢の限界について知りたい
本記事では上記の悩みに対して答えていきます。
結論から言うと、何歳まで転職できる、何歳だから転職できないということ自体がそもそもありません。
その人のこれまでの経験や、履歴書に乗らない素養の面でも転職可否は変わるので、まずはあれこれ悩まずチャレンジしましょうというのが結論です。
とはいえ、年齢によって難易度が変わることは事実です。本来であればすぐにでも行動した方が、転職できるかどうかはわかるものですが、事前にある程度相場観を知っておくことも必要だと思いますので、今回はIT転職と年齢の関係について解説していきます。
これを書いている僕は現在転職支援の仕事をしながら、Web周りの仕事を複業で複数やっています。転職は専門分野なので、転職のことを知らない人が書いている他の多くのネット記事と比較し、実態に基づいた解説ができると思います。
目次
【朗報】転職は1社ごとに採用要件が異なるので「絶対基準」はそもそも存在しない
朗報です。そもそも転職って、言ってみれば「恋愛」のようなものです。万人に共通する絶対的な基準なんて存在せず、お互いがそれぞれ良しと思えば、転職は成立するものです。
そういうものなのに、「30歳以上は転職なんて絶対できない」とか「35歳転職限界説」とか、そもそも大枠で括って判断してしまうこと自体が間違いです。
もちろん未経験転職ほど、年齢が上がれば上がるほど難易度が上がります。30代未経験からIT業界への転職はハードルが高いことは事実ですし、それは受け入れないといけません。その点、IT業界経験者であれば、30代、40代で転職する人はたくさんいます。ですからそういった意味で、未経験の30代以上の方は難易度は高いです。
でも結局は、お互いが良しとすればOKなんです。たとえ5社から断られたとしても、次の1社で一番良い企業に内定が決まるのが、転職の世界でよくあることです。これからIT転職にチャレンジしようと思っている方は、このことを絶対に忘れないようにしましょう。
IT転職は平均年齢が若いことが最大のネック
唯一、他の業界と比較して、IT転職において最大のネックとなるのは、IT企業自体、平均年齢が若い会社が多いことですね。
特にITベンチャーは平均年齢が20代後半、30代前後くらいの会社も多いです。そういった会社に30代未経験で転職するとなると、なかなか風土に馴染めず厳しいところもあります。
とはいえ、全部のIT企業が全部若いわけではありません。ここも画一的に考えがちですが、一社一社、平均年齢は違います。当然ながら、平均年齢が40代の会社だって存在します。
世の中には星の数ほど会社があります。ですから、あなたにあった会社は必ず存在しますよ。
IT転職したいなら、年齢に関わらずチャレンジすべき
年齢を「できない言い訳」にすることは簡単です。でも、何歳になったって人間可能性があることは「希望」そのものです。
最近は、50代、60代からプログラミングを始める人も増えてきています。そういう意味で、本当に年齢なんて関係ないんですよ。
転職において、年齢によって難易度が上がることは仕方ないです。でも、本当にIT転職したいなら、その事実を受け入れた上で、まずは行動してみることを僕はおすすめします。
やらない後悔より、やる後悔です。転職活動なんて万が一失敗してもお金はかかりませんし、リスクがあるものではありません。やってみて本当に難しいなら、そこで次の方法を考えればOKです。
でも、行動して一社引っかかれば、リターンは絶大です。リスクリターンのバランスが僕たち転職希望者に有利になっているので、検討していて行動できずに終わるくらいなら、行動を起こした方が絶対にお得です。
大事なことなのでもう一度言います。転職は「恋愛」のようなものです。結局は相思相愛になれればいいので、30代だから転職できないとか、そういう括りは無意味です。
IT転職で人生を本気で変えたいなら、行動することを怖がってはいけません。
IT転職を実現する方法
- IT業界の経験者、未経験者⇨転職エージェントを利用する
- エンジニア志望の未経験者⇨転職支援付きのプログラミングスクールを利用する
一番転職成功の確率が高い方法としては上記の通りです。
IT業界経験者、未経験者ともにやるべきこと
まず、経験者、未経験者ともに、転職エージェントは活用する必要があります。
経験者の場合、転職エージェントを使うことで、スキルの棚卸しができます。希望する待遇を実現するには具体的にどういったスキルや経験が足りないか教えてくれるので、それを元に、現職で足りない経験を積むこともできます。
自分に足りないスキルって、今の会社で仕事をしているだけだと、なかなか気づけないものです。転職エージェントって、ただ転職をするだけでなく、自分のスキルの可視化、自分の市場価値のチェックで活用することがおすすめです。
僕も転職を検討していない頃から、常時転職エージェントとは連絡を取りながら、自分の市場価値をチェックしていました。その結果、時価総額世界トップ10に入るIT企業の内定ももらうこともできました。無料ですし、結局使ったもの勝ちです。
一方未経験者の場合、転職エージェントを使うことで、自分の転職可能性をはっきりと知ることができます。転職エージェントに登録するとこれまでの経歴を聞かれますが、その情報を元に、具体的に目指せそうな求人を実際に紹介してくれます。
今回の年齢の不安についても、転職エージェントに相談すれば、より具体的にイメージすることができますよ。すぐに転職をせずとも、転職エージェントを利用しておくとメリットが大きいです。
エンジニア志望の未経験者がやるべきこと
結論、転職支援付きプログラミングスクールを活用しましょう。
エンジニア志望の場合、普通に未経験から応募するとハードルは高めです。ですが、転職支援付きスクールの場合、スクールによっては入社決定率95%以上のスクールもあります。しかも、ほぼ全員が未経験から転職に成功しています。
プログラミングスクールについては当サイトでいろいろ取り上げているので読んでみて欲しいですが、参考までに、現時点でおすすめの転職支援付きスクールは以下です。
- TechAcademyPro:20歳以上32歳以下、転職意思がある方限定。オンライン型
- テックキャンプ:30歳以上も受講でき、転職保証もあり。転職意思がある方限定。オンラインまたは通学
20代であればTechAcademyProで間違いないです。
TechAcademyProの特筆点は、転職保証付(転職できなければ全額返金)があることです。なので、金銭的なリスクがないことも安心ポイントです。当然、後から請求されることもないのでご安心を。
参考までに、僕は過去に月13万円前後、自腹で払ってプログラミングスクールを受けたことがあります。当時はあまり転職支援付きスクール自体が存在していなかったんですよね。プログラミングを無料で勉強できて、無料でエンジニア転職までできるんですから、本当に良い時代です。
ただ、TechAcademyProは33歳以上だと受けられないので、その場合はテックキャンプを活用しましょう。
テックキャンプは30代の受講者が全体の約30%と、プログラミングスクールの中でも最も30代が多いです。40代も5%ほどいるので、30代や40代からでもIT転職が目指せる数少ないスクールです。
テックキャンプは本受講を決めていなくても、無料でキャリア相談できます。30代以上でITエンジニア転職を検討したい場合、相談するだけでもメリットは大きいと思います。
上記2社の詳しい詳細はおすすめのプログラミングスクール5社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】 でまとめているので、興味があれば参考にしてみてください。
まとめ
転職における年齢のことって、誰しも悩むポイントです。僕だって初めて転職したときは20代後半でしたが、それでもかなり悩みました。 ですから、30代以上の方は、もっと悩んでいると思います。
ですが述べてきた通り、年齢なんて気にしすぎていたら何もできません。
転職活動はお金はかからないですし、現職にバレない仕組みもできています。ですから、行動すること自体にリスクはありません。
行動すれば良い未来がつかめる可能性があるのに、行動せずに地蔵になることの方が、個人的には大きなリスクだと思います。
自分一人で考えていても、不安は募るばかりですよ。まずはプロに相談してみることがおすすめです。
- TechAcademyPro:20歳以上32歳以下、転職意思がある方限定。オンライン型
- テックキャンプ:30歳以上も受講でき、転職保証もあり。転職意思がある方限定。オンラインまたは通学