僕は現在20代だが、振り返ってみると、かれこれ世界30カ国100以上の地域を旅してきたことに気がついた。アジア、ヨーロッパ、米州、アフリカと、世界中をくまなく一通り旅してきて、その中には、ここでは語れないほどの数多くの出会いと感動があった。これからも僕は死ぬまで旅を続けるだろう。
さて、そこで今回は、僕の今までの旅歴の中から、5日間でいける至極の海外旅行先をピックアップする。
とにかく海外へ行ってその雰囲気を存分に味わいたいという人に向けた内容だ。短い期間でもどっぷりと海外の異空間に浸かれる観光先をアジアからヨーロッパまで選出した。
時間的余裕がなく4泊5日しか休暇が取れない+海外の非日常な雰囲気をたんまり味わいたいという欲張りな人にはぴったりな旅行先である。それでは挙げていく。
目次
インド洋の真珠「スリランカ」
Sunrise at Millabedda, Sri Lanka | this place is 10 min driv… | Flickr
Sri Lanka – Pinnawala 01 | Pedro da Silva G. | Flickr
Arugam Bay, Sri Lanka | playing with / loving on / and encou… | Flickr
スリランカは5日間の旅行で楽しむことができる最高の国と言える。スリランカをおすすめする理由は次の3つある。
- 国土が大きくない中に世界遺産が8つあり、短期間で主要場所を観光できる
- アーユルヴェーダ、紅茶、ビーチ、非日常な景観や文化と、旅のバラエティが溢れている
- 親日な国で日本人が旅をしやすい
5日間という少ない休みであれば予定を詰め込んで欲張りたいもの。スリランカはその願いを叶えるのにぴったりな場所である。天空の城ラピュタと頻繁に比較されるシギリヤロック観光や女子旅を満たすアーユルヴェーダ、仏教世界を楽しむ歴史的建造物と文化巡り、そしてスリランカの暖かい人々との触れ合い。どれもが最高の思い出になることは間違い無い。さらにスリランカは親日な国として有名であり、日本人が旅をしやすい環境が整っている。女性の旅にもおすすめできる観光先である。
下記の記事で僕が実際に行って知った見所を取り上げている。ちなみに僕も5日間で行った。知り合いは一人もいないところだったが、親日で人懐っこい人が多く、一緒にご飯を食べに行ったり家に招待してもらったりと、この国には感謝の気持ちでいっぱいだ。いまでもここで出会ったスリランカ人3人とは連絡を取り合っている。
スリランカ観光のポイント
- 日本からのフライト:約9時間
- 見どころが集中していて短期の観光で最適
- 旅のバラエティに富んでいる
- 親日家が多く女性でも旅がしやすい
世界一のリゾート地「ハワイ」
Lucky You Live Hawaii | Sandy’s, Halona Point, Oahu, Nation … | Flickr
Palm Reading | Mark Faviell | Flickr
House of the Sun at night | Haleakala Summit is on the horiz… | Flickr
定番だが、5日間でリゾート気分を味わいたいならやはりハワイが良い。グアムやサイパンの方が日本から近いしゆっくりできると思うが、ハワイの方がリゾート地として数段優れているのはみなさんも承知の通り。お洒落な街やショップ、舌がとろけるほどの美味しい料理、豪華なリゾートホテル、そして美しい海とビーチ。まさにリゾートに必要な全ての要素が詰まっている場所。
加えて、ハワイには独自のカルチャーがある。その文化や彼らの持つ独特なゆるい空気感にハマり、ハワイの虜になっている人も多い。僕もその一人だ。
ハワイではマリンスポーツでアクティブに過ごすも良し、買い物三昧にするもよし、ビーチでゆったり過ごすも良し、過ごし方はたくさんある。女子旅であれば、敢えて忙しい日程の中でワイキキヨガなんか取り入れると良い。青空と青い海をバックに体験するヨガは至福のひとときだ。
ちなみに僕の好きな過ごし方は、朝はビーチ沿いをランニングし、朝食をビーチ沿いでアサイーボウルを食べることだ(女子か)。ランチを買って外で食べるのも気持ち良い。基本的にハワイの気候が好きなので、できる限り外にいたい派なのだ。
ハワイは定番のワイキキも良いが、個人的に好きな場所はワイキキの郊外だ。ハワイには、旅本にはまだあまり出ておらず、知られていない美しいビーチがたくさんある。敢えて郊外に足を伸ばしてみることで、今まで知らなかった新しいハワイを発見できる。
ハワイグルメについてはThe Hawaii’s Best Restaurantsに最高のレストランたちが取り上げられている。現地に在住している人でも知られていないような穴場レストランまで取り上げられていて、せっかくのハワイ観光を存分に楽しむなら必携の一冊だ。
ハワイ観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約7時間
- 言わずとしれた大人気リゾート地であり、子供から大人まで幅広い層が楽しめる
- おすすめエリア:ワイキキ、オアフ島
あるものすべてが芸術の街「ローマ」
Rome | Rome in via del Corso…..A street artist playing the… | Flickr
Rome | Rome, the famous Ponte Sant’Angelo, which is the brid… | Flickr
イタリアのローマも5日間で旅行にいくことが可能な場所である。ローマはまるで映画の世界のような街。街中にはコロッセオを代表とする遺跡や歴史的建造物が密集しており、世界有数の美味しいレストランやハイセンスなショップも多く存在する。そのすべてがお洒落で美しいまさに”芸術の街”と呼ぶに相応しい街だ。
美食と建築巡りをするのが僕のここでの楽しみ方。食も建築も事前に勉強してからいくと旅は何倍も楽しくなる。イタリアはワインも美味しいし、ワインの品種などを勉強していくのも楽しい。もう1つの僕の好きな過ごし方は、サッカー観戦のやってる小洒落たバール(イタリアでBARのこと)に行って、現地のイタリア人サポーターと一緒になって盛り上がること。彼らは陽気な人種で、非常に楽しく愉快な時間を過ごすことができるだろう。女性であれば運命的な出会いで伊達男の”アモーレ”になる可能性もある。世の日本人女性に朗報だが、大半のイタリア人男性は日本人女性が大好きなのだ。
5日間でも十分イタリア独自の世界観を堪能することができる。下記の方は3泊5日でイタリア横断をされていて参考になる。
ローマ観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約12時間
- 世界遺産の宝庫。街全体が世界遺産のような街で、散策をしているだけでも楽しい。
- 美味しいレストランが多く、美食家でハズレくじを引きたくないなら事前に行きたいお店を調べていくと良い。個人的なおすすめは地元の人から人気がある場所だ。ローマは地元の人から愛されているレストランが多く、タクシーの運転手やお店の人など、地元に住んでいる人に聞いてみると素晴らしい店が見つかることが多い。
- 5日間と短い日程なので、楽しむコトをいくつかに絞っておくとスムーズに旅行ができる(美食巡り、世界遺産巡り、ショッピングなど)
情熱に溢れた街「バルセロナ」
スペインのバルセロナもローマと同じく、一つの街にたくさんの見所が密集している場所だ。建築界の巨匠ガウディが作ったサクラダファミリアを含む多くの歴史的建造物や、美しい街並みに酔いしれることは間違いない。スペインの料理も絶品で、バルセロナでパエリアを食べたときの衝撃は一生忘れない。
そしてなんといっても、このバルセロナにはプロサッカーチーム「FCバルセロナ」が存在するのが魅力だ。サッカー好きであれば一生に一度は絶対に観たいバルセロナの試合。リーガエスパニューラの試合に合わせていけば、5日間の旅でバルセロナの試合をカンプノウスタジアムで観戦することができる。僕が行った時は安いチケットを買ってたにもかかわらずたまたま最前列で試合を観れてかなり幸運だった。
5日間の日程でも、世界遺産を含む街中散策、絶品料理紀行、世界一のサッカー観戦ができるバルセロナ。最高の旅行先だ。
バルセロナ観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約15時間
- イタリアに負けず美食の国。あちこちに美味しいレストランやバルが点在しているので店選びに困ることはない。
- 5日間の日程であれば、サクラダファミリアを含む巨匠ガウディの建築巡り、バルセロナの試合観光、美食堪能の3つのプランは十分実行可能。
- バルセロナの試合チケットの買い方:バルセロナ公式HPから購入可能。BlauGranaのサイトの方がその他の買い方もまとめてくれているので読んでみると良い。
偉大なるタージマハルに出会う旅を「アグラ」
Agra IND – Taj Mahal 10 | The Taj Mahl “crown of palaces”,is… | Flickr
Silhouette of Taj Mahal | Face Book Page – WBK Photography -… | Flickr
インドで5日間あればタージマハルのあるアグラを観光することができる。なんといってもインド旅行のハイライトはタージマハルだ。タージマハルは世界トップクラスの神秘的かつ荘厳な霊廟であり、その圧倒的存在感と不思議かつ奇妙な魅力に心を奪われてしまう。世界に多数存在する世界遺産の中でも、このタージマハルの存在は際立っている。世界遺産好きの方であれば死ぬ前に一度は絶対に見るべき場所であり、5日間の旅行先の終着点として目指すべきインドを代表する観光スポットだ。アグラに行くときには通常首都デリーから向かうことになるので、インドの魅力が詰まったデリー観光も合わせていくと良い。
インドは日本と正反対の価値観を持った国と言われているので、日本ではできない旅をしたいと思う方にはまさにぴったりなところ。もしインドにいくならインドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかもの本を読んでからいくとより面白い旅となる。
タージマハル観光のポイント
- 日本からのフライト時間:デリーまで約10時間。アグラまではそこから車やバスで約5時間。
- 世界最高峰の建築物で、世界遺産好きなら死ぬ前に一度は訪れるべき観光スポット。
- 日本と真逆の常識を持っている国なので、良い意味でも悪い意味でも貴重な経験ができる。非現実的な旅をしたい旅人であればインドはかなりおすすめ。
リアルハングオーバーを体験「ラスベガス」
Like a Bat in Vegas | My write up on photographing the new C… | Flick
Feel It | My write up on photographing the new Cosmopolitan … | Flickr
仲間と思いっきり騒いだりエンターテイメントを楽しむ旅を望むなら、アメリカのラスベガスがぴったりだ。ラスベガスは膨大な数のカジノを始め、数々のショーやエンターテイメントのイベントが目白押しの究極のエンターテイメントシティである。
若く元気にみなぎる人たちはこのラスベガスへ行き、夜も寝ないで遊び尽くす5日間は最高に楽しい。仲の良い友達同士で訪れ、ラスベガスでリアル「ハングオーバー」を楽しむのは一生忘れられない思い出になること必至である(リアルハングオーバーなら記憶は吹き飛ぶか・・)僕が行ったときは記憶をなくすようなことはなく、カジノをやったりショーをみたりというハングオーバーに比べたらだいぶ無難な旅だったが、それでも一生忘れられない旅になった。
ラスベガス観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約12〜13時間(乗り継ぎ)
- 街全体がエンターテイメント。カジノやショーなど遊ぶところがたくさんあり飽きない。
- 5日間以上の日程が可能であれば、個人的にはロサンゼルスまで飛行機で行き、そこからレンタカーで向かうことをおすすめする。映画で見た”まさにアメリカ”という圧倒的大パノラマが広がっている。またラスベガスから車で5時間ほど走るとグランドキャニオンがある。日程が許すなら合わせて行きたい観光スポットだ。
世界の中心地「ニューヨーク」
New York – The Long End | A vintage looking american school … | Flickr
最後は世界の中心地と言われるアメリカのニューヨーク。高層ビルやおしゃれなお店が立ち並ぶニューヨークは、世界中の最先端が集まっている超ハイセンスな街。5日間でもその世界観を楽しむことは十分に可能。あらゆる面で世界の中心なニューヨークの雰囲気を味わうだけでも行く価値は十二分にある。
世界中の夢を持つ人が集う街と言われており、僕の周囲でもこの街に行ってから人生が動き出した人が多い。旅が人を変える時は、やはり”人との出会い”からが多いのだ。
ニューヨーク観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約13時間
- 最先端の文化やショップが存在するハイセンスタウンであり、流行に敏感な若者が常に注目している街。
- タイムズスクエア、セントラルパークなど世界的観光スポットが多い。個人的にはミュージカルの本場ブロードウェイでミュージカルを堪能するプランをどこか1日の夜に設けることをおすすめする。
大自然の宝庫「ニュージーランド」
いま人気急上昇中の旅行先である「ニュージーランド」。豊富な自然遺産が詰まったこの国は、数多くの旅人を魅了している美しい地だ。
さて、ニュージーランドに興味があるなら知っておくべきお得な情報がある。それは「ニュージーランド直行便20%オフ」の期間限定キャンペーンだ。東京⇄ニュージーランド間の航空券が何と”88,000円”から購入できる。大阪発も同様のキャンペーンをやっているので、ぜひニュージーランド航空のHPをチェックしてみてほしい。
ニュージーランド観光のポイント
- 日本からのフライト時間:約11時間
- トレッキング、カヤック、スノボーなどのアウトドアや、街巡り、美食、ワインなど、旅行に求めたい要素がギッシリ詰まった人気急上昇中の国
- 北島、南島と分かれており、北島の方が都会的、南島の方が大自然を多く持つという特徴がある。
5日間で海外旅行へ行こう
以上、5日間の休みで行ける海外旅行のおすすめ観光先を取り上げた。5日間で行けるよりディープな旅行先を調べるのに参考になるのが5日間の休みで行けちゃう!美しい街・絶景の街への旅の本。世界を旅する「自由人」高橋歩がプロデュースをしていることで有名な本で、なかなかディープな旅行先を取り上げていて面白い。実際5日間で行けるのか?と思うところもあるが、旅のプランを練るのに役立つ一冊だ。
また、タウンライフ旅さがしは、海外旅行の見積もりやプランをWeb上で一括問い合わせできる便利なサイトだ。条件を入力すれば、完全無料で複数の旅行会社の見積もりとプランを取得できる。5日間の海外旅行プランも一度に複数取り寄せて比較できるので、旅行プランを比較してみたいなら一度使ってみると良い。
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