【勉強法】ネイティブレベルの英語力になるには?最短かつ効率的に習得する方法

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Cydcor Conference attendees | Check out some of the bright a… | Flickr

 

今回はネイティブレベルの英語を”最短かつ効率的”に習得する英語の勉強法をお話しする。

 

この記事で紹介する英語力は、英語をただ読んだり書いたりする能力ではない。実際に外国人とコミュニケーションを取り、友達になったり、仕事をしたり、海外で生活できる”ネイティブレベルの実践的な英語力”を指す。

 

僕はもともと英語が全く話せなかったが、今では外国人を相手に英語でプレゼン・商談までできるようになった。そのようなレベルの英語力を身につけるまでに至った英語勉強法をまとめたのが本記事である。

 

いまの英語力に自信がなくても大丈夫だ。本記事の内容に沿っていけば、ネイティブ相手に使える英語力は身につく。

 

それでは、英語をネイティブレベルにする勉強法を、具体的ステップに分けて説明していく。

 

英語力に自信がない方へ

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あわせて読みたい

※ネイティブレベルの英語力を習得するまでの期間は「【実際どう?】英語習得までの期間ってどれくらい?ネイティブレベルの僕が答えます」の記事で詳しく紹介している。こちらの記事を先に読むことで、この記事の理解もより深まるはずだ。

 

ネイティブレベルの英語を最短かつ効率的に習得する英語の勉強法 5ステップ

早速、ネイティブレベルの英語を習得する勉強法を紹介していく。結論、5つのステップだ。

 

 ステップ1:英語の発音を覚える

英語学習においてまず最初にやるべきこと、それは”英語の発音”を覚えることだ。

 

英語の発音と日本語の発音は完全に異なるものであり、英語の発音を覚えない限りはいくら時間をかけても英語力は伸びないし、たとえ伸びたとしてもどこかで伸び悩む。

 

日本の英語学習が実践的でない一つの理由が、この発音の勉強がおろそかにされている点である。あなたは学校で一つ一つの発音記号を勉強したことがあるだろうか?おそらくほとんどの場合勉強をしたことがないだろう。

 

日本人の英語が英語らしくない点も、元を辿るとこの英語の正しい発音が全く身についていない点が根元として存在する。

 

ネイティブの英語発音を覚える勉強法

ではどうすれば正しい英語の発音を理解することができるか?それは日本人向けに作られた発音の教材を使って一から学ぶことに尽きる。英語の発音を学ぶ上でベストな教材は英語耳という本だ。

 

このブログで何度も取り上げている名著である英語耳は、英語の発音を初めて学ぶ人、ある程度の英語力が身についている人の双方におすすめできる究極の英語発音本である。

 

自分が発音できない音は決して聞き取ることはできないという極めて正論な主張のもと、一つ一つの発音を体系的に取り上げており、最終的に英語の発音と日本語の発音の違いを明確に理解し、自分でその音を出せるようになり、そしてネイティブの音が聞き取れるようになる構成である。

 

あるいは、短期集中で発音を徹底的に学びたい方は、発音に特化した短期集中型の「英語コーチングスクール」を利用することもおすすめだ

 

最近は2ヶ月など短期集中で発音を学び、ネイティブレベルのキレイな発音を目指す、パーソナルコーチング型の英会話スクールが存在する。

 

代表的な発音特化の英語コーチングスクールは「ハツオン」だ。ハツオンは、累計10,000人以上の英語学習をサポートしてきた大人気英会話スクール「ミライズ英会話>」を運営するMeRISE株式会社が提供している。

 

ハツオンでは、2ヶ月の短期集中型プログラムを通じて、ネイティブレベルの発音を目指して学習する。安心の日本人コーチによるサポートと、オーダーメイドカリキュラムを使い、完全オンラインで好きな場所から学べる。

 

発音に特化した効率的な勉強方法を通じて、初心者でも2ヶ月には、簡単な英語を話せる状態を目指せるだろう。

 

お金に余裕がない方は英語耳のような本で独学が選択肢となるが、お金を投資して時間を買いたい方は、ハツオンのような発音特化の英語コーチングを利用すると近道できる。

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効率的な発音勉強のコツ

まずは発音記号を理解しよう。「この記号はどういう音なのか」「口や舌をどう動かすことでその音を発音することができるのか」それを理解することに努めよう。

 

独学で学ぶなら、学習教材は前述した英語耳が良い。例えば「l」と「r」の発音の仕方の違いは、前者は発音の際に舌を前歯付け根の裏につけて発音し、後者は舌をつけずに奥に引っ込めた状態で発音する。そういう基本をまず学ぼう。

 

音を理解したら今度は実際に自分の口からその音をたくさん発しよう。自分でその音を出せるようになって初めて、その音を聞き取ることができるようになる。発音の勉強はスピーキング、リスニングの能力をともに向上させるのだ。

 

新しい英単語を目にしたら、ただ綴りと意味を確認するだけでなく必ずその発音を聞こう。発音記号を見ながら聞くことで、記憶力は通常より定着する上に、日本人がありがちな”読めるけど聞き取れない現象”を回避することができる。

 

ステップ2:英単語と英文法を一気に覚える

実践で使える英語を習得するためには、ある程度の英単語と、ある程度の英文法を覚えることが必要だ。

 

なぜ覚えることが必要か?それは英単語を覚えることで、たとえカタコトだとしても自分が伝えようとしていることが何なのか、相手は何となくイメージできるようになるからだ。

 

例えば日本にいる外国人をイメージしてほしいが、外国人が道で「デンシャ」と片言で話しかけてきたら、近くの駅を探しているのだと何となく想像できるだろう。それと同じことだ。英単語を覚えるだけでも外国人に「自分が何を伝えたいか」をぼんやりとイメージさせることができる。

 

これは一つの例だが、対面をしていればカタコトの英単語だけでもなんとかなる場面は想像以上に多いものだ。特に初心者の人は英語、そして外国人に対する恐怖心が強い場合が多いので、例えカタコトだとしても場数を踏むことが重要だ。それに加えて基本的な英文法を覚えることで、それはようやく”カタコトの英単語”からネイティブがより理解しやすい”自然な英文”になるのだ。

 

英単語と英文法を覚える勉強法

難しい英単語や英文法を無理に覚える必要性はない。それより中学レベルの簡単な単語や文法を覚えた方が使いやすいし実用的だ。

 

どの教材を使えば良いか迷う場合は、英単語を覚えるならDUO 3.0、文法であれば一億人の英文法が良い。この2冊は重要な英単語や英文法がわかりやすくまとめられているので、両者を使って学習することで最短かつ効果的に英単語と英文法を習得できる。

 

上記2冊に加え、会話もメールも 英語は3語で伝わりますを使うとより効率的に「使える英語」を学ぶことができる。この本は”SVO型”の3語のフレーズだけで英語は伝わるという主張のもと、SVO型の表現をわかりやすく教えてくれる良書だ。

 

SVO型のフレーズはシンプルで、一度型を覚えてしまえば応用が利きやすい。日本人の英語は本来簡単に表現できるフレーズにもかかわらず複雑になっているケースがしばしばあり、SVO型のシンプルなフレーズを学ぶことで、ネイティブにもより伝わりやすくなる効果がある。

 

効率的な英単語の覚え方のコツ

DUO 3.0などのCD付きの本を使って学習しよう。英単語はただ漠然と目で読むだけでなく、”耳から聴く”と”口から発する”を繰り返すことで定着率は飛躍的に高まる。

 

1つのセクションを繰り返そう。1つのセクションに単語が10個あり、それを一通り終えたらまたそのセクションの初めに戻ろう。一気に多くの単語を覚えようとすると、結局ほとんど覚えられないことになる。効率的かつ効果的に英単語を覚えるなら、セクションごとに区切っていくのが良い。

 

電車内など通勤の時間を利用するなら、新しい単語を覚えるより、前回までに覚えた単語の復習時間に充てるのが効果的な時間の使い方だ。

 

電車内で英語を発することはできないが、過去に覚えた英単語を思い出す復習はできる。前回までに覚えた単語を、何も本を見ない状態でできる限り頭に思い浮かべてみよう。

 

ここで思い出せた単語は記憶に完全に定着、もしくは定着しかけている。逆に思い出せなかった単語は定着しかけてすらいないので、そこで初めて本を開いて確認しよう。これを日常的に繰り返すことで、自分でも驚くほど英単語が記憶に定着していることに気づく。

 

ステップ3:よく使う会話フレーズを丸暗記する

ステップ2である程度基本が固まったら、次は会話で使うフレーズをどんどん暗記していくことだ。

 

会話で使うフレーズをそのまま覚えることで、実践で使える英語がそのまま身につく。つまり、ここで言い回しをたくさん覚えておけばおくほど会話の引き出しは多くなり、流暢で自然な会話ができるようになるのだ。

 

会話フレーズを習得するコツ

  • 単語の本と同様、CD付きの本を学習教材として選ぼう。実践的な英語力は”聴く”と”話す”がセットで身につく。CDがついていない本は実践的な英語を身につける本として相応しくない。
  • おすすめはネイティブ英会話フレーズ集3240だ。この本の特筆すべき点は、ネイティブが実際に使う英語を厳選してまとめてある点にある。使われない英語フレーズの学習を排除し、無駄なく効率的に使えるフレーズのみを習得したい英語学習者にとっては重宝する一冊である。

ステップ4:ひたすらアウトプットを繰り返す

ステップ3まである程度できた段階で、ステップ4のアウトプットを並行して取り入れよう。

 

ここまでにインプットしたフレーズ、単語、文法を実践的につかいこなすためには大量のアウトプットが欠かせない。日本人の英語学習においてはこのアウトプットの量が圧倒的に足りていない。

 

逆を言えば、インプットだけでなく、アウトプットの機会を多く持つことで、ネイティブの英語に近づくことができる。

 

ネイティブレベル、英語

 

ではどのような方法でアウトプットをしていけば良いのか?ここではアウトプットを”大量かつ効果的”に行う方法をいくつか紹介する。

 

留学する

あなたが学生だったり、学生ではないが時間的・経済的余裕があるなら、海外に留学するのが英語を習得する最も最短のルートだ。

 

言わずもがな、実際に現地に足を踏み入れその中で日々生活をすることで、実践的な英語力は身につきやすい。その根本的な理由は、現地で生活をすることにより日常的に大量のアウトプットの機会が与えられるからだ。

 

おすすめの留学先:カナダ

カナダは留学先として長年に渡り人気の場所だ。街がきれいで、自然が美しく、そして暮らす人々がとても暖かい。世界で最も住みたい国ランキングでも常に上位に入る魅力の詰まった国だ

 

留学先にはバンクーバー、トロント、カルガリーなど素晴らしい候補先が複数あるが、個人的なおすすめはカルガリーだ。カルガリーは過去に世界で最も住みやすい都市ランキング1位にも輝いた地であり、街の規模も都会さと田舎さを兼ね備えてとても居心地が良く住みやすい街だ。

 

週末にはカナディアンロッキーの小旅行にも出かけられる立地にあり、スキーやスノボーなどウィンタースポーツが好きな人にはたまらない留学先である。

 

おすすめの留学先:フィリピン

留学費用を安く抑えたいならフィリピンだ。フィリピンでは格安の留学プログラムがいくつも存在しており、20〜30万円程度でも数ヶ月の語学留学をすることができる。フィリピンは美しい海があり、南国好きであれば最高の留学生活を過ごせるだろう。

 

例えばフィリピン政府が認定している語学学校NILS では、1週間コースから24週間コースとその人の都合に合わせたプログラムをいくつも用意している。授業も月曜〜金曜、1日4時間〜10時間のマンツーマン授業と、アウトプットを大量にこなす環境が整っているので大きな成長が見込める。

 

いずれにしてもフィリピン留学のエージェントはたくさんあるので、いろいろと調べてみて自分の理想と合うプログラムを探すのが良い。

 

おすすめの留学先:南アフリカ(ケープタウン)

南アフリカ(ケープタウン):せっかく海外に留学に行くなら人とは違った経験をしたい。そう感じる人へのおすすめ留学先は南アフリカのケープタウンだ。

 

日本ではメジャーでないが、南アフリカは観光先としても留学先として世界的に人気の地である。南アフリカは英語が公用語であり、ケープタウンにはヨーロッパからの学生、中国・韓国などアジアからの留学生が実は非常に多い。

 

使われている英語はイギリス英語がメインだが、白人、黒人、アジア系と様々な人種がそれぞれ特徴を持った英語を話すため、世界のどこに行っても通用する総合的な英語力が身につく。観光資源やアクティビティも多様であり、留学期間中の楽しみは尽きることはない。個人的に一番おすすめの留学先だ。

 

オンライン英会話を使う

留学は大量のアウトプットの機会が与えられる点が魅力と話したが、逆を言えばたとえ日本にいたとしても、大量のアウトプットの機会を意識的に設けることで英語力は確実に向上する。それを実現する一つの方法が“オンライン英会話”である。

 

時間的・経済的理由で留学をすることができない場合、場所の縛りや経済的負担の少ないオンライン英会話は重宝するサービスだ。特に日常的に忙しい社会人や遠方に住んでいる人にとって使い勝手が良い。オンライン英会話を使うメリットは次の通りである。

 

オンライン英会話を使うメリット
  1. 料金が通常の英会話スクールと比べて安い
  2. マンツーマン指導が受けられる
  3. 1回あたりの受講が25分など短く、隙間時間を有効活用できる
  4. 場所にとらわれずどこでも学習ができる
  5. 受講時間がぎりぎりまで融通が利く

 

費用を安く抑え、かつ効率的に英語のアウトプットをしたいならオンライン英会話が最も費用対効果も時間対効果も高い方法だ。費用対効果の小さい駅前英会話スクールには間違っても通うべきではない。

 

多くのオンライン英会話の会社が、安いオンライン英会話プログラムを用意しているが、個人的にはDMM英会話QQ Englishが一番おすすめだ。どちらも講師の質が高く、英会話初級者、中級者、上級者いずれにもおすすめできる。

 

たくさん数をこなしたい英会話初級者や中級者におすすめなのはオンライン英会話ネイティブキャンプだ。ネイティブキャンプは月額6,480円で24時間何回でもレッスンが受け放題のプログラムであり、大量の英会話の実践をこなしたい人にとっておすすめだ。

 

瞬間英作文をする

ここでは一人でできるおすすめのアウトプット練習法を紹介する。それが“瞬間英作文”だ。

 

瞬間英作文とは、簡単に言うと日本語を英語に瞬時に直すトレーニングであり、”頭の中で英文を組み立てる能力”を極限まで高めることを目的とした勉強法である。

 

日常的にふと思いついたことを英文で組み立てる癖をつけよう。最初はなかなか浮かんでこないが、都度調べてそれを繰り返すことで、1,2ヶ月経った頃には英文を組み立てるスピードは劇的に向上している。

 

より効率的に瞬間英作文を行うなら、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング の本を使おう。この本には厳選された英作文と日本語の文章が網羅されており、無駄なく実践的な英語フレーズを学ぶことができる。

 

ステップ5:海外ドラマを通じボキャブラリーや質を磨いていく

自分の英語をよりネイティブに近づけるためには海外ドラマを積極的に有効活用しよう。海外ドラマは観ているだけでも楽しいし、独学でネイティブの自然な会話が学べる観点でおすすめの学習教材だ。英語学習においておすすめの海外ドラマが2つあるので紹介する。

 

英語学習におすすめな海外ドラマ

英語学習におすすめな海外ドラマもいくつか挙げておく

 

英語学習におすすめな海外ドラマ:フレンズ

フレンズは英語学習用の教材として広く用いられている作品で、英語学習者であれば知らない人はいないだろう。例のごとく僕もフレンズを使って英語学習をしていた。

 

このドラマの特徴はとにかく内容が面白く、若者が会話で使う自然な英語フレーズを学べる点にある。若いネイティブの友達を作りたかったら知っておきたいスラングもたくさん出てくるので覚えておきたい。1回の放送時間も25分程度と短く、取りかかりやすい点も魅力だ。まさに英語学習に必要な要素がすべてつまっている名作である。

 

英語学習におすすめな海外ドラマ:How I met your mother

個人的な一番のおすすめがHow I Met Your Motherだ。

 

How I Met Your Motherは英語学習用ドラマの”現代版フレンズ”という位置付けだ。フレンズは名作だが、一方でかなり古い作品であるのも事実。より現代に則した学習をするのであれば、このHow I Met Your Motherが良い。

 

How I Met Your Motherは2005年から2014年まで10年近くにわたり視聴者に愛されつづけた名作であり、とにかくストーリーが面白いのが特徴である。面白いだけでなく、自然な英語フレーズを幅広く学べる点で英語学習教材としても最適だ。こちらも1回の放送が20分程度であり、個人的にはこの1作品を徹底的に使って学習するのが費用対効果として最も高いと思う。

 

海外ドラマを活用した英語学習のコツ

  • 自分が面白いと思う作品を選ぼう。いくら教材として優れていても、それを観るのが億劫になるようでは英語ドラマの学習は続かない。
  • フレーズを丸暗記するまで繰り返し同じシーンを観よう。そして必ず声に出して真似をすることで記憶の定着率は高まる。
  • 通勤時間を英語ドラマで有効に使いたい場合は、前回観た回で話されていたフレーズを”瞬間英作文”の方法で復習するのが最も効率的な学習方法だ。観た内容やシーンをぼんやりと思い出し、その時に使われていたであろうフレーズを頭の中で英文にするのだ。思い出せれば、そのフレーズはいざネイティブを前にしたときでも咄嗟に口から出てくるようになるし、思い出せなかった点は動画を観て復習すれば良い。基本的に新しい回を観るときはフレーズを声に出して読める家に限定しよう。

ネイティブレベルの英語を身につける勉強法のコツ

最後に、本気で英語を身につける覚悟のある人のために、英語学習で”不可欠な要素”を2つ話して終わりとする。

 

英語学習のキーポイント1:復習をする

英語を習得する最も重要なコツは”復習すること”だ。

 

どの勉強にも通ずることだが、基本的に人は”物事を忘れていく生き物”である。エビングハウスの忘却曲線によると、人は覚えたことを20分後には42%忘れ、1日後には74%忘れ、1週間後には79%を忘れてしまうという。

 

せっかく貴重な時間を割いて覚えた単語やフレーズも、何もしなければ1週間後にはその内80%近くは忘れてしまうのだ。一生に一度の人生、こんなにもったいない時間の使い方はない。

 

一方、定期的に復習を設けることで忘却曲線は上記の通りにはならない。復習をすることで覚えた単語やフレーズを1週間後に80%忘れることはなくなり、着実かつ確実に勉強した内容が積み重なっていく。

 

つまり、自分が勉強に投資した貴重な時間を”意味あるモノ”にするためには復習をするしか道はないのだ。復習というのは一度やったことを繰り返すことなので最も億劫になるポイントだが、一方で”最も大切なコト”であると認識しよう。

 

効果的な復習のタイミング

効果的な復習のタイミングに関しては、カナダを代表する大学であるウォータールー大学の研究結果から考えよう。研究結果によると、一定のタイミングで復習を挟むことにより、忘却曲線の動きに逆らい記憶は定着するようになる。

 

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Curve of Forgetting | Counselling Services | University of Waterloo

 

縦軸が記憶の定着率、横線が日数である。そして黒線が忘却曲線であり、オレンジ線が復習を行った場合の記憶の忘却曲線となる。この図より、一定の期間に復習をすることで記憶が定着していることがわかるだろう。これを基に復習のタイミングを考えると次のようになる。

 

  1. 1日後  ⇨10分間復習
  2. 1週間後 ⇨5分間復習
  3. 1ヶ月後 ⇨2-4分間復習

 

英単語やフレーズを覚えたら、必ず上記3つのタイミングで復習を入れよう。このタイミングで復習することが、覚えたことが最も記憶に定着することがわかっているからだ。

 

見て気づくと思うが、回数を重ねるほど復習に要する時間は減っていく。これが最も効率的な復習のタイミングである。

 

英語学習のキーポイント2:短期集中で取り組む

そしてもう1つ、本気で英語を身に付けたいなら、学習には期限を設けて”短期集中的”に取り組むことだ。年数をかけて、1日少しずつでも英語に触れ続けると良いという意見もあるが、それは英語力が既に身についている人がその英語力を”維持する”ためにやることである。

 

英語力を”維持する”のではなく”向上させる”のが目的であれば、エスカレーターを2段3段飛びで駆け上がるように勉強のアクセルを踏み、日常を英語漬けにすることが大切だ。

 

朝起きたら英語、隙間時間も英語、夜も英語に触れることで、たとえ日本で暮らしていても、たとえ短期間であっても、必死に取り組めば英語力は確実に向上する。つまり、最後は”自分自身の本気次第”ということだ。

 

今回まとめた英語勉強方法が、あなたの英語学習の参考になれば幸いだ。

 

英語習得までの期間について

英語をネイティブレベルになるまでの期間・時間は「英語習得までの期間ってどれくらい?ネイティブレベルの僕が答えます」で解説している。こちらも合わせて読むことで、より理解が深まるはずだ。

 

 

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新卒で大手グローバル企業→20代で海外赴任→現在は本業で転職支援、副業で会社経営。『Travewriter』は、IT・Web・グローバルを中心としたスキル習得やキャリア・転職情報について、実際に経験した体験談をベースに発信している学習・キャリアの情報メディアです。