- プログラミングを始めようと思っているんだけど、どこから手をつければいいんだろう・・
- 頑張りたいけど、プログラミングの始め方がわからないから先に進めていない・・
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
プログラミングを始めて勉強しようと思うときって、これらの疑問を誰もが抱えているものです。実は僕も、プログラミングを始めようとしたときは、あなたと同じように上記の疑問を抱えていました。
簡単に僕のことをご紹介すると、僕はもともと新卒で某大手企業に入り、国際関係の仕事をしていました。当然、プログラミングの知識なんて全くなく、むしろパソコンすら疎いような完全ど素人でした。
でもそんな僕でも、仕事を辞めずに続けながらプログラミングを勉強して習得したことで、いまでは培ったスキルを使って個人で稼ぐレベルまで来ることができました。
そこで本記事では、これからプログラミングを勉強しようと思っている初心者の向けに、プログラミング学習の始め方の完全ガイドをご紹介します。
本記事を読むことで、これから仕事レベルのプログラミングを得るまでに何をどうやって行っていけば良いか、その全体像がわかるようになります。
当ブログでは数多くのプログラミング系記事を書いてきましたが、本記事では、適宜それらの記事へのリンクを貼っていきます。
本記事を読むだけでもプログラミングの始め方はわかりますが、リンク先の記事も一通り読むことで、プログラミング学習の全体像についてよりリアルにイメージが湧くと思いますので、そちらも併せてチェックしてみると理解が深まるかと思います。
誰でもできる『プログラミング学習』の始め方

プログラミングの始め方を早速紹介していきます。やるべきことは以下の5つのステップです。
- ステップ①:目標を「プログラミングで月3万円稼げる状態」に設定しよう
- ステップ②:PCを準備しよう
- ステップ③:どの言語を勉強するか決めよう
- ステップ④:Progateで基礎をサクッと学ぼう
- ステップ⑤:プログラミングスクールを徹底的に活用しよう
それぞれ詳細をご紹介していきますね。
ステップ①:目標を「プログラミングで月3万円稼げる状態」に設定しよう

プログラミングを学ぶ目的って、以下のように人によって様々だと思います。
- 自分でサービスを作ってみたい
- 収入を上げたい
- PC1台で場所に捉われず仕事がしたい
いろんな目的があるかと思いますが、今回は「プログラミングで月3万円稼げる状態」を第一目標に設定しましょう。
なぜかというと、プログラミングで稼げる経験ができれば、そこから先はどんなことだってチャレンジしていけるからです。
プログラミングで月3万円稼げれば、自分でサービスを作れる土台は付いているでしょうし、収入もスキルも案件をこなしていけば自然と上がっていきます。月3万円稼げれば月5万円、月10万円は意外とすぐなので、そうなれば海外の物価の安い国であればそれだけで生活することもできます。
だからこそ、まずは月3万円、稼ぐことを目標にすることをおすすめします。月3万円くらいなら、本当に誰でもやれば到達できますから。
実際に月3万円稼げる案件ってどんなもの?
とはいえ、初めてだとどんな案件で月3万円稼げるかイメージがわかないと思うので、実際の案件をご紹介しますね。

引用:クラウドワークス
例えば上記は簡単なワードプレスサイトの作成案件です。この案件が1件で5万円〜10万円なので、1件こなせば月3万円は余裕でクリアです。
ワードプレスのサイト作成はプログラミング案件の中でも比較的簡単な部類でして、誰でもやればできるようになります。ですので、まずはこれくらいの案件がこなせるようになることを目標とすると良いですね!
将来的には月40万円〜80万円も可能
スキルアップしていけば、月40〜80万円といった案件を請けることも可能です。以下はまさに月40〜80万円の案件ですね。

引用:CODEAL(コデアル)
サーバーサイド開発で月44.8万円〜月80万円です。週4〜5日稼働ですが、出社義務はなく完全リモートワークが可能な案件です。収入が高い上に、場所の自由も得られるなんて最高ですね。
これは一つの事例でして、もちろん、月80万円以上も将来的に狙っていけます。
例えば最近だと、Web系では100万円以上の案件もあるので、月1件こなすことができれば年収1,200万円です。
この段階に行くまでは下積みも必要ですが、それでも普通の営業職などと比較すれば簡単です。
実際、20代で年収1,000万円を超えているフリーランスエンジニアは割とたくさんいます。普通に働いていたら40代になっても年収1,000万円を超える人は少ないので、いかにプログラミングスキルに高い価値がついているかはイメージできるかなと思います。
ということで、まずは月3万円から。そこからを目指して始めましょう!
ステップ②:PCを準備しよう

プログラミングを始める場合、PCが必要です。
プログラミングスクールを利用すれば貸し出しもしてくれますが、貸し出し費用は意外と高く(1ヶ月1万円とか)、どうせ今後も使うので、ない方は今のうちに買っておきましょう。
PCはMacbookでもWindowsでも良いですが、一般的に推奨されているのはMacbookです。個人的にもMacbookがおすすめですね。
Macbookの中で種類やサイズは好きなもので良いですが、僕はMacBook Pro 13インチを使っています。予算と相談して用意できそうなものを選びましょう。
ステップ③:どの言語を勉強するか決めよう

プログラミングには色々な言語があります。
- Ruby、Java、PHP、Swift、Python、C++、C#、SQL・・・
などなど、たくさんの言語があるので、初心者だとどれを選べば良いかわからないですよね。僕も最初は全くわかりませんでした。笑
結論としては、
- 作りたいものや特定の目的がある=それに合った言語を選ぶ
- 作りたいものや特定の目的がない=おすすめの3言語から選ぶ
この選び方がおすすめです。それぞれ簡単に理由と詳細を解説しますね。
1. 作りたいものや特定の目的がある=それに合った言語を選ぶ
特定の作りたいものや目的があるなら、それに合った言語を選ぶことがおすすめです。敢えて遠回りする必要はないですからね。
具体的には、以下のようなイメージで選べばOKです。
- Webサービスを作りたい→PHP、Ruby
- スマホアプリを作りたい→Java(Androidアプリ)、Swift(iOSアプリ)
- 機械学習を学びたい→Python
プログラミング言語にはそれぞれ特徴がありまして、上記の通りです。Webサービスを作りたいならPHPやRubyがおすすめで、アプリを作りたいならJavaやSwiftでOKです。
作りたいものをイメージしてみて、具体的な希望があるなら、それにあった言語を選びましょう。
2. 作りたいものや特定の目的がない=おすすめの3言語から選ぶ
一方、 特定の作りたいものや目的がないなら、以下の3つの言語から選んでおくのがおすすめです。
- Ruby
- Java
- PHP
この3つがおすすめです。おすすめの理由はシンプルで、「需要がある+稼ぎやすいから」です。
これからプログラミングを学ぼうと思っている人のほとんどは、何かしらの仕事に繋げたいと考えているかと思います。
エンジニアとして就職する、フリーランスになって個人で食べていく、副業で収入を得るなど、どんな道を選んだとしても、お金を稼ぐことはど真ん中にあるはずです。
お金を稼ぐという観点でいうと、「需要がある+稼ぎやすい」というのはまさに必須条件なんですね。だって、需要がない言語は世の中に求められていないので仕事数も少ないですし、結果稼ぎにくくなりますからね。
だからこそ、特定の作りたいものや目的が決まっていないなら、需要があって稼ぎやすいRuby、Java、PHPのどれかから学んでおくことがおすすめです。
なお、個人的にはRubyがおすすめです。なぜなら初心者向けで学びやすい言語だからです。
僕も最初に学んだのはRubyでして、1ヶ月でTwitterクローンが作れるようになったり、簡単なサービス開発までできるようになりました。
Rubyはクックパッドや食べログ、Airbnbなどで使われているメジャー言語でして、将来性も高いのでおすすめです。プログラミングスクールもRubyを扱っているところが多いです。
>>プログラミングのおすすめ言語→この3つから選べばOKです【理由とセットで解説】
ステップ④:Progateで基礎をサクッと学ぼう

個人的にはこのステップは飛ばしても良いと思っていますが、段階を踏んでいきたい方で学習時間がたっぷり取れる方は、Progateを使ってプログラミングの基礎を学ぶと良いです。
Progateはインターネット上で利用できるプログラミング学習サービスです。無料だと基本的な内容の17レッスンを学べ、お金を払って有料版にすると66レッスンを学べる仕組みになっています。
このうち無料のものを使えば基本的な内容が学べるので、時間が取れる方はまずは試してみる方法もアリですね。
ステップ⑤:プログラミングスクールを活用しよう

ここから本格的な学習です。短期集中のプログラミングスクールを使いましょう。
プログラミングスクールのメリットは、なんといってもプロのサポートがあることですね。
プログラミングは独学でも習得できないことはないですが、それでも相応に時間と労力はかかります。プログラミングスクールを使うとお金で時間を買えるので、個人的にはスクールの利用をおすすめしています。
以前だと30〜40万円くらい費用がかかりましたが、最近だと1ヶ月10〜15万円程度で受けられるスクールも多くなりました。就職サポートまで利用するなら無料で使えるスクールもあるので、どのスクールを選ぶかレビューをみて決めてみましょう。
僕はテックアカデミーでスキルを習得しましたが、ほかにも複数のスクールを学習で使ったことがあります。
中でもテックアカデミーは初心者には特におすすめでして、1週間の無料体験もあるので、一度使ってみると良いと思います。以下リンクからオンラインでお試し可能です。
なお、テックアカデミー含むおすすめのプログラミングスクールは、おすすめのプログラミングスクール4社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】の記事でまとめているので、チェックしてみると良いスクールがわかるかと思います。
>>おすすめのプログラミングスクール4社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】
僕が初心者だった時に疑問だったことに対するQ&A

ここからはQ&A方式で、僕が初心者だったときに持っていた疑問について回答していきます。具体的に疑問に思っていたことは以下です。
- プログラミングやIT業界の将来性って実際どうなの?
- プログラミングを身につけると食べていくには当分困らないのかな?
- 年齢的にもう遅いんじゃない?
- プログラミングって難しそうだし、自分には無理そう
- プログラミングを全部独学で勉強するのはアリ?
- スクールを使うと本当に就職ってできるの?
プログラミングやIT業界の将来性って実際どうなの?
将来有望だと確信しています。
というのも、現時点で世界のトップ層にいる企業がIT企業であり、かつ市場も伸びていくことがデータとして出ているからです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。世界と日本のITに関する各種データを取り上げ、IT業界やプログラミングの将来性についてわかりやすく解説しました。
>>IT業界の将来性やこれから伸びる分野、必要スキルとは【未来は明るい】
プログラミングを身につけると食べていくには当分困らないのかな?
少なくともこの先10年はかなり良い待遇が得られると思います。
僕はいま転職支援の仕事もしているのですが、世の中にはプログラミング人材が圧倒的に不足していることを日々感じています。
IT企業の経営者と話していても、真っ先に話題に上がるのは「人」の問題です。「優秀なエンジニアが足りていない」「そもそも人手すら足りていない」こういう悩みを本当に毎日のように耳にしています。
だからこそ、プログラミングがわかる人材は貴重になっていますし、この状況は当分変わらないんじゃないかなと思います。
少なくともIT業界は成長市場ですし、他の職種(スキルが不要なオフィスワーカー、ドライバー、工場スタッフ、倉庫スタッフ)などと比較すると、エンジニアなら比較にならないほど高い待遇を目指していけます。前述通り、IT業界は20代で年収1,000万円もゴロゴロいる世界です。
>>【結論】プログラミングを学ぶと本当に仕事に困らないのか?【仕事の獲得方法も紹介】
年齢的にもう遅いんじゃない?
プログラミングを学ぶこと自体に年齢は関係ないです。
実際、50歳を超えてプログラミングを学び始める人もいますし、プログラミングスキルを使って起業している60歳以上の人もいます。ですので、30代や40代くらいならまだまだ可能性はたくさん残されています。
とはいえ、エンジニア就職となると、年齢は少なからず影響していきます。この点については、プログラミングを学ぶのに年齢は本当に関係ない?←半分正解で半分誤りです【実態を解説】の記事で解説しているのでこちらをどうぞ。
プログラミングって難しそうだし、自分には無理そう
はい、僕もこれはかなり強く思っていました。パソコンにすら疎い自分がプログラミングなんて高度なスキルが果たしてできるのかと。
でも、実際勉強した身としてわかったことは、プログラミングは思っているより全然難しくないということでした。
プログラミングって学習初期段階こそ難しいですが、慣れてくればむしろ簡単です。なれるまでの期間が一番大変なので、そこはプログラミングスクールを活用してプロのサポートをもらいながら乗り切ればOKです。
キーボードすらまともに打てない友人でも習得できたので、本当に誰でもやればできると、いまの僕はそう思うようになりました。
プログラミングを全部独学で勉強するのはアリ?
結論、「無し」としています。なぜなら時間と労力が圧倒的にかかる上に、完走できる人があまりに少ないからです。
かけられる時間と労力が大量にあって、しかも挫折しない自信があるなら、独学でも良いと思います。でも、おそらくほとんどの人はそうじゃないかなと。
ちなみに僕も、初めは独学で勉強していた期間がありましたが、まあ挫折しましたよ。働きながら勉強していたこともあり、途中であまりにきつくなって辞めてしまいました。
僕の場合、そこからスクールを使って再起しましたが、逆に独学で身につけた人は本当にすごいなぁと思っています。
なお、僕が挫折した経緯や、そこから考えるプログラミング独学の見解については【無理】プログラミングを独学で学び挫折。でもそこから大逆転した方法 の記事で書いているので、独学と悩んでいる方は参考としてどうぞ。
スクールを使うと本当に就職ってできるの?
できます。なぜなら、多くの人が未経験からスクール経由で就職しているからです。
この点については【人事担当者に聞いてみた】プログラミングスクールを使うと就職・転職できるのか?【厳選スクール付き】の記事を読んでみてください。採用する側の企業担当者に聞いてみました。
まとめ

初心者向けにプログラミング学習の始め方ということで、具体的なステップ形式でやるべきことを書いてきました。
ステップ④のProgateを飛ばして最初からスクールを活用すれば、最短1ヶ月でもスキル習得ができますよ。
最後に、これからの時代、個人で稼ぐスキルは必須です。日本は人口減少や少子高齢化、年金不安など、問題が山積みです。会社の寿命も短くなってきているので、いまいる会社に定年まで勤め上げる人もかなり少なくなるでしょう。
仮に40歳で会社を放り出されても、あなたは自分の力で家族を養っていけますか?
もしこの問いにYesと答えられないなら、個人で稼ぐスキルを身につけましょう。その最強のスキルこそが、プログラミングスキルです。
プログラミングは、やれば誰でもできるようになります。だからこそ、まずは第一歩を踏み出すことが必要です。